松山英樹が2打差4位 Z.ジョンソンとT.ピータースを追う
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◇世界選手権シリーズ◇WGCブリヂストン招待 3日目(5日)◇ファイヤーストーンCC(オハイオ州)◇7400yd(パー70)
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松山英樹が今季3勝目、WGCシリーズ通算2勝目へ向けて好位置をキープした。ムービングデーを迎えた3日目は、中盤の2ボギーを5バーディで取り返して3アンダー「67」。通算7アンダーとして、首位と2打差の4位に付けた。
通算9アンダーで首位に立つのは、ザック・ジョンソンとトーマス・ピータース(ベルギー)の2人。ともに初のWGCシリーズ制覇を目指している。
通算8アンダーの3位には、この日8バーディ、1ボギーの「63」で一気に浮上してきたスコット・ヘンド(オーストラリア)。通算7アンダーの4位に松山が続き、通算6アンダーの5位にアダム・ハドウィン(カナダ)、チャーリー・ホフマン、ロリー・マキロイ(北アイルランド)の3選手が付けている。
ジェイソン・デイ(オーストラリア)は、ブルックス・ケプカらと並び通算3アンダーの1位。ジョーダン・スピースは通算2アンダーの16位で、世界ランク1位のダスティン・ジョンソンは、通算1オーバーの30位とした。
日本勢では、小平智が通算5オーバーの49位、谷原秀人が通算6オーバーの58位で3日目を終えている。
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今季3勝目へのカギは「勝ちたい意識」との戦い
長い1日を経て絶好のポジションを勝ち取った。1アンダーの15位タイから出た松山英樹は4バーディ、1ボギーの「67」で回り、通算4アンダーとして首位と3打差の3位タイで4日間大会を折り返した。
高まる周囲の期待とは裏腹に、松山英樹はゆっくりと言葉を紡いでいく。「優勝争いをしている内容じゃないんで…」。世界選手権2勝目への勝負所はまだ先にある、と言いたげだった。4アンダーの3位タイから出たムービングデーは5バーディ、2ボギーの「67」。首位に2打差の通算7アンダー4位とし、2月「ウェイストマネジメント フェニックスオープン」以来の今季3勝目、米ツアー通算5勝目を視界にとらえた。
WGC初勝利を狙うザック・ジョンソン、トーマス・ピータース(ベルギー)が引っ張るリーダーボードは、5打差以内に9人がひしめく。戦況に目を凝らす様子は松山になく、「まだ自信を持って打てていないところがある。でも、ティショットの曲がり幅が少なくなっているので、自信を持ってやれているような……どっちなんだ、分かんないな(笑)」と自身の調子を測りかねている。
だからこそ、キーポイントに「この3日間みたいにゆっくり攻めること」を挙げた。「(優勝争いでは)勝手に“勝ちたい意識”が入ってくる。そういう時にピンを狙っていきたい気持ちがすごく強くなると思うんですけど、それは、良いことかもしれないですけど、(今の状態では)まだそこに技術が伴ってきていない。それをどこまで抑えられるかによって変わると思う。きょうは(ボギーにした)10番で抑えられなかった」
松山英樹 今季3勝目へのカギは「勝ちたい意識」との戦い
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