今回は今井選手です。
４年目の今年は飛躍が期待されましたが、これまででワーストの年になってしまいましたね。
それでは今季の成績です。
2020年成績
登板１９ 投球回61.2 ３勝４敗 防御率6.13 K/BB 0.85 WHIP 2.01
とにかく今年は残念でしたね。
成長を楽しみにしていただけに今季の成績には呆れてしまいます。
シーズン序盤こそ期待してローテを任せていましたが、
中盤では中継ぎに、そして終盤では２軍落ちという不本意なシーズンとなりました。
K/BBやWHIPを見てからもとれるようにとにかく制球力ですね。
150キロ前後の力強い直球を持っていますが、ストライクが入りません。
毎回のようにランナーを出しては、ピンチを作り出しています。
自滅するか粘り強く投げられるか…ハラハラドキドキのピッチングでもあります。
今季は非常に被打率が高く、粘れずに痛打を食らうという結果が非常に多かったです。
中継ぎでも同じような結果になりましたし、どうにもなりませんでしたね。
それでも10月は復調の気配を見せてくれましたが、
最後の大事な楽天戦では１回持たずという哀れな内容でした。
課題の一つが左打者への投球でしょう。
右打者に対しては被打率.233ですが、左打者になると被打率.336と跳ね上がっています。
変化球の制球が非常に悪いため、直球を狙い撃ちされる傾向が高いイメージですね。
左打者にはストライクを取りに行くのがやっとという感じです。
スライダーの制球が上がってくれるといいのですが。
それでも150キロを常時超えてくるような直球は魅力ですし、
先発ローテを任せられる器になりうる力はあるのは確かでしょう。
なんだかんだでまだ22歳でもあります。
若い時から、トラブルなども多い選手でもありますし、
精神的な成長も今後は期待できますので、伸びしろは十分にあるでしょう。
大卒と変わらない年齢になるので、そろそろもう一皮むけて欲しいところですね。
今年の成績では、このままでは来季はローテから確実に外れてしまいます。
実績のある右腕・吉川の加入なんかもプラスに働いてくれればいいですね。
まずはオフで制球力を磨いてオープン戦で結果を出すことでしょう。
そして開幕ローテをつかみ取れるかというところからスタートになります。
ちょっと昨年頃から夢見ていた二桁勝利なんてのは遠くなってしまったかもしれません。
来季こその飛躍を期待するしかないでしょう。
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