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2018年05月18日
犬の気持ちが分かるしぐさや行動
こんにちは、愛犬家のディアーナです。
今日は犬の気持ちについて書きたいなっと思ったのでそのことについて書きます。
まずはじめに,,,,,
犬は人間のような言語をもってはいませんが、その代わりにボディランゲージをもっています。顔の表情や、耳・しっぽなど体の部位の動き、仕草、その時の状況などから、ある程度彼らの気持ちをさぐることができます。
犬があくびをするときの気持ちって?
犬の気持ちを理解するために知っておきたいこと
愛犬を目の前に、「このコはいったい何を言いたいのだろう?」と思ったことはありませんか? 人と犬とでは動物としての種が違うためにすべてを理解するのは難しいですが、少しでも犬たちを理解してあげることができれば、お互いの関係ももっとうまくいくことでしょう。そのために知っておきたい犬のボディランゲージやサインについてのお話です。
しぐさや表情、その時の状況など全体的に判断
最初に一言。犬のボディランゲージは「こんなしぐさが見られたから、今こういう気持ちでいるんだ」と短絡的に結論づけることはできません。顔の表情、耳やしっぽなど体の部位の動き・位置、姿勢、その時の状況など全体を見て総合的に判断するべきものであり、以下に挙げることがそれぞれに必ずしもそうであるとは限らないということを忘れないようにしてください。
愛犬の気持ちを知るには、彼らを理解しようとする姿勢と観察眼が必要ということです。
服従(*)のしぐさと姿勢
服従的態度が見られるポーズ。やや姿勢が低く、耳の位置や体の重心など全体的に後方へ向かっている。
*ガイドは「服従」という言葉には違和感を覚えるのですが、ここでは便宜上使用することとします)
感情や状況が変化するに従って、犬のしぐさや姿勢にも変化が見られます。何かの刺激があって興味を覚えたり、興奮したりするとしっぽが上がり、耳も前方に向けて立ち上がりますが、嬉し いと感じるか、不安を感じるか、恐怖を感じるか、攻撃をしかけるかなどによって姿勢やしぐさ、表情などが変化していきます。
基本として覚えておきたいのが、服従的な気持ちや不安があるほどに体の重心や耳の位置、唇の端(口角)が後方へ後方へと下がるともに、姿勢やしっぽの位置も下がるということ。逆に自分に自信があり、攻撃態勢に移るほどに体の重心や耳の位置、唇の端は前方へと向かい、姿勢やしっぽの位置は高くなっていきます。
このイラストの犬は服従的な気持ちを示しています。こうしたお尻を高く上げて前足を差し出す姿勢はよく「遊びを誘うポーズ」と言われますが、しっぽは下がり、耳は後方に倒れて全体の姿勢が低くなっており、体の重心もやや後ろになっています。オテ のように前足を差し出したり、相手の口の周りを舐めようとしたりすることもあります。雰囲気的にも攻撃性は感じられず、穏やかです。
この犬がもう少し自分に自信があり、相手に対してそれほど服従的気持ちを感じていないなら、しっぽの位置と姿勢ももっと高くなり、耳も前方に傾けて立つことでしょう。
自分に自信があるか、相手に服従的な気持ちを感じているかどうかでしっぽや耳、姿勢の位置が 微妙に変化するのが見ていて面白いところです。
服従の気持ちがもっとも強くなると、相手にお腹を見せて横たわる。
服従的な気持ちがもっと強くなると、相手にお腹を見せて横たわります。下腹部というもっとも弱いところをさらけ出すことによってそれを示しています。通常、このようなポーズをとっている相手に対して、犬は攻撃をしかけないものです。
ただし、お腹を出しているからといって、それがすべて服従にあたるとは限りません。単純に気持ちのいい時や、ゆったりくつろいでいる時、自分の身を守るためなど、他のシチュエーションでもお腹を見せることはあります。
攻撃のしぐさと姿勢
自分に自信のある攻撃性を感じるポーズ。しっぽの位置や姿勢は高くなり、耳の位置や体の重心など全体的に前方へ向かっている。
一方、このイラストの犬は自分に自信のある攻撃的態度を示しています。しっぽの位置は高くなり、耳も前方に向けて立っています。鼻には皺がより、唇の端はすぼまったように前方へ。背中や首の後ろの毛は逆立ち、姿勢は高くなり、体の重心は前方へ向かっています。目は相手をじっと凝視し、全体的に体が緊張しており、硬くなっているのがわかります。こうなるといつ攻撃に出ても不思議はありません。
時々、「うちのコはしっぽを振っていたのに相手に咬みついた」などという話を耳にすることがあります。昔から犬は喜んでいる時にしっぽを振ると言われてきましたが、それは正しくもあり、間違ってもいます。
犬は、何らかの刺激によって神経に昂りを感じる時にしっぽを振る、と言っていいでしょう。ですから嬉しい時、楽しい時にもしっぽを振りますし、不安を感じている時、発情シーズンに性的な興奮を感じた時などにも振ることがあります。そのシチュエーションによって、振り方が少々違うというわけです。
しっぽはその位置と振り方に注目してみると違いがわかると思います。嬉しい時や楽しい時にはしっぽが背中と同じくらいか高い位置になり、しっぽを振る幅も広い傾向にありますが、不安や緊張を感じていると位置が低くなり、振る幅も狭くなってきます。自分に自信のある犬はしっぽを高く掲げ、振り方も ややゆったりめ。位置がだんだんに下がって、振り方が早くなると、その分服従的気持ちを感じ取ることができます。
自分を守りながら攻撃するしぐさと姿勢
不安や恐怖を感じつつ攻撃性を示すポーズ。しっぽや姿勢はやや低く、耳の位置や体の重心は後方に向かいながらも攻撃性を見せている。
窮鼠猫を噛むという言葉があるように、同じ攻撃態勢であっても、不安や恐怖を感じていると自分の身を守るために攻撃的態度に出ることがあります。この犬は、攻撃的態度を示しつつも、耳や体の重心、唇は後方に向かっており、その分、不安や恐怖も感じていることを示しています。こういう場合、できるなら相手にその場から立ち去って欲しい、ケンカは避けたいと思っていることしょう。
人間も同様ですが、動物には限界域というものがあります。相手がそれ以上近寄ってきたら攻撃するか、もしくは逃げるという境界線のことです。相手がその限界域を超えて近寄ってきたら、おそらくこのタイプの犬は攻撃をしかけるだろうと思われます。カプッとひと咬みしたら、そのまま逃げてしまうかもしれませんし、興奮してさらに攻撃してくるかもしれません。人が犬に咬まれる場合、こうしたケースが多いのではないでしょうか。
以上、これらのポーズは犬のボディランゲージの基本となります。
ストレスサイン
次にストレスサインについてのお話を。犬も人間と同じようにストレスを感じます。ストレスにはいいストレスと悪いストレスがありますが、そのどちらにせよストレスを感じた時に、それが行動やしぐさに表れることがあります。特に負のストレスによるサインが見られた時には生活やしつけの仕方、接し方などを再考してみる必要があるかもしれませんね。以下は、主にストレスサインと考えられるものです。
・体が震えている
実際、寒い時にも震えることがあるので状況判断を。
・体全体が緊張している
緊張したり、不安を感じていたりすると体が硬くなっていることがあります。
・目の表情に緊張感がある
場合によっては目が充血していることもあります。
・呼吸に乱れがある、荒い
人間でもストレスを受けると呼吸の仕方に変化が出ることがあります。
・トイレの粗相
トイレトレーニングがちゃんとできたいたにもかかわらず、粗相をしだすことがあります。
・被毛や皮膚の変化
人間でもストレスから髪の毛が抜けたり肌が荒れたり、場合によっては白髪になることもありますが、犬に
も同様の症状が表れることがあります。
・パッド(足の裏の肉球)に汗が感じられる
人間にも冷や汗というのがあるのと同様に、犬も緊張を感じると発汗することがあります。ただし、犬では発
汗する汗腺があるのはパッド(足の裏)や鼻の頭くらいなもの。パッドにじんわり汗が出ているのを感じた
ら、何かのストレスを受けているのかもしれません。
気をつけたいのはこうしたストレスサインと思われるものが見られたとしても、それが即ちストレスが原因になっているとは簡単には判断できないということです。何かの病気が原因なのかもしれません。状況をよく判断し、気になるようでしたら動物病院で健康面での診察を受けることをお勧めします。
お互いを落ち着かせるカーミングシグナル
もう1つ覚えておくと役に立つのは、犬が自分自身や相手を落ち着かせるため、または自分に敵意がないことを示したりする時に出すサイン。カーミングシグナルとか転移行動などという言葉で呼ばれています。
本来、犬は保守的で、争いを好まない動物です。無闇にケンカを売ったりはしません。お互いにこのようなサインを出すことにより、無益な闘争を避けることもできるわけですが、その点、犬のほうが人間より数段優れていると言えるのではないでしょうか。
ただし、社会化不足の犬ではこうしたサインをうまく読み取れずにトラブルに発展してしまうこともあります。そういった意味でも犬の社会化はもっと真剣にとらえられるべき問題と言えるでしょう。
それはさておき、そのサインにはどんなものがあるのでしょうか。代表的なものをいくつか挙げてみましょう。
■あくびをする
「ボク、ほんとは眠いんじゃないんだ……」
眠かったり飽きたりしている時の他、不安や緊張を感じている時にもあくびをすることがあります。
■地面や床などの匂いを嗅ぐ
「クン、クン、クン、匂い嗅いでるふり……」
犬はよく匂いを嗅ぎますが、必要以上に、または何の関連性もないと思われるのに匂いばかりを嗅いでいる時には何らかのストレスがあるのかもしれません。
■相手に対して顔や体をそむける(横にする)
叱られた時の犬によく見られる
自分に敵意がないことを示し、相手をクールダウンさせる効果があります。犬が落ち着かない時には、自分も犬に対して横を向き、アクビをしてみせると落ち着くことがあります。
■舌を出す、鼻の頭を舐める
可愛いしぐさがストレスサインである場合も
犬が舌を出したり、鼻の頭を舐める行為はよくあるものの、時に何かをストレスと感じ、自分や周囲を落ち着かせようとしている場合もあります。
■体を掻く
ノミや皮膚病によって痒いのではなく、何かストレスに感じることがあるのかもしれません。
■誰かと誰かの間に割って入る
ケンカをしている人同士、または犬同士、親しげにしている恋人同士など。その間に犬が割って入ることがありますが、時にはこれもカーミングシグナルの場合があると考えられています。
■相手に対して体の横側を見せながらカーブを描くように歩く
相手の犬が吠えていたり、緊張感のある態度を見せている時など、その相手に対し、自分の体の横側を見せて、カーブを描くように歩くことがあります。考えてみれば、人間でもそのような相手には少し距離をとりながやり過ごすというのとちょっと似ているかもしれませんね。
■ゆっくりとした動作をする
「さっきから呼んでるでしょ! 何やってんの!」と愛犬を呼んだ時、一応来ることは来るのだけれど、じれったいくらいゆっくりともさもさした感じで戻って来るという経験をしたことはありませんか? それは早く戻らないことに対してイラついているあなたを、犬が落ち着かせようとしているのかもしれません。
■座る
たとえば動物病院に行った時、診察台の上で愛犬が何度もオスワリを繰り返すことはありませんか? もしかしたら、緊張している自分を落ち着かせようとしているのかも。
■オシッコをする
オシッコには生理現象やテリトリーの意思表示以外の意味をもつ場合もあります。
■体をブルブルっと振る
緊張している時、緊張した後に体をブルブルっと振って、まるでそのストレスを払いのけるような素振りを見せることがあります。
■伏せる
伏せて休んでいるように思えて、実は何らかのストレスを感じている場合も考えられます。
他にもサインはいくつかありますが、「楽しい時にはしっぽを振っている」などと簡単には説明できないのが犬の心理、そしてしぐさ・行動。それだけ複雑な心と感情をもってい る犬たち、なんと素晴らしいではありませんか。
あくびをしているからストレスを受けているとは限りません。耳やしっぽの位置、姿勢、その時の状況などをよく観察して判断を。場合によってはオーナーであるあなたの態度がストレス原因になっていることもあり得ます。犬たちはいろいろなサインを使って仲間や私達たちに何かを伝えようとしているのです。それをうまく汲み取って、より豊かな愛犬との暮らしをお送りください。
『多くの犬や猫が死を毎日怯えながら生きています。
あなたの寄付が一つの命を死から救うことができます!
たくさんの子があなたの助けを待っています。』
他人ごとではありません、もし自分が逆な立場だったらどうですか?
それに誰かがするからいいやではありません あなたの助けも必要なんです。
https://inochiwochinagou.wixsite.com/mysite
http://camp-fire.jp/projects/view/75082?utm_source=lineat_pj&utm_medium=social&utm_campaign=75082
犬の気持ちが分かるしぐさや行動
こんにちは、愛犬家のディアーナです。
今日は犬の気持ちについて書きたいなっと思ったのでそのことについて書きます。
まずはじめに,,,,,
犬は人間のような言語をもってはいませんが、その代わりにボディランゲージをもっています。顔の表情や、耳・しっぽなど体の部位の動き、仕草、その時の状況などから、ある程度彼らの気持ちをさぐることができます。
犬があくびをするときの気持ちって?
犬の気持ちを理解するために知っておきたいこと
愛犬を目の前に、「このコはいったい何を言いたいのだろう?」と思ったことはありませんか? 人と犬とでは動物としての種が違うためにすべてを理解するのは難しいですが、少しでも犬たちを理解してあげることができれば、お互いの関係ももっとうまくいくことでしょう。そのために知っておきたい犬のボディランゲージやサインについてのお話です。
しぐさや表情、その時の状況など全体的に判断
最初に一言。犬のボディランゲージは「こんなしぐさが見られたから、今こういう気持ちでいるんだ」と短絡的に結論づけることはできません。顔の表情、耳やしっぽなど体の部位の動き・位置、姿勢、その時の状況など全体を見て総合的に判断するべきものであり、以下に挙げることがそれぞれに必ずしもそうであるとは限らないということを忘れないようにしてください。
愛犬の気持ちを知るには、彼らを理解しようとする姿勢と観察眼が必要ということです。
服従(*)のしぐさと姿勢
服従的態度が見られるポーズ。やや姿勢が低く、耳の位置や体の重心など全体的に後方へ向かっている。
*ガイドは「服従」という言葉には違和感を覚えるのですが、ここでは便宜上使用することとします)
感情や状況が変化するに従って、犬のしぐさや姿勢にも変化が見られます。何かの刺激があって興味を覚えたり、興奮したりするとしっぽが上がり、耳も前方に向けて立ち上がりますが、嬉し いと感じるか、不安を感じるか、恐怖を感じるか、攻撃をしかけるかなどによって姿勢やしぐさ、表情などが変化していきます。
基本として覚えておきたいのが、服従的な気持ちや不安があるほどに体の重心や耳の位置、唇の端(口角)が後方へ後方へと下がるともに、姿勢やしっぽの位置も下がるということ。逆に自分に自信があり、攻撃態勢に移るほどに体の重心や耳の位置、唇の端は前方へと向かい、姿勢やしっぽの位置は高くなっていきます。
このイラストの犬は服従的な気持ちを示しています。こうしたお尻を高く上げて前足を差し出す姿勢はよく「遊びを誘うポーズ」と言われますが、しっぽは下がり、耳は後方に倒れて全体の姿勢が低くなっており、体の重心もやや後ろになっています。オテ のように前足を差し出したり、相手の口の周りを舐めようとしたりすることもあります。雰囲気的にも攻撃性は感じられず、穏やかです。
この犬がもう少し自分に自信があり、相手に対してそれほど服従的気持ちを感じていないなら、しっぽの位置と姿勢ももっと高くなり、耳も前方に傾けて立つことでしょう。
自分に自信があるか、相手に服従的な気持ちを感じているかどうかでしっぽや耳、姿勢の位置が 微妙に変化するのが見ていて面白いところです。
服従の気持ちがもっとも強くなると、相手にお腹を見せて横たわる。
服従的な気持ちがもっと強くなると、相手にお腹を見せて横たわります。下腹部というもっとも弱いところをさらけ出すことによってそれを示しています。通常、このようなポーズをとっている相手に対して、犬は攻撃をしかけないものです。
ただし、お腹を出しているからといって、それがすべて服従にあたるとは限りません。単純に気持ちのいい時や、ゆったりくつろいでいる時、自分の身を守るためなど、他のシチュエーションでもお腹を見せることはあります。
攻撃のしぐさと姿勢
自分に自信のある攻撃性を感じるポーズ。しっぽの位置や姿勢は高くなり、耳の位置や体の重心など全体的に前方へ向かっている。
一方、このイラストの犬は自分に自信のある攻撃的態度を示しています。しっぽの位置は高くなり、耳も前方に向けて立っています。鼻には皺がより、唇の端はすぼまったように前方へ。背中や首の後ろの毛は逆立ち、姿勢は高くなり、体の重心は前方へ向かっています。目は相手をじっと凝視し、全体的に体が緊張しており、硬くなっているのがわかります。こうなるといつ攻撃に出ても不思議はありません。
時々、「うちのコはしっぽを振っていたのに相手に咬みついた」などという話を耳にすることがあります。昔から犬は喜んでいる時にしっぽを振ると言われてきましたが、それは正しくもあり、間違ってもいます。
犬は、何らかの刺激によって神経に昂りを感じる時にしっぽを振る、と言っていいでしょう。ですから嬉しい時、楽しい時にもしっぽを振りますし、不安を感じている時、発情シーズンに性的な興奮を感じた時などにも振ることがあります。そのシチュエーションによって、振り方が少々違うというわけです。
しっぽはその位置と振り方に注目してみると違いがわかると思います。嬉しい時や楽しい時にはしっぽが背中と同じくらいか高い位置になり、しっぽを振る幅も広い傾向にありますが、不安や緊張を感じていると位置が低くなり、振る幅も狭くなってきます。自分に自信のある犬はしっぽを高く掲げ、振り方も ややゆったりめ。位置がだんだんに下がって、振り方が早くなると、その分服従的気持ちを感じ取ることができます。
自分を守りながら攻撃するしぐさと姿勢
不安や恐怖を感じつつ攻撃性を示すポーズ。しっぽや姿勢はやや低く、耳の位置や体の重心は後方に向かいながらも攻撃性を見せている。
窮鼠猫を噛むという言葉があるように、同じ攻撃態勢であっても、不安や恐怖を感じていると自分の身を守るために攻撃的態度に出ることがあります。この犬は、攻撃的態度を示しつつも、耳や体の重心、唇は後方に向かっており、その分、不安や恐怖も感じていることを示しています。こういう場合、できるなら相手にその場から立ち去って欲しい、ケンカは避けたいと思っていることしょう。
人間も同様ですが、動物には限界域というものがあります。相手がそれ以上近寄ってきたら攻撃するか、もしくは逃げるという境界線のことです。相手がその限界域を超えて近寄ってきたら、おそらくこのタイプの犬は攻撃をしかけるだろうと思われます。カプッとひと咬みしたら、そのまま逃げてしまうかもしれませんし、興奮してさらに攻撃してくるかもしれません。人が犬に咬まれる場合、こうしたケースが多いのではないでしょうか。
以上、これらのポーズは犬のボディランゲージの基本となります。
ストレスサイン
次にストレスサインについてのお話を。犬も人間と同じようにストレスを感じます。ストレスにはいいストレスと悪いストレスがありますが、そのどちらにせよストレスを感じた時に、それが行動やしぐさに表れることがあります。特に負のストレスによるサインが見られた時には生活やしつけの仕方、接し方などを再考してみる必要があるかもしれませんね。以下は、主にストレスサインと考えられるものです。
・体が震えている
実際、寒い時にも震えることがあるので状況判断を。
・体全体が緊張している
緊張したり、不安を感じていたりすると体が硬くなっていることがあります。
・目の表情に緊張感がある
場合によっては目が充血していることもあります。
・呼吸に乱れがある、荒い
人間でもストレスを受けると呼吸の仕方に変化が出ることがあります。
・トイレの粗相
トイレトレーニングがちゃんとできたいたにもかかわらず、粗相をしだすことがあります。
・被毛や皮膚の変化
人間でもストレスから髪の毛が抜けたり肌が荒れたり、場合によっては白髪になることもありますが、犬に
も同様の症状が表れることがあります。
・パッド(足の裏の肉球)に汗が感じられる
人間にも冷や汗というのがあるのと同様に、犬も緊張を感じると発汗することがあります。ただし、犬では発
汗する汗腺があるのはパッド(足の裏)や鼻の頭くらいなもの。パッドにじんわり汗が出ているのを感じた
ら、何かのストレスを受けているのかもしれません。
気をつけたいのはこうしたストレスサインと思われるものが見られたとしても、それが即ちストレスが原因になっているとは簡単には判断できないということです。何かの病気が原因なのかもしれません。状況をよく判断し、気になるようでしたら動物病院で健康面での診察を受けることをお勧めします。
お互いを落ち着かせるカーミングシグナル
もう1つ覚えておくと役に立つのは、犬が自分自身や相手を落ち着かせるため、または自分に敵意がないことを示したりする時に出すサイン。カーミングシグナルとか転移行動などという言葉で呼ばれています。
本来、犬は保守的で、争いを好まない動物です。無闇にケンカを売ったりはしません。お互いにこのようなサインを出すことにより、無益な闘争を避けることもできるわけですが、その点、犬のほうが人間より数段優れていると言えるのではないでしょうか。
ただし、社会化不足の犬ではこうしたサインをうまく読み取れずにトラブルに発展してしまうこともあります。そういった意味でも犬の社会化はもっと真剣にとらえられるべき問題と言えるでしょう。
それはさておき、そのサインにはどんなものがあるのでしょうか。代表的なものをいくつか挙げてみましょう。
■あくびをする
「ボク、ほんとは眠いんじゃないんだ……」
眠かったり飽きたりしている時の他、不安や緊張を感じている時にもあくびをすることがあります。
■地面や床などの匂いを嗅ぐ
「クン、クン、クン、匂い嗅いでるふり……」
犬はよく匂いを嗅ぎますが、必要以上に、または何の関連性もないと思われるのに匂いばかりを嗅いでいる時には何らかのストレスがあるのかもしれません。
■相手に対して顔や体をそむける(横にする)
叱られた時の犬によく見られる
自分に敵意がないことを示し、相手をクールダウンさせる効果があります。犬が落ち着かない時には、自分も犬に対して横を向き、アクビをしてみせると落ち着くことがあります。
■舌を出す、鼻の頭を舐める
可愛いしぐさがストレスサインである場合も
犬が舌を出したり、鼻の頭を舐める行為はよくあるものの、時に何かをストレスと感じ、自分や周囲を落ち着かせようとしている場合もあります。
■体を掻く
ノミや皮膚病によって痒いのではなく、何かストレスに感じることがあるのかもしれません。
■誰かと誰かの間に割って入る
ケンカをしている人同士、または犬同士、親しげにしている恋人同士など。その間に犬が割って入ることがありますが、時にはこれもカーミングシグナルの場合があると考えられています。
■相手に対して体の横側を見せながらカーブを描くように歩く
相手の犬が吠えていたり、緊張感のある態度を見せている時など、その相手に対し、自分の体の横側を見せて、カーブを描くように歩くことがあります。考えてみれば、人間でもそのような相手には少し距離をとりながやり過ごすというのとちょっと似ているかもしれませんね。
■ゆっくりとした動作をする
「さっきから呼んでるでしょ! 何やってんの!」と愛犬を呼んだ時、一応来ることは来るのだけれど、じれったいくらいゆっくりともさもさした感じで戻って来るという経験をしたことはありませんか? それは早く戻らないことに対してイラついているあなたを、犬が落ち着かせようとしているのかもしれません。
■座る
たとえば動物病院に行った時、診察台の上で愛犬が何度もオスワリを繰り返すことはありませんか? もしかしたら、緊張している自分を落ち着かせようとしているのかも。
■オシッコをする
オシッコには生理現象やテリトリーの意思表示以外の意味をもつ場合もあります。
■体をブルブルっと振る
緊張している時、緊張した後に体をブルブルっと振って、まるでそのストレスを払いのけるような素振りを見せることがあります。
■伏せる
伏せて休んでいるように思えて、実は何らかのストレスを感じている場合も考えられます。
他にもサインはいくつかありますが、「楽しい時にはしっぽを振っている」などと簡単には説明できないのが犬の心理、そしてしぐさ・行動。それだけ複雑な心と感情をもってい る犬たち、なんと素晴らしいではありませんか。
あくびをしているからストレスを受けているとは限りません。耳やしっぽの位置、姿勢、その時の状況などをよく観察して判断を。場合によってはオーナーであるあなたの態度がストレス原因になっていることもあり得ます。犬たちはいろいろなサインを使って仲間や私達たちに何かを伝えようとしているのです。それをうまく汲み取って、より豊かな愛犬との暮らしをお送りください。
『多くの犬や猫が死を毎日怯えながら生きています。
あなたの寄付が一つの命を死から救うことができます!
たくさんの子があなたの助けを待っています。』
他人ごとではありません、もし自分が逆な立場だったらどうですか?
それに誰かがするからいいやではありません あなたの助けも必要なんです。
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