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2016年10月21日

菊花賞 過去ラップ考察

菊花賞 サラ系3歳オープン(G1) 馬齢戦
kikuka.png
向正面発走なのでスタートはゆったりとしていますが
ほぼ毎年1周目の正面スタンド前でペースが上がります
ゴールが近いと考えて反応してしまうある意味頭の良い馬もいるでしょうし
なにより大声援がそうさせているのでしょう

ゴール板を過ぎ1〜2コーナーにさしかかる頃にはペースはいったん落ち着きます


ふたたびレースが動くのは向正面の直線で
毎年確実にジワリとペースが上がります

そこから丘を下りながらジワジワと脚を使わされます
丘を下る巧さ、器用さも必要になります

そして鋭角な4コーナーをまわってからラストスパートとなります
漠然とまわってしまうとかなりの距離ロスとなります
3〜4コーナーで外にいるといやおうなく外にふられてしまうので
よほど他馬と力量差がない限りは内をたちまわりたいところです

内をたちまわるにしても、加減速して巧くコーナーリングする能力や
騎手のその指示にしっかりと応えられる操縦性が求められます


1周目に暴走しない気性

脚の持続力

4コーナーを巧くたちまわれる操縦性


高い総合力が求められるレースだと思います


持続的脚に抜きん出たディーマジェスティに
操縦性に優れたサトノダイヤモンドがどこまで対抗出来るか

なレースと私はみています








タグ: 京都 菊花賞
posted by ここパパ at 19:00| Comment(2) | TrackBack(0) | G1

2016年 秋華賞 ラップ評価

shuka_16.png
勝負どころから11秒台中盤のラップが並ぶという
小回りコースでの切れが問われるレースでした

高いコーナーリング性能が問われました


前哨戦の紫苑ステークスとは真逆の流れで
12秒台のラップが並ぶ持続ラップが得意な1番人気のビッシュには辛い展開でした


勝ったヴィブロスにとっては最高にむいた展開だったと思います

全姉ヴィルシーナがレースでみせた最高のパフォーマンスは
名牝ジェンティルドンナをハナ差まで追い詰めた秋華賞だったと私は思っています
小回りでの究極の切れ味が問われたレースでした

この姉妹の特徴はこういう小回りコースでのコーナーリング性能の高さです

また、こういうタイプの馬は加速力にも優れているので
中距離の牝馬戦に強いです


姉が連覇したヴィクトリアマイルはやはり狙い目だと思います

妹『ヴィブロス』にも姉のような活躍を期待したいです!





posted by ここパパ at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | G1

2016年 府中牝馬ステークス ラップ評価

fu_mare_s_16.png
短めの中距離戦としては前半かなり緩めの展開でした
仕掛けも遅く、最後の直線だけの上がり勝負となり
過去にもこういう流れで実績を残していたクイーンズリングが勝ちました

牝馬限定戦は上がりの勝負になるということを示す典型的なレースでした


posted by ここパパ at 17:00| Comment(0) | TrackBack(0) | G2
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