でも、脱原発より、豪雨被害者支援を呼びかけるほうが大事でしょう。
小泉氏が推奨する自然エネルギーの大きな柱ともなっている太陽エネルギー・システムが今回の大豪雨ではマイナス面をもたらしたともいわれています。
システム設置のため切り拓かれた禿山が、保水力を失くしていたために、崩壊して災害をもたらしたのである。
小泉氏は折に触れ、「原発は危険だ。代わりに太陽光エネルギーなどの自然エネルギーは安全であるから、これを取り込めば日本のエネルギー問題は解決する」という趣旨の主張をしてきた。
ところが、今度の西日本豪雨災害で、太陽光エネルギーシステムを展開していた山などがむしろ市民を危険に陥れる存在と成ることが判明した。
2015年9月の豪雨による鬼怒川の堤防決壊(茨城県)は、民間の太陽光発電事業者がパネル設置の為、自然堤防を掘削したことが要因であったそう。
福島原発事故で、安全管理上から多くの原発が止められた。地域的には数日間にわたり計画停電が実施され、暖房や交通で思わぬ混乱に見舞われたのは事実。
これは1970年代の石油ショックがあったとき以上の原油を緊急輸入して、休止していた火力発電所を再稼働させるなどした結果でしかない。
このために、産油国から日本は足元を見られ、ジャパンプレミアムという割高な値段での原油購入を強いられた。年間3兆6000億円の国費が浪費され、1日当たりでは約100億円の損失であった。
(記事拝借)
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