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ハナブサチロロ
世田谷区出身。

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posted by fanblog

2024年01月27日

映画『PERFECT DAYS』(2023/日・独/ヴィム・ヴェンダース監督)@吉祥寺オデヲン

路上と酒と木漏れ日の映画。洒落たカフェやコインランドリーは出て来ない。スタンダードサイズに東京の灯りがきらめく。日々は変わらぬループに見えて、其の実同じ日はない悲喜こもごもである。それにしても後姿から三浦友和、最高。そしてニーナ・シモンで〆ますか。
映画館を出たら銭湯に行って、呑みたくなる映画。ということでオデヲンから四文屋へ。焼き場のチャノさんも最高。



2023年12月27日

『市子』(2023/戸田彬弘監督)@テアトル新宿

ミステリー(宇野祥平演じる刑事が引き込んでくれる)であり恋愛映画。市子は人を惹きつける。「悪魔」的に。聞き込みから得られる情報として過去が語られていくので、ダイジェスト感が強い。断片で市子がわかりそうになる。映画館、ラーメン屋、駅、電車…どこかで市子は必ず生きていると思う。



2023年12月17日

肉体と解体現場

フジフィルム スクエアにて細江英公作品展「この写真家の熱量を観よ!」。「おとこと女」「薔薇刑」「鎌鼬」「抱擁」から数点ずつのオリジナルプリント展示。
いずれも肉体の強さ美しさが迫って来る。印象的なのは「鎌鼬」の中の子供たちが写っている一枚(写真集の表紙になっているもの)。驚いているような恥ずかしそうな子供たち。
表現とその周りの反応を一瞬に捉えたドキュメンタリー。

写真 2023-12-16 14 15 23.jpg

金柑画廊にて内堀義之「TOKYO GHOST BUSTERS」。東京の解体現場を撮影した同名写真集の刊行記念展示。写真集はモノクロ。展示はカラー。
カラーだと生々しい。何かしら文字が見える。確かに何かがそこにあって誰かがそこにいた。廃墟とは違い意識的に破壊されたそこ。役目を終え、容赦なく崩されるそこ。
ギャラリー近くの祐天寺横の墓地の上に広い空が。遠くに建築中のビルの骨組みが見える。東京の記録。

夕飯は豪徳寺の太勇で。とても久しぶり。
おいしくてホッとする。
今年ももうすぐ終わる。



2023年12月06日

映画『レディ加賀』(2023/雑賀俊朗監督)@アスミック・エース試写室

ちょっと驚くタイトル。加賀温泉郷のプロモーションチーム「レディー・カガ」から着想を得たという。
ツッコミ所はあるが主演・小芝風花のイメージに合ったヒロイン像でしっかりキッチリのエンタメ、そしてショウ・マスト・ゴー・オン。
背景としてだけではなくもう少し物語の中の「街」を感じたかった。



2023年12月05日

映画『クオリア』(2023/牛丸亮監督)@ K's cinema。

俳優陣がとてもいい。優子を演じた佐々木心音がいい。ある意味怪演だし、可愛らしく、哀し気。
ニワトリと人間は同じ。もしかしたらそうかもしれない。いや、卵と同じか。どこか閉ざされていて、その中だけのドロッとした感覚。地方も東京も。少し『家族ゲーム』も思い出した。あれは団地だったか。

終って西口へ移動し、打ち合わせのためピースへ。
変わらぬ喫茶店。永遠に存在してほしい。

2023年12月02日

いつかカムラン湾へ

シアターXにて舞台『艦隊は動かず』を観劇。戦争でどちらの国が勝ったか負けたかは世界史的にとても重要だが、その陰で虐げられてきた(いる)人のドラマはなかなか教科書には載りきらない。
若い俳優たちのスピード感、溢れんばかりのエネルギーがとても良い。彼らの瞳は120年近く前のベトナムの若者たちの瞳と重なる、と想像した。
いつかカムラン湾に行ってみたい。



2023年10月25日

映画『天上の花』(2022/片嶋一貴監督)@ユーロライブ

詩人の愛の物語。戦争が詩にも染み込んでいく時代が映っている。その愛の恐ろしさは途中からホラーのようでもあった。それにしても『アジアの純真』『たとえば檸檬』『TAP 完全なる飼育』などいつもそうだが片嶋一貴監督は人物を激しく深く掘り上げるものだと、その演出に唸る。雪の描写が哀しく美しかった。詩の映画である。
『二人静か』(坂本礼監督)でも好演していたぎぃ子が今作でも少し不思議で少し怖く少し嫌な感じで好演。
萩原朔太郎を演じた吹越満がとても良く、やはりこの方が映画に現れると重心が生まれる気がする。



2023年10月17日

映画『TAR/ター』(2022/米/トッド・フィールド監督)@Morc阿佐ヶ谷

音楽賛美であり、芸術家が陥りやすいだろう悲劇。気が付けば吸い込まれるように落ちていく不気味さ。
映像の構図もいいが、編集もいい。好きな映画『愛、アムール』と同じ編集マンだった。俳優陣も皆素晴らしいが特にケイト・ブランシェット、ニーナ・ホス。そして衝撃のラストが待ち構える。



2023年10月06日

映画『さよなら ほやマン』(2023/庄司輝秋)@映画美学校。

宮城県石巻の離島に住む兄弟の元に訳アリの漫画家が現れて始まる奇妙な三人生活。
震災から12年後、生きづらくはないだろうか、生きているだけで幸せを感じる世の中になって来ただろうか、などと考えてしまう。
漫画家を演じた呉城久美がとてもいい。大友良英の音楽とカリーヌ・カリフェのアニメーション、最高。



2023年10月04日

映画『アダミアニ 祈りの谷』(2021/日・オランダ/竹岡寛俊)@映画美学校

チェチェン戦争で「テロリストの巣窟」と汚名を着せられたジョージア・パンキシ渓谷に住む人たちを記録したドキュメンタリー。優しい母ちゃんであり、ばあちゃんであるレイラ、その娘・マリアム、チェチェン紛争で戦った寡黙な筋トレ戦士・アボ、キスト文化に惚れ込んだポーランド人・バルバラ、と苦悩しながらも前向きな人たちが力強い。劇映画を観ているようだった。戦後に残る消えない傷、戦いを感じさせる。レイラが作る小籠包に似たヒンカリが旨そうだった。



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