2024年09月28日
河合さんのこと。
< 公式HP より>
今をときめく女優・河合優実(ゆうみ)さん。
Macの漢字変換では、まだ一発で名前が出ません。(笑)
Amazonプライムビデオには主演、出演の映画とドラマがたくさんアップされていました。
今、アマプラでWOWOWのドラマ『 さまよう刃 』を視聴中ですが、
よい子は観ないほうが良いでしょう。
体当たり演技とは、このこと!?
壮絶でした。
ところで、
主演映画で公開中(2024年9月6日)の『ナミビアの砂漠』、おもしろそうです。
脱力した自然体のように見える演技と、抜群にセンスのいい、場面ごとに変化する表情。
多分、どんなにつまらない脚本の映像作品に出ていても、観ていて飽きない俳優さんでしょう。
あ、ナミビア〜はまだ観ていませんよ。
映画館に行くと、必ずと言っていいほど体脂肪率の非常に高い方が
隣り、または前方に座ってくるため、絶対に行かない!
最近では、『きみたちはどう生きるか』でそういうシチュエーションに陥りましたから。
DUNEパート2の時は、ポップコーン食べまくりカップル!
やれやれ。
2024年03月20日
DUNE PART2。ほぼ傑作。
< 方式サイトより >
観てきました、DUNE〜砂の惑星 の続き。
感想は...PART1とPART2で一つの作品なんだなぁと。
PART2は、モモアさん演じるダンカン アイダホがいないため、ちょっと寂しい。
(砂漠の救世主で復活するはず!)
アリアの成人した姿が美しい!
復讐はあっさり感満載。
チャニは、ちょっと不細工な顔になった(個人の感想です)。
ポールは逞しくなった。
サンドワーム、酷使されすぎ。タクシー代わり。
リンチ版デューンと比べると、多くの点て勝っているけど、
デイヴィッド リンチ監督の方が、個性的でより好きです。
未見の人は、ぜひ見比べてみて!
ポールの妹、こどもアリアにプスっと刺されて飛んでいくハルコンネン
の風船おじさん(名前がウラディミールだって)のシーンが新作では観られなかった。
スティング演じるフェイドも味があった。
(今回のハゲは怖い。ハルコンネンは戦士や召使も全員ハゲ)
TOTOの音楽もいいですぞ。
ヴィルヌーヴ版で好きなところは、
ビームでスパイス採掘機を破壊するところ。
ビビビビ、どっかーん! 詩的な美しさが感じられた。
やはり、アリア=アニャ テイラー ジョイ(Anya Josephine Marie Taylor-Joy)が
断然好みです。ちょっとしか出ない(ポールが見たビジョン内)けど。
『フュリオサ』も早く観たい。
ヴィルヌーヴ版デューンは前後編なため、命の水を飲むシーンやフレメンの生態などに
時間をかけていて、パート2の前半はゆったりとした気分で鑑賞できた。
HBOで放送されたリンチ版再編集の映画版未公開カットで観られるシーンの数々が
しっかり描写されている点がファンにはたまらないと思います。
ただ、ほとんどがモブで残念。
ところで、間違ってセリフが日本語の吹き替え版を観てしまった!
声優さんの声に最初は違和感があったけど(日本語の抑揚とか)、
中盤からすごく合っているように感じられ、画面に集中できました。
英語版は、すぐにリリースされるであろうWEB動画で観るのを楽しみにしています。
※『です・ます』と『だ・である』が混在している文章です。ご容赦ください。
タグ: デューン砂の惑星パート2
2023年07月16日
『君たちはどう生きるか』公開! 尻が痛かった?
< STUDIO GHIBLIのTwitter より>
宣伝がないまま、2023年7月14日に全国公開された、宮崎駿監督作品です。
ネットニュースを読むと、知らなかった人が大勢いたみたい。
私が観たのは7月16日(日)のあさイチの回。
座席は8割くらい埋まっていましたが、スクリーンの前の方はガラガラ。
さて、ネットではネタバレレビューが出てますけど、
ここでは敢えて書きません!
結論から言いますと、中盤からお尻が痛くなり、
「早く終わって〜!」と脳内で叫んでいました。
この作品には、これといった個性的な悪役がおらず、
強いて言えば、ペリカンとセキセイインコくらい。(笑)
ポスターの被りものの生物は重要な役を担っていますが、
観ていない人は期待なさらず!
声優のキャストは事前に発表されていたそうですけど、
自分は知らなかったので、エンドロールでびっくりしました。
おん年、80歳オーバーの宮崎駿監督。
出来は、黒澤明監督の最後の映画を彷彿とさせます。
しかしまあ、名だたるアニメプロダクションが制作に参加していて、
映像がすごいです。
未見の人は、映画館に行きましょう!
たぶんこれが宮崎さんの最後の作品。
すぐに終わっちゃいそうなので、急いだ方がいいかも。
タグ: 君たちはどう生きるか
2023年06月11日
映画『母性』…母親は面倒臭い生きもの。
< 公式HPより >
戸田恵梨香さんと永野芽郁さんのTVドラマ
『ハコヅメ(ハコヅメ〜交番女子の逆襲)』コンビが
初めて共演(←ドラマより先の撮影)したという話題の映画、
『母性』を観ました。
原作は湊かなえさんの同名小説です。
主な登場人物は以下のとおり。役名は敢えて書きません〜。
○ 母(戸田恵梨香さん)
=母親(大地真央さん)に大切に育てられたひとり娘ですが、自分の娘(永野芽郁さん)に注がれた母親(=娘の祖母)の愛情により、母を奪われたと嫉妬するんです。その大切な母親は火事で死んでしまいます。
火事をきっかけに居候することになった結婚相手の義母(高畑淳子さん)に辛く当たられ、どんどん心が壊れていく。それに娘が一役買っているという。いろいろあって実の娘を憎んでしまいます。
○ 娘(永野芽郁さん)
=祖母の愛情を受けすぎて母親に疎まれて育った娘さん。
母に好かれようと、品行方正な女子を目指したのが裏目に出、正義感が強すぎて空回り。余計なことを言うのでクラスメイトからも疎まれ、社会に出てもパッとしません。
○ 祖母(大地真央さん)
=ひとり娘ラブのお母さんでしたが、火災の際、孫娘を助けるために究極の選択をしてしまうんです。
そこに愛がありすぎました。
○義母(高畑純子さん)
=もう毒親の姑です。息子の嫁に辛く当たります。
嫁の戸田ちゃんが心身ともにやつれていく主因は、この人のせいです。最後の方は、バチが当たったかの如く寝たきりに。
他の登場人物は全員モブのようです。
ちなみにダンナ(三浦誠己さん)は素人画家で、仕事は工場勤務の人。
全然役立たずのモブ扱い。タバコぷかぷか。浮気する。
懺悔室で神父さんに告白する母親。
自分視点なため、娘とは見え方、感じ方が違うようですよ。
一方、娘も過去を振り返るけど、これまた自分視点なので、母親のそれとは違います。
この娘っこは自殺を図りますが、生き延び、やがて母になるという。
う〜ん、浅いストーリー。原作は濃密なような気がする(←未読)けど。
見どころは、やつれた姿の戸田ちゃんです。
この映画における“母性”とは、母から子へと伝播していく、一種の呪いである。< FILMAGAの記事 より引用>
ネタバレになるので、上記リンク先を読む際はご注意を!
湊かなえさんの原作小説には重要な登場人物がいて、映画版より面白そうでした。
自分が実践している母親(両親ですけど)の呪縛から逃れる方法は、縁を切ることです。
ところでなんでこの映画を取り上げたかというと、
最近 Blu-ray と DVD が発売された(2023年4月)ので、
ネットでも視聴できるようになったのと、
2023年5月に第一子が誕生して母親になったばかりの戸田ちゃんの、
母親になる前のお姿が観られるからです!
ちなみに、ご子息の性別や顔写真等の一切が未公開。
プライベートを世間に晒さない戸田ちゃんです。
週刊誌などのメディアは、盗撮スクープなどしないでくださいね...。
2023年05月05日
辛・仮面ライダーその後
< 公式HPより >
2023/3/17に劇場公開がスタートした『シン・仮面ライダー』。
初見どおりの酷評と、擁護派の意見がSNS上で飛び交っています。
個人的には、庵野さん版『キューティーハニー』の悪夢再び、と思ったけど、
魅力的な部分があるのは確かです。
で、まずは訂正から。
・
↑ トラックの社名は、わざとでした。旧作のオマージュ。
・
↑ NHKのドキュメンタリーを観てたら、
庵野さんが池松さんと柄本さんと森山さんに演技を丸投げしてて、ダメ出しできなかった...。
(修正されないところを見ると、監督は気に入ってるのでしょう)
・
↑ NHKのドキュメンタリーでは、
廃ビル内でのショッカーライダーとの戦闘シーンがありました。
殺陣が気に入らず、途中で没になったようです。
監督、段取り重視の戦闘シーンが全く気に入らなかったようで、
ドキュメンタリーではめちゃ揉めてました。
殺陣については、ちょっと監督と同意見ですが、
撮影前に十分なコミュニケーションがとれていれば...。
映画の仕事に関わらず、
職場で意思疎通ができないと人間関係を悪くしますね。
前回は書けなかったけど、後の入場者特典にエヴァのキャラを使ったり、
エヴァ映像と抱き合わせだったりと、あざとすぎる東映。
興行収益は20億円を突破とありましたが、
これはリピーターの皆さんの応援の賜物でしょう。
DVD・Blu-rayが出たら、
コウモリオーグのシーン全部と、第2号との対決(CG部分)と、
ショッカーライダーのところはスキップして、
後は蝶オーグとの戦闘は全部飛ばして観れば面白いかも、
と思う今日この頃です。
それより、撮影の裏側の方が面白いです。
リンクが切れていたらごめんなさい。
2023年03月18日
辛・仮面ライダー!
<変身後のハチオーグが多いと噂の初期入場者特典>
期待しすぎたせいか、大変がっかりでしたよ『シン・仮面ライダー』。
庵野さん版『キューティーハニー』の悪夢再びです。
最速上映会(2023/3/17の18時スタート)の
全国の劇場(339箇所?)を繋いでの舞台挨拶で、
壇上の演者の皆さんがカタチばかりは絶賛していましたが、
まさかまさか見終わって「くそつまらない!(個人の感想です)」と
呟くハメになるとは。
※手塚とおるさんのコメントが、けっこう滑っていた
※池松壮亮さんのコメントの歯切れの悪さ・熱量の少なさ、なるほど!
※柄本佑さんはサービス精神旺盛なのだなぁ
※なーちゃん(西野七瀬さん)は乃木坂46で鍛えられているので、堂々としていた
※最前列の記者がPCで速報をアップするところがチラ見えしていた
Yahoo!映画のレビューなどで高評価の方々もいるけど、
その人の映画視聴歴で評価が変わるのでしょう。
庵野作品は、そういった信者的な方々に支えられているのだなぁ、と。
メジャー作品を扱える日本の監督さんたちには
『ダークナイト』のようなヒーロー映画を作る才能と環境がないのかな。
(ザキヤマさんや三池さんはもとより、庵野さんまでトンチンカンだった)
若い才能ある監督たちは、Netflixで腕を磨いて欲しいです。
ただし、映画監督になる人って、基本SF映画は好きじゃなさそう。
『シン・仮面ライダー』の劇中で、
『辛い』という字に棒を一本足せば『幸せ』になる、
その逆もまた然り、と言っていたけど、
シン・仮面ライダーの『シン』は『辛』でした。
シン・シリーズの樋口真嗣さん(実写版『進撃の巨人』の悲劇!)抜きで、
あそこまで酷いとはね。それにはビックリですよ。
<がっかりしたところ>
・最初のトラックの追撃シーン、ドアに社名が...(チープさはわざと?)
・終盤のボス戦、『仮面ライダー BLACK SUN』よりひどいですよ〜
・遺言のビデオレター、他の映画の既視感満載です
・安っぽいCG...東映のお家芸!
(ルリ子がたくさん出てくるので、正体はクローンか?と。でもヱヴァネタはやらなかった)
・出渕裕さんのデザイン全般(←昔から嫌い)
・用意周到と言っている割に、やっつけ仕事のルリ子さん
・心情を細かに描けないオタクな脚本家の腕
・画作り(撮影する人、照明さんたちはクソなの?)
・ストーリー(福井晴敏さん以外のプロの脚本家に最初は任せよう)
・手塚とおるさんのコウモリオーグの扱いは特に酷いです
・画面に登場する人群衆が異様に少ない(コロナ禍のせいか、エキストラが集まらなかった?)
・ショッカー、組織として機能していなかった
・トンネル内の戦闘、暗すぎ! そしてEXILEか!?
・各オーグのエピソードはショッカーとの関連性が薄くて、なんだかなぁ...
人類に迷惑をかけてるんだかかけてないんだか
(ただし、サソリオーグの毒が他のオーグに効果があるという事で、政府系の人たちが自ら入手)
・斎藤工さん(滝)がいて、いつか変身するかとオモタ
まだ色々ありますけど、もういいか。
庵野監督は1960年生まれ(昭和35年)だそうだから、もう60歳オーバー。
老害と言われて晩節を汚さないことを願います。
タグ: シン・仮面ライダー
2022年09月25日
『初恋の悪魔』の伊藤英明さん!
< 公式HP >
日テレのドラマ『初恋の悪魔』が2022年9月24日(金)に最終回を迎えました!
ネットでは盛大にネタバレしてるけど、ここでは敢えて触れず。
何故かというと、犯人が誰とか関係ないからです。
初恋の悪魔で、初回から怪しい空気を纏っていた、
雪松署長こと伊藤英明さん!
『海猿』以降、怖い!と思っていたけど、
本当はヤンチャでお茶目そうな伊藤さん。
そんな伊藤英明さんが主演の映画『KAPPEI|カッペイ』を
なぜか初恋の悪魔最終回オンエア直前まで観ていた私。
キャラクターのギャップたるや、度し難いです!
< 公式HP >
終末の戦士、勝平(KAPPEI)。
なぜか周囲の大学生にはシュワちゃんのコスプレをしている
週末 の戦士と勘違いされているけど、殺人拳の使い手だっ!
詳しくは、リンク先の公式HPを見てくだされ。
映画はドン引きするくらいぶっ飛んだ内容です。
これを伊藤英明さんの黒歴史とするか否かは、
視聴者各自の判断に委ねる次第です。(笑)
ヒロインの歌子、じゃなくて山瀬ハルを演じる
上白石萌歌さん、化粧っけがないJD役で、
かわいいです。
入浴シーンもあります?
ハルに恋をするDTのカッペイ。
こちらは『初恋の悪夢』って感じの展開でした。
キエェェェェイ!
2022年06月22日
『名建築で昼食を 大阪編』8月スタート!
< 公式HPより >
建築ブツ好き(あとグルメも)には堪らない
『名建築で昼食を』の大阪編!
池田エライザさんと田口トモロヲさんの、
不思議な雰囲気を醸し出していた深夜ドラマが復活。
(カタギな人がリアルタイムで見られる時間外やねんな)
東京、横浜の次は大阪編やでっ!
ラスボスは『太陽の塔』やろか !?
ベンジャミン ベドゥサック さんのユルい音楽も
めっちゃええ!
最近では『まどろみバーメイド』。
フランス人の作曲家で西パリ(京都?)住まいやそうです。
2021年12月25日
悪いヤツがいない!『ミラベルと魔法だらけの家』
< Disney + より >
少年ジャンプ脳の自分には、新鮮な驚きです。
ディズニーアニメの新作『ミラベルと魔法だらけの家(原題:Encanto)』
には、ビラン(悪役)が一切出てこない!
なので、悪党をやっつけるカタルシス、というか
最後に悪いことをした人が罰を受ける
ということがないので、
まあ物足りないことこの上ナシ!
(しかし、泣けます!)
一方で、色彩のバクハツが凄すぎる!
花火や花びらや、光る粒子の一つ一つが
無数の色で満たされ、舞い、飛び散るって
どんだけ凄い技術なんでしょう!
マイナスポイント(←主観です)としては、
主人公ミラベルが、ディズニープリンセス歴代1位のルックス。
(服のディテールがすごいけど)
12月22日放送の
「徳井と後藤と麗しのSHELLYと芳しの指原が今夜くらべてみました」
で、徳井さんがポスターのカピバラを見て
「こいつ絶対可愛いやん」と言って、
そこに後藤さんが「ちょいちょい何かで助けてくれる」と言ってたけど、
最近のディズニー映画では、擬人化された動物やモノが出てきても
しゃべらない、変に律儀なリアリティーさがありますね。
ミラベルと魔法だらけの家では、
魔法の家自体が饒舌に(ただし言葉は発せず)動き、
動物たちの会話は、動物の思っていることがわかる子供が
通訳してた(うまく説明できないです)。
あと、同番組のゲストの女性ふたりが
「 リン マニュエル ミランダ (Lin-Manuel Miranda)」さんの
音楽がいい!って褒めちぎっていたので
調べてみました。
・・・芸術のギフトをもらった方でした。
ミラベルと魔法だらけの家では、
主人公のミラベルは幼少の頃に「魔法のギフト」を
もらえなかった。
現実社会においては、何の取り柄もない女性って
ことでしょうか。ちょっと外見も普通だし。
しかし、魔法頼みじゃない行動力で、
破滅から家族を救うという。
このストーリー自体は、まあ、どうでも良かったです。
脚本家の手前勝手な設定ですので。
「飛び抜けた能力(=ギフト)がなくても、がんばれば道は開ける」
とでも言いたいのでしょうか。
大袈裟には言わないけど、
みんな誰でも、得意なことや興味が持てることがあると
思いますので、その好きなことをとことんやると、
人生にハリが出ると思いますよ。
でも悪いことにはのめり込まないでください。
殺人や放火などの犯罪に凝ると
周りが迷惑しますので...
ところで、2021年の映画を振り返りますと、
自分の中のベスト1は『Dune』です!
まさかまさか、またまた映画化されて
スクリーンで見ることができるとは思いませんでしたよ。
かなりマニアックなSFだと思いますから。
以前、この日記で「クイサッツハデラッハ(KWISATZ HADERATCH )」
という単語を書いたら、ページの瞬間検索数が上がったんですけど、
私、その言葉の意味は書いてなかったんです。
クイサッツハデラッハは、Duneの救世主(厳密には違う)のことです。
時間を超越して、色々なタイムラインを自由に移動でき、
未来を見ることができます。
Duneの主人公ポールはクイサッツハデラッハになる
んですが、全然幸せじゃなかった。むしろ可哀想。
クイサッツハデラッハには、なるもんじゃないです。
タグ: ミラベルと魔法だらけの家
2021年12月24日
思い出の『マトリックス』
新作『 マトリックス レザレクションズ 』観ましたか?
前評判のとおり、残念な出来でございました。
なんで作っちゃったかな?
思えば、1作目の「 マトリックス 」は、映画史に残る傑作でした。
・SFのデザイン革命 → 未知との遭遇と スターウォーズ
・3D-CG革命(すべてのジャンルの映画において) → ジェラシックパーク
・SF映画(サイバーパンク)のストーリー展開と映像美 → ブレードランナー
がいろんな意味で、ハリウッドSF系映画のターニングポイントと思っているんですが、
マトリックスの1作目は今観ても面白い!
まあ、皆さんDVDなんかで視聴されていますよね。
1999年公開で、20年以上前とは思えない、スタイリッシュな映像。
ストーリー的には、すでにサイバーパンクの
先陣映画があるので、新鮮さはありませんが、
あの弾道の表現と、
ストップモーションで横方向に360度カメラが
人物の周囲を回転するバレットタイム、
そして弾を高速で避ける・のけぞって避ける、
というのが他の映画にもたくさん使われてます。
マトリックス レザレクションズの残念なところは、
うわこれ新しい!と思える視覚的な技術が見られなかった点、
主人公ネオがすっかり過去の記憶を無くしていて
最初の50分くらい活躍しない点、
キアヌさん演じるNEOがジョン ウイックにしか見えない風貌な点、
キャリーさん(産毛がすごい)がおばさん化しすぎてる点など、
残念なポイントが多すぎです。
思えば、1作目のキアヌさんは、かっこよかった。
本作のキアヌさんは、全然いいとこなし。
能力が発揮できなくて弱いし、みすぼらしい。
弾丸をATフィールドみたいに防ぐだけ。
終盤まで空も飛べない。
マトリックス2と3、
そしても「Vフォー バンデッタ」「スピードレーサー」
SF大作「クラウドアトラス」がイマイチ(個人の感想です)
だっただけに(「ジュピター」は期待すらされていない)、
マトリックス新作には期待してたんですけど、
う〜〜〜ん、う〜〜〜ん、
残念な作品となっています。
しかし、 ゲームの3D-CG技術 はすごいらしいです。