県の サッカー協会 から、週末にメールが届きました。
件名は『【重要】[審判]FIFA フェアプレーワッペン の審判服への表示取り止めについて』と書かれていました。
審判服の 左肩 に貼り付けてある例のアレです。(笑)
見覚えの無い方もいるかも知れませんけどね・・・。
右肩 には リスペクトワッペン を着ける事が 義務 付けられていますので、資格取得後に送付されて来るのですが・・・このフェアプレーワッペンは 任意 なので、『KICK OFF』等で 有料 で販売されていたものです。
ちなみに・・・『KICK OFF』では、¥324でした。
リスペクトワッペンが¥216になっているので、そう考えると少々高め・・・ではありましたね。(^^;
ちなみに、私は・・・持っていません。(笑)
ですから、左肩にアレが着いている審判員の方は、わざわざアレを購入して着けていたと言う訳なんですね。
意識の高さ が伺えます。
もっとも、アレを着けているのは・・・殆どが 3級以上 の審判員の人達なんですけどね。
ちょっと、4級審判員でアレを着けるのは逆に敷居が高かったとも言えますかね。(^^;
さて、そんなフェアプレーワッペンがこの度 廃止 となったと通達が届いた訳なんです。
その理由として、メールにこんな事が記載されていましたので載せておきます。
以下、引用です。
<補足:本運用の判断に至った経緯>
従来よりFIFAフェアプレーワッペンについて、JFA審判委員会では審判服への表示を推奨していましたが、あくまでも任意のご判断としておりました。
この度、FIFAからの通達を受けまして、以下の経緯で関係者へ案内させていただくことといたしました。
1. 2018年度開催のFIFA総会において、新しいFIFA宣言として “Living Football” が発表された。
2. FIFAより2019年4月25日発信にて、“Living Football”マークのフラッグを使用すること、及びこれまで使っていた旧FIFA宣言 “For the Game, For the World” や “My Game is Fair Play” 等を使用した印刷物・デジタル教材を使用しない旨通達された。
3. JFA事務局からFIFAにFIFAフェアプレーワッペンについての使用を確認したところ、上記印刷物・デジタル教材同様に使用しない旨の要請を受けた。
4. 上記を鑑み、日本国内においてFIFAフェアプレーワッペンの審判服への表示を取りやめることを、全国の審判関係者にお伝えすることとした。
と言う経緯があっての事なんだそうです。
まぁ、正直・・・ポカ〜ンと口を開けて停止しまう人が多いんじゃないのでしょかね?(笑)
私もその1人です。(^^;
要するに、今度からは 『Living Football』 推し で行きますから、古いキャッチコピーは使用しない様にしてねって事なんだと思われます。
まぁ、最近のサッカーを見ているとですね〜 フェアプレー精神 なんて口にするのも恥ずかしい位なんですけど・・・ねぇ?(^^;
これは、少年サッカーに関しても同様の事が言えるのかと思います。
良くも悪くも、子供達は世界のスター選手の プレイを真似 したがる物ですからね。
その上、フェアプレイ精神が欠如した大人達も未だ未だいたりする訳で・・・試合会場では、声高々にフェアプレイ精神を訴え続けないといけないのが現状なんですけど・・・廃止なんだそうですよ!(汗)
これ、実は欧州なんかの一流選手からも以前からこんな言葉が吐かれてていたんです。
「フェアプレイ精神?それって、育成年代の子供達に対して言う事でしょ?」
ちょっと、驚きですよね〜。
でも、これが今のサッカー界の現状なんですね。
御人好し では、世界で戦えない・・・そう言いた気です。
まぁ、プロとアマチュアとは、しっかりと分けて考えなければならない部分もありますからね。
その辺は、指導の中でしっかり 理路整然 と子供達に伝えて行く必要があるのかも知れません。
その子達が将来必要に応じて、その殻を破って世界に羽ばたいて行けば良い訳で、そうではない多くの子供達の為にも 理想 とする道は示していかないといけないし、それは生きて行く上でも大切な何かなんだろうと・・・。
で、考え出されたのが今回の『Living Football』みたいなんですね。
次回は、この『Living Football』について少々考えてみたいと思います。
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