稼いでいるタクシードライバーの仕事の特徴やノウハウを身に付けよう
更新日:2021.01.04

タクシードライバーに転職しようと悩んでるあなたは稼げるんだろうか?と思うでしょう。
結論は稼げます。特に筆者のような新潟県の地方出身者が東京都内にてタクシードライバーに転職すると収入はアップします。
しかし何も考えずにタクシーを運転してれば稼ぐことは厳しいです。
真面目に仕事をすれば収入40万以上は期待できるでしょう。
今回は営収トップクラスのタクシードライバーから教えて頂いた6つを掲載します。
考えて仕事をしている
営収トップクラスのドライバーは日々狙うスポットやイベント、雨の日、災害時、電車の運休などの情報を早くキャッチしています。
瞬時の状況判断をして行動に起こすことで成績を上げてるのです。
お客様の行動を予測して、平日と週末の流し方を変えるドライバーもいます。
サボることはしない
隔勤ですと休憩時間は3時間と決められてはいますが、それ以上の休憩をとっているドライバーもいます。
サボり癖がついてしまうと8時間、中には10時間も熟睡してたドライバーも。
タクシーはとても自由な業界なのですが、トップドライバーは時間管理をしかっりしています。
長距離顧客を狙う
空港を利用するお客様
早朝からタクシーを利用し空港へ向かうお客様や、仕事で海外に向かうお客様が狙い目です。
また空港周辺のホテルからタクシーを利用し遠方へ向かうお客様もいます。
飲み会でのサラリーマン
最近は接待が減少しつつありますが、会社の同僚で飲みにでかけるサラリーマンはねらい目。
数人で乗車した際、送り先を経由してお送りするケースがあります。
夜の街を狙う
店員の女性とお客様の男性の合計2名乗車は乗車距離が長くなる可能性が高いです。理由は
- 女性の自宅まで送ってそのあとに男性を送る
- 女性を送ったあと、男性はまた同じ場所に戻る
- 先に降りた男性が女性にお金を渡し、女性は自宅に帰る
この3パターンがあります。
体調管理をしっかりしてる
タクシーの仕事に支障のないように体調を整えています。体調がすぐれないと運転に集中できなくなり、状況判断がおろそかになります。
また乗務中は目を非常に酷使するため、睡眠は十分とってます。
最後まであきらめない
乗務終了間際になって思わぬ長距離のお客様が乗車してくることがあります。最後にお乗せたお客様が1万円以上になることもあります。
まとめ
体調管理と向上意欲があれば収入はあげることができるのです。実際、20代で40-50万を取ってるドライバーもいます。
タクシーで稼ぐための方法を1つでも多く身に付けましょう。
タクシードライバーへ転職して爆速で営収をあげる方法
タクシードライバーとして新人デビューし自分の実力で高営収をあげる方もいますがほとんどのドライバーは苦労します。
タクシードライバーで爆速で営収をあげるには現在高営収をあげてるドライバーに聞けば良いのです。
ベテランドライバーからは教えてはくれませんので自分から積極的に質問することが大切です。
あなたより成績が良いドライバーにアプローチすることで大半のドライバーは教えてくれます。今回は転職してきたタクシードライバーが早々に営収を効率良く上げていく基本的な方法を紹介します。
出庫後のルートを頭に描く
ベテランドライバーは出庫後のルートを描いて流していきます。あなたとの違いを探してください。また、流し方も相性があります。
ベテランドライバーから教えてもらい、自分なりにアレンジを加えてみるのも良いでしょう。
お客様を降ろした後のルートを瞬時に頭に描く
早いうちに地理を覚えて、次の行動に移れるように地理を体で覚えるようにしましょう。
お客様を降ろしたら【最短ルートで】【この通りを出て】【こんなふうに流していこう】と思えるようになればベストです。
新人のうちはうまくいかないこともありますが早めに覚えましょう。
高単価のお客様がいるエリア、スポットを知る
都内には富裕層が生活してる地域がたくさんありますし、ショッピング店も高級店がたくさん存在します。
また高級料理店や高級クラブ街にも高単価のお客様が多くいます。ポイントはお客様の移動時間帯を考えながらタクシーを流すことです。
まとめ
早く営収をあげるには、教えてもらった知識を早く吸収することです。
あとはあなたが活かせるかどうかです。実践あるのみです。
タクシー都道府県別年収ランキング

タクシーの年収はいくらなのか、参考までに都道府県別年収ランキングを掲載する。 収入が気になるあなたは参考にしてほしい。
都道府県 | 年収 |
---|---|
東京都 | 417.4万 |
神奈川県 | 379万 |
愛知県 | 377.1万 |
岡山県 | 355.4万 |
岐阜県 | 354.1万 |
大阪府 | 347.8万 |
三重県 | 338.7万 |
奈良県 | 333.6万 |
静岡県 | 315.8万 |
埼玉県 | 314.6万 |
富山県 | 310.7万 |
茨城県 | 310.6万 |
京都府 | 307.7万 |
山梨県 | 304.2万 |
兵庫県 | 303万 |
福岡県 | 302.8万 |
群馬県 | 302.1万 |
香川県 | 302.1万 |
大分県 | 299.3万 |
栃木県 | 298.9万 |
滋賀県 | 295.7万 |
千葉県 | 295.4万 |
新潟県 | 287.4万 |
高知県 | 286.5万 |
石川県 | 285.6万 |
沖縄県 | 282.2万 |
山形県 | 281.9万 |
山口県 | 280.9万 |
長野県 | 277.2万 |
長崎県 | 276.8万 |
宮城県 | 274.6万 |
北海道 | 271.5万 |
愛媛県 | 270万 |
福島県 | 270.6万 |
島根県 | 270.4万 |
福井県 | 269.3万 |
熊本県 | 267.7万 |
広島県 | 264.3万 |
徳島県 | 261.7万 |
青森県 | 260.2万 |
佐賀県 | 253.8万 |
和歌山県 | 249.8万 |
岩手県 | 247.1万 |
鳥取県 | 246.8万 |
鹿児島県 | 241.1万 |
宮崎県 | 230.4万 |
秋田県 | 226万 |
東京都が第一位。 少ないと思うかもしれないが平均でしかない。年金をもらっているタクシードライバーも含まれるため低くなります。
筆者の出身地、新潟県は287.4万なので、東京都との差は130万円。 参考までに筆者の2019年度の年収は650万程。
コロナ後のタクシードライバーは働き方次第で収入が左右する

コロナの影響によりタクシー会社も収益に大影響を受けているのはご存じと思います。 解雇や、休業、廃業まで追い込まれるタクシー会社も出てきてます。中には飲食物の運送を始めたタクシー会社もあるほどです。
コロナ後の働き方は今までと様子が違う
タクシードライバーへ転職を検討されてるあなたは、逆にラッキーともいえるのではないのでしょうか。
東京都は都心3区がホットスポットだったがコロナ後は様子が違います。
コロナ前はトップクラスのプロドライバーからノウハウを教えてもらえば、営収アップはさほど難しくなかったのですが、コロナ後はお客様の行動が変わりつつあります。
臨機応変にタクシー営業を行えずルーチン的な仕事をしていたトップクラスのドライバーは、営収を落としてる方もすくなからず存在します。
お客様がタクシーを利用する場所や時間帯が依然と違い、その状況を察知しないと今まで通りの営収は見込めません。
あなたに条件が見合うタクシー会社に転職後、コロナ前の基本的な流し方を覚えることは良大切ですが、コロナ禍でのタクシーの営業法を覚えることも必要です。
コロナ禍の状況下、先輩やベテランドライバー、新人も同じ土俵に乗っているので、全員が初心者に近い状況でしょう。
コロナ後のタクシー市場を制覇するのはあなたの腕次第なのです。
コロナ後のタクシー事情
国の方針によりテレワークの促進が進んでいます。
都心3区はタクシーにとってうまみのあるスポットでしたが、テレワークが進むと都心からビジネスマンが少なくなります。
オフィス面積の縮小や、地方に本社機能を持たせる企業も出てきています。
テレワークにより働く人の都心集中は減少し、3区以外でのタクシーの需要が増える可能性が高いのではないのでしょうか。
今後のタクシー営業は今までの流しでは収入減少が見えてます。またお客様はアプリを使ってタクシーを呼ぶ機会が多くなるでしょう。
おそらく今後はアプリ配車がますます増加するのではないでしょうか。
これからはアプリ配車が多くとれる場所やエリアを見つけだせるドライバーが、営収をより多く取れることでしょう。
コロナ後の筆者の営収推移
コロナ禍のタクシー会社は営収が激減し非常に苦しい状況です。廃業を決めたタクシー会社も過疎地域では出始めています。多くのタクシードライバーは四割以上もの収入減収の中、筆者は1割程度の減収で済んでいます。
コロナ前の毎月の総支給額は約50万円でしたがコロナ後は45万円程度。コロナの第三波により東京都内では時短要請が発表されたがタクシードライバーにも影響が出てくるだろう。おそらく港区や千代田区、中央区では仕事にならないと推測しています。
タクシードライバーの求人は非常に多い-ドライバー希望者は選びやすい状況-

タクシードライバーの求人はいつの時代でも多い。 おそらくこれからも人手不足は続くのであろう。
タクシーの自動化運転やAIが発達しても、お客様の要求に100%答えられるのは難しい。
特に東京都内は道が複雑。抜け道や、ショートカットも多数存在するし、お客様によってお送り先するまでのルートが多種多様ある。キチンと確認しないとクレームになるし激怒することも考えられる。
なのでこの業界は自動運転は難しいと思ってる。だからタクシー会社は必死で優秀なプロドライバーを採用しようと必死である。
しかしタクシードライバーの転職を前向きに考えてるあなたは、きちんとしたお客様の対応ができることでしょう。
タクシー会社はほとんどドライバー不足
タクシーの求人は盛んです。東京オリンピックを目標に各社駆使して良い人材を確保しようと頑張っています。
またタクシードライバーになる条件はさほど厳しくなく、多くの業種から転職されるかたが多いのです。
ドライバーが不足してるということは乗れないお客様がいることですので、タクシードライバーとして転職を考えてるあなたは正しい見解でしょう。
タクシードライバーの離職率
採用条件がさほど厳しくないかたわら、タクシーを甘く見て転職してくるのも事実です。 安易に転職されてきた方々は1年もしないうちにやめるケースもあります。 筆者の同僚は、デビューして1か月もたたないうちに辞めました。
タクシーは採用基準がそれほど厳しくないので転職は意外とスムーズにできますが、乗務デビューしたとたんに辞めるケースもあります。しかし学卒新人でタクシーをすぐに退職するかたは意外と少ない業界です。
離職率を上げてるタクシードライバーは現職のかたであり、仕事がしやすい環境の他のタクシー会社に転職することが多いことが原因のようです。逆にいうとタクシードライバーは再転職先に困ることがないということです。ただし現役タクシードライバーとして活躍してる方は、困難を乗り越えてる優れたプロドライバーなのです。
初年度の平均年収500万円超え
タクシードライバーに転職する以上、やはり収入は優先度が高いのではないのでしょうか?
20代から年収500万を狙える職業はタクシードライバーとして魅力があるようです。
400社以上もある都内のタクシー会社の中でも初年度の平均年収が500万円超えのタクシー会社もあるのです。