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2022年01月31日

?U - JANE AUSTEN Emma - 2022.01.31

Mrs. Goddard’s school was in high repute−and very deservedly; for Highbury was reckoned a particularly healthy spot: she had an ample house and garden, gave the children plenty of wholesome food, let them run about a great deal in the summer, and in winter dressed their chilblains with her own hands.
ゴダード夫人の学校はとても評判が良かった。
そしてそれは当然のことだった。
ハイベリー村については特に健康的な場所とみなされていた。
彼女は十分な建物と庭を(学校に)持っていた。
健康に良い沢山の食べ物を子供たちに与えていた。
夏は子供たちにどんどん自由に遊びまわるようにした。
冬は子供たちのしもやけに自ら薬を塗った。
repute:(名)評判 
deservedly:(副)正当に 
reckon:(動)?@…を数える ?A?しばしば受身?…(…と)みなす 
ample:(形)豊富な、十分な 
wholesome:(形)〈食べ物などが〉健康によい 
run about:(自)〈子供などが〉自由に遊びまわる 
chilblain:(名)?通例〜s?しもやけ 
dress:(動)?D〈傷口に〉薬を塗る
It was no wonder that a train of twenty young couple now walked after her to church.
20組の若い(生徒の)カップルが彼女の後について教会に向かう列を見ても何の不思議もなかった。
train:(名)〈人などの〉列 
She was a plain, motherly kind of woman, who had worked hard in her youth, and now thought herself entitled to the occasional holiday of a tea-visit; and having formerly owed much to Mr. Woodhouse’s kindness, felt his particular claim on her to leave her neat parlour hung round with *fancy-work whenever she could, and win or lose a few sixpences by his fireside.
彼女は美人ではなかった。
母のような女性で、若いころに大いに働いてきたのでお茶を楽しむ時折の休日くらいは許していいと考えていた。
そして以前にウッドハウス氏の親切の恩恵を受けたと考えていた。
だからいつでもこの装飾の縫物を懸けて整備した居間を離れさせて自分を呼ぶ特別な権利を、そして彼の暖炉の脇で六ペンス勝ったり負けたりする、そんな特別な権利をウッドハウス氏は持っていると感じていた。
plain :(形)〈女性・顔が〉不器用な 
motherly :(形)母のような 
kind of:(…の)ようで 例:You look kind of tired. 少し疲れているみたいですね 
in:?時?…のうちに 
youth:(名)若いころ 
entitle:(動)権利を与える 
occasional:(形)時折の 
have:(動)〈意見・見解などを〉(…に)持っている
formerly:(副)昔は 例:I formerly lived in China. 依然は中国に住んでいた 
owe:(動)?@〈人に〉金を借りている ?A owe A to B A(物・事)についてB(人・物・事)の恩恵をこうむっている 
particular:(形)特有の、独特の 格別な 
claim on:(名)(…を)要求する権利 
neat:(形)?@きちんとした ?A手際のよい 
parlour:(名)?@店 ?A応接間、居間 
hang round:(自)?@うろつく ?A(人に)つきまとう  
* fancy-work;Ornamental sewing:装飾用の縫物 
sixpence:(英国の)6ペンス白銅貨 
fireside:(名)炉端
There were the ladies whom Emma found herself very frequently able to collect; and happy was she, for her father’s sake, in the power; though, as far as she was herself concerned, it was no remedy for the absence of Mrs. Weston.
エマには自分がしばしば呼び出すことができる女性達がいた。
そしてそれは父のためにそんな力があるということが嬉しかった。
だけれども、自分で考える限りにおいては、それは、ウェストン夫人がいないことの救いにはならなかった。
frequently:(副)しばしば 
collect:(動)?C?略式?〈人を〉呼び寄せる 
sake:(名)(…の)ため for…’s sake:…のために 
happy in …:(…ということが)嬉しい 
as far as:?@?場所?…まで ?A…の及ぶ限り ?B…の限りでは 
concern:(動)?受身または〜oneself)(…を)心配する、気をもむ 
remedy:(名)治療、救済 
absence:(名)不在、欠如
She was delighted to see her father look comfortable, and very much pleased with herself for contriving things so well; but the quiet *prosings of three such women made her feel that every evening so spent, was indeed one of the long evenings she had fearfully anticipated.
彼女は父が快適そうにしているのを見るのが好きでした。
そして事が上手く運ぶことに彼女自身で喜びを感じていた。
しかし三人のこの女性達のひそひそ話は新鮮味のない夜を思わせて、それは彼女が恐れて予期していた長い夜、ということでした。
delighted:(形)(…ということを)喜んで 例:be delighted to hear …を聞いて喜ぶ 
pleased with:(…に)喜んだ 
contrive:(動)?@…を考案する ?A〈悪いことを〉もくろむ ?Bどうにかして…する 
quiet:(形)?C〈人・態度などが〉内密の 
*prosings:Tedious chatting,gossip:おしゃべり 
spent:(形)疲れ切った a spent runner:疲れ切った走者
fearfully:(副)?@恐ろしく ?Aひどく 
anticipate:(動)…を予期する
As she sat one morning, looking forward to exactly such a close of the present day, a note was brought from Mrs. Goddard, requesting, in most respectful terms, to be allowed to bring Miss Smith with her; a most welcome request; for Miss Smith was a girl of seventeen whom Emma knew very well by sight and had long felt an interest in, on account of her beauty.
ある朝、今日も息苦しい雰囲気になることを覚悟しながら椅子に座ったとき、ゴダード夫人から手紙が届いた。
とても丁寧な言い方をしたお尋ねで、ミス・スミスを一緒に連れて行ったいいかと言うものだった。
それは歓迎するお尋ねで、ミス・スミスは十七歳の女の子でエマはよく見知っている。
そして彼女の美貌故に長い間彼女に興味を持っていた。
as:?時?…のとき 
look forward to:…を楽しみにして待つ(嫌なことを待ち受ける場合もある) 
close:(形)?F息苦しい 
present:(名)目下の 
respectful:(形)ていねいな 
term:(名)〜s:言い方 
for:?関連?…の点では 
on account of:?形式?…の理由で
A very gracious invitation was returned, and the evening no longer dreaded by the fair mistress of the mansion.
そしてとても丁寧な招待状がゴダード夫人の許へ帰って行った。
夜はもはや美しい大邸宅の女主人にとっては恐れるものではなくなった。
gracious:(形)丁重な
no longer:もはや…でない 
dread:(動)…を恐れる 
fair:(形)きれいな 
mansion:(名)大邸宅
Harriet Smith was the *natural daughter of somebody.
ハリエット・スミスは私生児だった。
Notes
*natural daughter:Illegitimate.
Contemporary romances often turned on the mysterious parentage of the heroine (see Moler, pp. 157-86) .
Emma’s interest in Harriet may be compared with Catherine Morland’s novel-oriented view of life in Northanger Abbey.
現代のロマンスはしばしば不思議なヒロインの誕生を生む。
エマがハリエットに興味を持ったのは多分小説の中のノーサンガー邸宅のキャサリン・モーランドと比べたからなのでした。
illegitimate:《il-否定+legitimate-合法の》(形)〈子供が〉非摘出の 
contemporary:(形)〈人・出版物などが〉同時代に存在する、現代の
turn on:?略式?〈人を〉刺激する、興奮させる 
mysterious:(形)不可解な 
parentage:(名)生れ 
heroine:(名)ヒロイン(heroinヘロイン(麻薬の一種)と同音語) 
compared with:…を比較する 
novel:(名)長編小説(短編小説は short story という)
Somebody had placed her, several years back, at Mrs. Goddard’s school, and somebody had lately raised her from the condition of scholar to that of parlour-boarder.
何年か前に誰かが彼女をゴッダード学校に預けた。
そして最近誰かが彼女を普通の生徒から校長と同居の寄宿生に格上げさせた。
raise:(動)…を持ちあげる 
condition of :条件
scholar:(名)?@学者 ?A物知り ?B奨学金受給者 ?C学生、生徒 
parlour:(名)?@店 ?A応接間、居間 
boarder:(名)寄宿生
This was all that was generally known of her histry.
一般に知られている彼女の過去はそれが全てだった。
She had no visible friends but what had been acquired at Highbury, and was now just returned from a long visit in the country to some young ladies who had been at school there with her.
彼女にはハイベリー村で得た友達を除いて友達はいなかった。
学校で一緒の少女の家に長い間行っていて、たった今帰って来たところだった。
visible:(形)?@目に見える ?A明白な 
but:…を除いて acquire:(動)?@手に入れる ?A〈習慣などを〉身につける 
there:(文末のthereは「そこ」という場所をさす)
She was a very pretty girl, and her beauty happened to be of a sort which Emma particularly admired.
彼女はとても美しい娘で、そしてその美しさはエマが惚れ惚れするような部類のものだった。
happen to:偶然(…)する 
of a sort:〈軽蔑的〉おそまつな、二流の 
admire:(動)?@…に感嘆する ?A惚れ惚れと眺める
She was short, plump and fair, with a fine bloom, blue eyes, light hair, regular features, and a look of great sweetness; and before the end of the evening, Emma was as much pleased with her manners as her person, and quite determined to continue the acquaintance.
彼女は小柄で明るい頬で、青い眼、明るい色の髪、均整のとれた容姿、そして愛らしい顔つきが全く美しい。
エマはその夜の終わりが来る前に彼女の人となりも態度も同じくらい気に入ってしまい、彼女と付き合っていくことをすっかり決めたのでした。
plump:(名)おもり (形)まったくの 例:a plump fool まったくのばか 
fair:(形)きれいな 
bloom:(名)?@花 ?A〈美などの〉最盛期 ?B〈ほおの色などが〉桜色、光沢 
regular:(形)均整のとれた 
feature:?しばしば〜s?容貌 
look:(名)?@顔つき ?A表情 
sweetness:(名)愛らしさ 
as much… as…:…と同じ程度に 
please:(自)人の気に入る 
determined to:〈…することを〉決める 
acquaintance:(名)?@知人 ?Aなじみ
She was not struck by any thing remarkably clever in Miss Smith’s conversation, but she found her altogether very engaging−not inconveniently shy, not unwilling to talk−and yet so far from pushing, shewing so proper and becoming a deference, seeming so pleasantly grateful for being admitted to Hartfield, and so artlessly impressed by the appearance of every thing in so superior a style to what she had been used to, that she must have good sense and deserve encouragement.
ミス・スミスの会話については目立って賢いと思わせることはなかった。
しかし彼女自身が人を引き付けることを発見した。
適度な恥ずかしがり屋で、口数が少ないと言うわけでもなく、まだ出過ぎることも全くなく、礼儀正しいし、他人の考えに適切に応じる。
ハートフィールドに招かれたことに感謝しているように見える。
今まで経験してきたこととは違ってすべてが高級な様式の状況に無邪気に感謝している。だからしっかりとした考えを持っているに違いない。
後押しする価値ある女性だ。
strike:(動)〈人に〉(…と)思わせる 
remarkably:(副)目立って 
her altogether:彼女全体で、トータルの彼女が 
engaging:(形)人を引き付ける inconveniently:(副)不便(なほど)に 
unwilling:(形)気が進まない 
so far:今までの所(up to now) 
pushing:(形)元気の満ちた 
proper:(形)ふさわしい、(礼儀)正しい 
becoming:(形)〈行為などが〉適切な 
deference:(名)(人の判断・意見・意志などへの)服従 
seeming:(形)外見上 
pleasantly:(副)愉快に 
grateful:(形)(人に)感謝する 
being:…であること 
admitted:(形)?限定的??@認められた ?A(悪いことを)自ら認めた 
artlessly:(副)ありのままに、無邪気に 
impress:(名)?@押しつける ?A印象付ける ?B感動させる 
appearance:(名)?@出現 ?A外観 ?B状況 
superior:(形)?@優れた ?A上級の ?B優勢な ?C高慢な ?D屈しない 
deserve:(動)値する 
encouragement:(名)?@激励 ?A(人に対して)励みになるもの
Encouragement should be given.
後押しされるべきだ。
Those soft blue eyes and all those natural graces should not be wasted on the inferior society of Highbury and its connections.
あの穏やかな青い瞳、自然に備わった優雅さ、それらをハイブリー村の下層階級で、そこの人々との関係によって擦り減らしてはいけない。
grace:(名)?@優美さ ?A恩恵 ?B猶予 ?C恩寵 
waste on:(…で)むだにする 
inferior:(形)?@〈階級などが〉下の ?A〈価値などが〉劣った
The acquaintance she had already formed were unworthy of her.
彼女が今までつくって来た知人は彼女には相応しくない。
acquaintance:(名)?@知人 ?Aなじみ 
form:(動)?@…を組織する ?A…を形成する ?B〈意見などを〉まとめる
unworthy:(形)(…に)値しない
The friends from whom she had just parted, though very good sort of people, must be doing her harm.(遊びに行って)別れたばかりの友人たちは良い人達だろうけど彼女を害しているに違いない。
part:(動)?@〈物を〉分ける (自)?A〈人が〉(…と)別れる  
must be doing:(きっと)…のはずだ 
harm:(動)〈人・評判・物などを〉害する
They were a family of the name of Martin, whom Emma well knew by character, as renting a large farm of Mr. Knightley, and residing in the parish of Donwell−very creditably she believed−she knew Mr. Knightley thought highly of them−but they must be coarse and unpolished, and very unfit to be the intimates of a girl who wanted only a little more knowledge and elegance to be quite perfect.
彼らは、ナイトリー氏の大きな農場を借りて、ドンウェルの教区に住んでいて、エマは性格をよく知っているマーティンと言う姓の家族でした—非常に尊敬に値すると彼女は信じていた—彼女はナイトリー氏が彼らを高く評価していることを知っていました—しかし、彼らは粗野で洗練されていないに違いなく、もう少し知識と優雅さだけを完璧にしたいと望む女の子と親密になるには非常に不十分でした。
by:(前)?関係?…に関しては character:(名)?C評判、世評、名声 
reside:(動)住む、居住する creditable:(形)尊敬に値する、りっぱな 
must be:(当然の推量)…に違いない coarse:粗野 unpolished? polished:洗練された
intimates:親密な
She would notice her, she would improve her; she would detach her from her bad acquaintance, and introduce her into good society; she would form her opinions and her manners.
彼女は彼女に気づき、彼女を改善するでしょう。
彼女は彼女を望ましくない知人から引き離し、彼女を望ましい社会に紹介する。
彼女は彼女の意見と彼女のマナーを作っていくでしょう。
detach:…を分離する 
acquaintance:知人、面識 
form:(動)(思想などを)まとめる
It would be an interesting, and certainly a very kind undertaking; highly becoming her own situation in life, her leisure, and powers.
それは興味深く、確かにとても親切な仕事になるでしょう。
人生、余暇、そして力が、彼女自身の人生の状況が高い地位になることにおいて。
undertaking:事業、引き受けたこと
highly:高度に、高い地位に
leisure:暇、余暇
She was so busy in admiring those soft blue eyes, in taking and listening, and forming all these schemes in the in-betweens, that the evening flew away at a very unusual rate, and the supper-table, which always closed such parties, and for which she had been used to sit and watch the due time, was all set out and ready, and moved forwards to the fire, before she was aware.
彼女はそれらの柔らかな青い目を堪能したり、話をしたり、聞いたり、これらすべてのことを計画することにも忙しかったので、夜は非常な速度で過ぎ去っていました。
そして常にそのようなパーティーの夕食のテーブルは閉ざされた。
そして彼女はよくお決まりのそれを座って見ていたので、食卓の準備が整うと彼女が気付く前に暖炉まで運ばれた。
admiring:(形)感じ入った、感服した 
take:受取る、受入れる 
in-between(s):(形)中間(的)の  
rate:割合、料金、速度 
closed:閉ざされた 
due:当然支払われるべき、予定された 
set out:(食べ物、食器などを)並べる 
fire:(料理用の)火
With an alacrity beyond the common impulse of a spirit which yet was never indifferent to the credit of doing every thing well and attentively, with the real good-will of a mind delighted with its own ideas, did she then do all the honours of the meal, and help and recommend the minced chicken and scalloped oysters with an urgency which she knew would be acceptable to the early hours and civil scruples of their guests.
精神の普通の衝動の向こうの敏捷性で(通常の驚きに対しては感性が鋭く)、それでもすべてのことをうまくそして注意深く行うという信用(評判)には決して無関心ではなく、自身の考えに喜んでいる心の本当の善意をもって(自身の考えを楽しんでいる心からの好意で)、彼女は食事をもてなす主役を務めて、そして鶏ひき肉と牡蠣の貝鍋を熱心に奨めて、朝が早く、遠慮しているお客に受け入れて貰うのでした。
alacrity:敏速、機敏 
impulse:衝動、衝撃 
indifferent:無関心な、偏見をもたない 
attentively:(形)注意深い、(人に)思い遣りのある 
good-will:(名)好意、善意 
delighted:喜んで、楽しんで 
honour(s):名誉? do the honours:(略式)(食卓などで)主人役を務める  
mince(d):?@(肉、野菜などを)細かく切る ?A…を気取って言う 
scallop:(名)?@ホタテ貝 ?A貝鍋 ?Bスカラップ 
urgency:(名)差し迫ったこと、切迫、緊迫、*(要求などの)しつこさ
scruple(s):(名)?@良心のとがめ ?Aためらい ?B遠慮 
Upon such occasions poor Mr. Woodhouse’s feelings were in sad warfare.
そのような時、気の毒なウッドハウス氏は悲しい戦争状態にありました。
warfare:戦争状態
He loved to have the cloth laid, because it had been the fashion of his youth; but his conviction of suppers being very unwholesome made him rather sorry to see any thing put on it; and while his hospitality would have welcomed his visitors to every thing,his care for their health made him grieve that they would eat.
彼は食事の準備をさせるのが好きでした。何故なあらそれは彼の若い時の流行だったのでした。
しかし、彼は夕食が非常に不健康であると確信しているので、食卓に並べられたものを見ると悲しくなるのでした。
一方で、彼の歓待性は彼のお客に何につけてももてなしたので、
お客の健康に対する心配は、彼らが食べることに対して悲しい思いがあるのでした。
cloth laid:lay the cloth:食事の用意をする 
conviction:…という確信
unwholesome:?wholesome:〈食べ物などが〉健康に良い 
care:心配事 
grieve:深く悲しむ
Such another small basin of thin gruel* as his own, was all that he could, with thorough self-approbation, recommend, though he might constrain himself, while the ladies were comfortably clearing the nicer things, to say:
彼自身に強いることができるのは彼自身の食事である薄いお粥を勧めることしかなかったが、女性たちが楽しそうに美味しいものを食べているのでこう言った。
basin:水ばち 
thorough:?@徹底的な ?A完全な 
approbation:賛成、承認 
constrain:〈服従などを〉強いる 
clearing:掃除、(障害物の)除去 
*gruel : Dish made from oatmeal and water or milk, regarded as especially suitable for invalids.  オートミールと水または牛乳から作られた料理で、特に病人に適していると考えられている。(薄粥)
“Mrs. Bates, let me propose your venturing on one of these eggs.
ベイツ婦人、この卵を一つ思い切って食べませんか。
venturing on:思い切って行う
An egg boiled very soft is not unwholesome.
柔らかく茹でているので健康に悪くはない。 
wholesome:健康によい
Serle under-stands boiling an egg better than any body.
サールは他の誰よりも卵の茹で方を知っている。
I would not recommend an egg boiled by any body else−but you need not be afraid−they are very small, you see−one of our amall eggs will not hurt you.
他の誰かが茹でた卵なら勧めません。でも心配いりません。こんなに小さな卵でしょう。我が家の小さい卵一つで貴女を害することはありません。
Miss Bate, let Emma help you to a little bit of tart−a very little bit.
ミス・ベイツ、タルトヲ少しエマに取って貰ってください。ほんとに少しだけ。
Ours are all apple tarts.
我が家のタルトはリンゴタルトです。
You need not be afraid of unwholesome preserves here.
これは健康に悪い砂糖煮ではないので心配いりません。
preserves:(名)砂糖煮 (動)保護する、(食料などを)保存加工する
here:(通例名詞のあとに置いて)?手近の物を指して?ここにある
I do not advise the custard.
カスタードは勧めません。
Mrs. Goddard, what say you to half a glass of wine?
ゴッダード婦人、グラス半分のワインはどうですか。
A small half glass−put into a tumbler of water?
小さなグラスに半分、それにタンブラーの水を入れて。
tumbler:(平底の)大コップ
I do not think it could disagree with you.”
それならあなたの体質に合わないと言うことを考えなくていい。
disagree:〈気候、食物が〉(人の)体質に合わない
Emma allowed her father to talk—but supplied her visitors in a much more satisfactory style; and on the present evening had particular pleasure in sending them away happy.
エマは父が話をするのを止めなかったが、お客には申し分のない料理を出したし、今夜のことを楽しんで帰って行くお客を見て格別に嬉しかった。
satisfactory:申し分のない 
present :(形)?限定的?目下(今日の)、当面の
send away:〈人を〉追い払う
The happiness of Miss Smith was quite equal to her intentions.
ミス・スミスがエマの思いの通りであることの幸せ。
intention:意図、意思
Miss Woodhouse was so great a personage in Highbury, that the prospect of the introduction had given as much panic as pleasure−but the humble, grateful, little girl went off with highly gratified feelings, delighted with the affability with which Miss Woodhouse had treated her all the evening, and actually shaken hands with her at last!
ミス・ウッドハウス(エマ)はハイベリーでは地位の高い人なので、紹介されるかも知れないと聞いたとき嬉しさと同じくらい狼狽しました。
しかし、謙虚で感謝の気持ちの少女はミス・ウッドハウスが一晩中優しくしてくれて、実は最後には握手をしてくれたりして幸せの内に帰って行った。
personage:?形式?社会的地位の高い人、著名人、有力者 
prospect of:(…の)期待、予想
as much panic as pleasure:嬉しさと同じくらいパニック
humble:(形)謙虚な、卑しい、みすぼらしい  
grateful:(人に)感謝する、謝意を表す 
go off:?@立さ去る ?A〈事が〉運ぶ 
gratify:〈人を〉喜ばせる 
delighted:喜んで 
affability:優しさ 
CHAPTER ?W
Harriet Smith’s intimacy at Hartfield was soon a settled thing.
ハリエット・スミスのハートフィールドへの親交はすぐに解決した。
intimacy:親密 
settle:(場所に)定住する、〈問題を〉解決する
Quick and decided in her ways, Emma lost no time in inviting, encouraging, and telling her to come very often; and as their acquaintance increased, so did their satisfaction in each other.エマは早く、そして決めたら直ぐにハリエットを招いて、励まして、そしていつも来るように言った。
そして親交が深まるとお互いの要求も満たされた。
lose(lost) no time in (inviting):すぐに招いた 
encouraging:(形)元気づける 
acquaintance:知人
As a walking companion, Emma had very early foreseen how useful she might find her.
エマは早くからハリエットは散歩のいい相手になることを予感していた。
foreseen(過分)? foresee:(動)…を予感する 
In that respect Mrs. Weston’s loss had been important.
その点に於てもミセス・ウェストンを失ったことは重要だった。
(in) respect:その点
Her father never went beyond the shrubbery, where two divisions of the grounds sufficed him for his long walk, or his short, as the year varied; and since Mrs. Weston’s marriage her exercise had been too much confined.
エマの父は植込みの向こうには決して行かなかった。
一年の間で変わったが、敷地の二つの区画を長い距離、短い距離を歩けば十分だった。
ウェストン夫人の結婚によってエマの運動は制限されていた。
shrubbery:植え込み 
division:?@分割 ?A区画 
suffice:十分である vary:?@変わる ?A異なる 
confine:制限する、閉じ込める
She had ventured once alone to Randalls, but it was not pleasant; and a Harriet Smith, therefore, one whom she could summon at any time to a walk, would be a valuable addition to her privileges.
エマは一度ランドールズまで冒険したが楽しくなかった。
それ故に、いつでも散歩に呼び出せるハリエット・スミスはエマにとっては価値ある存在だった。
pleasant:(形)愉快な 
summon:呼び出す 
valuable:?@高価な ?A価値のある 
addition:(名)(…に)付け加えること 加わった物(人) 
privilege:特典、名誉
But in every respect as she saw more of her, she approved her, and was confirmed in all her kind designs.
しかし、エリオット・スミスに会うほどに彼女の事を認めるようになった。
そしてエマの優しい計画の全てを実行することを確かめた。
in every respect:あらゆる点で 
approve (動)…をよいと認める、賛成する 
onfirm:確かめる 
design:?形式?計画、企画 
Harriet certainly was not clever, but she had a sweet, docile, grateful disposition; was totally free from conceit; and only desiring to be guided by any one she looked up to.
ハリエットは頭は良くない、しかし、好感が持てて、従順で、人に感謝する気質で、自惚れが全くない。
そして、彼女が尊敬している人に導かれることを唯一望んでいる。
sweet :〈性質が〉好感の持てる 
docile;(形)従順な、教えやすい 
totally:(副)まったく 
free:(心配などが)ない 
conceit:自惚れ 
desiring:望む(こと)、願う(こと)
Her early attachment to herself was very amiable; and her inclination for good company, and power of appreciating what was elegant and clever, shewed that there was no want of taste, though strength of understanding must not be expected.
彼女の彼女自身に対する初めの内の愛情は感じのいいものだった。
そして、いい友達を求める彼女の好み、そして、物事の理解力にはあまり期待できないが、上品なことや知的な事に対する評価の力があって、趣味も悪くないだろうことが判る。
attachment:(名)取り付け、愛情 
amiable:(形)愛想の良い、感じのいい 
inclination:好み 
appreciate:(動)よさがわかる 
shewed:見せた 
want:(名)…の欠乏 
taste:趣味 there was no want of taste:(良い)趣味がある 
strength of understanding must not be expected:理解の力は期待されていない
Altogether she was quite convinced of Harriet Smith’s being exactly the young friend she wanted−exactly the something which her home required. エマはハリエット・スミスが彼女が望んでいた若い友達であることを完全に確信した。エマの家が必要とするものであることを確信した。
altogether:?@完全に ?A全体で ?B要するに 
convince:(動)確信させる 
require:(動)…を必要とする、(人に)要求する 
Such a friend as Mrs. Weston was out of the question.
ウェストン夫人のような(特別な)友達は問題外(ハリエット・スミスとは違う)。
such A as …:?形式?…するようなA(=a friend) ?asは関係代名詞 
out of the question:問題外
Two such could never be granted.
そういう人を二人ということは決して認めて貰えない。
such:(代)?形式?そういう人(人々)
grant:(動)?@かなえる ?A授与する ?B認める
Two such she did not want.
そういう人を二人ということはエマは望まない。
such:(代)?形式?そういう人(人々)
It was quite a different sort of thing−a sentiment distinct and independent.
それ(two such)は全く違うもので、異なった、別個の感情であった。
sort of:(sort of)で一つの副詞のように用いる ?@いくぶん、多少
sentiment:(名)?@意見 ?A感情 ?B感傷 
distinct:(形)?@異なった ?A明瞭な ?Bめざましい 
independent:?@独立の ?A ?B別個の(distinct)
Mrs. Weston was the object of regard, which had its basis in gratitude and esteem.
ミセス・ウェストンは尊敬の対象で、その根底には感謝と尊敬があった。
object:?@物 ?A(思考の)対象 ?B目的 
regard:(名)?@敬意、尊敬 ?A考慮 
basis:(名)基礎 
gratitude:(名)感謝(の気持ち) 
esteem:(名)尊重、尊敬 
Harriet would be loved as one whom she could be useful.
ハリエットは彼女が役に立つかもしれない人として愛されるでしょう。
For Mrs. Weston there was nothing to be done; for Harriet every thing.
ミセス・ウェストンのためにはできることは何もない、ハリエットには全て。
Her first attempts at usefulness were in an endeavour to find out who were the parents; but Harriet could not tell.
エマの最初のハリエットに対する有効な試みは誰が彼女の両親であるかを探す努力にあったがハリエットは何も言えなかった(知らなかった)。
usefulness:(名)有効性 
endeavour?endeavor:(動)(名)努力、試み 
She was ready to tell every thing in her power, but on this subject questions were vain.
ハリエットは何でも話す意思はあったがこのようは質問は無駄だった。
in her power:彼女の力(意思)で 
subject(形)?@支配下にある ?Aさらされている ?B必要とする 
vain:(形)無駄な
Emma was obliged to fancy what she liked−but she could never believe that in the same situation she should not have discovered the truth.
エマは知りたいことを空想することを余儀なくされた。
しかし、自分が同じ立場にあれば、真実を発見しないことなどは、考えられないのだった。
oblige:義務付ける、余儀なくさせる、感謝している 
fancy:(名)空想、考え、好み 
what she like:望むもの
Harriet had no penetration.
ハリエットには(このことに関する)洞察力がなかった。
She had been satisfied to hear and believe just what Mrs. Goddard chose to tell her; and looked no father.
ハリエットはミセス・ゴッダードから聞くこと、ミセス・ゴッダードが言う事に満足し、ハリエットが見ているのは決して(真実の)父の事ではない。
no:(名詞、形容詞+名詞の前に用いて)決して…ではない 

Mrs. Goddard, and the teachers, and the girls, and the affairs of the school in general, formed naturally a great part of her conversation−and but for her acquaintance with the Martins of Abbey-Mill Farm, it must have been the whole.
ミセス・ゴッダード、先生たち、女生徒たち、そして一般的に学校での出来事。
ハリエットの会話の多くの部分は自然にそのようなことで構成されていた。
そしてアビー・ミル農場のマーチンさんの家族(の知人)がなかったなら、それらが全てだった。
affair:(名)事、出来事、個人的な関心ごと 
in general:一般に、概して 
form:(動)構成する 
but for:?文語?…がなかったなら
cquaintance:知人、なじみ 

         - JANE AUSTEN Emma - 



タグ: JANE AUSTEN Emma
posted by JANE AUSTEN Emma at 07:09| Comment(0) | TrackBack(0) | Emma
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