以下、取付方法
さて、ピックアップに今回選んだルートでバックカメラの配線をするときに、厄介な場所が2か所。
1か所目はゲート開閉部分。ゲートのアオリ下を通してきたバックカメラ配線は、車体下に行かない今回のルートの場合、ゲートの開閉部分を乗り越えて荷台横のアオリ下に抜けていかないといけない。
どこかバックカメラ配線を通せる場所がどこかないかと探してみると、ゲート両端にチェーンを取り付けるために穴が開いている。
この穴から一旦ゲート内側に取りこんで、チェーンに沿って配線して、再び荷台外側に取り出すのがよさそうなのでここに決定。
とはいえ、ゲートの開閉の度にそれなりに動くので断線リスクがあるので、素人なりにできる限りの保護策をバックカメラ配線に講じておいた。
具体的にはコルゲートチューブの上から埋設管保護用のビニールテープのようなものを巻いた上、開閉時に動きがある曲がり部分は余裕を持たせる形でケーブルタイを使ってチェーンに固定。
バックカメラ配線がチェーンとこすれそうな荷台横側の穴通過部分では、さらにバックカメラ配線にゴムを巻いて保護しておいた。
まぁ、荷台の開け閉め頻度はそう多くないし、とりあえずはこんな感じでいいかな。ダメなら直すだけか。
そして、2か所目の厄介なところは荷台の終点から車内への引込み部分の配線処理。
ここまで荷台のフックがある部分を使って配線を固定してきたのに、荷台のキャビン寄り部分だけはフックがない。
そして、代わりにあるのが鳥居を固定しているボルトのナット。
どうしたものかと悩んだ結果、アルミアングルの切れ端があったので、それを両面テープと鳥居固定用のボルトで固定して、バックカメラ配線をアオリ上端方向に押し付けておいた。
なんとも素人チックではあるが、とりあえず、しゃがまないとバックカメラ配線は見えないし、そう簡単には外れそうにない程度に仕上がっているので可とする。
さて、ここまで来たら今度はバックカメラ配線の車内引込み箇所と決めたグロメットに向けて、荷台から配線が飛び出していく必要がある。
ただ、狭い荷台の裏面(キャビン側との境目)に配線を固定する技術はないし、かといってブラブラさせておくわけにもいかない。ブラケットには水の浸入を回避するため、下側から配線しないといけない。
ちなみに、我が愛車の場合、この境目部分はタフコートしてあるので、ベタベタ地獄になっているのも気持ちを萎えさせる。
そんな条件下で考え付いたのが、アルミの針金をコルゲートチューブの中に差し込む方法。
これによって配線は思いのままに整形できるので、固定するのほどではないにせよ、ある程度動きをセーブすることはできそう。
あとは受け入れ側のグロメットの加工。少し切り込みを入れておいて、バックカメラ配線(先端のコネクター)を通してやる。
あとは念のため、外側にカヤックでよく使っているコーキング剤(バスコーク)を塗っておく。ただ、ゴムとの相性は不明なので、無意味かも。
そして、バックカメラ配線を目立たないようにするためと、下方向からキャビン内に引込めるように整形して、荷台とキャビンの間に押し込んでグロメットをはめたらとりあえず、車外部分の配線とキャビンへの引き込みは完了。
◆車内配線は、次の記事に続く・・・ コチラ
取付方法はここまで