シュナイター教育って聞いたことありますか?
「シュナイター教育」という言葉は聞いたことがあるけれど
どういうものであるかはわからないという方も多いのではないでしょうか。
もちろん私もその一人で、この本を知人から
譲り受けて読んでみたことで初めて知りました。
いや、知ったといっても
読み切ってさえいまいち理解していません。
夫がこの本の「はじめに」を読んで
「読んですぐに納得のいくことが書かれていたよ」
と言いました。
それは何かというと
シュタイナー教育では幼児に飴などの甘いものは与えないそうです。
その理由は、子どもを怠け者にしたくないから。
どういうことなのかというと、この時期の子供の食事は
取り込んだものを消化して血液に送り込んだり、
不要になったものを体外にだしたり、
適切なホルモンや酵素を必要に応じて出したり止めたりと
口に入れてから排出するまでのさまざまなことを練習しながら
強さと正確さを持った健康な器官を作っていく役目があるそうです。
それなのに、すでにブドウ糖になった糖分を与えられたら
体は「何もしなくていい」という怠けることを覚えてしまうということでした。
子どもたちにチョコレートやらアイスやらと
甘いものを与えてしまう私に夫の一言は痛いもので
この本を読んでみようという気にさせられました。
でも正直難しい・・・
読んでみて結局シュタイナー教育って
子育てをする上での理想論でしかないと思ってしまう自分がいます。
人間には7年ごとの成長リズムがあるとするシュタイナーの考えでは
0歳から7歳までは体をつくる時期なので、体に集中するべきだといっています。
それはなぜかというと
記憶や思考など、頭にかたよった能力を身につけさせようとすると
健全な頭と体を育む力をそいでしまうことになりかねないのです。
TVやCDなどの音の刺激を与えず
文字などは教えない。
生き物と関わり命の大切さを教え
指先の体験を重ね
お話を語り聞かせることが大切としています。
指先の体験では、粘土遊び・クレヨンでのお絵かき・にじみ絵などが最適のようです。
本を読んでいるともちろん納得のいくこともたくさんありますが
早期教育に関しては意見が大きく分かれるでしょうね。
私は早期教育に関していえば必要ないと思っていましたが
夫や知人などは早期教育が必要だと言います。
そして実際に公文や学研、その他多くの企業が
早期教育を進めています。
それはもちろん利益のために広めているのでしょうが
やはり世間一般的に早めに何かができると
期待され優秀だと言われることが多いため
早期教育が大事な気がしてしまいます。
またシュナイター教育では、人には4つの気質があるとし
自分や子供の気質傾向を知れば、
子供とも自分とも向き合いやすくなるといっています。
シュタイナー教育についてもっと知りたい方や
育児に取り入れていきたいという方に
この本はおすすめです。
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でもこの本はもう新刊ではでていないようなので
図書館で探すか古本屋で探す方がいいかもしれません。
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色を組み合わせて新たな色を作り出したり
はさみで切ったりといろんな遊びができるので
子どもたちも夢中で遊びます。
ただし、後片付けがとても大変です・・・
後片付けをする覚悟をもって購入してください。
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