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こんばんは♪ 今日は出遅れていた8058三菱商事が中東情勢不安・原油価格高騰からの資源株見直しで(?)久々に大きく上昇♪ 信用分を少し利益確定売り、38万2000円まで下がっていた8902パシフィックMと8868アーバンをほんの少し買い増しました♪ アーバンは少し早かったかもしれませんが、高値掴みはいつものことです(苦笑)。☆ 8907フージャース:完成在庫ゼロに向けて進捗♪1月26日発表の「ウィズ三郷」(総戸数200戸)完売に続き、「ウィズ南柏コンフォートテラス」(総戸数100戸)も完売しました。フージャースの平成18年度第3四半期決算(2005年10月1日~12月31日)時点の販売用不動産(完成在庫)1億6923万円(推定戸数7~8戸)からの完売ニュースですから、フージャースの経営目標*の一つ「完成在庫『0』の継続」に向けて嬉しい状況ですね♪☆ アーバンIR説明会1月28日(土)に六本木ヒルズで行われたアーバンIR説明会(日経主催「個人投資家向けIRフェア」)の報告の続きです。内容の多くは、これまでアーバンの概況、同ニュース・リリース等をご存知の株主には「復習」という感じでしたが、やはり直接、経営者(房園社長)から戦略を聞くのは投資企業の理解を深めるためには貴重な機会ですね♪ ↓説明会で配布された資料とボールペンです♪(写真右の高層ビルが本社です)昨日の報告の2.事業実績で、アーバンが改修に関わったビルの賃料収入が倍以上に増えたと書きましたが、「賃料収入」について房園社長が補足説明をしていましたので報告します♪([]は個人的な感想です)○ 房園社長による補足説明「アーバンが『賃料収入』に拘る理由」:賃料収入が倍以上になるということはアーバンにとって如何なる意味があるのか?収益還元法で考えると、理論上は家賃収入が3倍になる=不動産価格が3倍になるのと同じこと。 家賃収入3億÷利回り6%=物件価格50億円 ↓<家賃収入が2倍になる> 家賃収入6億÷利回り6%=物件価格100億 [物件売却価格が2倍になる!??]3.事業環境と事業戦略○ 都心部を中心に地価が上昇に転じる・ 公示価格は2005年まで14年連続で下落。但し、下落幅は縮小、下げ止まりは明らか。 → 3月の公示価格では地価上昇が明らかになる。・ 東京都中心部では、地価が上昇に転じている。日本は不動産デフレから脱却しつつある。・ 但し、2005年の地価指数の水準は約20年前=1983年と同じ水準。○ 不動産投資市場の整備・拡大が不動産市場回復の要因・ 証券化・流動性向上により、世界の資金が入っている。○ 景気回復を反映し、空室率低下・賃料上昇が鮮明に・ オフィスビル需要が改善(特に都心部):大手町などの空室率は1%(=99%が稼動)・ 経済状況が好転したことで大企業が人員増加、オフィススペースが足りず勝手に賃料が上がっている(アーバンも来年入社の新人採用活動をしているが、大手銀行が10人→100人の規模で募集人員を増やしているので人材確保が競争状態)・ 需要増加 → 要求利回り(キャップレート)低下 → 不動産価格上昇余地拡大。○ アーバンは不動産投資市場に優良物件を供給するメーカー的存在・ 収益力の低い物件を仕入れてバリューアップ(不動産価値の向上)を行い、優良物件を生み出すメーカー的役割を担っている。・ 不動産投資市場の拡大と、優良収益物件の枯渇により、アーバンが開発する物件への需要が高まっている。・ 収益力の低い不動産(老朽・低稼働率・立地特性に不適合・利用されていない等):アーバンは、主として高度成長期に大量に立てられた築20年以上の「負け組ビル」*を購入して、リノベーション(改修/改築)・コンバージョン(用地転換)・スクラップ&ビルド(取壊・新築)などの付加価値を付け、優良収益不動産に変換、J-REIT/私募ファンド/機関投資家に売却(→アーバンに売却利益)[* 個人的には説明会で一番「なるほど・・」と思った箇所。確かに高度成長期には大規模なコンクリートビル建設が行われましたが、現在は物件によって格差が出ており、アーバンが収益源とし得る物件[=負け組ビル]の取得には事欠かないだろうと推測されました。]○ 様々な技術・ノウハウを駆使し、不動産の価値創造を行っている・ アーバンの中核能力=様々なノウハウの蓄積・経験(実績)によって裏打ちされた「不動産価値創造力」・ 仕入れから企画・開発、運営までに必要なあらゆる能力を自社内に保有*、取得した不動産の価値を最大限に向上させている。[* 今年の社内向けの「年頭所感」でも、房園社長は、不動産マーケット拡大が更に進む事業環境においては「より広く深い知識、技術の有無によって不動産価値が左右」されるようになり、「不動産価値はその不動産を扱う人、つまりそこに係わる個人の能力によって大きく変わる時代がくる」=「会社の成長は個人の成長の結果である」とし、「会社、グループ全体の方向性、戦略を社員一人一人が自ら汲み取り、考え、そして行動する」姿勢を重視していましたね♪ 「21 世紀を代表する総合不動産企業」を目指すためのタテマエ論かもしれませんが、人を大事する企業姿勢は評価したいです。]4.中期経営計画○ 中期経営計画(「Urban Grand Vision 2010」)・ 既に2年前倒しで計画を達成(2006年経常利益当初予想130億円→2005年8月15日160億円に上方修正→11月25日220億円に上方修正→現在約226億円を予想=2008年3月期の当初予定経常利益200億円を達成)・ 今年5月に新たな中期経営計画(2009年までの収益予想を見直し)を発表・ 第二段階となる2006年3月期以降では: 事業戦略 ビジネスモデル強化 → 運営力強化・不動産サービス事業への参入 ビジネスカテゴリー拡大 → 海外事業含めトライアルを実施 個別事業の強化 → 流動化事業拡大/住宅収益力向上 経営力強化 人材・組織の育成/コーポレートブランド強化/コーポレートガバナンス強化など ○ 中期計画達成に向けた取組を加速(M&A等、着実に進む) → 21世紀を代表する総合不動産企業へ○ クリニック運営支援会社設立/飲食事業運営会社をグループ化(本社が入っている広島アーバンビューグランドタワーで実施)○ 不動産総合サービス事業への本格参入を決定・ 金融ノウハウを核とした不動産価値創造力→アセットマネジメント(AM)事業=アーバン・アセットメネジメント(公募型ファンド、開発型ファンド*拡大など事業を拡大)・ オペレーションを核とした不動産価値創造力→不動産総合サービス事業への本格参入 ファシリティマネジメント(FM)事業(世界的な優良企業ジョンソンコントロール社と提携) プロパティマネジメント(PM)事業 コンストラクションマネジメント(CM)事業(* 箱根強羅プロジェクトは、My PFの持株でもある9616共立メンテナンスとの共同事業でもありますが、かつて富士屋ホテル系列の強羅ホテルがあった場所です♪ 私も宿泊したことがありますが、建物は単に古いだけでなく、まさにアーバンが言うところの負け組コンクリート建築物で、古くても情緒や味わいが出ない陳腐なコンクリート建造物でした。昨年強羅に行った時にはまだ更地で建築中でしたが、強羅駅から徒歩1分の好立地で今年晩秋には共立メンテナンスの株主優待が使えるホテルになりそうで嬉しいです♪)○ ゴルフ場6コース取得、ゴルフ事業に本格参入・ 今後は地域ポートフォリオを図りながら早期に20コース程度取得・ 経営基盤の強化(新たなインカム型安定収益源獲得)・経営資源の活用(周辺ビジネス発展を検討)・経営機能の強化(ゴルフ場運営ノウハウの獲得)を図る○ 大規模開発・複合開発プロジェクトへの積極参加・ 専門部署を新設・ 取組事例:広島・福山駅前再開発、大阪南港コスモスクエア地区開発など。○ AIGグループの不動産投資会社との業務提携・ 開発型流動化事業の拡大推進(←優良物件取得競争激化・買取転売型ビジネスの限界)・ 共同事業第1弾案件:関西地区で既に取得、年内にも開発に着手。・ 第2弾案件:関東で大型物件の購入について交渉中。○ 名古屋に事業拠点新設:地方マーケットでの事業拡大を加速 → 主導権を確固たるものにする○ ブランド戦略ソリューションをベースにした流動化事業の積極化○ 住宅事業における新たなストラクチャー(「犬との共生」アーバンバウハウスなど)○ 店舗開発業務:カルチュア・コンビニエンス・クラブとの業務提携5.まとめ(財務諸表、06年1月400億円エクイティ・ファイナンス、株式分割、配当など)ざっとですが・・1月28日(土)房園社長プレゼンテーションの概要でした♪ 惜しむらくは・・・房園社長と握手できなかったこと(涙)。私が私用で行けなかった9月17日のIR説明会時には、握手してもらった株主さんが何人かいたそうです・・・。☆ 本日の五天王(+アセットI)[終値は1月30日]
2006年01月30日
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こんばんは♪ 既に数人の方が1月28日(土)に行われた日経主催個人投資家向けIRフェアでの8868アーバンコーポレイション(以下、アーバン)の会社説明会について書かれていますが、My PFの主力銘柄でもありますので、参加した一人の感想としてご報告させて頂きます♪でも・・本当に1月29日(土)は密度の濃い一日でした♪:8:00 起床9:30~10:45 都内某所で私的経済・投資勉強会~六本木ヒルズへ移動~(「個人投資家向けIRフェア」)11:30~11:40 個別会社ブースで「アーバン」と「極東証券」の資料をもらう11:45~12:10 アーバン会社説明会に出席(房園社長♪)12:20~ 超優秀投資家さんと楽しいミニお茶タイム♪←ありがとうございました♪~六本木から千駄ヶ谷に移動~13:30~ 国立能楽堂[能「張良」(観世流)・狂言「酢薑」(大蔵流)・能「羽衣」(宝生流)←ほとんど寝てました・・。~千駄ヶ谷から銀座に移動~17:00~18:00 買い物(ファンケル、期間限定ゴルフウエアバーゲン)18:00~19:30 歴史研究グループ夕食会(キハチ・チャイナ銀座店)←「おこげ料理」が美味しかった♪19:45~23:00 趣味グループの飲み会←とっても楽しかったです♪~帰宅~24:00~深夜 親戚と犬のお相手☆←K太君、可愛かった♪☆ アーバンIR説明会さて・・・遅くなりましたが(大汗)、以下、アーバン会社説明会の報告です(その1現場編&説明)♪ ただ、アーバンの作成した資料・説明を元にしていること、My PFの主力銘柄アーバンについての記述であるため多分に「贔屓目」の表現・個人的な感想が入る点は、ご注意下さいまし。日時:1月29日(土)11:45~12:10場所:六本木ヒルズ内、六本木アカデミーヒルズ40F(日経個人投資家向けIRフェアのC-3会場)上記の通り、ブースに資料を取りに行っている間に、既に会場の前には人の列、列・・・「あー、席が無いかも!!??」・・焦ってようやく前の方で運よく空いていた席を一つ確保しましたが、アーバン側も余りの人数の多さに一番前の「関係者席」の紙を外し、一般投資家に開放、すかさず私も一番前に移動♪ すぐ右斜め前には出番を待つ房園社長が・・・ドキドキです(笑)。凄い人数で、後ろには立ち見の人が一杯。熱気ムンムンの中、房園社長、拍手で迎えられ登場です♪(後で他の投資家さんから聞いた話では、アーバンの説明会会場が一番混雑していたそうです。他社では空席の多さに「呼び込み」に必死な会社もあったとか。)(以下の写真はアーバンの広報部の方に撮影および拙ブログ掲載の許可を取った後、携帯電話で撮影したものですが、せわしい中で撮ったものなので写りの悪さはご容赦下さい)立ち見も沢山・人、人、人の会場・・・↓ 房園社長♪↓「生」房園社長は、会社案内同様、素敵でしたヨ♪(マダムキラーなんていってゴメンナサイ(大汗)) ただ思ったよりほっそりした方でした。話し方は理路整然としており、数値データを元にした説明は個人的にもとても分かりやすい内容でした♪冒頭で、会社説明会の前にマンションの構造計算書偽造問題についてのお話がありました:・ アーバンの物件は、11月25日のニュースリリース通り、「姉歯及び同関係6社とは無関係」。・ 社内の構造計算部署における全再検査でも問題ないことが確認されている。・ 更に現在、信頼できる第三者の大手設計事務所に構造設計書類の再調査を依頼しており、調査終了次第、結果をリリースする予定。・ 企業は、社会から信頼を得ること・尊敬される存在となることが一番である。・・とのことでした。フージャースも12月のIR説明会で廣岡哲也社長が冒頭で本問題に触れていましたが、優れた経営者は株主の不安にもきちんと対応しますね♪配布された資料を元にスライドも使った説明が続きます:1. 会社概要(2005年9月末現在)設立:平成2年(1990)5月(私と誕生月♪)従業員数:単体256人、連結725人資本金:72億2,694万円(設立時500万円の1,445倍♪)株主:大株主1位 厨園社長18.24% (全体中:金融機関34.96%、外国人23.65%、日本法人5.00%)アーバンコーポレイションの事業と目標:「街を元気にし、人を元気にするための『不動産の価値創造』」「21世紀を代表する代表する総合不動産企業を目指す」(←単に土地・建物を売るだけでは駄目・様々なアイディア、技術力、行動力で不動産のあらゆる価値を創造する)成長:外部環境に合わせて事業領域を変化させ、成長を遂げてきた 90(創業)~95年(バブル崩壊・地価急落時):フィービジネス(大手業者のアウトソーシングを担い、マンションの企画・販売) 96~01年(同下落スピード鈍化):自社マンション分譲&流動化投資開始(1997年大阪進出、1998年東京進出、銀行の滞留不良不動産処理、デュ-ディリジェンス事業(不動産の価値算定、処理方策) 01~03年(同下げ止まりの兆し):自己投資拡大・不動産再生本格化 03年~(二極化・一部で値上がり):不動産流動化事業拡大・流動化周辺ビジネス本格化事業の特性:不動産流動化とマンションの両市場に、開発とサービスの両面から携わる・ 日本の不動産市場は閉鎖的であり、不動産は流動性が無い(=即、現金化できない)のが欠点だった。・ 2000年以降、REITなど、不動産の「証券化」が進み、機動的な売買が可能に→世界中から日本の不動産市場に資金が入るようになった・ アーバンは、事業環境が変化しても、財務を悪化させないため、「ポートフォリオ経営」=環境に合わせて最も収益が上がるビジネスに人と資源を集中させる=を実施・ 事業内容は変化するもの:現在は流動化・マンション事業とフィービジネス(サービス提供)が中心2. 事業実績(1) 不動産流動化ビジネス・ 大阪中心地での大規模ビル改修事業~URBAN BLD心斎橋~:築24年で空室に悩んでいた老朽化ビルをアーバンが購入→免震措置を含めコンクリート状態にまでして大規模回収→下層階を商業店舗に用途転換(コンバージョン)→優良テナントのアップルと長期賃貸契約など収益の安定化実現→賃貸収入は改築前の「3倍」になる(←グッドデザイン賞受賞)。・ フードテーマパークでの道頓堀の新名所を創出~サミー戎プラザ~:高収益の見込めない上層階に大正・昭和初期の町並みを再現したフードテーマパークを創出(B級グルメ店を2000店巡って70店を選定)、ビル全体の収益力を最大化(→賃貸収入「2倍」)。・ 世界初の縦型観覧車を商業ビルに設置~宗右衛門町プロジェクト:一流料亭「いろは」跡地をアーバンが購入→コンバージョン→ドンキホーテにはいってもらう→ミナミの大歓楽街の名所となり、「切手」になっている!・ 東京青山での大規模事業~アーバン北青山ビル(築39年の老朽化オフィスをコンバージョン)/ラ・ポルト青山(世界の一流店だけを誘致・青山を代表するビルに)~・ 中四国最大の超高層複合ビル~アーバンビューグランドタワー~(←広島の一等地で、アーバンの本社が入っています♪ 五洋建設が建てました♪ 後日、宇品プロジェクトに続いて訪問記を報告予定♪)遅くなりましたので、明日、説明会の続き(3.事業環境、4.中期経営計画)を掲載します♪尚、中期経営計画(「Urban Grand Vision 2010」)は、既に2年前倒しで計画を達成しており(2008年3月期の当初予定経常利益200億円を2006年3月期(226億円を予想-昨年11月25日通期業績修正)に達成予定)、今年5月に新たな中期経営計画を発表(本決算発表時と一緒!?)するそうです♪P.S.1 おかげさまで、拙ブログを通じてDAIBOUCHOUさん等、私が実際に出会った素晴らしい方々の本を買ってくださる方が沢山おられます。ありがとうございます♪P.S.2 今週の予定では、米国の大統領一般教書演説(今年の方針を確認)、雇用統計などに注目しています♪☆ 今週も皆さん、そして私にとってより良き日々になりますように♪
2006年01月29日
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こんばんは♪ 日経平均16,460.68(+569.66高)で16000台回復、TOPIX1,690.32(+47.03高)は終値ベースでも1月5日の高値を抜いて更新など、相場は強いです。[追記(1):ソニーが急騰。漸くロボット犬の生産を止めるそうですが、当然ですね。犬猫が好きな私にとっては、犬も猫も「毛がフサフサしていて、暖かくって、柔らかくて、気まぐれ」だから可愛い♪のであって(←好きな人はわかりますよね♪)、「冷たくて、固くて、決まった動作しかしない」ロボット犬の何処がいいのか、本当に不思議でした。↓犬なら本物がやはり可愛いです♪ 親戚のK太君♪の手、ポーズです♪]My PFも今週はプラスに転じています♪ でも波乱はまた何時くるかわかりませんのでリスク管理だけはしっかりしていきたいですね♪さて、「5年半で資産500倍」にした超優秀投資家のDAIBOUCHOUさんが宝島社からついに本を出版です(税込1575円)♪拙ブログも取り上げて頂いた「SPA!」1月23日号(イラストは泣けます(涙))でも参考になるブログとは「別格扱い」で掲載されていましたネ♪「Daibouchou式サイクル投資法」(宝島社)(以下、クリックすると楽天ブックスの画面になりますが、送料無料だそうです♪)↓以下、DAIBOUCHOUさんのサイトからの引用を中心にした本の内容紹介です:DAIBOUCHOUさんによると、同じセクターの中でも旬の銘柄を中期的にシフトしていく様を「サイクル投資法」と銘打ち、内容は去年6月のセミナー内容に準拠しているそうです。但し、以前の北浜先生とのタイアップムックに比べると、より本格的に「DAIBOUCHOU式投資方法」に深く突っ込んだ内容、よりDAIBOUCHOUさんらしい本になっている、ということです♪また、全く株の知識が無い初心者の方でもそれなりに読む事が出来る平易な内容になっていますが、レベルを落とすという事では無く、中上級者の方でも充分役に立てる内容だそうです。DAIBOUCHOUさん自身が非常に満足のいく出来になっており、誰にでも躊躇無く薦めることが出来る本に仕上がったそうです♪DAIBOUCHOUさんには私自身、大変お世話になっておりますが、勿論、買わせて頂きます♪ 皆さんも、上記アフィリエイトからどうぞご購入下さい(笑)♪☆ 本日の五天王(+アセットI)ようやく安定上昇軌道に戻りつつある!??全面高でMy PFは五天王以外も大変堅調でした♪ 急騰していた4971メックは一服でしたが、昨日の日記で取り上げた日信工業は好業績を受けて大幅上昇、五洋建設、パトライト、日本紙パルプ商事、インデックスなどもボチボチ♪♪ 明日は主力銘柄8868アーバンの個人投資家向けIR説明会に行って来ます♪[追記(2):昨年12月19日の日記で、アーバンの中間決算報告書にアンケートの葉書が入っており1月15日までに返信した株主には図書カード¥1000贈呈となっていた、と書きましたが、1月15日より前に図書カードが届きました♪ 小さいことのようですが、結構こうした些細に見える「誠意」の積み重ねが株主の信頼を得ていくものですよね♪[追記(3):昨日(1月28日)アーバンIR説明会に行って来ました。後ほど報告します♪]
2006年01月27日
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こんばんは♪ 主力の8907フージャースも「ウィズ三郷完売」との好ニュース(平成18 年3 月期予定引渡し1,300 戸(マンション1,281 戸、戸建て19 戸)中、平成17 年12 月末時点で1,257 戸(約96.7%)が契約済と大変好調な販売状況)、素直に嬉しいです♪ 今回のライブドアショックをきっかけにした下げでMy PFも被害を受けましたが(涙)、業績に関係のない全体相場に吊られた下げ局面では「欲しかった(好業績)株を安く買える」を利点もあります♪ 現実にはなかなか資金の余裕が無くて難しいのですけれど(苦笑)。さて、私がこの一週間で買い増したのは、東証の取引停止に阻まれたこともあり(涙←上手くトレードできなかった言い訳です(苦笑))主力株は8868アーバンを少しだけ・・その他は株主優待株を買ったり(買い増しを含む)、前に手放した有望株を買い戻したり、前から欲しかった銘柄を新規に購入したりしていました♪ ポジション調整のために信用買建分も多少整理しましたが(従来の方針通り、現物は一切売っていません)・・・行き過ぎた分散投資は非効率なパフォーマンスになるので減らそうと思っている保有銘柄数が・・・また増えました(苦笑):株主優待株(新規&買い増し)♪☆ 2612 かどや製油(チャート)☆ 6825 パトライト(チャート)☆ 8032 日本紙パルプ商事(チャート)買戻し有望株♪☆ 4835 インデックス(チャート)新規「年男」株♪☆ 1893五洋建設(チャート)ごま油最大手のかどや製油は、2003年1月から既に持っていましたが、昨年9月に三菱商事が同社株式を17.02%追加取得(合計22.34%)し三井物産と並び筆頭株主となるなど大手商社との関係を強め元々無借金経営に更に安定感が増していたこと・予想通り株主優待制度変更を発表(従来500株以上1000株未満所有の株主を対象にしていた優待[1500円相当の同社製品詰合セット]100株以上1000株未満所有の株主に変更を♪)したのを好感したものです。[1500円相当の製品詰合せセット]はごま油2本と練りゴマ2瓶が入っていて結構良いですヨ~♪ PER的には割安感はありませんが業績も急回復(純利益前年比+171.3%)、1.83%の高配当(優待+配当利回りは2.6%)です♪情報表示機器大手パトライトは、パトカー、工場設備などの回転灯、表示灯で国内シェア7割以上を占め、地味ながら無借金で高収益経営(売上高営業利益率20.4%など)の会社です。ホームページをご覧になって頂ければ一目瞭然ですがIRも充実しています♪ 株主優待がまた良くて・・100株以上の株主一律に[3,000円相当のグルメギフト券(ゆうぱっく)]、配当も1.1%あります(優待+配当利回りは3.2%)♪王子製紙系で紙流通業最大手・世界最大の紙専門商社の日本紙パルプ商事は、なんと創業が弘化2年(1845)!! 三越の番頭をしていた人が京都で起した和紙商「越三商店」が始まりで、明治9年(1876)に京都府御用掛として日本で最初に洋紙を販売、王子製紙とは明治15年(1882)に製品販売契約を締結している老舗企業です。紙パルプは原材料費上昇で昨年ぱっとしなかった業界なので、なんとなく今年はいいかな、と(笑)。優待品は1000株以上の株主を対象に[JPワンタッチノーコアトイレットペーパー24ロール](市価2500円位?)です♪ 低利益率で業績も地味・PER面でも割安感に乏しいですが、高配当企業です(現在の配当利回りは1.57%・優待+配当利回りは約2.1%)。昔から目をつけていて株価もかなり上昇してしまいましたが、食品関係の優待PFが充実してきたのでリスク管理上、生活必需品(トイレットペーパー♪)を確保することにしました♪ 携帯電話向け情報配信・システム開発等を展開しているインデックスはPERだけではとても買えません(苦笑)。ローテクな私は正直何をやっている会社なのかよく分からないのですが・・落合会長・小川社長を中心とした融和的な経営方針が結構好きです♪ 大株主に三菱商事(6.1%で2位)がいますから、何かあっても大丈夫かな、と(笑)。昨年末に一旦売却してから急騰(涙)、下げてくれたので少しだけ買い戻しました♪海洋土木トップの五洋建設は、羽田沖工事、スエズ運河改修工事など材料が豊富ですが、購入のきっかけは、「強者」と組んで事業を進めている主力株の8868アーバンの事業パートナー(広島・福山駅前再開発プロジェクト)だからです♪ そして同社のマスコットキャラクターは「犬」のペンタ君♪ 安全第一のヘルメットをかぶった非売品のペンタ君ぬいぐるみ、可愛い♪・・・「復配」も期待していますが、「戌年」記念で株主に贈呈してくれないかナ~♪ 戌年は飛躍の年ですゾ!!☆ 日信工業:好決算&上方修正優待・・といえば、偶然コンピューターのキーの押し間違いで発見して「信州ハムセット」(3000円相当)の優待も楽しみなホンダ系ブレーキ部品メーカーの7230日信工業(本当です・・7203トヨタ自動車の株価を見ようとして間違えて7230と押して同社を知ったのです・・)ですが、本日(1月26日)好決算(平成18年3月期第3四半期)を発表・当初予想純利益を15%程上回る通期業績上方修正も出ましたね♪理由が「増収&為替レート変更」というのはわかりやすいです(笑)。偶然発見して昨年11月に買いましたが、無借金・堅実経営の良い会社だと思っています♪☆ ゆうぱっくグルメール-「毛ガニ編」♪パトライトの優待の「ゆうぱっくのグルメール」は凄く良いです・・。何故なら既に保有している6418日本金銭機械の優待で堪能済みだからです♪ 日本金銭機械の株価はこのところ冴えませんが、同社は株主還元に積極的な会社で2004年からのホルダーとしては分割・優待・配当を十分享受させて頂いているので不満はありません(笑)。そして・・今年も、先週、昨年の優待として注文していた「毛ガニ」届きました!!↓これが「2」杯!!(そんなに大きくありませんが)↓美味しかったです♪ タラバ蟹とはまた違う繊細な美味しさですね!!毛ガニは家族の持株分で、まもなく私の持株分の「ふぐ鍋セット」も到着する予定です♪ あ、2809キューピーの優待も楽しみです♪☆ 本日の五天王(+アセットI)[株価は1月26日終値]そろそろ安定して上昇して欲しいですね♪一昨日、主力のアーバンの400億円ファイナンス他について書いたのですが・・わかりにくい書き方だったかナ??(大汗)ファイナンスについて書くのは難しいですね・・自分が理解不足ですから(苦笑)。
2006年01月26日
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こんばんは♪第二弾です(笑)。保有銘柄は成長が早いので、ニュースも多く追いつけません(苦笑)。8907フージャースが好調な第3四半期決算を発表(フージャース個人株主大御所のokenzumoさんによるいつもながらの素晴らしい分析を参照下さい)、8868アーバンが400億円ファイナンスの行使価格を決定したと思ったら、今度は4314ダヴィンチが「1兆円ファンド」の運用開始予定を6月から3月に前倒しだそうです♪ 「欧州の機関投資家などが不動産価格の底入れなどを見込んで出資に応じ」(2500億円)、「スイス、ドイツ、英国、フランス、オランダなど欧州の財団・基金から初めて約500億円の出資を受けられる見通し」「7000億円は金融機関からノンリコースローン(非そ及融資)で調達」・・・ということはやはり当面ファイナンスは無さそう!??(笑)取り急ぎ情報まで♪(↓昨年10月に撮影した日本橋にあるダヴィンチのビルと入口マットです♪)************************(引用開始)2006年1月24日23:14 日経速報ニュース ダヴィンチ、1兆円ファンドの運用前倒し 不動産私募ファンド運営のダヴィンチ・アドバイザーズは大型不動産に投資する1兆円のファンドの運用を3月にも始める。6月から運用する予定だったが、欧州の機関投資家などが不動産価格の底入れなどを見込んで出資に応じ、計画以上に早くファンドを組成できるメドが立った。 1兆円のうち機関投資家などから出資を募ったのは2500億円。スイス、ドイツ、英国、フランス、オランダなど欧州の財団・基金から初めて約500億円の出資を受けられる見通し。7000億円は金融機関からノンリコースローン(非そ及融資)で調達する。 不動産価格の底入れで将来、高い売却益が見込めるほか、欧州に比べてオフィスビルなどの運用利回りが高いと見た財団などの資金が流入した。国内では年金基金9団体から600億円弱の資金を受け入れる。 1棟当たり100億円を超える大型物件を購入するほか、不動産を収益源とする企業の株式取得にも約1500億円を充てる。 ************************(引用終わり)
2006年01月25日
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(追記:以下のファイナンスの記述には誤りがあるかもしれません。指摘頂ければ幸いです)こんばんは♪ 相場は漸く一服というところでしょうか(笑)。本日予想通り(笑)ストップ高となった主力銘柄の8868アーバンは、1月17日(火)に増配(実質2.5倍)、2月末1:5分割と同時に、「既存株主の皆さまの有する株式価値に最大限配慮したスキーム」(アーバンIR)による400億円ファイナンスを発表していましたが、本日1月24日(火)、ファイナンスにおける新株予約権の行使価格が決定しました。400億円ファイナンス[新株予約権発行およびエクイティ・コミットメントライン契約(新株予約権買取契約)]概要 第1回 100億円 権利行使予定 2006年2月10日(木)~2月16日(木) ・ 資金調達が極めて短期間で可能 第2回 300億円 権利行使予定 2006年2月10日(木)~2008年2月8日 ・ 権利行使は300億円中250億円相当がアーバンの指示により行われる → 必要に応じた機動的な資金調達が可能 → 既存の株式価値の希薄化を最小化する配慮も反映可能 ・ 権利行使における割引何時が公募増資と同等水準 (第1回分2%・第2回分3%) ・ 株価上昇局面では権利行使価額も引き上がる仕組み → 公募増資に比して既存株式の希薄化がより抑制される同400億円ファイナンス契約は、「極めて短期間」の資金調達(全数権利行使時の払込金額100億円)が可能ということで選択された契約方式でしたが、ライブドアショック等による相場下落で当初行使価格は1月18日~24日終値平均が10880円となったことから、行使値額下限(1月17日終値)11250円に決定しました。権利行使予定期間[発行日(平成18 年2 月9 日)の翌日2月10日(火)より2 月16 日(月)迄]迄に株価が行使値額11250円を大きく上回るってこと!??(笑)1月24日付アーバン ニュース・リリース↓「第1回新株予約権および第2回新株予約権の発行条件等の決定に関するお知らせ」アーバンは2月末に1:5の株式分割も予定していますが、分割及び新株予約権行使による推定株式数推移を纏めてみました:100億円の資金調達は恐らく2月16日(木)迄に完了するでしょうが、仮に残りの300億円資金調達が2月末迄に進む場合(契約上は2008年2月8日迄の2年間に必要に応じ機動的に実施する事になっている)、発行済株式総数は222,910,684株、現発行済株式総数43,871,026株(1月17日)の約5.081倍になります。EPSが約1/5に希薄化・・という事は・・・収益増大にかなり強気の見通しが無ければ実施できない・・・だろうと信じています(笑)♪ いずれにしても分割後は値幅が狭まるので昨年前半のような美しいチャートになることを期待しています♪ 一日に3150円も動く(1月18日)のは上手なトレーダーには魅力的でしょうが、ドキドキします(苦笑)。本日ストップ高になった理由として、ゴールドマン・サックス証券がアーバンを推奨銘柄として新規に採用・格付け[市場平均を上回る・目標株価15000円]としたことも影響したとされています。でも推奨理由として・・「優れた開発力による高いプロジェクト利益率」「証券化スキームによる高ROIは他社に類を見ないビジネスモデル」「優位性が評価される余地はまだある」って・・・!???・・既に皆さんご存知のことばかりですね(苦笑)。「2007年3月期当期利益は前年比38%増益、2008年は22%の増益」・・・!??・・これもアーバンの中期経営計画「URBAN Grand Vision 2010」(既に2年前倒しで達成)で控え目な定量的目標(笑)として: ・経常利益成長率:年間30%成長の継続 (現在:2004年度+97.0%・05年度予想+138.4%) ・ROE:15%以上の達成(現在:06年3月期予想38%) ・自己資本比率:30%以上の達成(現在:06年3月期第3四半期28%) ・自己資本額:200億円以上の達成(1月17日現在:約127億円)となっていますよね♪ 「次のカタリスト(株価上昇の要因)は5月頃発表の新中期経営計画」だそうですが、もう少し早く出されるような気もします♪ また1月23日発売の週刊ダイヤモンド誌「失敗しない物件選び」特集の「安心な「売主」はどこか?経営健全度ランキング」で、大手三社に次ぐ4位にランク♪ 下記表で上位大手三社と比較してみましたが、拙速したライブドアの例もあるので(苦笑)、急ぎ過ぎずでも確実に成長して欲しいです♪以下、関連ニュース引用ですが、最期の日経の成果主義特集でアーバンの人事評価制度が「社内調査で九割の社員が新しい制度に『満足』」という記事は心強い感じがしました♪ 社員のやる気は大事ですから♪(太字は筆者によります)************************(引用開始)2006年1月24日ロイター:株価格付け=ゴールドマン・サックス証券(24日) 「初」:アーバンコーポレイション「OP」(=アウトパフォーム:12カ月の投資対象期間においてアナリストのカバレッジ・ユニバースのトータル・リターンの中央値を上回るパフォーマンスが期待できる) 2006年1月24日 10:02 ロイター ホットストック:アーバンコーポが反発、GS証券が新規「アウトパフォーム」アーバンコーポレイションが4営業日ぶりの反発。9時58分現在、同社株は前日比730円高の1万0180円で、東証1部値上がり率第4位。ゴールドマン・サックス証券が同社株のレーティングを新規に「アウトパフォーム」としたことが手掛かり材料視された。今後12カ月の目標株価は1万5000円。同証券では「同社の優れた開発力による高いプロジェクト利益率と証券化スキームによる高投下資本利益率(ROI)は、他社に類を見ないビジネスモデルである。過去株価は大幅に上昇したが、同社固有の優位性が評価される余地はまだあると考える」との見方を示している。 2006年1月24日13:00株式新聞◇<レーティング情報>ゴールドマン証がURBANを新規「アウトパフォーム」でカバレッジ開始 ゴールドマン・サックス証券は24日付モーニングサマリーで、マンション企画・販売、不動産再生事業のアーバンコーポレーションのレーティングを新規「アウトパフォーム」でカバレッジ開始。カバレッジ・ビューはアトラクティブ。今後12カ月の目標株価は1万5000円。また、投資推奨銘柄に新規採用。(中略) 同証券予想では、07年3月期当期利益は前年比38%増益、08年は22%の増益を見込んでいる。次のカタリストは5月ごろ発表の新中期経営計画。2006年1月24日14:37 株式新聞◇不動産関連株が軒並み高――ライブドアショックの余波一巡、値ごろ感も台頭(前略)先週末にドイツ証券がオフィス市場の需給タイト化などを評価し大手不動産3社の評価を強気とするなど、不動産関連株への見直し機運が出ている。2006年1月23日08:30 株式新聞<市場ホットライン>「URBANを来期予想PER23倍の1万370円台から注目」――市場関係者の見方 「アーバンコーポレイションに注目している。株価は昨年12月29日昨年来高値1万4230円のあと、今年1月18日安値9310円までスピード調整を挟んで下値が切り上がる動き。この1万370円台は来3月期予想PER23倍(予想1株利益443円)と同社株にとって割安感が戻る。業績は今期連結経常利益が前期比2.4倍の226億円、純利益は同2.3倍の150億円(1株利益357.2円)予想で強含み。さらに来期予想連結経常利益は315億円、純利益は186億円が堅い線。主力の不動産再生事業は大阪市中心部での仕入れ増と物件の自社運営による付加価値化で拡大基調が計画を上回る。マンション分譲も自社分譲にシフトして販売費削減もあって採算が向上。不動産ファンド運営管理も預かり資産残高増加に伴う管理手数料も順調に拡大。来期も不動産再生事業を中心に利益拡大が続く。施設業務全般のコンサルタント事業への参入や今期に続いてゴルフ場の取得拡大にも注目できる」(中堅証券)。2006年1月10日 ◇<レーティング情報>ドイツ証がURBANの目標株価を引き上げ ドイツ証券は6日付で、アーバンコーポレイションの投資判断「Buy」を継続し、目標株価を8000円→1万3000円へ引き上げた。10日付株式朝会メモによると、来期以降の業績予想を修正。来期、再来期予想1株利益を、それぞれ424円→536円、440円→665円へ上方修正。2006年1月23日付日経新聞朝刊(42頁)第585話、生きた成果主義を求めて――納得評価へ絶えず議論(サラリーマン) 「日ごろから考えている仕事の目標は伝えられた。この春、どんな評価が出るか楽しみだ」。十六日から始まった考課面談を終えた不動産開発のアーバンコーポレイション人事課担当課長、河上和樹さん(37)は上司とのやり取りに満足した。 二〇〇三年に成果主義を導入した同社の人事制度は昨年四月、生まれ変わった。個人成績の判定は「A」―「E」の五段階から七段階に。決定的な違いは、仕事の進み具合や結果を上司と話す機会すらない一方的な通知を改め、年六回の面談を義務づけたことだ。 旧制度への職場の声は芳しくなかった。「正当に評価されたのかどうか疑問」「異議を唱えづらい」。河上さんも同じように「釈然としない」と感じた経験があった。 マンション開発部門から異動した後の〇三年度末の評価は「普通」を示す「C」。新卒採用や株主総会など畑違いの仕事に戸惑い気味で「専門書を繰って手続きを確認しなければならない要領の悪さ」。一つ下の「D」も覚悟していた。 同業他社から転職し、開発プロジェクトには自信があった。「可能性の広がる若い会社にこそ成果主義はふさわしい」と受け止めていただけに、社内メールで届いた「C」の文字は「あいまいな評価基準に疑問を抱く出発点になった」。(中略) 「働き手が納得できる手続きを」。制度改定の社内検討メンバーに選ばれた河上さんは、議論の場で繰り返した。「結果を残した社員に手厚くという土台は変わらないが、チームワークや目立たなくても重要な仕事への配慮も欠かせない」 社内調査で九割の社員が新しい評価制度に「満足」。今年度、上司との面談は残り一回。部下を評価し、自らも評価される立場になった河上さんは不安と期待を膨らませて「その時」を待つ。(後略)************************(引用終わり)☆ 今日の五天王(+アセットI)[終値は1月24日]
2006年01月24日
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こんばんは♪既にマネックス証券の1月17日場中(正確には前場終了後とのこと)におけるライブドア信用取引担保掛目0%への引下げ措置については、1月19日の拙ブログで「場中(17日11時過ぎ)に突然発表したこと」等が問題と書きましたが、松本社長CEOもほぼ同じ感慨を抱いていたようです。昨日(1月22日(日))に「マネックス証券 新春 お客様感謝Day」の様子を報告します。但し、一部コメントへの返信にも書きました通り、マネックス証券、松本社長に対する見解は人それぞれ違って当然で、私自身は、2001年11月以来4年間超に及ぶマネックス証券での取引(投資信託中心)及び松本社長との過去のメールのやり取りなど、自らの実体験に基づき、個人的な考えを書いています。「書く」という行為は様々な情報を整理でき、考えをまとめるのに役立つからです。ただ投資でも同じですが、情報はなるべく「一次情報」を基本とすべきで、以下の記述も、昨日自らの目で見て耳で聞いてきたものとはいえ、あくまでも私個人の考えが入っていることにご注意下さい。***************「感謝Day」の催しは:13:10 第1部 資産設計で実践する「私の個人資産」運用法 (60分) 内藤忍(株)マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長 14:30 第2部 「今年のマーケット予想」 (45分) 藤巻健史フジマキ・ジャパン代表取締役 元モルガン銀行東京支店長 15:30 第3部 「マネックス証券 これまでの道程、これからの道程」 (60分) 松本大マネックス証券代表取締役社長CEO 16:40 初夢 プレゼント抽選会、閉会挨拶(17:00 終了)という構成でしたが、私は藤巻健史さんの話を主として聞きたかったので(内藤氏の言うことは普通のFPと同じで、「人の知らない株を買うべき」と穴株を薦めるところが嫌いです)、第二部から参加すべく会場の文京シビックホール(大ホール)に向かいましたが、既に「立ち見」と告げられました。「え!?先着順で応募を限定していたのに『立ち見』ですか!??」と思いましたが、遅れて行ったこと・「お詫び」ということで本「マネックス証券でがっちり儲けるネット株 賢い資産運用」(インプレス社発行)をもらったので諦めました(苦笑)。会場中で藤巻さんの声は聞こえるので、立ち見より座った方がまし、と2階のソファに座って話を聞いていたら・・・・1階から年配のおじさんがマネックスの社員に苦情をまくしたてている大きな声が上がってくる・・・。藤巻さんの話が聞きづらくなったので、3階に移動。幸い早く帰る人がおり席が空いたので座ることが出来ました。藤巻健史さんは、2002年に光文社で行われた「ミニ講義」で金融・経済市場について教わった私の恩師でもあります♪ 講義の模様は、「藤巻健史の実践・金融マーケット集中講義」[上(為替と金利はなぜ、いつ動く)・下(現場で使えるデリバティブ)]2冊(↓以下アフィリエイト参照↓)として出版されました。実践に基づく分かりやすい説明で、勉強になりました。ご本人もユーモア溢れる大変気さくな方です。大変な成功者・お金持ちなのに余り感じさせないところも凄いです(笑)。全くの偶然ですが、同窓生でもありました♪(幼稚園)昨日の話は概ね近著「直伝藤巻流 私の個人資産運用法」の内容と同じで、・ 「インフレが来る」=日銀が資金を市場に放出、財政赤字を抱える「国」にとってインフレの方が都合が良い(自分は国策に従う)・ 不良債権問題がまだ終わっていないので、日銀は引き締めには入りにくい。・ 余ったお金は何処に行くのか? → 「株」と「土地」に行く・ 日本株:強気=世界的にも余っているお金が下がり過ぎていた日本株に回っている状況。・ 米国株:強気=日本株にもプラス。・ 買収・M&A(会社法改正):外国企業が日本企業を買う可能性が出てきた(日本企業の時価総額は世界の同業者と比べると低い)→ 日本企業も買収を防ぐため企業価値を高めることに注力(増配、株価上昇対策など)・ 為替:リスク要因=日米の金利差(米国金利4.25%→年末5.00%vs日本の短期金利は上昇しても0.25%~0.5%、5%の金利差=30円の為替差に相当)から見れば円安になって当然だが、円高(80~90円)は日本経済(株・土地)にとってリスク。「円安」を中心とした上記予想は、藤巻さんの持論かつ不動産流動化銘柄を主力にしているMy PFに都合の良い話ですが(笑)、興味深かったのは、個人投資家への注意要因として、・ マーケット操作・人心を惑わすのは簡単に出来ると述べていたことでした。日経新聞の一面に大きく見出しが出れば一時的にしろ市場心理に影響する、等等です。年末の金融庁不動産融資規制に関する報道、ライブドアを巡る報道でも明らかですね。また、分析などでチャートが出されていても、・ 何処を起点にするか(1980年か、1990年かetc)で、チャートの「風景=印象」が全然違う結局、結論は、ジム・ロジャース氏と同じ:・ 自分の頭で考えていかないといけない・ 情報を鵜呑みにはしない・ データを客観的に見るということでした♪第三部では、松本大社長CEOが冒頭で、今回のライブドア信用担保掛目0%を巡る措置を如何なる考えで行ったのか、今後の課題・改善点について、かなり時間を割いて説明しました:・ 金融庁事情聴取の報道:全く根拠がない・金融庁にも確認・時事通信は訂正記事を出したが、他社まで訂正が徹底していない状況。・ 東スポの記事(GSなどと仕組んだ云々)は論外。・ マネックス証券としては、信用担保価値を0(=代用有価証券として担保価値を認められない)にした理由は各利害関係者に影響があるので話せないが、ストップ安・値がつかないことから換金性/流動性が無くなると顧客に損になると判断、仮の余力で新しい取引を始めてしまうリスクを避けた。・ 従来、信用取引を行う投資家は何千万も投資資産があり投資経験も豊富な個人に限られていたが、当社のような新しいネット証券では、従来なら許されない信用取引が浅い経験で出来てしまう。慣れていない顧客に早くリスクを知らせたかった。・ 株主保護:上場企業としてのリスク管理の視点から担保として評価しにくい株を担保として提供できない。・ マネックス証券にはライブドアを信用担保にしている顧客はほとんどいなかったので、(担保掛目を0にしても)影響は非常に限定的だと考えた。・ 但し、マーケットには様々な思惑があり、(当社の措置が)影響を及ぼす一因となったことは否定できない。・ 時間的に説明も足りなった。説明責任を感じている。・ 当社の意図とは別に、結果として波紋を呼んだことは事実で、今後の改善措置に反映させていきたい。・ ここ数日、口座解約数・出金額とも通常と変わりは無い。・ 業績:預り資産・口座数も順調に増加する一方、コスト抑制継続で高利益率。・ 利益が上がるようになったので、小さい顧客の声も今後は取り上げて行きたい。この他、現在マネックス証券が力を入れている「投資教育」、日本市場の動向などにも言及していましたが、長くなりましたので省略します(私は個人的には同社の「株の学校」が好きではありません)。***************上記に関する判断は皆さんに委ねますが、個人的な印象としては、松本社長は、良きにつけ悪しきにつけ、結構正直に話していたような気がしました。堀江社長以下ライブドア幹部4名逮捕、ライブドア株監理ポスト移行で、明日からは他社も信用担保掛目0になっていくでしょう。マネックス証券については、各々様々な感慨があるでしょうが、私個人としては、バンガードの投信を扱っているのが同社しかないこと(トヨタアセット・バンガード海外株式ファンドを除く)、「朝日Nvestグローバルバリュー株オープン」の販売手数料が現時点では一番低いこと等から、今後も改善を図って営業を続け、特にコストの低いバンガードの投信扱い数を増やして欲しい(商品指数連動ファンドなど)と思っています。マネックスの株主ではないので、ライブドア担保掛目0を巡る同社の問題はこれで終わりにしたいと思います。長文を最期まで読んで頂き、ありがとうございました。☆ 本日の五天王(+アセットI)[終値は1月23日]悲惨な状況・・・辛抱の日々が続きます(涙)。8868アーバンは今日の終値が10000を割ったので(9450円)、明日ストップ高(10450円)になったとしても1月18日~24日の終値平均は10880円となり、「新株予約権発行およびエクイティ・コミットメントライン契約(新株予約権買取契約)」における第1回新株予約権の行使値額の下限(1月17日終値)11250円を下回ってしまいます。「極めて短期間」に資金調達(全数権利行使時の払込金額100億円)を可能にするということで選択した契約方式のはずですから、権利行使予定期間[発行日(平成18 年2 月9 日)の翌日2月10日(火)より2 月16 日(月)まで]までに株価が下限行使値額11250円を大きく上回ることを心より願っております(笑)。明日以降、相場がどうなっても冷静に対応していきたいものです♪
2006年01月23日
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こんばんは♪幾つかご質問を頂きましたので、遅くなりましたが、以下、返信させて頂きます:☆ 宮木京子さん>「フージャース友の会」 に入会させて頂きました。現会長への挨拶が遅れて申し訳ございません。これからも、もっともっと、宜しくお願いします。・・・では、「マネックス」レポートを楽しみにしています♪フージャース、お買い上げありがとうございます(笑)♪ 50万割れの買い、お見事でした(また割るかも知れませんけど(苦笑))。またお写真も遅くなりましたが送付しましたのでご確認下さいませ♪ 昨日の「マネックス証券 新春 お客様感謝Day」の様子は後ほど報告させて頂きますね♪ これからも宜しくお願いします♪☆ sho-nogさん>市場金利上昇について:不動産ファンドに参入しようか思っています。ところが金利上昇リスクについて気になるのですが、みなさまの意見をお聞かせください。「不動産ファンドに参入」というのは、不動産流動化銘柄に投資、ということでしょうか? 詳細が不明ですが、不動産流動化銘柄投資と金利上昇リスクについて弱冠言及してみます。勿論、経済は素人ですので一個人投資家の考えということでご留意下さい。金利上昇は、現在が歴史的な低金利状況であること・景気が緩やかながら上向きつつあるとの認識が広がっていることからは、可能性としてはあると思っています。借り入れ資金で不動産を購入している企業にとって金利上昇がリスクになる場合もあるでしょう。ただ、いつも感じることなのですが、優秀な企業は私を含め個人投資家が考える程度のことは当然想定済みです。優秀な経営者であれば、事業を行うに当って様々なリスクを想定して経営方針を決め事業を遂行するのは当然のことで、業績予想・中期計画も多様なリスクを考慮した上で設定しているはずです。一例を上げれば、8902パシフィックマネジメント株式会社(パシフィックM)による決算説明会資料「2005年11月期決算の概況及び中期経営計画について」(全25ページ)を見ると、15ページの「外部環境の 外部環境の整理」で世界の金利・経済状況、16ページの「前提となるシナリオ」で日本の長期金利と経済成長率の見通しについて述べられており、日本が「今後3年間では景気回復は年率1.5%程度の成長にとどまる一方、金利は緩やかな上昇を継続」と予想、「運用会社の、投資物件のNOIを着実に上昇させるバリューアップ能力の有無により、ファンドのパフォーマンスが決定する時代に」なるとし、↓「運用力を強化することによりを強化することにより投資家に対する配当利益を極大化させ、不動産投資ファンド運用会社の勝ち組みを目指す」↓「不動産投資ファンド運用会社のナンバーワンへ“Performance No.1!(運用力のNo.1)」を「中期事業目標」に設定しています。勿論、パシフィックMに限らず、優秀な企業の経営でも様々な要因で想定通りに進むとは限りません(フージャースと姉歯問題など)。また、経営者が予想や事業決定を間違える可能性もありますが、一個人投資家としては、入手可能な資料を自分なりに読み、実際の結果(業績)を見守っていくしかないと自分は考えています。但し、ご存知の通り、不安定な市場状況の中でも、特に不動産流動化銘柄は値動きが荒く(苦笑)、今後も下落リスクはあると思います。乱高下する株を保有するのが不安な方は投資を控えた方が良いかもしれません。また、金利上昇と不動産市況については、アフィリエイトにも掲げてある藤巻健史氏の近著「藤巻流 私の個人資産運用法」(特に第6章と第7章)が参考になるかもしれません。☆ Y.Sさん (私書箱メールでの質問でしたのでイニシャルにさせて頂きました) >はじめまして。幸せな投資家さまは不動産流動化銘柄に力をいれておられますね。ケネディクスも類似の銘柄と思われますが、買わないのは他の銘柄に劣るのとの判断からですか?是非幸せな投資家さまのご意見の教えていただきたいと思っております。大変お手数ですがよろしくお願いします。実は4321ケネディクスは2004年春に売買したことがあります。そのままずっと保有していても良かったのですが、4314ダヴィンチ、8868アーバン、8902パシフィックM、2337アセットMを保有しているので、「不動産流動化銘柄は十分」かな、と(笑)。何人かの優秀な投資家さんが保有しておりケネディクスも良い銘柄なのでしょうが、現時点で現物株を55銘柄保有している私は保有銘柄のニュースだけでも追うのが大変な状況で、「これ以上は調べきれない」のが現状なのです(苦笑)。故に「他の銘柄に劣る」との判断からではなく、「分からない・知らない」から買っていません。「分からない・知らない」銘柄は基本的に買わない方針ですので。保有銘柄を「深く」理解しているという訳でもありませんが(笑)。☆ Rさん(上記と同様の理由でイニシャルにさせて頂いています) >アセット下げてますね。大丈夫でしょうかん~・・申し訳ないのですが、分かりません(苦笑)。株価(特に短期)は様々な思惑を持った市場参加者が決める「値段」であり、自分では想定通りに株価が推移することを予想できないからです。ただアセットMには昨年の「MSCB混乱のトラウマ」が残っている個人投資家が少なからずいると思うので、乱高下する相場では不安から大きく売られる傾向があるのでしょう。ただ自分としては、業績好調↓2006年1月12日付「2006年2月期第月期第3四半期決算説明会資料四半期決算説明会資料」(2005年3月~ 月~2005年11月)2006年1月10日付「平成18年2月期 第3四半期財務・業績の概況(連結)」と思われるので、現物を売る気はありません。自分の判断が間違っている可能性もありますが、現時点での自分の精一杯の判断(実力)ですから、市場で生き残れるようリスク管理はしていくものの、仕方無いと考えています。☆ 免努苦齋さん (コメント返信したのですが、何故か楽天の画面に反映されませんので、本日記で返信させて頂きます)>私自身は、短期売買も信用もやりませんので、事が起きてしまってからのしたり顔でのコメントは差し控えたいと思いますが、私としては、今回の事件は今の成長株投資ブームの「始まりの終わり」を象徴する事件のように思います。個人的には、成長株に限らず、「銘柄選別」がより重要になっていると考えています。>それは兎も角、意外なのは、マネックス証券に対する御意見で、そもそも一証券会社に「全ての個人投資家の利益を守る」ことを期待するのは、少し無理な話ではないでしょうか。今回のケースは、証券会社の利益と投資家の利益が相反する状況だった様に思いますし、マネックス証券の言う「個人投資家の利益を守る為に、早期の注意喚起を行うことは、証券会社としての責務だと考えた」というのは表向きの理由であって、むしろ実際は証券会社の利益を(短期的に)優先した経営者の行動だったように思います。・・・書き方で誤解を招いたかもしれませんが、私が「全ての」とした第一義的意味は、場中を見られる専業投資家以外の「本業を持ち、場中の出来事に注意を払えない個人投資家」を含めて・・ということです。勿論、全ての投資家の利益を守ることは不可能なことかもしれませんが、「自らの判断に対する全ての投資家への影響が余りにも想定と違った点」に今のマネックス証券の限界があると感じています。また、マネックス証券、松本社長に対する見解は当然、人それぞれ違うと思います。私は、2001年11月以来4年間超に及ぶマネックス証券での取引(投資信託中心)及び松本社長との過去のメールのやり取りなど、自らの実体験に基づき、自分のブログで個人的な考えを書いたに過ぎません。「書く」という行為は様々な情報を整理でき、考えをまとめるのに役立つからです。***************後ほど、昨日、自らの目で見て耳で聞いてきた「マネックス証券 新春 お客様感謝Day」を報告する予定です。
2006年01月23日
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こんばんは♪ 今回の取引停止騒ぎ・・前代未聞です。既に多くの方々が言及されていますが、個人的な感慨を少し綴ってみます。(あくまでも個人的な意見です)☆ 取引が出来ない「取引所」って・・・??? ヘラクレスの約定報告などが遅すぎる大阪証券取引所同様、東京証券取引所もお粗末過ぎます。流動性を確保すべき取引所が機能不全とは・・・世界的にみても、本当に恥ずかしいです。ネット証券を通じた個人投資家の増加及び煩雑な取引、ヘッジファンド等の意図的な小口大量注文・・数年前から既に明らかな状況ですよね。銀行と同じく、取引所の最重要機能である「決済」を一方的に停止するなんて本当に信じられません。一刻も早い改善措置を願います。実際、私も被害を受けました(苦笑)。4314ダヴィンチをストップ安で買えたのは良かったのですが、更に買い増しを狙っていた8868アーバンが上昇したので代わりに他の銘柄(同じくストップ安の8902パシフィックM、8789フィンテックGなど)を買い増そうと思ってアーバンの買い注文を取り消したら・・・全然取り消し処理が進まない・・・「取り消し中」のまま午後2時40分を迎え、「取引停止」(涙)。取り消し中のまま資金が拘束されたので、他市場の銘柄も買えず・・・。パシフィックM、19日は朝からストップ高でした・・(涙)。私は怒っているゾ!![2006年1月19日付け日経新聞記事より引用(太字は筆者による)]「ライブドア株、信用取引での担保除外に「困惑」・金融相」 与謝野馨経済財政・金融担当相は19日の閣議後の記者会見で、マネックス証券がライブドア株の信用取引での担保価値をゼロにすると17日に投資家に通知したことについて「投資家にとって困惑の極み」との見方を示した。同社の措置が「市場の混乱に拍車をかけたとの疑いを(投資家が)持つことは当然だ」と述べ、東京証券取引所の売買全面停止の一因に担保価値の引き下げ問題があると、暗に批判した。 金融相は「事態が落ち着いてから市場関係者で議論がなされることを期待している」として、証券界が信用取引の担保価値の設定などのルール作りに取り組むべきだとの考えを示した。 東証の売買停止については「取引ができない取引所は存在価値すら疑われると、東証はよく自覚していただきたい」と注文をつけた。谷垣禎一財務相も閣議後の記者会見で「システム能力の限界から自主的に取引を停止したというのは非常に残念な事態」と述べた。安倍晋三官房長官も記者会見で「東証および日本証券クリアリング機構は適切な対応をとり、しっかりと国際的な信用を確保してもらいたい」と述べた。☆ マネックス証券の対応について上記の記事にも出てきたマネックス証券のライブドア関連5社の信用担保掛目を0%にした対応ですが、多くの人々が言及している如く、私も拙速な対応だったと考えています。一部報道では「金融庁、掛け目変更でマネックス証券に事情聴取・松本マネックス社長は反発の姿勢」(1月19日20:19 テクノバーン)、マネックス証券側は「金融庁が事情聴取を行った事実はない」と情報が錯綜していますが、私は、マネックス証券が「ライブドア関連企業5社の信用評価掛目をいきなりゼロにしたこと」と「場中(17日11時過ぎ)に突然発表したこと」が問題だと考えています。1月19日の同社プレス・リリース「与謝野金融担当相の発言に関して」にあるように、「代用有価証券としての担保価値の評価が困難になったと総合的に判断される場合に、その担保掛目を下げることは、経営の選択肢の一つ」かもしれません。でもその判断にライブドア関連企業5社を担保にして信用取引をしている投資家、及びその判断が及ぼす影響についての配慮があったでしょうか? 証券会社がいきなり担保掛目を下げなくても、株価が下落しているのですから、事実上の担保掛目は既に下がっている訳です。確かに値がつかない状況では担保掛目を下げる措置も選択肢でしょうが、最低でも発表は、場が終わった午後3時半以降にすべきでした。場中に顧客にメールも流し、「個人投資家の利益を守る為に、早期の注意喚起を行うことは、証券会社としての責務」だと考えたといっても、仕事を持つ兼業投資家のうち何人がマネックス証券からのメールを見られたでしょうか? 場中に担保掛目変更の情報を知りえたでしょうか?またライブドアの取引は専業投資家が多く場中でも変更に気づけた、という見方もあるかもしれませんが、場中にいきなり「掛目が0%になる」との情報が流れては混乱するのも当然です。厳しい言い方かもしれませんが、とても全ての個人投資家の利益を守る判断とは思えません。私個人は、マネックス証券という証券会社は、比較的個人投資家の立場に立った経営を行っていると考えています。また、松本大社長も人の話を聞く耳を持った非常に優秀な方です。私自身は、投資信託の取引のみですが(株は手数料が高い)、今回の「マネックス・ショック」で口座を解約する気は全くありません。ただ、松本社長始め、マネックス証券を創業した元ゴールドマン・サックス証券(東京支店)の人々は皆、「債券部」出身なのです。ご存知の方もいるかもしれませんが、私が勤務していた(外資系)証券会社(投資銀行)では、債券部の人々は一般に株式部の人々を「低く見る」傾向がありました(勿論、例外もあります)。胡散臭い、品が無い、頭が悪くても営業できる等等(苦笑)。松本社長以下、債券部出身のマネックス社幹部にそういう意識は無いかもしれませんが、「債券」は「理詰め」の世界です。でも株式は多少違います。勿論、株式市場にも「理」はありますが(株価は最終的には業績に収斂する等)、理屈だけでは通らない、「心理的影響」が比較的大きいのが株式市場です。特に個々の銘柄の値動きについては、債券市場より多様な要素が働いていると思います。理詰め指向の世界で生きてきた松本社長以下、優秀な債券部出身の幹部が多様な投資家が参加する「微妙な株式市場のアヤ=影響」を読み取れなかったのはある意味、仕方無いかもしれません。松本社長自身、「プロ」の厳しさを知っている故に、個人投資家に信用取引を薦めるのを最期まで躊躇していたのはよく知られている通りです。確かに株式投資を始めて間もない、実績・経験も少ない個人投資家が資産的に大きなリスクを背負う可能性もある信用取引が余りにも簡単に出来る状況は私も問題があると思いますが、当時業績が低迷していたマネックス証券は、顧客からの要望に応えるという意味でも、信用取引導入を決断せざるを得ない状況となりました。今回は、マネックス証券の長所でもある「真面目さ」「正論」が株式市場という「世間」では通用しなかった、ということかもしれません。「代用有価証券としての担保価値の評価が困難になった」との判断は正論かもしれません。でも「(書生の如く)正論を通すことが多くの人々の困惑を招く」ことは世間一般でよく見られる現象ですね。「担保掛目の評価を下げる」のは必要な措置なのかもしれませんが、今回のマネックス証券の措置は、実施時間、方法において拙速だったといわざるをえません。☆ ライブドア問題:エンロンの時も同じ。今後、ライブドア問題がどのような展開になるのか判りませんが、粉飾決算などの問題が他の企業にも波及して市場全体の問題にならない限り、一IT企業の不祥事にすぎず、影響は一時的だと思います。自分がライブドア株を持っておらず他人事だから言えることかもしれませんが、ライブドアが仮に上場廃止・経営困難に追い込まれても、関連企業・投資家は困るでしょうが、日本経済全体では困らないからです。厳しい酷な言い方かもしれませんが、事実だと思います。これがトヨタ自動車などの日本の中核企業で発生した問題だったら深刻な事態になる可能性もありますが、今回はそうした事態とは違うと思います。思えば、破綻して米国市場を混乱させたエンロンも同じように、一時期「エネルギー業界に革命を起す有力新興企業」として随分もてはやされていました。当時、私はエネルギー関連の仕事をしていたので、業界紙である電気新聞で「エンロンの挑戦」云々という特集記事などを覚えています。日本の商社の中にはエンロンと合弁企業を作った会社もあったと記憶しています。勿論、ライブドアがエンロンと同じ運命を辿るということではなく、また例外もありますが、マスコミというのは「目立つ企業(人)を持ち上げては落とす」ものなのかもしれません(苦笑)。***************世の中で一番簡単なことは何だと思いますか? 「人(やモノ、出来事)の批判をすること」だと私は考えています(苦笑)。いわゆる「言うは易し、行うは難し」ですね。上記は私の手前勝手な批判に過ぎませんが、今年最初の株式市場を騒がした事態についての感慨を残すべく書いてみました。結局、私たち個人投資家に出来ることは、如何なる事態になっても大丈夫なようにリスク管理を徹底すること、そして自分で出来る限り事実を確認してマスコミ報道に惑わされないこと、かもしれませんね♪☆ 本日の五天王(+アセットI)[終値は1月19日の数字です]
2006年01月19日
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こんばんは♪ ご無沙汰しています。ご存知の方もおられるでしょうが、先週発売された女性誌「Caz」2006年1月23日号と今週発売された男性誌「SPA!」1月24日号に拙ブログが掲載されました♪ いつも拙ブログを読んで下さる皆さま、推薦して下さった皆さま、関係者の皆さまに感謝、感謝です♪☆「Caz」&「SPA!」掲載:ありがとうございました♪「Caz」の方は、「お金を貯める!ムダなく殖やす!」の特集号で、「株長者OLのサクセス物語」(笑)で紹介して頂きました。恥ずかしながら、最初に入社した総合商社の株式購入から本格的に投資を開始した2001年テロ後からの主だった株取引、女性に身近な株投資成功例として4065紀文フードケミファなどを取り上げています。投資資金ですが、実際には財形貯蓄解約金だけでなく勿論、追加資金も入れています。何より嬉しかったのは・・・イラストでとっても若くてキレイで細い素敵な女性に描いてもらったことです♪♪ ・・・だいぶ実物とは違うけど・・(大汗)・・キレイに描いてもらって怒る女性はいないと思います!!!(「違い過ぎる」「詐欺だ!」・・って言わないで下さいね・・本人が一番自覚していますので(笑))「Caz」は、余り読んだことが無かったのですが、色々細かく行き届いた情報が多く、とても面白い雑誌ですね。女性研究にもなりますヨ。オススメです♪一方の「SPA!」。今回は、株式資産平均5000万以上の投資家の方々30人のアンケート結果で選ばれた「推奨ブログ」特集です。1位は、ご存知、フージャース個人株主の大御所okenzumo(おおけんずも)さん。フージャースのみならずマンションデベロッパー業界・投資全般にわたる緻密かつ徹底した分析そして精力的な書き込み振りは本当に凄いです♪そして恥ずかしながら・・・拙ブログが2位に選ばれておりました。大変光栄なことで、投票して下さった優秀投資家の皆さま、ありがとうございました。ただBest1~5のブログを書かれている素晴らしい投資家の方々(おおけんずもさん、Noppinさん、inatoraさん、角山さん-皆、拙ブログの「お気に入り一覧」に入っていますのでご参照下さい♪)を実際に知っている私としては、嬉しく思うと同時に恐縮しています・・(大汗)。でもでも・・・一体自分がどのように描かれるのか、心配していたのですが・・・SPA!のイラスト、ひ、酷すぎる・・・・・(涙)。Cazのスリム美人・・・という「贅沢」はいいません・・・でも、恐れていた予想を上回る酷さ・・(涙)。Best1~5のブログで掲載された他の投資家さんたちも、皆、実物の方がずっと良いですヨ!!☆「アーバンを推奨しました♪」by アーバン株主友の会会長今回、Caz、SPA!の両誌で推薦したのは・・・8868アーバンコーポレイション! 私はおおけんずもさんより「フージャース株主友の会(初級用)」会長を拝命していますが、姉歯問題の余波が少し心配だったので推奨銘柄は不動産流動化銘柄では割安感があるアーバンにしました♪「アーバン株主友の会会長」でもありますから!(笑)。以下、掲載された推奨コメントです:Caz:広島のマンション企画・販売会社から出発、現在は不動産流動化事業を主体とし、自治体や有力企業の協力を得て事業を展開する優良成長企業です。05年で既に株価は3.6倍になっていますが成長軌道だから割安!SPA!:まだ割安感のある不動産流動化銘柄はコレ! 大規模プロジェクトが目白押し。「式の少ない方は株式の分割が予想されるので、分割後が狙い目では?」・・・思いっきり買い煽っていますね・・(笑)。分割・・といえば、1月17日、アーバンは2月末の1:5大型分割を発表しましたね♪ 2337アセットM、4314ダヴィンチに続きめでたく「分割三兄弟」となりました。アーバンは、増配(実質2.5倍)、400億円のエクイティ・ファイナンスなど「ニュースてんこ盛り」。自分なりに理解するために後ほど追って情報をまとめてみます♪ ただ結論としては、練ったファイナンス施策を含め(アセットMのMSCB混乱から学んでいますね)、「好業績を背景に株主にも配慮した成長戦略」をとても嬉しく思っています♪アーバンは、1月28日に個人投資家向け会社説明会を開催しますが、勿論、行きます!!***************☆ ご無沙汰しましたここしばらくブログの更新、お返事が遅れ、大変失礼しました。実は先日、大学の同級生が癌で亡くなり、先週は告別式など悲しい行事が続きました。11月にお見舞いに行った時は想像していたより元気で、安心していたのですが・・1月早々、余りにも早いお別れでした。「寄付」のために始めたアフィリエイトですが、やはり「命」に関わることに回したいと思います。***************アフィリエイトに漫画を掲載、投資以外の話題も取り上げる投資関連ブログは私だけかも・・・推奨して下さった皆さん、すみません(大汗)。ただ漫画界には才能が溢れていて本当に面白い作品が多いのは事実だと思います♪ アフィリエイトに掲載した漫画については、また後日「推奨」させて頂きます(笑)。今回、「Caz」や「SPA!」をご覧になって拙ブログに初めていらした方も多いと思います。私の基本投資方針は、左欄の「投資:目標・方針・基本戦略」にある通りですが:☆ 投資目標:「幸せな投資家から幸せな資産家へ」人に優しくできる=心に余裕を持ち、人生を楽しむため、投資により資産を増やして心・物共に豊かな生活を送ることを目標にしています。「恒産なければ因って恒心無し」(孟子)と考えるからです。☆ 投資方針 ○ 基本:価値ある(バリュー)銘柄を割安な時に買って長期保有 ○ +α:短期投資で多少の利益を得る ○ 投資に当たっては、経営方針、業績、財務状況を検証する ○ 投資は余裕資金で行い、適度に分散する(←実際は分散し過ぎ(笑))☆ 基本戦略(現物取引と信用取引を併用) ○ 現物は原則として売らない(経営・業績に変化が無い限り長期保有) ○ 信用買い→適宜利益確定(現引き)→現物株(資産)を増やす ○ リスク管理:「欲」=自分をコントロール実際の投資における基本姿勢は、Cazにある通り、「気になった銘柄は即効で調べてとりあえず少量買って様子を見る」です♪ 買い増し段階でじっくり調査・・・って・・僭越ながらジム・ロジャース氏のかつての盟友ジョージ・ソロスも「まず買う、そして調査」だったとか・・ホント??(笑)。でも、最低限の基本を学んでいれば、100の理屈より1の実践です(勿論、無理の無い範囲で!)。また、他のブログに無い特徴としては・・「何でも有り派」であることかも(笑)。現在、株式の保有銘柄数(現物)は55社で、優待株から不動産及び同流動化銘柄の(割安)成長株、(国際)優良株、資産バリュー株までMy PFには何でも有ります♪ 行き過ぎた分散投資は非効率なパフォーマンスにつながりますが(苦笑)。でも、自分にとっては全て価値ある(バリュー)銘柄で、一応バリュー投資家のつもりです(笑)。自分が最初に出会ったバリュー投資は、グレアムでもバフェットでもなく、企業価値に比べて割安な世界各国(除く日本)の株式に投資する「朝日Nvestグローバルバリュー株オープン」という投資信託を運用する米国ハリス社のバリュー哲学です。特に「情報は足で稼ぎ自らの頭で考える」という同社の哲学を超アナログ文系人間の私は、投資している会社の本社や稼動プロジェクトを実際に見に行くこと等、実践しているつもり・・「五感」投資家です♪また「何でも有り」は株式だけではありません・・・・ 投資信託(約30の投資信託に投資、一部変更あり)・ 海外債券(含む外貨建MMF)・ 変額保険(放置中:昨年一年間のパフォーマンス+30%)・ 商品券積立(デパート、旅行券、JRなど利回り1.5%以上の貯蓄代行商品)・ 保険(年金、終身、医療)好奇心が旺盛なことと、自分で実践(身銭で投資)しないと真剣に学ばないので色々やっています♪ご質問などあれば、何でもどうぞ♪ 出来る範囲で回答させて頂きます♪☆ 市場雑感ライブドア関連で一昨日、昨日と大幅に下落、今後も波乱があるかもしれませんが、「慌てたり、焦ったり、無理しない」が大事ですね。特に信用取引においては、限度額一杯に買わず、余裕を持っていれば下げ相場でも落ち着いて対処できると思います。また「何故、自分はその銘柄を買ったのか」購入理由を明確にしておけば、少なくとも狼狽売りはしないでしょう。投資戦略は人それぞれでしょうが、「慌てる乞食はもらいが少ない。」換金の必要がある場合は、今後の成長・上昇期待が少ないと考える銘柄から売りましょう。自分の場合は、相場動向によって利益が一時的に減っても、保有投資銘柄の経営状況・業績に変化が無ければ売る理由はありませんので、辛抱です(苦笑)。「下げ過ぎ」と思った株は買いました♪*****漫画、旅、温泉、美味しいモノ、歴史談義・・・興味の対象が多いので、これからも時折投資以外の話題を織り交ぜていきたいと思っています。またSPA!のイラストショックから改めてダイエットを決意!!毎月の投資パフォーマンスにダイエット・パフォーマンスも記録することにしました♪♪(目指せ「Cazのイラスト」デス!!)今後とも宜しくお願いします♪♪♪
2006年01月19日
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(このところ個人的に色々ありましてお返事やブログの更新が遅れて申し訳ありません。)こんばんは♪ My PFでは、不動産流動化銘柄マチマチの中、2593伊藤園が+1000の8080円と92万8900株の買い注文を残してストップ高比例配分。2月末に1株を2株にする株式分割と増配が要因のようです。伊藤園は誰でも知っている「普通の銘柄」ですが・・調べてみると・・無借金かつROE13.6%の高収益企業で、主力商品「お~いお茶」の販売量も10年連続で二桁増加など、強い営業力・好調な販売を背景に増収増益を連続更新(今期純利益は過去最高益だった05年3月期の104億を上回る115億円程度になる見通し)、成長を続けている優良企業の典型例です。小型成長株のような大化け・大穴株ではありませんが、信用倍率0.18(12月30日時点)、優待・増配(配当性向30%を目標としている)もあり、長期的には2000年の高値14490を目指す動きになると思いますので、保有継続方針です♪さて、昨日1月7日(土)は、伝説の投資家ジム・ロジャーズを迎え、DAIBOUCHOUさん、今井雅人さん、稲虎さん、斉藤正章さんの講演が行われた「エンジュク投資家祭り2006」に行っていました。エンジュクさんとは縁あって同社が運営する「割安・成長株投資研究会」の執筆メンバーに加わっており、昨日もジム・ロジャース氏さんとエンジュクさんスタッフとのコミュニケーションを少しお手伝いしていました。ジム・ロジャース氏は、説明するまでも無くジョージ・ソロスと組んだクォンタム・ファンドの驚異的な実績・37歳で引退後の世界冒険紀行・最近の商品相場上昇を当てたこと等で有名ですが、昼前にホテルに迎えに行って初めてご本人と会った時、とても小柄な方だったので驚きました。前半の講演の内容は、主として有名な世界冒険紀行の話を絡めつつ「投資家にとって大事なこと」のポイントを折々混ぜて話していく、というものでした。当たり前といえば当たり前のポイントばかりでしたが、残念ながら人間は当たり前のことが当たり前に出来ないのが普通です(苦笑)。私が印象に残ったことは成功する投資家の資質として・ Be skeptical(常に疑うこと)・ Keep learning(学び続けること)・ Independent mind(独立した精神=自分で考える)を挙げていたことでした。後半は事前に集められた質問を林康史氏が要領よくまとめてジムに聞き、応えるという形式で進められました。勿論、最期は現在の持論である「商品の時代」について語っていましたが、商品価格の割安さ(需給バランスの逆転)に気付いたのも世界紀行での見聞・実感がベースになっているようでした。私は以前、商社のエネルギー部門で情報関連を担当していたので、石油など鉱物資源の枯渇問題、業界の寡占化による需給逼迫問題などを聞いていましたが、まだ商品価格の上昇が始まっていなかった1998年8月に商品市場の上昇を見込んだ商品ファンド(Jim Rogers Funds:Rogers Internaitonal Commodity Index)を設定したのはやはり凄いと思います。個人的に嬉しかったのは、ジム・ロジャース氏が・ 自分の足で現場を回る・ 自分の目で確認する・ そこで生活している普通の人々の声を聞くこと等の重要性を強調していたことです。何故なら・・難しい数理的分析が不可能な超アナログ文系人間の私は、実際に投資している会社の本社やプロジェクト現場を見に行ったり、社長さんの顔を見たり話を聞いたり、商品を味わいながら判断する、「五感」投資家だからです(笑)。著名な投資家に実際にお会いする貴重な機会ですから、6日の夜は発売直後に買っておいた英語の原本”Hot Commodities: How Anyone Can Invest Profitably in the World’s Best Market”(上記写真参照)と同翻訳本「大投資家ジム・ロジャーズが語る商品の時代」に慌てて目を通していました。直前にならないとやらないのは学生時代の一夜漬けから変わっていません・・(苦笑)。同書の最期の言葉はとても印象的です:「やるべきことを行い、学び続けなさい。幸運は常に備えを怠らなかった人に訪れる。」“Do your homework and keep learning. Luck always follows the prepared mind.”(P214から抜粋)彼自身、商品市場の需給バランス問題等から割安であることに気付いたのは、「ただちょっと調べただけ」と述べていました。それだけではないと思いますが(笑)・・やはり「ちょっとした気付き→調べる(調査・判断)→実行」という成功パターンですね♪大投資家ジム・ロジャース氏と直接お話できる機会を得られたのは本当にありがたいことでしたが(強運が廻ってきそう♪)、会場に来ていた投資仲間の皆さんやブログでお世話になっている方々とゆっくり話す時間がとれなかったのは、大変残念でした。またの機会に是非、お話させて頂きたいと願っています♪♪さて・・・・・ジム・ロジャース氏勉強の一夜漬けに時間を費やしていたので、1月6日(金)に8907フージャースの平成17年12月度営業概況が出され、ほぼ予想通り販売ベースが鈍化していたことを知っていたのですが、まとめている時間がありませんでした(大汗)。フージャース個人株主の大御所okenzumoさんの報告(「フージャース12月月次、問題ないかもしれません。」「今期、来期業績予測」)を読めば十分だと思いますが、後ほど自分の情報整理のためにまとめておきます♪ ただ個人的にはこれまで通り、現物株を売る気は全くありません♪最期になりますが、先週、30万アクセスを超えました。最近、楽天ブログの調子が悪く、30万アクセルのメール連絡が来ないので(苦笑)いつ・どなたが30万目に訪れて頂いたか分からないのですが(大汗)、昨年11月23日に20万アクセスを超えて僅か1ヶ月余りで30万アクセスに達するなど、本当に嬉しい驚きです。多くの方々に助けられていることを改めて感謝したいと思います。ありがとうございました。まだまだ至らない拙ブログですが、これからも宜しくお願いします♪(楽天ブックスですが、初めてアフィリエイトをしてみました♪)
2006年01月08日
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こんばんは♪ 今年も早くも今日は大発会♪ 去年の8月のように不動産流動化銘柄と(国際)優良株・株主優待株等「旧友」銘柄が明暗クッキリの始まり・・・またまた旧友銘柄に助けられる展開となりました(苦笑)♪ 特に三菱商事の上げ(+\115)には驚きました。元日の日経新聞コラムで小島社長は「好業績に笑いが止まらない」という感じでしたね。今年も例年同様、2337アセットM、7608エスケイジャパンなどから年賀状が来ました♪業種別日経平均で唯一下落した「不動産業」。12月31日の日経新聞の記事「日銀、不動産融資の監視強化へ・バブルの芽を懸念」を懸念した売りともされていますが、年末にかけて主力銘柄8868アーバン、4314ダヴィンチ、4314パシフィックM、2337アセットMの不動産流動化銘柄は急上昇が続いていたので当然の一服かもしれません。ただかなり株価水準が上昇しているので、下落時の振れが大きいのがつらいところですが(涙)。 11月30日終値 → 12月高値(上昇幅・上昇率) 8868アーバン \8,000 \14,230(12月29日)(+\6,230・+77.9%) 4314ダヴィンチ \678,000 \1,030,000(12月22日)(+352,000・51.9%) 8907パシフィックM \240,000 \458,000(12月27日)(+218,000・+90.8%) 4314アセットM \578,000 \880,000(12月27日)(+302,000・52.3%)上記日経記事による一部個人投資家の狼狽売りを見込んだ別の投資化による一部利益確定売りが絡み、売りが売りを呼ぶ展開になったのかもしれませんが・・よく分かりません(苦笑)。個人投資家が得られる情報には限りがあるので、リスク管理をしっかりして投資銘柄の経営動向・業績の変化を追っていくだけですね♪ただ本当のバブル(89年前後)を経験した一人としては、最近バブル、バブルと書き立てるメディアの記者の多くは「実感としてのバブルを知らない」のではないか、と推測しています。確かに一部の不動産はかなり上昇傾向にありますが、80年代バブルの一種の熱に浮かれた状況とは、違う感じなのです。上手く言葉で説明できないのですが・・80年代バブルでは全く採算を無視した商いが多くおこなわれ、その代償は、法人・個人を含め恐ろしいほど本当に悲惨なものでした(知人の不動産業者で自殺まで追い込まれた方もいました)。80年代バブルは、本当に社会全体のみならず多くの人々の人生を狂わせた凄まじくも異常な状況だったのです。ダヴィンチの金子社長は昨年8月のインタビューで「向こう5,6年間は東京を中心とした大都市への不動産投資に適した環境が続く」との見方を示していましたが、週刊ポストのインタビューでも「バブルとは借入金利を払った後の収益が採算割れになる状況で取引が成立すること」云々と述べていましたね。今回の日銀云々の動きも、真っ当な経営(借入)をしている不動産会社には影響が少ない話で、むしろ無茶な貸出・借入をしている一部金融機関・不動産会社が早目に淘汰されることになり、市場の健全な拡大には良いのではないか、と受け止めています。あくまでも個人的な考えにすぎませんが。[追記(1月5日):日銀が上記記事の否定コメントを出したようです。ただ、東証の信用取引規制の正常化ニュースの時と同様、真相は分からないものの、「行き過ぎた融資」状況の監視を検討はしていると思います。(以下、太字は筆者による)***************(引用開始)2006年 01月 5日 木曜日 15:33 JST 不動産融資の監視強化の報道、その方針打ち出していない=日銀 [東京 5日 ロイター] 日銀は不動産向け融資の監視を強化するとの報道に対し、そのような方針を特に打ち出した事実はなく、現在の不動産融資の状況が金融システムにとって大きなリスクとはなっていないとコメントした。 ロイターの取材に対し答えた。 日銀は、12月31日の日経新聞で不動産融資の監視を年明けから強化するとの報道に対し「ここへきて考査で特に不動産融資に対する監視を強化するといった方針を決めた事実はない」とコメントした。金融機関に対し不動産融資の計数提出を求めるという報道についても、そういう事実はないという。 現在の不動産融資の状況については「このところ確かに不動産融資が増加していることは承知しているが、それがわが国の金融システム全体に大きなリスクをもたらしているとは認識していない」と見ている。 そのため、不動産融資の状況については、通常通りの注視は行うものの、金融機関に対する考査方針に特別なことを新たに盛り込んだわけでないという。***************(引用終わり)]さて、今年の目標ですが、色々考えていますが・・「今年も『世界一』の投資家・・になる」ことを最低目標にしたいと思います♪ 世界一なんて・・と笑うこと勿れ。昨年の世界の主要株式市場の上昇率(2004年末→2005年末、終値、現地通貨ベース)は: 日本(TOPIX) +43.5% 日本(東証二部) +72.4% 日本(日経ジャスダック平均株価) +54.9% 米国(S&P500) +3.0% メキシコ(ボルサ指数) +37.8% ブラジル(ボベスパ指数) +27.7% 韓国(総合指数) +54.0% インド(ムンバイSENSEX30) +42.3% 中国(香港ハンセン) +4.5% ロシア(MT指数) +86.1% 英国(FTSE100) +16.1% スイス(SMI指数) +33.0%昨年My PFは、上記主要市場を上回るパフォーマンスで、私は世界一の投資家「群」となった訳です(笑)。私のバリュー投資の指針である「朝日Nvest世界バリュー株オープン」の投資方針のように投資は絶対リターン(常にプラス)を目指すべきであり、指数と比較する相対パフォーマンスには副次的な意味合いしかありませんが・・・最低限の目標として「世界の主要株式市場を上回るパフォーマンス」(=ざっと見て2倍以上!?)で今年も世界一の投資家「群」でありたいと思っています♪(本当の目標は・・・・です♪(笑))また、 寄付を目的とした「アフィリエイト専門」の別館をつくって本ブログに貼り付けることも近く実行したいと思っています♪ 楽天ブログの中では楽天以外のアフィリエイトは貼り付けられないらしいのです(vox mundiさん、またまたありがとうございます)。[追記:エンジュク「割安・成長株投資研究会」への入会をご検討の方がいらっしゃりましたら、拙ブログのアフィリエイトが出来るまでお待ち頂けると大変幸いです。ただ、決して入会を強要するものではありません。ご縁による資金を活かしたいと思っているだけです。]何はともあれ・・・皆さん、そして私にとってより良き年となりますように♪♪今年も宜しくお願いします♪♪♪
2006年01月04日
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