私は56歳で仕事を辞めました。
今でも、働くことは人間と生活を支えてくれる大切な要素だと思っています。
でも、私は、
小さい頃から、早く年寄りになりたいなぁ〜と、思っていました。
勉強しにガッコ行かなくていいし…昼間からゴロゴロして道端でお喋りしてるし…
うらやましいなぁ… 「なんもせんでいい年寄り」はいいなぁ〜と、思っていたのです。
今、それが実現しています、
希望退職56歳−働き始めは18歳=38年間働いたご褒美なのかもしれません。
世間が、定年延長や雇用延長などと言う言葉を当たり前のように囁き出した時、
私はおびえました 「これ以上働いて、仕事に自分の時間が奪われるのは嫌だ」
目標は55歳定年退職!
何としてでも雇用延長などに捕まらないうちに退職して、
自由な時間を手に入れたい!辞めるチャンスを狙い続けました。
結果はまずまず、目標より1歳オーバーして仕舞いましたが、
56歳で目出度く希望退職のチャンスに恵まれました。
もしかしたら世間では希望退職=リストラと言うかもしれませんが、
私にとってはどちらでも良く、
小さい頃の憧れだった 「なんもせんでいい年寄り」 になれたのです。
自由な時間はたっぷり手に入れましたが、
全てがパーフェクトとはいかないものですね…
これからの老後の生活に目をやると、経済的には不安定(不自由)そのものです。
貯蓄は確実に0円に向かって進み続けるのと、
私の寿命も確実に終焉に向かい歩み続けるのですが、
どちらが早いか、それがこれからの重要なテーマになります。
社会福祉予算も減る一方で最悪の状況になった時の手助けは有るのか、
病気などに罹って入院したらどうなるんだ、など、
色々マイナス面を考えると、なんとも寂しい未来が待っていそうな気もします。
それでも気を持ち直し、「金は天下のまわりもの」 心配してもきりがない、
私は 「質素な、働かない蟻さん」 「なんもせんでいい年寄り」 になれたんです。
これからは、自由な時間を、どう活用して行こうか、
じっくり考えてみたいと思います。
次のブログでは、
「なんもせんでいい年寄り」を標榜していた少年が、
実社会に踏み出す時の事を、続けて書いていこうと思います。
今日は、ここまで!最後まで読んでいただきありがとうございました。
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