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偐万葉田舎家持歌集

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2008.06.07

またも深北緑地

(2)

カテゴリ：花

　　今朝もマウンテンバイクで散歩に出たが、行くあてもなきままペダルを踏んでいると、いつしか足は深北緑地へと向かっているのでありました。
　　朝風が涼やかに吹いている。道の辺には、たわわに実を付けた枇杷の木が朝日に輝いていた。
枇杷.jpg

枇杷の実の　鈴にぞなれる　銀輪の　朝の道の辺　妹が風吹く

　　深北緑地は大東市と寝屋川両市にまたがる大阪府営の治水公園であるが、その顕彰碑にはこのように記されている。

『この地は、「深野池(ふこうのいけ)」と呼ばれる大きな沼沢地でありました。
宝永元年(西暦１７０４年)大和川の付け替えとともに、河内屋北新田、深野北新田、深野南新田などの新田として開発されましたが、低湿地という地形のため、この地をはじめ北河内一帯は水害に悩まされてきました。
「寝屋川治水緑地」は、大東市と寝屋川市の両市にまたがる約五十ヘクタールの遊水池であり、洪水時には寝屋川の氾濫から府民を守り、平常時には府民公園「深北緑地」として府民の憩いとやすらぎの場となります。
昭和四十九年以来十八年の歳月をかけて、今日、遊水池が完成する運びとなりました。（以下省略）』

　　今日は土曜日故、野球をする人、何面もあるテニスコートもプレイを楽しむ人でほぼ一杯。何とか広場では、子供たちの賑やかな声。
（芝生広場。後方の山は生駒山。）
芝生広場.jpg

(恐竜広場）

（とりで広場）

（ロケット広場）

（紫陽花の咲く水辺。この向いの木製デッキ前の草地ではギター愛好家のサークルが休日にはいつも練習しているようだ。）
紫陽花の水辺.jpg

（白鳥の休日。先日は一羽きりと思ったが、ちゃんと夫婦で二羽居りました。）
白鳥・深北緑地.jpg

（白鳥の湖ならぬ、白鳥のいる池の一角）
深北緑地 (2).jpg

（夾竹桃も咲いていました。）
夾竹桃・深北緑地.jpg

（アベリアの花も咲いていました。）
アベリア (2).jpg

（オトギリソウ＜左＞とクチナシ＜右＞）
オトギリソウ・深北緑地 (2).jpg

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最終更新日 2008.06.07 15:08:31
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プロフィール

けん家持

養老２年（718年）の生まれゆゑ､年令1306才（養老元年生れ説だと1307才）。銀輪歌人、偐家持（ニセヤカモチ）｡若草の里の読書会に屯しています。時に「まっ黒の走子｣｡時に「偐定家」。時に「筆蕪蕉（不精者）」であります。また、時々は偐家持美術館のヤカモチ館長でもあります。自転車（銀輪）であちらこちらを気ままに散歩し、花を愛でたり、虫と遊んだり、万葉調の歌（と言っても大抵は戯れ歌）などを作ったりしています。

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