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どうも、梅ゆかり母さんです。
アガサ・クリスティの『負け犬』のシナリオを書いてみてやる。
と意気込んでいたものの、
シナリオ自体書いたことがないので、苦戦していますが、
そもそものことを言えば、
自分のキャラクターでさえ、なかなかキャラを立たせることが困難なのに、
他人のキャラの魅力を十分に引き立たせれるのか?
不思議でしようがないのですが。
そのうち、感想部の方でも書きたいと思っていますが、
「岸辺露伴は動かない」
という作品が、NHKで、高橋 一生さんで実写化されました。
最初に言います。
ジョジョシリーズは、ジョウタロウ(感じが解らんぞ(汗)丈太郎? いや、承の字だったような、解らないので、カタカナで)の一作しか知らず、
たまに、アニメを見たけれど、
これ、誰やねん。て思う程度の知識しかありません。
敵や、敵! って思うてたら、味方やったなんてことも
で、岸辺露伴なるキャラクターが居るのも初めて知ったほどで、
息子から、人気キャラだとは聞いている程度でドラマを見ました。
詳しい感想は、感想部で書くとして、
ここでは、キャラクターの自立です。
超有名コミックの、超人気キャラを演じた高橋一生さんもすごいけれど、
そのキャラクターを現実の人間として表現した本がすごい。
漠然とした「スタンド」なるものを妖怪や、魔力のように扱うのは簡単で、
逆を言えば、おどろおどろしく書けばそれに近くなるはず。
だけど、そこを、「ごく普通の」漫画家。という設定がすごい。
「ごく普通」と書いたけれど、それは、朝起きてご飯を食べ、排せつをして、寝る。
いわいる、日常を送っている人間としてという意味です。
特殊能力はこの際横に置いておきます。
その、「ごく普通」の人間が居て、たまたま「スタンド」という特殊能力があるだけ、
それをひけらかすわけでもなく、だけども、その力を存分に使って生活をしている。
いたずらに力を使わず、自分の好奇心の身に使う。
ただ、使われた相手の思考を書き換えてしまうというのは……面白すぎる能力だが、
そこをあえて、あまり使わず、
自分が興味を持ったものだけに使い、それを過剰に示すことをしない。
まさに「ごく普通」
料理人だからと言って、道端で、料理を披露しないように、
歌手だからと言って、そこらへんで急にリサイタルをしないように、
必要とされる場所で、必要とした時にだけ力を発揮する。
そんな「ごく普通」の人間を、
怪しく、不思議ではあるのに、地に足をつけたように書いているセリフ一つ一つがすごい。
よほど、脚本家は、荒木先生のファンなのかな?
と思った。
きっと、荒木先生なら、このセリフを大事にしている。
と思って、残したセリフの山。
有名なセリフだけをつ慣れても、それはキャラクターのバックベースに乗らないことが多い。
やはり、そのキャラが好きで、その話しが好きで、
作者なら、この言葉を使うだろう。という言葉を使ってこそ、
原作ありきの作品。
なのだと感心した。
同様に、
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NHKで放送されていた
「明治開化 新十郎探偵帖」
坂口 安吾先生の小説の実写化ですが、これもいつか感想を書きますが、
残念なことに、私に坂口安吾先生の知識がなく、
だから、よかったのかもしれませんが、
話の内容は面白かったです。
トリックや、筋書きなどは、わりと初見に近いものが多かったです。
ただ、設定や、時代考証などに違和感があって、
そこらへんでなかなか酷評を得てしまったドラマのようですが、
もし、このコロナ禍でなく、
もっと、撮影に時間をかけれたら、もっといいものができそうな気はします。
ただ、殺人事件以上に歴史軸の情報が多すぎて、
たかだか殺人事件。と侮ってしまいそうになる。
そこら辺をもう少し丁寧に書けば、面白い話なのだろうなぁと思います。
このドラマのキャラクターがある意味、キャラクターが弱い。
時代が時代だけに、そして、その中に、
勝海舟だの、西郷隆盛だの、大久保利通だのだしてちゃぁ、
そりゃ弱いよ。
やはり、キャラクターが立つ脚本というのは、難しい
プロの仕事でさえ、キャラクターが弱いと言われるんだからね。
難しい
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