各地での臨床が進む中、良好な効果情報で投与希望者確保がスムーズにいけば、正式承認が早まるのでは?
現在、富士フイルムでは、アビガンの正式承認を得る為の臨床データーづくりが、関係医療機関の協力や諸外国の臨床取り組みなどで進められています。
それに加え、国内での臨床の好結果情報がテレビや新聞、ツイッターなど次々と流れ始めており、これを受けた患者の投与希望が急増すれば、必要な治験データー収集が早まりアビガンの正式承認は6月を待たずに承認される可能性も期待できるのではないでしょうか?
正式承認に向けての臨床作業が進む中、アビガンの備蓄増強が進む!
富士フイルムでは、正式承認に向けての臨床作業を進める中、政府の要請も受けて着々とアビガンの生産増強への体制づくりが進められています。
正式承認が得られた際は、需要が殺到するため70万人分の在庫ではすぐに不足する懸念があると同時に海外への需要に応えられない為に、大幅な増産が急務となっています。
このため、富士フイルムは15日、200万人分の備蓄の早期備蓄に向けて増産計画を発表しました。
富士フイルム、アビガンの生産増強 7月に約10万人分・9月に約30万人分目指す
富士フイルムは15日、新型コロナウイルス向けに抗インフルエンザ治療薬「アビガン」の生産を増強すると発表した。
グループ会社で生産体制を拡大し、今年7月に月あたり約10万人分、9月に約30万人分の生産を目指す。生産を開始した3月上旬と比べると、それぞれ約2.5倍、7倍の水準となる。
当初、政府備蓄として200万人分にあった在庫も、アビガンには3倍の使用量が必要と判明し、実質70万人分を割る状況のため、政府の要請を受け、3月より生産を再開させ、原料の内、メインであるマロン酸ジエチルの唯一の国内メーカー、「デンカ」に供給再開の了承を取り付け早急に量産体制の増強を進めてきた。
アビガンの承認で投与が始まれば世界に光明を与えることが期待できるのでは
日本で正式承認されたとなれば、ただひたすら接触を避けて封じ込める以外に術がなかった恐るべきコロナの脅威に、治療薬が生まれれば間違いなく世界に光明をもたらすものと思われます。
そうすれば、恐れも和らぎ、活動が再開され日常を取り戻せる日がちかくなるものと思われます。
救世主となれ、アビガン!
しかしながら、他の治療薬の開発が遅れればひっ迫が予想され更なる対策が必要かも?
正式承認され、需要が殺到すると、需要が需要を生み供給に混乱が生じてくる恐れがあります。
さらなる生産増強に向けての政府の支援体制が求められていると思います。
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