ノルウェーが起源とされている都市伝説だ。
ある夫婦に子どもが生まれた。子育てに夢中で、夫婦水入らずの旅行に行くことができなかったが、ベビーシッターが見つかったので、二人は子供を預けて長期旅行に出かける計画を立てた。
ところが、旅行に行く当日、ベビーシッターの車がトラブルを起こし、家に到着するのが15分遅れるという連絡が入った。
急がないと間に合わない。2人は子どもを食卓においてあったベビーチェアに座らせ、子どもに「いってきます」のキスをして、ベビーシッターが入ってこられるよう裏口の扉を開けた状態で定刻通り旅に出た。
この続きの話は2通り存在する。
一つはベビーシッターが到着した時、風によって扉が締められてしまい中に入れなかったというもの。ベビーシッターは「夫婦が子供をつれていったのだろう」と思い込んで、子どもが中に置き去りになっているのを知らずに帰ってしまったというもの。
もう一つはベビーシッターが家に到着する直前で、さらなるアクシデントに襲われ亡くなってしまい、やはり子供が忘れ去られてしまったというものだ。
どちらのパターンであれ、夫婦が旅行から帰ってくると、子供が出かけた時と同じ場所で腐敗していたという話で終わるのだ。
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