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どうも、梅ゆかり母さんです
先週のポワロさん。
「ゴルフ場殺人事件」の感想です
あらすじ
ポワロに命の危険を訴えてきた富豪の男が、翌日ゴルフ場で死体となって発見される。
ポワロはヘイスティングスに誘われて、フランスのリゾート地ドービルへ。ホテルで知り合った富豪の男、ルノーから「命が危ないので助けてほしい」と相談され、彼の屋敷に向かう。だがルノーは行方不明に。夫人の話では夜中に覆面の二人組が侵入したという。その後、ゴルフ場のバンカーで背中を刺されたルノーの死体が発見される。
感想
私、この話が好きなんです。
どこが好きという箇所はないのですが、この話を知るきっかけになったのは、
昔伊東 四郎さん主演で日本版で放送していたのを見たから。
捜して見つけました。
NHKドラマだったようです。(そうだったんだ)
「名探偵 赤富士鷹」
という特集ドラマの第2話目です。
ちなみに一話目は、ABC殺人事件でした。
あらすじを引用しますとね、
第二夜「愛しのサンドリヨン」(原作:ゴルフ場殺人事件)
如月((塚本高史))が「サンドリヨン(シンデレラ)」の本の買取りの依頼に来た美女(吹石一恵)に一目ぼれしたとき、事件がおきた。被害者は大きな洋館に住む画商の夏木和之進(佐野史郎)。使用人によれば、犯人は夏木の妻・絹子(名取裕子)を縛って猿轡をかませた中国人で、夏木が近所に住むクリーニング店・羽立志摩子(多岐川裕美)と関係を持ったための天罰だという。赤富士がふと過去の事件を思い出したとき、再びサンドリヨンの美女が現れる…。
という話にしたようです。これを見て、面白い!!って感じたんです。
どこがおもしろかったのだろう……。
多分、日本人が演じたからだと思う。
伊東四朗さんが面白かったんだと思う。
アガサ・クリスティの作品に話を戻すけども、
この作品は、ヘイスティングスが人生の転機を迎える話でもあり、
ここで、「ワトソン」がいなくなる話でもあるのです。
なんかの本だったか、何かで、アガサ・クリスティは、「ワトソン」役を必要としたくない。
と思っていたようです。
常にくっついで、見ている我々をミスリードし続ける。
だけど、そりゃ、人ですもの、しかも、戦争中、大戦後と過ごすうちに、
「ワトソン」が常にいなくてもよくないか?
と思ったんでしょう。
窮屈な足かせにも感じたのかも
語りや、私たちと同レベルである「ワトソン」がいるからこそ、
「探偵は常に賢くてヒーローになりえる」わけですからね。
でも、別に固定された「ワトソン」でなくてもいいのじゃないか?
そう思った時、「ワトソン」の重要性がアガサ・クリスティの中で消えたんだと思う。
それ以降の様々な話の中で、別人の「ワトソン」を同行させている。
べつに、固定しなくても、話しは進めるのだ。を実践しているのです。
たしかに、固定した「ワトソン」は便利です。
名前やキャラクターを作らなくていいから。
だけど、毎度毎度同行していながら、一向に成長しない相棒を
相棒だと探偵が思うかどうかですよ。
いくらなんでも、そろそろあんたも考えろよ。って思ってしまうかなぁ?
とか、そういうことを思ったのかな?
それに、いい大人の男の人が、常に一緒に行動するのは、
どうも、不自然ですよ。
学生や、かなりの年ならいざ知らず、
ドラマ(デビッド・スーシェ主演のに限りですが)
ポワロとヘイスティングスの歳の差は十はあろうかと思われる。いやもっとかも。
そんな年の離れた相手、しかも、ヘイスティングスは独身貴族というわけじゃなく、
隙あらばいろんな人に片思いをしている。
そんな若い情熱を持った男と、
そろそろ人生店じまいをしてもよさそうな初老のポアロがいつまでも一緒に居るのも、
たしかに行動的に無理が来る。
話しの中で、ゴルフはしない。狩りもしない、レースにも興味がない
が、ヘイスティングスのお供でたびたび訪れては、嫌味を言う。
毎度嫌味を言われていたら、さすがのヘイスティングスだって、一人で行動したくなるだろうさ
そういう事でも、ヘイスティングスの一旦の退場は自然な行為だと思う。
ただ、わたしはヘイスティングスが好きだし、
彼の何とも言えない人柄が、事件を和らげているのは言うまでもないのだから。
話しの本筋の感想としては、
「壁に耳あり障子に目あり」
な話ではあるけれど、
どうなんだろう……残忍な女というのは、
化けの皮が剥がれた瞬間のあの女優さんたちのあの顔、
まぁ、ひどい……いや、上手なんですよ。
今までは手を貸してあげましょう。とか弱かった人が、
きゅうに豹変する。あぁ、女って怖いわぁ。
男の場合、ぼろがでたら崩れるだけだけど、女はたちが悪い。
本当に、たちが悪い。あの開き直り……いやぁねぇって、自分も女ですけどね(笑)
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