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2023年12月30日

【必見】年収が高い資格ランキング

「年収を上げるために資格を取りたい」

「資格取得難易度と年収を比較して一番コスパの良い資格って何?」

「比較的簡単に取得できて年収が高い資格が知りたい」

と思っていませんか?

この記事では、政府統計データから年収の高い資格をランキング形式で紹介しています。

この記事を読めば、年収と取得難易度を比較してコスパの良い資格が分かります。

実際に稼げる資格を取得して、経済的な豊かさを手にいれましょう。


年収が高い資格ランキング


政府の統計データによると、年収が高い資格ランキングは以下の画像のとおりです。

資格年収.png




ランキング上位の資格は、医師や弁護士などの師士業と呼ばれる難関資格ばかりです。

独立開業や会社勤務などの就業形態や時期、対象者によってもデータは変化しますので正確な年収の把握はできませんが、上記の画像を見る限り概ね資格取得の難易度の高さと年収は比例しています。

しかし、いくつか例外もあります。

取得難易度に対して年収が高いコスパの良い資格


上記画像から、資格の取得難易度と年収を比較したコスパの良い資格は以下のとおりです。
  • 医師        
  • 土地家屋調査士
  • 通関士
  • 宅地建物取引士
  • 看護師


医師


医師になるには、難しい医師国家試験に合格しなければいけません。

さらに医師国家試験にも厳しい受験資格があるため、多くのお金と時間と労力が必要です。

しかし年収が1428.9万円で求人統計データも111.5万円と、どの資格よりも圧倒的な見返りが期待できます。

土地家屋調査士


土地家屋調査士は、不動産の表題登記の専門家です。

依頼主に変わって現地で不動産の測量をして、登記簿に不動産の実態を反映させるのが仕事です。

表題登記の手続き代理は、土地家屋調査士の独占業務なので独立開業も目指せます。

通関士


通関士は、輸出入手続きの専門家です。

通関業者には、通関士資格保持者の配置が法律で定められています。

また、通関書類への記名捺印は通関士の独占業務です。

そのため、通関士資格を取得すれば通関業者に就職して比較的高額な年収が期待できます。

宅地建物取引士


宅地建物取引士は、不動産取引の専門家です。

通関士と同じように業務独占資格であり、宅建業者には宅地建物取引士の配置が法律で定められています。

宅建士資格を取得すれば宅建業者への就職に役立ちますが、自分で事務所を構えて独立開業して稼ぐこともできます。

看護師


看護師も通関士や宅建士と同じように業務独占資格であり、病院に看護師資格保持者の配置が医療法で定められています。

看護師になるための看護師試験には、養成機関卒業などの受験資格があります。

そのため資格取得には時間がかかりますが、看護師試験は司法試験予備試験等のように合格者を絞るための試験ではないため比較的合格し易いです。



取得難易度に対して年収が低いコスパの悪い資格


上記画像から、資格取得難易度が高い割に年収が低い資格は不動産鑑定士です。

不動産鑑定士になるための不動産鑑定士試験は、司法試験や公認会計士試験とともに3大難関試験と呼ばれることもある程の難しい試験です。

優秀な人材を選別するために合格者を絞る試験で、毎年百数十名ほどしか合格できません。

試験に合格するだけでも何年間も勉強する必要がありますが、試験合格後にも1〜2年の研修期間があるため資格を取得するには膨大な時間と労力が必要です。

しかし、不動産鑑定士には公的評価業務と呼ばれる、国から仕事が貰えるメリットがあります。

資格取得難易度の高さの割に年収は低いかもしれませんが、不況でも定期的に国から仕事の依頼があるため、一番安定して稼げる資格と言われることもあります。




独立開業できる年収が高い資格ランキング


独立開業資格 年収.png





資格による年収の高低は、雇用される場合には求人統計データからある程度判明します。

しかし独立開業した場合の年収は、資格よりも個人の能力によって差が生じるため優劣がつけ難いです。

ランキング下位の資格でも、個人の営業力や経営センスによって上位資格よりも稼いでいる事例はいくらでもあります。

上記画像のランキングは、調査時期や対象者によって全く異なる結果になりますので、あくまでも目安として参考にして下さい。



働きながらでも取得できる年収が高い資格ランキング


資格取得に必要な総学習時間が1000時間以下のものを、働きながらでも取得できる資格として紹介しています。

(税理士は4000時間以上必要と言われていますが、科目合格制の試験のため働きながらでも取得可能です。)

働きながら順位.png






資格を取得する前に気をつけること


資格を取得する前に気をつけて欲しいことがあります。

それは、資格を取得した場合にどんな仕事をするのかを理解して、その仕事が自分の適正に合っているかを確認することです。

年収だけで資格を選んで取得しても、実際にその資格を活用する仕事と自分の適正が合っていなければ長く仕事を続けるのは厳しいからです。

例えば、コスパの良い資格として宅建があります。

宅建を活用するには不動産会社に就職するのが一般的ですが、不動産会社では毎月社員に営業ノルマが課されるため営業力が必要です。

不動産会社によっては営業は専門のスタッフに任せて、事務処理や独占業務だけを宅建士に任せるスタイルの会社もありますが、そのような会社は少数で求人も多くありません。

そのため営業が苦手な方が宅建を取得しても、資格を活かせない可能性があります。

貴重な時間と労力を無駄にしないためにも、資格取得前に自分の適正を把握しておきましょう。

まとめ


年収が高い資格は、取得難易度が高いものが多いです。

年収に対して取得難易度が低いコスパの良い資格の特徴は、事業所に資格保持者の配置が法律で定められていたり、独占業務を持っていることです。

しかし、年収やコスパだけで資格を選んでしまうと、自分の適正に合っていない場合は資格取得が無駄になる可能性があります。

資格取得前に自分の適正を把握して、どのように資格を活用して収入を上げるかを考えましょう。
posted by sakku at 18:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 資格

2023年11月24日

【老後の人生を豊かにする】定年後に役立つ資格

年金だけでは老後の生活が不安

老後の生活のために何か役立つ資格を取得したいけれど

「定年後も稼げる資格ってありますか?」

「老後の生活に役立つ資格を知りたい」

と思っていませんか?

こういった質問にお答えします。

定年後に役立つ資格は沢山ありますが、世間で人気資格と言われるものの中には取得しても、定年後では全く活かせないものもあります。

この記事では、定年後に役立つ資格と役立たない資格を紹介しています。

この記事を読めば、定年後に全く役立たない資格の勉強をして無駄な時間を使うことがなくなります。

役立つ資格をしっかりと見極めてから取得して、定年後の人生を豊かに送りましょう!

定年後に稼ぐために役立つ資格


老後を豊かに暮らすには、お金は重要な要素の1つです。

老後資金を十分に貯められた人は良いですが、あまり貯金できずに定年を迎えた人も多いのではないでしょうか。

当前ですが定年後にお金を稼ぐのは若いころに比べて体力的にも大変です。

そこで定年後でも、お金を稼ぐために役立つ資格を紹介致します。

雇われて稼ぐために役立つ資格


定年後でも危険物取扱者乙種第4類や登録販売者の資格を取得すれば、比較的高い給料がもらえるでしょう。

危険物取扱者乙種第4類

ガソリンや灯油などの危険物を取り扱う施設には、危険物取扱者を配置するように法律で定められています。

そのため、危険物取扱者乙種第4類の資格を取得すれば高齢でもガソリンスタンドで採用されやすくなります。

実際に求人を調べてみると、未経験でも危険物乙4類保持者優遇の募集が多数みつけられるでしょう。

登録販売者

2006年まで一般用医薬品を販売できるのは薬剤師だけでした。

しかし、薬剤師不足により法律が改正されて登録販売者資格が創設されました。

登録販売者資格を取得すれば、第一類以外の一般用医薬品を販売できるようになります。

そのため、未経験でもドラッグストアの登録販売資格必須の求人がたくさんあります。

医療系資格は、教育機関卒業等の受験資格が設定されているものが多いですが登録販売資格には受験資格がありません。

また業務独占資格の中では試験難易度も低く、4ヶ月程の勉強時間で合格を狙えるのでオススメです。

独立開業して稼ぐために役立つ資格


誰かに雇われる場合は高齢だと不利になりますが、独立開業する場合はいくつになっても働けます。

定年後からでも取得可能で、独立開業に役立つ資格は以下のとおりです。
  • 中小企業診断士
  • 社会保険労務士
  • 行政書士


それぞれ詳しく解説します。

中小企業診断士

中小企業診断士は、唯一の企業経営コンサルタント系国家資格です。

経営者の様々な経営問題を解決へ導くのが仕事です。

コミュニケーション能力の他に問題の本質を見抜く洞察力が求められるので、若い人よりも人生経験豊富な人の方が信頼されやすく仕事も獲得できるでしょう。

資格の取得難易度は高いですが、中小企業診断士には公的業務と呼ばれる公的機関から仕事が貰える制度があります。

そのため、定年後に独立開業しても安定した経営が期待できます。

社会保険労務士

社会保険労務士は、労務関連書類の作成や相談を独占業務とする資格です。

定年後に資格を取得して開業しても、業務経験も無いため仕事を獲得できないかもしれないと心配するかもしれません。

しかし、社会保険労務士には行政協力という制度があります。

この制度のおかげで、業務未経験でも社会保険労務士会から仕事が貰えて業務経験を積めます。

行政書士

行政書士は、行政機関に提出する書類の作成や提出代行、相談を独占業務とする資格です。

中小企業診断士や社会保険労務士のように資格取得をして登録するだけでは仕事が貰えないので、稼ぐためには自ら仕事を獲得する営業力が必要です。

しかし行政書士が行える業務範囲は物凄く広いので、定年までに培ってきた経験や人脈などが活かせる業務を見つけやすいでしょう。

また弁護士や不動産鑑定士等のように実務修習を受講する必要もなく、独立開業は行政書士会に登録するだけなので比較的簡単に済みます。

お金を稼ぐ以外にも、定年後に生活する上で行政書士として困っている人の力になれたり頼りにされたりするという所もこの資格の魅力です。

行政書士の詳細はこちら

定年後の人生を豊かにするために役立つ資格


定年後の人生を豊かにするための1つとして、資格取得がオススメです。

資格を取得することで健康維持や趣味に役立つ知識を習得できたり、サークルを主催してコミュニティを広げたりできるからです。

お金は大事ですが、定年後の人生を楽しむためには健康維持や趣味、コミュニティを広げるのも重要です。

お金を沢山もっていても不健康ならば趣味などを十分に楽しめませんし、孤立も健康に悪影響を及ぼすと言われています。

そこで、定年後にコミュニティを広げたり健康維持や趣味をより楽しむためにも以下の資格取得がオススメです。
  • 第二種電気工事士               
  • DIYアドバイザー
  • 食生活アドバイザー
  • 世界遺産検定
  • 語学系資格


それぞれ詳しく解説します。

第二種電気工事士

第二種電気工事士は、600ボルト以下の電気工事をするために必要な国家資格です。

資格を取得すれば、業者に頼まずに自分でエアコン設置工事や電気配線工事ができるようになります。

定年後に資格を取得して趣味としてDIYや日曜大工を楽しんだり、中古戸建てを購入して自分で配線工事をして貸し出したりできます。 

DIYアドバイザー

DIYアドバイザーは、日本生活環境支援協会が主催する民間資格です。

国家資格ではないので第二種電気工事士のような独占業務はありませんが、資格を取得することでDIYに役立つ幅広い知識を効率的に習得できます。

様々な道具の使い方が身につくので、自宅の補修や改善ができるようになります。

さらに定年後にこの資格を取得して、講習会やサークルを主催して人にDIYの知識を教えてコミュニティを広げている方もいらっしゃいます。

食生活アドバイザー

食生活アドバイザーは、健康的な食生活を送るために必要な様々な知識を習得したことを証明する民間資格です。

企業が生産販売している食品の中には生産コストを下げるために摂取しても直ちに害はなくても、長期間摂取すると健康に悪い影響を与える材料を使用しているものが沢山あります。

この資格を取得すれば、食品の栄養素の働きが理解できて自分に必要な食品を購入できたり、食品の栄養表示が理解できるようになり有害な食品を避けられるようになったりします。

幸福の土台は健康と言っても過言ではないので自身や家族のためにも、健康維持に役立つ知識の習得は不可欠です。  

世界遺産検定

世界遺産検定は、旅行が趣味の方にオススメの民間資格です。

世界遺産検定の資格を取得することで、世界遺産の歴史的価値や魅力を深く理解できて旅行を何倍も楽しめるようになるでしょう。

また、旅行好きの仲間を募集するサークルを主催して世界遺産の魅力を伝えて交流関係を拡大するのにも役立ちます。

語学系資格

定年後に、英語や中国語などの母国語以外の言語を学ぶことは認知症予防に有効だといわれています。

母国語以外の言語を学ぶと、脳の神経が強化されて海馬や大脳皮質が発達するというデータもあります。

また認知症予防以外にも、語学系の資格試験に挑戦して合格できれば客観的な実力が分かり自己肯定感も高まります。

さらに、外国語を話せるようになれば海外旅行が何倍も楽しくなり外国の友人もできるかもしれません。

他にも、語学系のサークルは全国各地で開催されているので参加すれば交流関係を広げられるでしょう。

定年後に取得しても役立たない資格


定年後に取得しても役立たない資格があります。

具体的に以下の種類の資格です。
  • 取得するまでに時間がかかり過ぎる資格 
  • 資格を取得しても高齢だと実務経験が積めずに資格者登録ができないもの


取得するまでに時間がかかり過ぎる資格


受験資格を得るために数年以上の実務経験や教育機関卒業などの条件が設けられていてる資格は、オススメできません。

取得するまでに時間がかかり過ぎる資格の場合、定年後に取得できても、その資格を活用するための貴重な時間を失ってしまうからです。

具体的には一級建築士や医師、薬剤師などの医療系資格です。

また資格試験の難易度は低くても、受験資格を得るために膨大な時間が必要なものもあります。

資格取得を検討する場合、受験資格が設定されているのか確認しましょう。

資格を取得しても高齢だと実務経験が積めずに資格者登録ができないもの


資格の中には、受験資格がなくても試験合格後に一定期間の実務経験がないと資格保有者として認められないものがあります。

実務経験を積むためには就職しなければいけませんが、定年後に未経験の業界への就職は不可能ではありませんが現実的に厳しいでしょう。

資格者登録に実務経験が必要な資格は以下のとおりです。
  • 公認会計士
  • エネルギー管理士
  • 原子炉主任技術者


資格試験の勉強が趣味や生き甲斐という方ならば問題ないのですが、お金を稼ぐために取得する場合は資格取得が無駄になる可能性があるので気をつけましょう。

無資格でもできる定年後にオススメの仕事


定年後に役立つ資格を紹介してきましたが、資格が無くても定年後に稼げる仕事は沢山あります。

その中でもオススメの仕事は以下のとおりです。
  • ポスティング   
  • webライター
  • 施設警備や清掃業務
  • シルバー人材センターへ入会


それぞれ詳しく解説します。

ポスティング

ポスティングとは、企業のチラシを各家庭のポストに歩いて投函する仕事です。

最初に会社でチラシと配布エリアの地図を受け取り、その後は1人で投函するだけなので簡単に散歩感覚でできます。

報酬は、時給制か単価が設定されている場合のどちらかです。

時給制の場合は、普通の雇われアルバイトと同様の働き方ですが、単価制の場合は自分の都合に合わせて働けます。

また単価制の場合は自分の体力に合わせて配布枚数も調整できるので、程よい運動になり健康面にも良いので定年後の仕事としてオススメです。

単価制の相場は、1枚当たり3円〜5円くらいです。

時給制か単価制かは会社によって異なりますので、募集時に確認して応募しましょう。

webライター

webライターは、webメディアに掲載する記事を依頼者の代わりに執筆する仕事です。

仕事の獲得は、クラウドソーシングサイトに登録して探します。

定年後にwebライターを始める利点は、それまでの自身の経歴や経験が強味になることです。

雇用されて働くアルバイトのように定期的な報酬は保証されませんが、自分の都合に合わせて働けます。

施設警備や清掃

施設警備や清掃の仕事の求人は、年齢や経験を問わず沢山あります。

実際に、業界未経験で定年後に施設警備や清掃の仕事を始める方は多いです。

会社によって雇用条件は異なりますが、アルバイトでも賞与ありや社会保険が完備されているなど好待遇な求人もあります。

定年後にフルタイムで働きたい方にオススメです。

シルバー人材センターへ入会

シルバー人材センターとは、公益社団法人等が運営する団体で高齢者に社会貢献の場を提供しています。

定年後にシルバー人材センターへ入会すれば、様々な仕事を紹介してもらえます。

しかしシルバー人材センターが紹介する仕事は、基本的に短時間勤務のものが多く沢山稼ぎたい方には不向きです。

定年後に、お小遣い稼ぎや健康のために軽い運動をしたい場合にオススメです。


まとめ


定年後にお金を稼ぐために役立つ資格と、人生を豊かにするために役立つ資格を紹介しました。

定年後にお金を稼ぐために役立つ資格は以下のとおりです。
  • 危険物取扱者乙種第4類
  • 登録販売者
  • 中小企業診断士
  • 社会保険労務士
  • 行政書士


定年後の人生を豊かにするために役立つ資格以下のとおりです。
  • 第二種電気工事士             
  • DIYアドバイザー
  • 食生活アドバイザー
  • 世界遺産検定
  • 語学系資格


老後の生活を楽しむには、健康とお金、趣味やコミュニティが重要です。

それらを手にいれる手段の1つとして、資格取得は役立ちます。
posted by sakku at 21:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 資格

2023年11月06日

【必見】独立開業できるオススメの資格12選

ブラック企業を辞めたい...

雇われずに自分の力で稼げるように資格を取得したい!

「雇われずに自分1人で稼げる資格って何?」

「独立開業できる資格を知りたい」

と思っていませんか?

日本で取得できる資格の数は、3000種類以上もあります。

しかし、その中には取得しても何の役にも立たないものが沢山あります。

なぜなら、資格というものは誰でも申請すれば勝手に新しく創ることができるからです。

実際に何の価値もない資格を役立つように欺いて、講座受講料や手数料、更新料を奪い取る資格商法と呼ばれる詐欺が横行しているので気をつけて下さい。

この記事では、独立開業するために役に立つ資格を紹介しています。

この記事を読めば資格商法に騙されて何の価値も無い資格の勉強をして、無駄なお金と時間を使うことがなくなります。

独立開業に役立つ資格を取得して、自分に合った自由な働き方を実現しましょう!

独立開業するために資格って必要?


独立開業するには税務署に開業届けを提出するだけでよく、当然ですが資格は必要ありません。

誰でも開業届を税務署に提出しさえすれば、個人事業主になれます。

何も資格を持っていない個人事業主はたくさん存在します。

個人事業主としてお金を稼ぐには、資格よりもサービスや物をお客さんに供給するスキルと、購入してくれるお客さんを集める集客スキルの方が重要です。

しかし、長い間会社員として雇用されてきた人で、お客さんに物やサービスを供給するスキルと集客スキルの両方とも兼ね備えている方は少ないでしょう。

そこで、それらのスキルの習得や代用として資格取得が役立ちます。

独立開業して稼ぎ易い資格とは


独立開業して稼ぎ易い資格とは、お客さんに物やサービスを供給するスキルと集客スキルの代用になるものです。

具体的には、以下の資格です。
  • 業務独占資格
  • 国から仕事を貰える資格
  • 物やサービスを供給するスキルが身に付く資格
  • 集客スキルが身に付く資格


それぞれ詳しく解説します。

業務独占資格


業務独占資格とは、法律で定められた特定の業務を、国家資格登録者のみがを行うことを許可されているものです。

具体的に、医師の医療行為や弁護士の交渉代理、税理士の税務申告等があります。

資格登録者しかできない仕事があるため、集客スキルさえ身に付ければ独立開業しても安定して収入を得られるでしょう。

国から仕事を貰える資格


一部の国家資格には、資格登録者のみに国から依頼される仕事があります。

具体的に、弁護士の国選弁護士や、不動産鑑定士の競売不動産や地価公示に関する不動産の鑑定評価業務等があります。

国から仕事が貰えるため、独立開業しても安定した経営が期待できます。

物やサービスを供給するスキルが身に付く資格


物やサービスを供給するスキルを身に付けるためには、資格取得が役立ちます。

具体的には、業務独占資格の他に中小企業診断士、プログラミング・webデザイン系資格等があります。

しかし、資格取得後も常に最新の情報収集とスキルを磨き続けなくてはいけません。

集客スキルが身に付く資格


集客スキルは、独立開業するために必要不可欠。

集客スキルを身に付けるための1つの選択肢として、資格取得がオススメです。

具体的な資格は、以下のとおりです。
  • 中小企業診断士
  • SEO検定
  • 統計検定


集客スキルが身に付つけば、様々な職種で独立開業し易くなります。

独立開業して稼ぎ易いオススメの資格12選


独立開業して稼ぎ易いオススメの資格を取得難易度別に紹介します。

超難関


弁護士

弁護士は、法律のスペシャリストです。

法的トラブルを解決するために代理人として相手方と交渉できるのは、認定司法書士を除いて弁護士のみです。

また、国選弁護制度により弁護士資格を持っていれば、裁判所から仕事が貰えます。

資格の威力は絶大ですが、資格を取得するには最難関と言われる司法試験に合格しなければいけません。

税理士

税理士は、税金のスペシャリストです。

税務書類の作成、税務代行、税務に関する相談は税理士しかできません。

税理士は、顧客と顧問契約を結ぶのが一般的です。

そのため毎月継続的に収入を得られるので、安定した事務所経営ができます。

税理士になるための試験は超難関ですが科目合格制度があり、働きながらでも合格することは可能です。

司法書士

司法書士は、登記手続きの専門家です。

不動産の権利部登記や会社の登記手続き業務は、司法書士と弁護士しかできません。

法律が改正されて2024年4月1日から、相続で不動産を取得した場合に登記申請が義務化され違反者には罰則が科されます。

そのため、司法書士の仕事は今後ますます増加していくでしょう。

また、司法書士の資格保有者は、名簿に登録すれば裁判所から成年後見の仕事が貰えます。

弁護士と同様に資格の威力は絶大ですが、資格取得には司法試験に匹敵するほど難関な司法書士試験に合格しなければいけません。

不動産鑑定士

不動産鑑定士は、その名の通り不動産の価値を鑑定する専門家です。

不動産鑑定士だけが、客観的に不動産の価値を決定する不動産鑑定評価報告書を作成できます。

物の価格は需要と供給で決まりますが不動産は立地条件等、全く同じ物が存在しないため相場価格が不明瞭です。

企業や個人間の不動産売買、賃貸ならば双方が合意した価格であれば問題ありません。

しかし、国が用地を買収したり不動産の税金を徴収したりする場合には、不動産の適正な価格を公平に決定しなければいけません。

そこで、国が不動産鑑定士に不動産鑑定評価報告書の作成業務を依頼するのです。

国から仕事が貰えるので、独立しても稼ぎ易い資格と言えるでしょう。

難関


行政書士

行政書士は、行政手続きの専門家です。

国の行政機関に提出する書類の作成や相談、提出代行が行政書士の独占業務です。

行政書士の業務は単発の仕事が多く、税理士のように毎月顧問料が貰えません。

また弁護士や司法書士、不動産鑑定士のように国から仕事が貰えるわけでもありません。

そのため、稼ぐにはマーケティングスキルを身に付ける必要があります。

行政書士業務の利点は、ドローンの出現等による社会情勢の変化で法律が改正されるたびに、行政書士の独占業務も増加するところです。

今後も、メタバースの流行により仮想空間ビジネスができるようになると新しい行政書士の仕事が増えるでしょう。

新しい仕事が増えるということは、競合がいない状態なので新規参入しても稼げる可能性があります。

行政書士の詳細はこちら

社会保険労務士

社会保険労務士は、社会保険や労務問題に関する専門家です。

社会保険や労務に関する書類の作成、提出代行業務は社会保険労務士しかできません。

業務の性質上、税理士と同様に顧客と顧問契約を結んで定期的に収入を得ることも可能です。

さらに、行政協力という制度により社会保険労務士会から仕事が貰えます。

この行政協力のおかげで開業したての新人でも、報酬を貰いながら実務経験も積むことができます。

中小企業診断士

中小企業診断士は唯一の経営コンサルティング系国家資格です。

企業の経営戦略策定やコンサルティングを主要業務とします。

中小企業診断士には独占業務はありません。

しかし、中小企業診断士には公的業務と呼ばれる国や地方の行政機関等から仕事が貰える制度があります。

公的機関に中小企業診断士として専門家登録をすれば仕事の依頼がくるので、独立しても安定した経営が期待できるでしょう。

土地家屋調査士

土地家屋調査士は、不動産の表題部登記に関する専門家です。

司法書士は不動産の権利に関する登記をしますが、土地家屋調査士は現物の不動産を実際に調査測量して、不動産の寸法や状態を登記簿に記載します。

不動産の表題部登記手続きは土地家屋調査士の独占業務なので、地籍整備事業が実施されると国から仕事の依頼がきます。

公共嘱託登記土地家屋調査士協会が国から受けた仕事を定期的に土地家屋調査士に依頼するので、独立開業しても稼ぎ易い資格です。

普通


宅地建物取引士

宅地建物取引士は、不動産取引の専門家です。

不動産売買や賃貸の仲介をする時に、宅地建物取引士が重要事項の説明をすることが法律で義務付けされています。

独立するには、宅建業免許の取得や弁済業務分担金の支出などで最低でも200万円以上必要です。

また不動産鑑定士や中小企業診断士などのように仕事を紹介してくれる仕組みもないため、稼ぐためには営業力が必須です。

しかし不動産という高単価の商品を扱うため、1件の仕事でも高額な仲介料収入が見込めます。

在庫を抱えるリスクもなく、不動産需要は無くなることがないので営業力次第でいくらでも稼げます。

易しい


あん摩マッサージ指圧師

あん摩マッサージ指圧師は、医師以外で唯一医業類似行為としてマッサージを仕事として提供できます。

あん摩マッサージ指圧師免許や医師免許を持っていない者が、医業類似行為のマッサージをするのは法律で禁止されています。

独立開業する場合は、弁護士などのように国から仕事が貰える資格ではないためマーケティングスキルが必要です。

しかし無店舗で顧客の自宅に出張してマッサージ業務を行う形態にすれば、少ない初期費用で開業できます。

手に職をつけて、1人で独立開業したい方にオススメの資格です。


鍼灸師(はり師・きゅう師)

鍼灸師とは、はり師と、きゅう師の両方の資格を取得した人のことです。

鍼灸師は、鍼を人体のツボに刺して刺激を与え、お灸でツボを温めて体の不調を治療します。

鍼灸師の仕事は、医師以外にはできない独占業務です。

しかし現状は供給過多なため、はり師・きゅう師の他にも、あん摩マッサージ指圧師の免許を合わせて取得する方も多いです。

そうすることで、より多くの治療ができるようになり他の鍼灸師と差別化できます。

鍼灸師も、あん摩マッサージ指圧師と同様に無店舗で顧客の自宅で医業類似行為業務を行う形態で開業して初期費用を節約できます。

柔道整復師

柔道整復師は、骨や関節の異常を治療する専門家です。

脱臼や捻挫などの治療は、医師と柔道整復師しかできません。

独占業務があるとはいえ、柔道整復師は弁護士等のように国から仕事が貰える資格ではありません。

そのため独立開業するには、優れた柔道整復術の習得とともに集客スキルの習得も必須です。

施術所を設置する場合は500万円以上の開業資金が必要ですが、無店舗で出張専門のサービスを提供する形態にして、開業費用を抑えることも可能です。

資格が無くても独立開業できるオススメの仕事


独立開業には、資格取得が役立ちますが無資格でも個人事業主として稼げる仕事はたくさんあります。

その中でもオススメなのは以下の仕事です。
  • webライター
  • webデザイナー


webライター

webライターは、webメディアに掲載する記事を執筆する職業です。

仕事の獲得方法は、クラウドソーシングに登録やsnsでの募集に応募するなど様々あります。

顧客の要求に応じて記事を書かなければいけないので、コミュニケーションスキルが求められます。

また、顧客の指定した納期までに記事を執筆する必要があるので、タイピングスキルや執筆スピードの速さも重要です。

しかし、初期費用がほとんど不要で簡単に始められるので、最初は副業として試してみて上手くいったら個人事業主として本格的に本業にするのがオススメです。

webデザイナー

webデザイナーは、webサイトやバナー画像、youtubeのサムネイル画像などを制作する職業です。

仕事の獲得方法は、webライターと同様にクラウドソーシングに登録やエージェントに紹介してもらう等があります。

webデザイナーの業務をするには資格は要りませんが、デザインの知識やPhotoshopなどのソフトの使い方の他にもコミュニケーション能力が必要です。

顧客が希望する作品のイメージを具体的に聞き出して、そのイメージどおりの作品を作る必要があるからです。

自分の中で最高だと思っている作品を制作しても、顧客のイメージするものと違っていれば顧客に満足してもらえません。

webデザイナーもwebライターのように副業から始めて、軌道に乗ったら本業にするのがオススメです。

まとめ


独立開業するために資格取得は役立ちます。

特に、国や公共団体等から仕事が貰える資格がオススメです。

具体的には以下の資格です。
  • 弁護士
  • 司法書士
  • 不動産鑑定士
  • 社会保険労務士
  • 中小企業診断士
  • 土地家屋調査士


しかし、上記の資格はどれも取得難易度の高いものばかりで長期間資格試験の勉強を続けなければいけません。

資格の威力は絶大ですが、働きながら取得するのは不可能ではありませんが現実的に厳しいでしょう。

働きながらでも取得可能で、集客スキルを身に付けた場合に独立開業して稼げるオススメの資格は以下のとおりです。
  • 税理士
  • 行政書士
  • 宅地建物取引士
  • あん摩マッサージ指圧師
  • 鍼灸師(はり師・きゅう師)
  • 柔道整復師


独立開業して稼せぐには、集客スキルは必須です。

集客スキルを身に付けるために以下の資格取得が役立ちます。
  • SEO検定
  • 統計検定


上記の資格は、試験勉強によって集客スキルを身に付けることが目的で、資格取得自体はそれほど重要ではありません。


ここまで資格の紹介をしてきましたが、独立開業して成功するには職種が自分の適正に合っていることが何よりも重要です。

苦労してせっかく資格を取得しても自分の適正に合っていない職種だった場合、その仕事をし続けるのは苦痛で大きな成果を出すのは難しいでしょう。

短所を別の角度から観ると長所にもなるように、誰にでも強みと弱みがあります。

資格取得の前に、自分の適正をしっかり把握しておきましょう。
タグ: 独立 資格 開業
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2023年10月02日

5つの資格支援制度を紹介

資格を取得したいけれど

「資格取得費用を国が支援してくれるって本当?」

「資格取得支援制度には、具体的にどんなものがあるのか知りたい」

「資格支援制度って働いてお金を貰いながら資格取得の勉強もできるの?」

と思っていませんか?

こういった疑問にお答えします。

この記事では、国や企業が実施している様々な資格取得支援制度を紹介しています。

この記事を読めば、費用を節約して効率的に資格を取得する方法が分かります。

教育訓練給付


教育訓練給付とは、厚生労働大臣が指定した講座を受講して修了した後に、受講料の一部が支給される制度です。

受給条件は以下のとおりです。
  • 初めて教育訓練給付を受ける方で、雇用保険に1年以上加入している(専門実践教育訓練を受講する場合は雇用保険に2年以上加入している)
  • 初めて教育訓練給付を受ける方で、過去に雇用保険に1年以上加入しており会社を辞めてから1年以内
  • 過去に教育訓練給付を受けた方で、前回の受講開始日以降に雇用保険に3年以上加入している


上記の内どれか1つでも当てはまるなら受給資格があります。

厚生労働大臣が指定した講座には、具体的に以下の資格取得を目的としたものがあります。
〇税理士
〇弁理士
〇司法書士
〇中小企業診断士
〇社会保険労務士
〇行政書士
〇通関士
〇宅地建物取引士
〇ファイナンシャルプランニング技能検定
〇日商簿記
〇TOEIC
〇普通自動車第二種運転免許
〇大型自動車第一種運転免許
〇看護師
〇歯科衛生士
〇社会福祉士

他にも様々な資格取得支援講座があります。

詳細は 厚生労働省ホームページ を参照して下さい。


教育訓練給付利用時の注意点は、以下のとおりです。
  • 厚生労働大臣が指定した資格スクールで講座を受講しなければいけない
  • 講座費用は、先に自分で全額支払う
  • 一般教育訓練以外は、講座を受講する前にハローワークで手続きが必要
  • 講座修了日の翌日から1か月以内にハローワークに支給申請が必要
  • 受講料金の全額が戻ってくるわけではない


厚生労働大臣が指定した講座とスクールを調べるには、 厚生労働大臣指定教育訓練指定講座検索システム で検索して下さい。

求職者支援制度


求職者支援制度は、雇用保険が使えない人を対象に就職に必要な技能を習得させるものです。
(失業中で雇用保険受給中の方も支援措置の必要性が認められれば受講可能)

さらに一定の要件を満たせば、生活費として毎月10万円が貰えます。

訓練期間は2か月〜6か月で、様々な技能を学べる講座を無料で受講できます。
(テキスト等の教材は有料)

そして、この講座の中に資格取得を目的としたものがあるのです。

訓練期間が最大で6ヶ月なので難関資格は無理ですが、以下の資格取得を支援する講座があります。
〇宅地建物取引士
〇介護職員初任者研修
〇介護福祉士実務者研修
〇生活援助従事者研修
〇基本情報技術者試験
〇Javaプログラミング能力検定
〇PHP技術者認定試験

上記の資格は一例で、管轄する地域のハローワークによって異なります。

詳細は、 厚生労働省の求職者支援制度のご案内 からご自身の地域のハローワークHPで確認して下さい。



自立支援教育訓練給付金


自立支援教育訓練給付金は、母子家庭や父子家庭の父母の能力開発を支援する制度です。

対象者は、父子家庭や母子家庭の父母のみです。(制度を設けていない都道府県もあります)

教育訓練給付の講座や都道府県知事が指定した講座を修了した場合に還付金が支給されます。

詳細は、 厚生労働省 HP で確認して下さい。



高等職業訓練促進給付金


高等職業訓練促進給付金は、ひとり親の方が資格取得を目指して勉強する期間の生活費を支援する制度です。

対象者は、シングルファザーとシングルマザーで年収が一定の水準以下であり、6ヶ月以上教育訓練給付の対象講座を受講して資格を取得予定の方です。

資格取得のための講座を受講しながら毎月10万円が貰えます。

高等職業訓練促進給付金の対象となる人気資格は以下のとおりです。
〇看護師
〇准看護師
〇介護福祉士
〇保育士
〇理学療法士
〇作業療法士
〇歯科衛生士
〇社会福祉士
〇保健師

お住まいの地域によっては、対象資格が異なる場合があります。

詳細は、 厚生労働省の高等職業訓練促進給付金 のご案内で確認して下さい。


人材開発支援助成金


人材開発支援助成金は、企業等が従業員に職務に関連した専門的な知識や技能、資格を習得させるために国が補助金を支給する制度です。

対象者は、事業主です。

国の補助金で、企業は従業員が資格を取得して生産性が上がり収益増加が見込め、従業員も資格取得でスキルアップできます。

さらに、企業が従業員に資格手当を支払うと国から貰える補助金が増える仕組みがあります。

そのため、従業員に資格取得支援制度を実施したり資格手当を支給したりする企業がたくさんあるのです。

特に、建設業界では資格所持者の人数で会社のランク付けをされてランクに満たない場合は公共工事に入札できないため、積極的に資格取得支援制度を実施しています。

具体的に、企業が資格取得支援をしている代表的な資格は以下のとおりです。
〇宅地建物取引士
〇保育士
〇介護福祉士
〇普通自動車第二種運転免許
〇大型自動車第一種(二種)運転免許
〇一級土木施工管理技士
〇一級建築施工管理技士
〇玉掛・クレーンの免許

資格取得支援制度は企業の就業規則で自由に定められます。

会社員の方は、お勤めの会社の就業規則を読んで、どんな資格取得支援制度や資格手当があるのか確認してみましょう。

会社の資格取得支援制度を利用するデメリット


人材開発支援助成金は、雇用主と従業員双方にメリットのある制度ですが以下のデメリットも存在します。

  • 資格を取得できなかった場合、会社のお金が一部分使われているので迷惑がかかる
  • 会社に一定期間勤務するように誓約書を書かされる場合がある
  • 会社を辞める時に揉めるケースがある


人材開発支援助成金は、資格取得にかかる経費の一部を国が補助する制度です。

そのため企業側からすると、せっかく従業員に資格を取得してもらっても直ぐに退職された場合、資格支援経費の会社負担分が無駄になってしまいます。

会社の資格取得支援制度を利用できる人とできない人の違い


会社の就業規則で資格取得支援制度が定められていても、全ての従業員が当然のように制度を利用できる訳ではありません。

特に以下のような従業員は、会社側から制度の利用を拒否される場合があります。

  • 日々の勤務態度が悪い
  • 本人にやる気がみられない
  • 取得予定の資格を最大限活かせる役職を任せられないと判断されたり、適正が無い場合


適正が無い場合は諦めるしかありませんが、それ以外は心掛けでどうとでもなります。

また適正が無い場合でも短所は長所と表裏一体で、人には何かしら代わりに他の優れた適正があるものです。

自分の適正を正しく把握するには、ネットで無料でできる適正診断がオススメです。


まとめ


資格支援制度には様々なものがあります。

資格支援制度名と対象者は以下のとおりです。
◆教育訓練給付
対象者
〇初めて教育訓練給付を受ける方で、雇用保険に1年以上加入している(専門実践教育訓練を受講する場合は雇用保険に2年以上加入している)
〇初めて教育訓練給付を受ける方で、過去に雇用保険に1年以上加入しており会社を辞めてから1年以内
〇過去に教育訓練給付を受けた方で、前回の受講開始日以降に雇用保険に3年以上加入している
上記の内どれか1つでも当てはまるなら受給資格があります。

◆求職者支援制度
対象者
雇用保険が使えない人(失業中で雇用保険受給中の方も支援措置の必要性が認められれば受講可能)

◆自立支援教育訓練給付金
対象者
父子家庭や母子家庭の父母

◆高等職業訓練促進給付金
対象者
シングルファザーとシングルマザーで年収が一定の水準以下であり、6ヶ月以上教育訓練給付の対象講座を受講して資格を取得予定の方

◆人材開発支援助成金
対象者
事業主(企業が国から補助金を貰って、就業規則で定めた従業員)

資格支援制度を活用して、効率的に資格を取得しましょう。
どんな資格が自分に合っているか分からない方は、自分の適正を知るために無料で簡単にできるネットの適正診断がオススメです。
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2023年09月09日

【収入アップ】資格手当が貰える資格一覧

収入を上げるために、資格手当が貰える資格を取りたいけれど

「勤めている会社でどんな資格に手当が付くのか知りたい」

「資格手当の相場を知りたい」

「入社前に資格を取ってしまうと資格手当は貰えないの?」

と思っていませんか?

こういった疑問にお答えします。


資格手当の種類


資格手当には、資格を取得したお祝いに一度だけ金銭を貰える合格一時金と、毎月定められた報酬を貰える制度の2種類があります。

貰える金額やその他の内容は、会社の規則で自由に定められます。

合格一時金は、入社前に資格を取得していると貰えない会社がほとんどです。

資格手当の詳細を知るために、自身の会社の就業規則を確認してみましょう。

資格手当が貰える可能性のある資格と金額


政府統計ポータルサイトや資格保有者からの情報によると、毎月支給される資格手当の金額のおおまかな目安は以下のとおりです。
(毎月貰える資格手当の金額は、企業によって異なります)

法律系資格


弁護士(15万円)              

弁理士(5万円)              

司法書士(5万円)             

社会保険労務士(3万円)          

行政書士 (3万円)

通関士(2万円)

会計系資格


公認会計士(10万円)            

税理士(10万円)              

日商簿記1級 (1万円)

日商簿記2級(7千円)


不動産系資格


不動産鑑定士(5万円)           

一級建築士(3万円)            

二級建築士(1万円)            

土地家屋調査士(2万5千円)         

測量士(1万5千円)             

測量士補(1万円)             

宅地建物取引士(3万円)

技術系資格


第一種電気主任技術者 (5万円)   

第二種電気主任技術者(2万5千円)   

第三種電気主任技術者(1万5千円) 

一級施行管理技士(3万円)

二級施行管理技士(1万円)

エネルギー管理士 (1万円)

建築物環境衛生管理技術者(1万円)

第一種電気工事士(7千円)

第二種電気工事士(5千円)    

第一種冷凍機械責任者 (4千円)

第二種冷凍機械責任者 (3千円)

第三種冷凍機械責任者(2千円)

特級ボイラー技士(1万円)

一級ボイラー技士(5千円)

二級ボイラー技士 (2千円)

自衛消防技術者試験 (1千円)

消防設備士点検資格者(1千円)

消防設備士甲種 (2千円)    

消防設備士乙種 (1千円)  

エネルギー管理員 (1千円)

危険物取扱者甲種 (3千円)   

危険物取扱者乙種4類(2千円)   

フォークリフト技能講習修了証(2千円)

情報系資格


ITストラテジスト(2万円)    

システム監査技術者 (2万円)

プロジェクトマネージャ(2万円)

システムアーキテクト(2万円)

ITサービスマネージャ(1万8千円)     

情報処理安全確保支援士(1万8千円)

エンベデッドスペシャリスト(1万8千円)

データベーススペシャリスト(1万8千円)

ネットワークスペシャリスト(1万8千円)

応用情報技術者(1万5千円)

基本情報技術者 (5千円)

医療系資格


医師 (20万円)

獣医師(3万円)          

薬剤師(3万円)            

正看護師(2万円)

准看護師 (1万円)

理学療法士(2万円)

作業療法士(2万円)

診療放射線技師 (2万円)

臨床検査技師(1万5千円)

登録販売者(1万円)


福祉系資格


ケアマネージャー 介護支援専門員(2万円)  

保育士(2万円)     

社会福祉士(1万円)          

介護福祉士(8千円) 

管理栄養士 (1万円)

第一種衛生管理者 (3千円)

第二種衛生管理者 (1千円)


金融系資格


ファイナンシャルプランナー1級 (2万円)

ファイナンシャルプランナー2級 (1万円)


コンサルタント系資格


中小企業診断士 (3万円)

語学系資格


英検1級(3万円)                

英検準1級 (2万円)

TOEIC700点(3万円)





資格手当が貰える資格の難易度

資格手当が貰える資格の取得難易度は以下のとおりです。

超難関

医師 (20万円)/弁護士(15万円)/公認会計士(10万円)/税理士(10万円)/不動産鑑定士(5万円)/弁理士(5万円)/ 司法書士(5万円)/
英検1級(3万円)/ITストラテジスト(2万円)/システム監査技術者 (2万円)/プロジェクトマネージャ(2万円)/システムアーキテクト(2万円)/

難しい

第一種電気主任技術者 (5万円)/一級建築士(3万円)/社会保険労務士(3万円)/ 行政書士 (3万円)/獣医師(3万円)/薬剤師(3万円)/中小企業診断士 (3万円)/
土地家屋調査士(2万5千円)/第二種電気主任技術者(2万5千円)/英検準1級 (2万円)/ITサービスマネージャ(1万8千円)/情報処理安全確保支援士(1万8千円)/
エンベデッドスペシャリスト(1万8千円)/データベーススペシャリスト(1万8千円)/ネットワークスペシャリスト(1万8千円)/
応用情報技術者(1万5千円)/日商簿記1級 (1万円)/建築物環境衛生管理技術者(1万円)/

普通

宅地建物取引士(3万円)/TOEIC700点(3万円)/一級施行管理技士(3万円)/通関士(2万円)/ファイナンシャルプランナー1級 (2万円)/診療放射線技師 (2万円)/
正看護師(2万円)/理学療法士(2万円)/作業療法士(2万円)/ケアマネージャー 介護支援専門員(2万円)/保育士(2万円) /臨床検査技師(1万5千円)/
測量士(1万5千円)/測量士補(1万円)/第三種電気主任技術者(1万5千円)/二級施行管理技士(1万円)/エネルギー管理士 (1万円)/社会福祉士(1万円)/
管理栄養士 (1万円)/二級建築士(1万円)/特級ボイラー技士(1万円)/准看護師 (1万円)/第一種電気工事士(7千円)/日商簿記2級(7千円)/
一級ボイラー技士(5千円)/基本情報技術者 (5千円)/第一種冷凍機械責任者 (4千円)/第二種冷凍機械責任者 (3千円)/


易しい

登録販売者(1万円)/ファイナンシャルプランナー2級 (1万円)/介護福祉士(8千円)/第二種電気工事士(5千円)/第一種衛生管理者 (3千円)/危険物取扱者甲種 (3千円)/
危険物取扱者乙種4類(2千円)/フォークリフト技能講習修了証(2千円)/第三種冷凍機械責任者(2千円)/二級ボイラー技士 (2千円)/消防設備士甲種 (2千円)/
第二種衛生管理者 (1千円)/自衛消防技術者試験 (1千円)/消防設備士点検資格者(1千円)/消防設備士乙種(1千円)/エネルギー管理員 (1千円) /

取得難易度と資格手当の額を比較したコスパの良い資格


資格手当の額と資格の取得難易度の高さは、概ね比例しています。

しかし、以下の資格は難関資格と比べると取得し易い割にたくさん手当が貰えます。
〇宅地建物取引士
〇通関士
〇登録販売者

上記の資格は全て必置資格です。
資格保有者を、営業所に配置するように法律で定められているため需要があります。


まとめ


資格手当の詳細は、会社の就業規則を確認すれば分かります。

資格手当が貰える、コスパの良い資格は必置資格。

具体的には、以下の3つがオススメです。
〇宅地建物取引士
〇通関士
〇登録販売者
タグ: 資格 手当
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2023年08月20日

【合格を勝ち取る】資格試験の勉強方法

資格を取得したいけれど

「仕事の疲れで勉強できない」

「勉強するモチベーションの維持や気持ちの高め方が知りたい」

「自分で参考書を買って勉強する方法と、資格スクールを利用する方法 のどちらがオスメスですか?」

と思っていませんか?
こういった悩みにお答えします。

資格を取得するには、試験に出題される範囲の知識を身に付ける必要があります。
しかし、ヘルマン・エビングハウス(ドイツの心理学者)の記憶の研究によると、人間の脳は1時間後には覚えた約半分の情報が忘れ去られるという結果が出ています。

筆者は働きながら資格の勉強をして、これまで宅建試験、行政書士試験、不動産鑑定士短答式試験に全て独学で合格しました。

この記事では、オススメの勉強方法や勉強するモチベーションの保ち方を紹介しています。
この記事を読めば、的外れな勉強をして無駄な時間を使うことがなくなります。

資格試験に合格して理想の未来に近づけるように、効率的な勉強方法を学びましょう!

資格の勉強方法

資格の取得には、独学で勉強するか資格スクールを利用するという二通りの方法があります。
独学で勉強する場合、費用を抑えられますが試験に出題されない所まで無駄に深堀りしてしまい、合格まで必要以上に時間を費やすリスクがあります。

逆に、スクールを利用すれば金銭面のデメリットはありますが、効率的な学習で時間を節約して試験に合格できます。
他にも、資格スクールでは分からない部分を講師に聞けたり、仲間と切磋琢磨してモチベーションを保てるメリットがあります。
さらに、資格取得後に就職先の斡旋をしている資格スクールもあります。

独学で取得できる資格とは?

独学で取得できる資格と、独学では取得が難しい資格の見極めは、試験の方式で判断できます。
試験方式が、選択方式の場合は独学でも合格できる可能性が高いですが、論文式の場合は独学での合格は難しいです。

なぜなら、選択方式の試験は独学でも知識を身に付けて選択肢の中から正しい回答を選べば合格できますが、論文式試験は正しい構成、理論の展開で論文を執筆する必要があるからです。
論文の正しい書き方を、独学で習得するのは不可能ではありませんが難しいでしょう。

具体的に論文方式の資格試験は以下のとおりです。
〇司法試験
〇公認会計士
〇不動産鑑定士
〇弁理士
上記の資格は全て、取得に数年単位の学習が必要です。
取得する場合は、資格スクールの利用をおススメします。


独学でのオススメの勉強方法

独学で資格の勉強を始めるには、テキストと過去問題集を自分で選んで購入しなければなりません。
教材を購入したら、最初に過去問題集を解いてみましょう。

全く分からないことだらけだと思いますが、流し読みする感覚で問題ありません。
過去問題集を解くことで試験の出題傾向や重要な単語が、断片的にぼんやりと記憶されます。

次に、試験の全体像を把握するためにテキストの流し読みをします。
テキストの流し読みは、分からない部分があっても飛ばしてかまいません。

過去問題集とテキストの流し読みが終わったら、繰返して過去問題集とテキストの読み込みをおこないます。
2回目以降は、流し読みから少しずつ理解に重点を置いて読み込みましょう。

その後は、教材の完全な理解と重要部分の暗記を目指して、このセットを繰返しおこないます。
そして教材の理解と重要部分の暗記ができてきたら、予想問題集を購入して実際の試験時間と同じ時間で問題を解いて時間配分を身に付ける訓練をしましょう。

資格試験には時間制限があるので、できるだけ早く問題を読み回答する能力も要求されます。 

資格の勉強でノートは作成した方が良い?

個人的な意見ですが結論から先に言うと、ノートは作成しない方が良いと思います。
なぜなら、ノートを作成する時間がもったいないからです。

ノートを作成しなければ、その分の時間で過去問題集とテキストをより多く繰り返して読込めます。
しかし、重要な部分や苦手な箇所だけをノートに書き込んで学習した方が効率が良いという意見もあります。

たしかに、細かい数字の暗記や苦手な箇所の克服には有効でしょう。
ですが、人の記憶は学習しない部分は徐々に忘れ去られていきます。

多くの時間をかけて苦手な箇所の克服ができたとしても、他の箇所を忘れてしまったら意味がありません。
資格の勉強は、下りのエスカレーターを駆け上がるマラソンに似ています。

忘れるスピードよりも早く、何度も繰り返し勉強して記憶を定着させる必要があります。
ノートを作成する時間を、より多く繰り返して勉強する時間に割り振った方が記憶は定着するのではないでしょうか。


社会人におススメの勉強方法

社会人におススメの勉強方法は、早い時間に寝て翌朝早く起きて出勤前に勉強する朝活です。
人の脳は起床してから2〜3時間後が、一番集中力を発揮できると言われています。

また、早朝ならば電話がかかってくる可能性が低く、誰にも邪魔されずに集中して勉強できます。
逆に仕事から帰宅して食後に勉強すると、仕事の疲労と食後の血糖値の上昇によって眠気に襲われて集中できません。

仕事と資格の勉強を両立させるには、朝活がオススメです。


勉強をする気力が出ない場合の対策

資格の勉強をしていると、どうしてもやる気がでない時もあると思います。

やる気がでない場合は以下の対策がオススメです。
〇何のために資格取得をするのかを明確にして、取得後の理想の未来をイメージする
〇とにかく1分だけ勉強してみる  
〇勉強した時間の記録をつける 
〇筋トレをする 
〇同じ資格取得を目指している仲間をつくる   
それぞれ詳しく解説します。

何のために資格取得をするのかを明確にして、取得後の理想の未来をイメージする

資格を取得した後の自分が望む、理想の未来を具体的にイメージしましょう。
やりたくないことでも、理想の未来を実現するためという目的や理由が明確ならば気力が湧いてきます。

理想の未来を具体的にイメージできない場合は、何のために資格を取得するのかを考え直してみましょう。

とにかく1分だけ勉強してみる

やる気がなくても、とにかく1分だけやると決めて勉強してみましょう。
やりたくないことは、とりかかるまでが一番大変で、やり始めると意外に続けられることがあります。

勉強した時間の記録を毎日つける

勉強した時間をノートなどに毎日記録しましょう。
毎日続けるのは、とても大変です。

始めは、勉強時間は短くても良いので目標を低く設定して継続することを意識しましょう。
毎日記録することで、それがやがて習慣となります。

習慣化できたことは、やることが当たり前になるので、やる気に関わらずできるようになります。
また、勉強時間を記録したノートは努力の証となり、自信がつき自己肯定感を高めてくれるでしょう。

筋トレをする

勉強をしたいけれど、やる気が出ない時は筋トレをしましょう。
筋トレをすると、ドーパミンやテストステロンといったホルモンが分泌されて気力がアップします。

具体的には、道具も不要でその場で手軽にできるスクワットがオススメです。
また、スクワットは筋肉量の多い下半身を鍛えられるので、他の部位を鍛える筋トレよりも高い気力上昇効果が期待できます。

同じ資格取得を目指している仲間をつくる

自分と同じ資格試験の勉強をしている仲間をつくりましょう。
仲間と近況報告などの交流をして、良い刺激を受ければ頑張る気力が湧いてきます。

勉強は孤独との戦いの一面もあるため、1人で勉強していれば次第にやる気が低下していくのは自然なことです。
しかし独学の場合は、仲間を見つけるのは少し難しいかもしれません。
その場合、資格スクールを利用すれば仲間を見つけやすいでしょう。

まとめ

資格の勉強方法は、独学と資格スクールを利用する2通りあります。

資格スクールを利用すると費用はかかりますが、以下のメリットがあります。
〇教材を自分で用意しなくて済む
〇資格スクールが試験の傾向を分析しているので、効率的に勉強できて独学よりも時間を節約できる
〇分からない所を講師に質問できる
〇仲間と切磋琢磨してモチベーションを維持しやすい

反対に独学の場合は、お金を節約できますが資格スクール利用者よりも相対的に試験に合格する難易度は高くなりがちです。
なぜなら資格試験に合格するためには、忘れるスピードよりも早く繰り返し学習して知識を定着させる必要があり、効率的に勉強できる方が有利だからです。

有り余る時間をお持ちの方には独学も良いかもしれませんが、忙しい社会人には資格スクールの利用がオススメです。
posted by sakku at 17:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 資格

2023年08月03日

【一生役立つ】取得した方が良い資格7選

「将来の事を考えて資格取得を考えているけれど、一生役立つ資格が知りたい」
「時間ができたので資格を取りたいけれど、生活や仕事に役立つ資格って何?」
と思っていませんか?
こういった疑問にお答えします。
役に立つ資格とは?

役立つ資格は、取得難易度が高い国家資格で取得者数が少なく需要が多いものです。
需要に対して資格所持者が少ないほど資格の価値は高まるからです。

しかし難易度の高い資格は何年間も勉強する必要があり、多くの時間を費やしても資格を取得できるとは限りません。
そこで、この記事では働きながらでも取得できる難易度で一生役立つ資格を紹介していきます。

難易度が比較的低めの一生役立つ資格は以下の通りです。
〇第一種普通自動車免許      
〇ファイナンシャルプランナー   
〇簿記             
〇宅地建物取引士        
〇第二種電気工事士       
〇介護福祉士          
〇TOEIC

それぞれ詳しく解説していきます。

第一種普通自動車免許

自動車を公道で運転するための免許です。
自動車税や車検などの維持費を憂慮して自動車を持たない人が増えています。
しかし、そのような人でも運転免許は取得する価値があります。

理由は以下の通りです。
〇運転免許必須の求人はたくさんある 
〇マイナンバーカードと、それ以外の身分証の提出を求められる場合がある
〇引越しの時に、レンタカーを借りれば引越し業者に頼まずに費用を抑えられる
〇自動車でしか行けない場所にレンタカーを利用して行けるようになる
自動車の免許は取得費用が20万円以上かかるデメリットもありますが、それを上回るメリットがあります。

ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナーはお金の専門家です。
この資格を取得すれば、生活に役立つ金融知識が身につきます。
経済的な豊かさを手に入れるための一歩として、おススメの資格です。


簿記

簿記の資格を取得すれば以下のメリットがあります。
〇就職に役立つ
〇企業の財政状態が分かり株式投資に役立つ
〇自分で確定申告ができる
特に副業を始めたい方や将来フリーランスになりたい方には、簿記は必須の知識です。


宅地建物取引士

宅地建物取引士は、不動産取引の専門家です。
資格取得の難易度は少し高めですが、以下のメリットがあります。
〇宅地建物取引士しかできない仕事があるため就職に有利
〇本業の休日に宅建士業務や講師の仕事、ライターなどの副業ができる
〇悪徳不動産会社に騙されなくなる

不動産の売買や賃貸は、長い人生において誰もが遭遇する出来事です。
資格取得で得た知識は生活する上でも役立ちます。


第二種電気工事士

第二種電気工事士の資格を持っていない方が家屋の電気工事を行うのは危険なため、法律で禁止されています。
第二種電気工事士の資格を取得すれば、600V以下の電気工事ができるようになります。
しかし電気工事といっても壊れた電化製品を修理する知識とは別で、住宅の電気工事に特化した資格です。

資格取得のメリットは、以下のとおりです。
〇エアコンの設置工事や照明、コンセントの配線工事が自分でできる  
〇中古戸建て住宅を購入して自分で電気工事をして費用を抑えてリフォームできる
〇就職に役立つ
〇DIYに役立つ
就職や中古戸建投資、趣味のDIY、配線トラブル等に役立つおススメ資格です。                 


介護福祉士

介護福祉士は、介護系唯一の国家資格です。
取得すれば以下のメリットがあります。
〇介護職の就職に有利になる
〇家族の介護に知識が役立つ

資格取得の難易度はそれほど高くないのに、需要が多いためコスパの良い資格です。
今後、需要は益々増加が見込まれるのでおススメです。


TOEIC

TOEICは、英語のコミュニケーション能力を測定する世界共通のテストです。
TOEICのテストで高得点を獲得できれば以下のメリットがあります。
〇英語を活かせる職種への就職に役立つ
〇英語を活かした副業ができる
〇海外で働ける
〇海外の方と商取引ができる
〇海外旅行や海外移住で役立つ

TOEICは民間資格で独占業務はありませんが、自分の英語力を客観的に証明できます。
英語のスキルは、様々な場面で役に立つので身につけておけば人生の選択肢が広がるでしょう。 



人によって役立つ資格は異なる

ここまで役立つ資格を紹介してきましたが資格の力を最大限に活かすには、その人の適正に合ったものかどうかが重要です。
せっかく貴重な時間を使って知識や技能を習得して資格を取得しても、資格を活かせる業務が苦手だったり興味がなければ取得した意味がありません。

例えば、人と接する事が苦手な人が介護福祉士や宅地建物取引士を取得したら日常生活で知識は活かせても、その職種の仕事を長く続けるのは苦痛でしょう。
時間を無駄にしないためにも、資格を取得する前に自分の適正を分析して理解しましょう。

適正を知るにはどうすればいい?

自分の適正を知るには以下の方法があります。
〇自分の好きな事と嫌いな事を書き出す
〇他人に自分の長所や短所を聞いてみる
〇自己分析ツールを利用する

自分の好きな事と嫌いな事を書き出す

自分の好みを認識することで、長所をみつけられます。
一般的に、好きな事ならば継続が苦にならないため、練習を続けることで自分の長所にできます。

反対に嫌いなことは、継続が困難なため上達も難しいでしょう。
ただし、今は嫌いでも続けているうちに好きに変わることもあります。
嫌いなことでも自分に必要だと思うなら、納得できるまでやってみましょう。

他人に自分の長所や短所を聞いてみる

自分のことは自分が一番良く分かっているように思うかもしれませんが、それは主観的な評価であり、周りから見た評価とは随分ズレがあるものです。

また、自分が得意なことは楽にできてしまうため他人も同じようにできるだろうと思い込み、それが他人から見たら凄いことなのに気付けないことがあります。
他人に自分の長所や短所を聞くのは抵抗があるかもしれませんが、客観的な評価を認識できるメリットは大きいです。

自己分析ツールを利用する

自己分析ツールを利用すれば、簡単に自分の適正が分かります。
設定された質問に回答することで心理学に基づいた分析により、その人の価値観や適正が判明します。
インターネットサイトで、無料で数分でできるのでおススメです。

役に立たない資格とは

自分の適正と資格が合致していても、全く役立たない資格があります。
それは、知名度の無い民間資格です。
民間資格とは、個人や法人が独自の基準を設定して創った資格です。
法律に基づいた国家資格ではないので、独占業務も権威性もありません。

民間資格でも英検などのように知名度があれば能力の証明になりますが、知名度が無ければ何の役にも立ちません。
士業資格と誤解させるような〇〇士とういう民間資格を勝手に創って、取得すれば役に立つと偽って金銭を騙し取る資格商法には気を付けましょう。

まとめ

一生役立つ資格は以下のとおりです。
〇第一種普通自動車免許      
〇ファイナンシャルプランナー   
〇簿記             
〇宅地建物取引士        
〇第二種電気工事士       
〇介護福祉士          
〇TOEIC
上記の資格はどれも、人生の選択肢を増やして豊にします。
しかし本当に役立つ資格は、個人の適正によっても変わります。

資格を取得して最低限のスキルを身につけても、そのスキルを活かせる業種が自分に向いていなければ続けるのは困難だからです。
さらに資格の勉強で得た知識も、学び続けなければ忘却や陳腐化してしまいます。

興味が持てない分野ならば学習の継続は厳しいでしょう。
どの資格が自分に役立つかを知るには、自身の適正を認識する必要があります。
適正を知るためには、自己分析ツールがおススメです。
タグ: 役立つ 資格
posted by sakku at 23:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 資格

2023年07月22日

【厳選7選】副業に役立つ資格

副業を始めたいけれど、なにかスキルが欲しい。

スキルを獲得するために資格を取りたいけれど
「副業で稼げる資格って何?」
「副業に活かせる資格が知りたい」
と思っていませんか?

資格の中には資格創設者が儲けることだけを目的とした、取得しても無意味なものも存在します。
この記事では、副業に役に立つ国家資格を厳選して紹介しています。
この記事を読めば、おすすめの国家資格と資格取得後の副業への活かし方が分かります。


取得し易い副業に役立つ資格

 おすすめの資格は以下の3つです。
〇フォークリフト技能講習修了証  
〇潜水士免許 
〇乙種第4類危険物取扱者


フォークリフト技能講習修了証

フォークリフト技能講習修了証とは、 簡単に言えばフォークリフトを倉庫などで運転できる免許のことです。
取得は、費用4万円と講習を5日ほど受講するだけなのでコストパフォーマンスの良い資格と言えます。

この資格を取得すれば、比較的高時給な工場勤務の求人に応募できるようになります。
経験必須の求人は無理ですが、フォークリフト技能講習修了証さえあれば 未経験でも採用する会社はあります。
副業の場合は、派遣会社に登録して本業の休日にだけ働くことも可能です。


潜水士免許

潜水士免許は、水中で作業を行うために必要な国家資格です。
取得するためには、費用3万円と筆記試験の合格が必要です。
注意点として、試験には実技試験がないためダイビングスクールなどで
水中作業の技術を身に付ける必要があります。

資格と技術を習得できれば、本業の休日に副業として水族館の清掃業務や、
ゴルフ場でゴルフボールの回収作業ができます。
水中作業のため常に命の危険が伴いますが、その分報酬は高めです。


乙種第4類危険物取扱者

乙種第4類危険物取扱者とは、引火性の液体を扱うために必要な国家資格です。
取得するには乙種第4類危険物取扱者試験に合格しなければいけません。
試験の合格率は40%程ですが、独学でも60時間勉強すれば合格ラインに到達できます。
資格取得後は、本業の休日にガソリンスタンドで資格保有者として高時給のアルバイトができます。

少し難易度の高い副業に役立つ資格

 難易度は少し高めですが、以下の2つの資格がおすすめです。
〇宅地建物取引士  
〇ファイナンシャルプランナー2級、1級  


宅地建物取引士

宅地建物取引士は、宅建士と呼ばれる宅地建物取引業法に定められた不動産取引の専門家です。
宅地建物取引士資格試験に合格した後に、 都道府県知事から宅地建物取引士証を受け取ることで
宅地建物取引士のみが法律に定められた独占業務を行えます。

資格を取得すれば以下の副業に役立ちます。
  • webライター
  • 資格専門学校の講師
  • 本業の休日に宅建士業務

それぞれ詳しく解説します。

webライター
不動産取引の専門家としてwebメディアに記事を執筆して報酬を得ます。
資格が無くても仕事はできますが、権威性のある専門家が記事を執筆すれば、
検索エンジンの順位上昇に良い影響があると言われています。

そのため、無資格者よりも高い報酬で仕事を獲得できます。
仕事の獲得は、クラウドソーシングサイトに登録しましょう。

資格専門学校の講師
資格を取得すれば、宅建士試験の講師として副業ができます。
休日に一般的なアルバイトをするよりも高時給で働けます。
デメリットは、求人数が少ないことです。

本業の休日に宅建士業務
宅建士として登録すれば、本業の休日に宅建士業務を行えます。 
さらに近年の宅地建物取引業法の改正により、ズームなどを使用して
在宅でも宅建士業務を行えるようになりました。


ファイナンシャルプランナー2級、1級

ファイナンシャルプランナーは簡単に言うとお金の専門家です。
金融知識が身につくので、自身の家計管理にも役立つおススメの国家資格です。
副業への活かし方は、ファイナンシャルプランナーとして
金融専門のwebライターや保険代理店で保険商品の販売があります。  


副業に役立つ難関資格

 難関ですが、おすすめできる資格は以下の2つです。
〇行政書士
〇中小企業診断士       



行政書士

行政書士は、国の行政機関に提出する書類の代理作成などを独占業務とする国家資格です。
試験科目に民法と会社法があるので、勉強した知識が副業に役立ちます。
さらに、資格の独占業務を副業として行うこともできます。

しかし、独占業務を行うには事務所の登録や毎月行政書士会へ支払う会費6000円が発生するなどのデメリットもあります。また、書類の提出先が役所関係のため平日の日中に時間を確保する必要があります。

いくつかデメリットがありますが、それらを上回るメリットがこの資格にはあります。
それは、難関国家資格所持者として社会的信用を得た状態で物販などの副業を始められることです。
その他、独占業務以外にも予備校の講師や法律系webライターなどの副業に役立ちます。

行政書士の詳細はこちら


中小企業診断士

中小企業診断士は、唯一のコンサルティング系国家資格です。
自称コンサルタントの中には、能力も実績もない詐欺師のような方も存在するため、
経営者も警戒しており信頼を獲得するのは難しいです。

しかし、難易度と専門性の高い中小企業診断士の資格を取得すれば顧客から一定の信頼を得られるでしょう。
独占業務はありませんが、中小企業診断士の肩書で社会的信用を確保して副業コンサルティング業務を行えます。


副業を禁止している国家資格とは?

結論から言うと、副業を禁止している国家資格はありません。
副業を禁止しているのは、資格ではなく勤務先の就業規則や公務員法だからです。
具体的には、公務員は公務員法によって副業が禁止されています。

また、企業の就業規則は会社によって副業が禁止されていたり、許可が必要など様々です。
就業規則で副業が禁止されていなければ、副業で資格を活用できます。


副業で稼げる資格とは?

副業で稼げる資格は、人によって異なります。
一般的には、取得難易度の高い業務独占資格は供給が限られるので稼ぎやすいと言えるでしょう。
しかし人によって経験や長所は異なり、最難関の司法試験に合格できてもコミュニケーション能力が乏しいためあまり稼げない方もいます。

資格は副業に役立ちますが、それよりも経験や適正の方が重要です。
自分の適正に合った資格を取得すれば、まさに鬼に金棒です。





まとめ

副業に役立つおすすめ資格は以下の7つです。
 〇フォークリフト技能講習修了証  
 〇潜水士免許 
 〇乙種第4類危険物取扱者
 〇宅地建物取引士  
 〇ファイナンシャルプランナー2級、1級
 〇 行政書士
 〇中小企業診断士

資格は副業に大いに役立ちますが、お金を稼ぐには資格以外の自分の向き不向きによる影響の方が重要です。
自分の経験や適正を正しく認識して、自分の長所を活かせる資格を取得しましょう。
posted by sakku at 21:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 資格

2023年07月02日

転職や独立に役立つおすすめ資格


「ブラック企業から転職したい」

「転職に役立つ資格が知りたい」

「資格を取って独立したいけれど何がおすすめ?」

資格を取得して現状を改善したいけれど、たくさんの資格があり過ぎて何を取れば良いのか分からないと悩んでいませんか?

資格の中には取得できれば人生を変える強い武器になるものもあれば、主催者が受験料を得ることを目的とした全く価値のないものも存在します。

この記事では、転職や独立開業に役立つおすすめの資格を紹介します。
この記事を読めば、全く価値のない資格取得に貴重なお金と時間を浪費してしまうことがなくなります。
自分に必要な資格かどうかをしっかり見極めて、役立つ資格を取得しましょう。

需要のある資格とは

需要のある資格を一言で述べると、取得難易度の高い業務独占資格や必置資格です。具体的には医師、弁護士、公認会計士、不動産鑑定士などです。
しかし、いくら需要が高くても難易度が高すぎて取得できなければ、時間とお金が無駄になります。

この記事では限られた天才しか取得できない資格ではなく正しい努力をすれば大多数の方が取得できる可能性が高い、おすすめの資格を紹介しています。

資格の分類

日本には様々な資格がありますが法律に定められた国家資格と、それ以外の民間資格に分類できます。

〇国家資格

法律に基づいた国家資格は以下の3つに分類されます。
  • 業務独占資格
  • 必置資格
  • 名称独占資格

それぞれ詳しく解説します。

業務独占資格とは、資格者以外の者が業務を行うことを法律で禁止しているものです。
違反すると懲役や罰金を科されます。

必置資格とは、事業所などに資格保有者を配置することを法律で定めているものです。
業者が違反すると業務停止処分となります。

名称独占資格とは、資格取得者のみが資格名を名乗ることを法律で許可しているものです。
取得者以外の者が、資格名を名乗ったり名刺に記載したりすると罰金に科されます。
分類は3つですが、業務独占は名称独占でもあるなど資格によって重複するものがあります。

〇民間資格

国家資格以外の資格は公的や民間資格と呼ばれます。
法的な裏付けはありませんが、取得者の一定の能力を証明できます。

これからの時代に役立つ資格

高齢者増で需要が拡大すると想定される介護、医療業界関連資格は、今後ますます価値が上がるでしょう。
また、あらゆる分野でデジタル化が促進されているため、ITや人工知能に関わる資格も需要が期待できます。
その他生活する上で必要な法律系の資格は、時代の変化に関わらず一定の需要が見込めます。

介護系資格
〇介護福祉士  難易度:普通 受験資格:あり(養成所での研修又は実務経験が3年以上必要)  
 介護業界唯一の国家資格が、介護福祉士です。
 名称独占資格で、介護福祉士国家試験に合格しなければ取得できません。
 介護に関する技能と知識を有する人材として、特別養護老人ホームなどの社会福祉施設で需要があります。

医療系資格
〇薬剤師  難易度:難関  受験資格:あり(6年制大学の薬学部を卒業)
 薬剤師は、薬剤師法に基づく業務独占資格です。
 主な独占業務は、医師が処方した処方箋に従って薬を揃えて患者に交付することです。
 薬局や製薬企業などで薬剤師の求人数は多いため、就職には困らないでしょう。
 パートやアルバイトでも高額な時給で募集されています。

〇看護師  難易度:普通  受験資格:あり(養成所又は大学の卒業)
 看護師は、傷病者若しくはじよく婦に対する療養上の世話又は診療の補助を業とする業務独占資格です。
 看護師の主な勤務先は、病院、診療所、福祉施設、保健所があります。
 受験資格のハードルがありますが、求人数が多く就職の際に役立ちます。

法律系資格
〇税理士  難易度:超難関    受験資格:あり(学歴、資格、職歴による証明書類)
 税理士は、税務署類の作成、税務の代理、税務相談を独占業務とする国家資格です。
 試験の難易度は高いですが、科目合格制のため仕事をしながら複数年かけて取得する方も多いです。
 資格取得後は、税理士事務所に勤務して経験を積み独立するのが一般的です。
 業務の特性上、企業と顧問契約を結びストック型の報酬を得られるので安定した経営がしやすくなります。

〇行政書士  難易度:難関  受験資格:なし
 行政書士は、官公庁に提出する書類や事実証明、権利義務に関する書類の代理作成と
 それらの書類作成についての相談を独占業務とする国家資格です。
 行政書士の求人数は少なく、資格取得後は独立するのが一般的です。
 ただし試験と実務の知識は全く異なるため、1から業務の勉強をしなければいけません。
 また集客や経営の知識を学び個人事業主として戦略をしっかり練る必要があります。
 業務はスポット型のものが多いため、集客に苦労するかもしれません。

 しかし、法律が改正される度に年々業務範囲が拡大されるため他の行政書士と差別化しやすいです。
 行政書士には、職務上必要があれば他人の戸籍謄本や住民票を取得する権利が与えられているため、
 遺産相続人の調査や家系図作成を業務とする方がいたりアイデア次第で稼げる資格です。

行政書士の詳細はこちら

〇司法書士  難易度:超難関  受験資格:なし
 司法書士は裁判所、法務局、検察庁などに提出する書類の代理作成や登記、供託に関する手続きの代理を
 独占業務とする国家資格です。
 資格取得後は、司法書士事務所に就職して経験を積み独立するのが一般的です。
 司法書士試験はかなり難しく取得者も少ないため希少価値があり、高齢の方でも就職先に困りません。
 受験資格もないため努力次第で人生を変えられる資格です。

IT系資格  
〇高度情報処理技術者試験  難易度:超難関  受験資格:なし
 高度情報処理技術者試験は、ITスキルを証明するためのものです。
 業務独占、名称独占、必置資格ではありません。
 しかし試験の難易度は高く、合格できれば優秀な人材として評価され就職に有利になります。

働きながら取得できる転職に有利な資格

〇宅地建物取引士    難易度:やや難しい  受験資格:なし
 宅地建物取引士は、重要事項の説明や重要事項説明書および書類の記名押印を独占業務とする
 国家資格です。また、宅地建物取引業者には専任の宅建士を配置する義務があるため
 宅地建物取引士は必置資格でもあります。
 そのため不動産業界で求人数が多く、就職の際に役立ちます。

〇日商簿記検定2級       難易度:やや難しい  受験資格:なし
 日商簿記検定2級は、商工会議所が主催する民間の資格試験です。
 しかし一部の国家資格よりも就職に数段役立つ、誰もが認める人気資格です。
 簿記の知識は、どの業種でも必要なため取得しておいて損はありません。 

〇社会保険労務士    難易度:難関  受験資格:あり(学歴、資格、実務経験による証明)
 社会保険労務士は、労働社会保険関連法に基づく書類の代理作成や書類作成についての相談を
 独占業務とする国家資格です。
 雇用保険や社会保険の手続きは、業種に関係なく必須なので就職の際に役立ちます。

役に立たない資格

簿記や英検は誰もが知る民間資格です。
これらの資格は法律の裏付けがなくてもその知名度によって、企業の採用担当者に取得者の能力を証明できるため、就職に役立ちます。
しかし知名度の低い民間資格は、主催する団体の信頼性や試験の公平性、難易度が分かりづらく不明な点が多いです。そのような資格では、取得者の能力を正しく証明でないため就職に全く役立ちません。そもそも民間資格は、自由に資格の名称を決めて商標を登録すれば誰でも創設できるのです。

そのため、詐欺師が権威のあるような名称の民間資格を勝手に新設して、就職に役立つと宣伝している資格詐欺も存在します。資格取得を検討する際は、どんな団体が主催しているのか?独占業務はあるのか?など取得するメリットをしっかり確認して詐欺に引っかからないようにしましょう。

まとめ

ここまでおすすめの資格を紹介しました。内容をまとめると以下の通りです。
 〇需要のある資格は取得難易度の高い業務独占、必置、名称独占資格
 〇日商簿記検定は民間資格でも就職の際に役立つ
 〇知名度の低い民間資格は役に立たない
 〇資格取得を検討する時は、メリットを確認して資格詐欺に気をつける 
 需要のある資格は、試験難易度が高い傾向にあります。独学ならばお金を節約できますが、
 モチベーションが維持しづらく非効率な勉強方法で無駄な時間を浪費するなどのデメリットがあります。

 合格率を上げたい方や効率的に学習したい方にはスクールを利用した学習がおすすめです。

posted by sakku at 17:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 資格
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