百日紅・・・綺麗な花ですよね♪ 百日紅と書いて、「さるすべり」と読みます。
原恵一作品ということで 「クレヨンしんちゃん」 から矢島晶子と藤原啓治が脇役の声で出演です。
また入野自由がちょっと大胆な登場人物の声を担当しているので、ファンは必見ではないでしょうか?
原作は時代考証家でもある杉浦日向子が書いているので、江戸時代の考察や風俗、人々の暮らしぶり
などの書き込みは凄いです。
また映画化の際もそれに頼るだけではなく、スタッフが一丸となって時代考証をしっかりした感じが
よく分かるので、それが上手く表現されていたと思います。
百日紅〜Miss HOKUSAI〜 【Blu-ray】 [ 杏 ]
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感想(0件)
原作は葛飾北斎、その娘のお栄、二人の家に居候する池田善次郎の3人を中心に歌川国直など
が登場する江戸時代の庶民の日常を描いた漫画です。
今回の映画化ではお栄を主役にし、原作の持ち味である庶民の日常を描きつつも、
絵師としての悩み、淡い恋、父との確執などを描いた作品に仕上がっております。
制作はProduction I.Gなので、クオリティは文句なしでございます。
江戸時代に想いを馳せることが十分に出来る映像でした。
登場人物の大半を声優ではなく、俳優が演じているので、違和感は若干ありますが、
お栄の声を担当した杏、北斎の声は松重豊、善次郎は濱田岳などなど、声に特徴がある
俳優さんが多く出演しておりますね。
杏さんの上手さはお栄の性格のおかげで助かった感が多々ありますが・・・
エンディングテーマは 椎名林檎 さんの 「最果てが見たい」 という曲でして、これがまた合っています。
やはり江戸時代の強い女性が主役の映画に合うのは 椎名林檎 くらいでしょうか!?
ただ、原作のエピソードを1本の映画にしているため、総集編のような作りになってしまっており、
正直な感想は・・・少し物足りませんでした。
中盤の花魁のエピソードと、その後の地獄絵のエピソードはもっと長く見たかったですね。
おそらく全12話くらいのTVアニメがベストな作りだったのではないでしょうか?
原作漫画です。オススメですので、ぜひぜひ♪
10点中・・・6点!!
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