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2016年10月01日

地域起こし協力隊の深い闇

Bさんの証言より。
行ってみたら、崩れかけた家でも家賃は5万円。ワンルームマンションがあっても都会並に家賃は9万円。
月給は17万円。国から支給されるから村役場の負担はない。
つまり、ボランティアが村にやってきたぐらいのこと。

 村役場の仕事を手伝うという前提でしたが、都会から来たそこそこの社会人が働くような職務はない。その上、役場の中じゃ地域おこし協力隊は自分たちの仕事を増やす厄介者としか扱われませんでした。何かしようと思い立っても協力してくれる人がいない。役場は目新しいことは地域おこし協力隊にやらせない。『お金がないから無理』と必ず言われます。地域支援員という名前で村を車で視察するだけです。若者なら用事も頼みやすいけれど40過ぎた男性が移住しても針のむしろです。

 「地域おこし協力隊はボランティアなんで何でも手伝ってもらえる」という雰囲気を悪用するブラック自治体は多数存在している。村にしてみれば、無料の働き手。結局、Bさんは3年間仕事らしい仕事もなく、成果を出せず、この8月に3年の期間が終了。東京に戻るそうだが、40近い年齢で3年のブランクの再就職は難しい。
 夢と希望にあふれた「田舎でのんびり暮らす」のキャッチフレーズで募集されている地域おこし協力隊制度。蓋を開いてみれば、ブラック自治体のやりたい放題になっているのは衝撃的だ。

「移住しました」テレビ番組は見ますが、地域おこし協力隊で行く場合はよほどの覚悟と下調べが必要のようです。
posted by ひまわり at 14:45| Comment(1) | TrackBack(0) | 政治
この記事へのコメント
ひまわりさん!
う〜ん! そんなもんなんでしょうね!
現実は厳しい・・・TVで放映されるのは
ほんの一部なんですかね〜! 淋しいね心が!!
Posted by てるやん at 2016年10月02日 13:11
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