自転車のペダルを、自分で交換したのです。
ママチャリの安いペダルを外して、
ちょっと高級な(といっても2,000円程度)ペダルに付け替えるだけで
思いの外、快適な自転車に変身するのです。
ペダルのネジ込み部分は規格化されているので、
ネット通販で買っても、まず大丈夫です。
それで、気付くと、ペダルを漕ぐと一定のリズムで
「カキン!カキン!」という異音が響いてきます。
ネットで調べてみると 自転車から異音がするときは(異音からトラブルを推測する)
なんて記事がありました。
自転車に乗っていると、車体から変な音が聞こえてくることがあります。これらの異音は、自転車からの故障のサインかもしれませんし、耳障りな騒音源でもあります。異音対策はプロショップでも解決に至らないこともある、扱いの難しいトラブルです。
こりゃ大変だ!
私がしたことは、
まず「コッタレスクランク抜き」という器具を使ってクランクを外し、
本体から「ボトムブラケット(BB)」という、
左右のペダル(とクランク)を繋ぐ部品を引っこ抜きました。
これらは、専用の道具を持っていれば簡単です。高価なものではありません。
やり方は、たくさんの情報がネットで拾えます。
で、
BBを洗浄して、
回転の要、ベアリングを綺麗にしてグリスを塗り、また本体に取り付けました。
その際、
ギア(チェーンを引っ掛けるギザギザが付いた輪っか)の歯がいくつか折れていたのを
発見してしまい、Amazonで注文。
44T(ギザギザが44個ある)という歯数のギアがなくて、39Tというギアを購入しました。
そしたら、ギアが一回り小さい!(歯の数が少ないので、その分円周が短くなる!)
オレ、アホ!
シングルスピードの自転車なので、どう解決するかというとチェーンを切って詰めるしかないのです。
(ちなみに、後輪を思いっきり下げる方法では、ストッパーの長さの関係で上手くいかず……)
今度は Amazon で「チェーン切り」という道具を購入しました。
モノが届く前に考えてみたら、
チェーンを2コマ切ると、短かすぎてダメってことが分かったのです。
でも「チェーン切り」の発送はキャンセルできず!
さすがは、仕事が早い Amazon !!
キャンセルする前に発送していやがった!
チェーン切りは使わず、なんとかチェーンの長さを調整する方法を思いつき、
それが見事に成功しました(オレ、天才?)。
すると、今度はブレーキがタイヤに届かない!
などなど、何かすると次々に何かしらの不都合が起きるんですよ。
結局、全ての問題をクリアして、自転車を試し漕ぎしたんです。
するとまだ カキン、カキン と鳴るわけです。 あー! もう!!
もうお手上げ! ネットに出ていた異音の原因となる問題点は、
全部調整したのに!
自分で修理するのは諦めて、自転車屋さんに持って行きました。
(最初からそうしろって? いくら取られると思うんじゃ!)
結果、なんと ゼロ円で直すことができたのです。
異音の原因は、走行のために折り畳んだスタンドに、
左のペダルが接触していただけだったのです。
定期的な異音は、ペダルを漕ぐたびに、スタンドにペダルが当たっていたから。
なぜ 発見できなかったのか というと、修理の際にはスタンドを立てていたから!
アホ&超恥ずかしい。
スタンドのボルトを緩めて、内側に少し動かしただけで、異音は止みました。
ペダルがスタンドに当たらなきゃ、鳴らないんですから……。
ほぼ1週間に渡るドタバタ劇。
ネットの情報を鵜呑みにする前に、よく問題の箇所を観察すればよかった。
スタンドのペダルが当たる部分は、しっかり塗装が剥がれていました……。
自転車屋のおじちゃんは、これを一瞬で見つけたのでした。
タグ: 自転車を漕ぐと異音がする問題
【このカテゴリーの最新記事】
- no image