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現在犬を飼っている愛犬家のほとんどの方はご自分の愛犬が熱中症で急死するとは考えてないだろう。ご自分と同様に愛犬も熱中症では死なないと思い込んでいる。私もそうだった。しかし、飼い主と同じ室内にいた愛犬が熱中症で急死した。 飼い主は元気なのに、愛犬は異常を訴えて抱っこしてくれとせがんできた。とっさに異常を感じ取り、大急ぎで熱中症の防止対策をした。盥(たらい)に水と氷を入れて、その中に愛犬を入れた。体全体に冷水をかけた。頭にも何度もかけた。 しかし、愛犬の異常は回復しなかった。息を引き取り、軟体動物のような骨のない物体のようになった。愛犬が異常を訴えてから、わずか30分で息をしなくなった。そんなことはあり得ない。有ってってはならない。懸命に冷水を愛犬の体全体にかけ続けた。でも、愛犬は骨のない軟体動物のように張(は)りがないままだった。驚きと悲しみが胸中を襲い、パロ、パロと何度も大声を出した名前を呼んだ。でも、何の反応もなかった。 犬は熱中症になりやすい動物だと思い知らされた。 床にじかに座り込んでしまった。大声を出しても無駄だとかかると、目からは大粒の涙が流れだした。老骨の身の我が生涯で初めての悲嘆の涙だった。(親兄弟との永別の時もそのような大量の涙は流したことはない。)🐕🦺 愛犬が熱中症で亡くなった時の室内温度などの詳細は次の随想集にある。 🎯 熱中症は怖い!30分で急死🐕__________________🐕 「愛犬問題」 犬の身になって考えてみよう 🐕 獣医界の六大詐欺商法など
2024.05.12
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気象庁は必要に応じて都道府県別に「熱中症警戒アラート」を発表している。その文書によると「熱中症弱者」の中でも65才以上の高齢者が最も弱い。次に「子ども、持病のある方、肥満の方、障害者など」が熱中症弱者だとのこと。人の場合、水分補給に気を配り、炎天下の外出は控えたほうが良いとのこと。 (画像はネットから拝借)🐕 ひるがえってみると、犬については気象庁は何も触れてない。だから、ブログ「愛犬問題」では犬についても熱中症に関する注意を喚起することにした。犬は65歳以上の高齢者よりも「熱中症弱者」なのだ。その明確な証拠がある。同じ環境下で、高齢の私が熱中症にはならずに愛犬が急死したことだ。詳細は下段の随想にある。ブログ「愛犬問題」の愛読者の愛犬の熱中症防止のご参考になれば幸いだ。 犬の体温は人よりも2℃も高い。犬の体温は約38~39℃だ。人の体温は約36~37℃だ。その上に純毛が生えているので体内の熱が逃げにくい。つまり、犬は人よりも熱中症になりやすい動物なのだ。人は外気温度による体温の上昇を防ぐために次の二つの熱放散を行っている。① 皮膚に血液を集めて体内の熱を放出している。 しかし、犬には毛があるので熱の放出は容易ではない。② 人は汗をかくことにより汗が蒸発して体温を下げている。 しかし、犬には発汗の機能はない。言い換えると、犬は寒さには強い動物だが、暑さには弱い動物だ。つまり、愛犬は熱中症で急死する恐れがある生き物だということを飼い主は肝に銘じたほうが良い。愛犬との断腸の別れを回避するために。 関連随想集 【熱中症で急死❗愛犬が室内で異常を訴え30分後に星の国へ🆘断腸の別れ🤣熱中症の怖さをブログで知らせとパロの遺言🐶慙愧懺悔の記😫】 【熱中症で愛犬が死ぬぞ!水があっても死ぬ!脱水症ではないぞ!👹気象庁8月中は平年以上の猛暑予想👿】 「愛犬問題」 犬の身になって考えてみよう 🐕 獣医界の六大詐欺商法など
2023.07.02
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パピヨンのパロ(♂)は氷が大好きだ。冷蔵庫で作った3cm角ほどの氷を日に10回以上食べる。夏だけでなく真冬もだ。だから、パロ用の自動給水機は氷を食べるようになってからはほとんど使われてない。パロ(6.1Kg)が食べている氷の量を人に換算すると、3cm角の氷を日に100個ほど食べていることになる。つまり、人なら1Kgほどの氷を毎日食べていることになる。腹をこわして下痢するのではないかと心配になるほどの量だ。しかし、愛犬のパロにはその心配は無用だ。犬は3万年前にオオカミから進化した動物だ。そのオオカミは冬季には水の代わりに氷で水分補給をしてすごす。犬は、そのオオカミの遺伝子を強く受け継いでいる。だから、犬は水分補給に必要な水分は全部氷で補給しても良いのだ。パロは氷も食べ放題だ。ただし、氷は室内に放置しておくわけもいかない。氷入れのポット・魔法瓶に入れる必要がある。パロがそのポットをたたくと飼い主が氷を与えている。飼い主は日に10回ほどもポットの蓋を開け閉めしている。 熱中症対策のために犬に氷を食べさせるとは本末転倒の気休めだ。水分補給や氷を食べさせるのは熱中症対策の中の末端の対応策だ。熱中症で愛犬が急死しないためには根本的な熱中症対策が不可欠だ。その具体的な対策を詳記した随想が下段の関連随想集にある。ご参考になれば幸甚の至り。 関連随想集1️⃣ 熱中症は分単位で死に向かう🆘先代のパロは30分で急死🐕その随想を愛犬家はご一読を🐶獣医は非難ごうごうの投稿をしているが👹2️⃣ 熱中症で愛犬が死ぬぞ!水があっても死ぬ!脱水症ではないぞ!👹気象庁8月中は平年以上の猛暑予想👿3️⃣ 熱中症で急死 !愛犬が室内で異常を訴え30分後に星の国へ!断腸の別れ!熱中症の怖さをブログで知らせとパロの遺言!慙愧懺悔の記4️⃣ 熱中症で室内で30分で急死 した愛犬パロの11年の生涯の写真集 断腸の思いと悔恨の情!5️⃣ 熱中症の危機!浴衣や洋服を着せられた愛犬 酷暑に見栄や趣味で動物虐待! 6️⃣ 犬に有害無益な浴衣と熱中症の危険! 7️⃣ 犬に服や靴は必要か?迷惑か? 「愛犬問題」 犬の身になって考えてみよう 🐕 獣医界の六大詐欺商法など
2023.06.25
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ネットを「犬 浴衣」で検索した。色とりどりの華やかな浴衣を販売している沢山のサイトが出てきた。2022年の夏は全国猛暑だ。犬に浴衣を着せて熱中症で急死させてもいいのかと空恐ろしくなった。 犬は寒さには強いが、暑さには弱い動物だ。耐暑性は人よりもはるかに弱い。詳細は次の随想にある。🎯熱中症で急死❗愛犬が室内で異常を訴え30分後に星の国へ🆘断腸の別れ🤣熱中症の怖さをブログで知らせとパロの遺言🐶慙愧懺悔の記😫 その事実を知らない愛犬家が多い。無知ほど怖いものはない。検索したサイトの99%以上が宣伝広告だ。なぜ犬に浴衣を着せなければならないかは曖昧だ。当然、科学的な記述はゼロ。かわいい浴衣だとか、犬が可愛く見えるとか商魂たくましい宣伝文句だけだ。 なぜ、猛暑警報中の厳しい環境の中で犬に浴衣を着せる必要があるのか❓動物園の動物に浴衣をきせたら、動物虐待の愚行だと抗議の声が殺到するだろう。 地球上で衣服が必要な動物はヒトという特殊な動物だけだ。ヒト以外の生き物には衣服は有害無用だ。犬は自然体が最適最高の生き方だ。 自然界で生まれながらの体以外に他の物を身に着けている生き物を強いて一例を上げればヤドカリがいる。巻貝の貝殻に体を収めて貝殻を背負って生活している。その貝殻は自然の摂理にかなった合理的な防具であり、棲家だ。何百万年、何千万年の進化によってヤドカリ自身が収得した生き方だ。犬服のように他から理不尽に押し付けられた不合理な物ではない。🐕 真夏に浴衣を着ている犬を見るとその飼い主の学識教養を疑いたくなる。物事を科学的に、合理的に考える能力がないようにうつる。その上に、軽率なふるまいをする人のような印象を受ける。珍奇を好み、見栄を張る性格が見え隠れする。飼い主の無知や見栄で、ご自分の愛犬を熱中症の危険にさらすのは愚の骨頂だ。 猛暑の中で浴衣を着せらた犬はかわいそうだ。動物虐待の一種だ。ご自分の愛犬の身になって考え直したほうがいい。👹 人も犬も熱中症で急死する。犬は寒さには強いが、暑さには弱い動物だ。犬は人よりも熱中症で死亡する割合が高い。 熱中症は急性の怖い病気だということを理解してない人が多い。癌の進行速度は月単位だが、熱中症の死に向かう速度は分単位だ。熱中症ではないかと気づいた時には手遅れのことも多い。 人の場合、室温や湿度が高いと室内でも熱中症にかかることがある。熱中症の発生場所は住宅内が全体の37%を占め最も多いとのことだ。人の熱中症の原因として最も多く指摘されている環境は、次の三つだ。「気温が高い、湿度が高い、風が弱い」🐶 犬も同じだ。浴衣を着せると、その三つの環境を悪化させる。犬は毛皮を着ている。その毛は、冬は防寒のためにふわふわとした冬毛が生え、夏は通気性の良い夏毛に変わる。自然の摂理に従っている。換毛をしない犬種のほうが多い。保温性の優れた毛を身に着けたままだ。愛犬のパピヨンのパロもふわふわの豊かな毛のままだ。 その夏毛の上や防寒用の毛の上に浴衣を着せると、熱気が逃げにくくなり、体温が高くなる。風通しも悪くなり、湿度も高くなる。 つまり、犬の浴衣は熱中症の妖魔の衣だ。浴衣は、色とりどりの華やかな装いで愛犬を永別の旅にいざなうのだ。 🌸 関連随想集🎯【2022年は全国猛暑予想🐕真夏の熱い路面には熱中症の死神が潜む👹アスファルト舗装面は60℃以上❗肉球を靴で保護して愛犬死亡とは本末転倒👿 🐕ブログ「愛犬問題」 犬の身になって考えてみよう🐶
2022.06.28
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2022年夏は全国的に猛暑の予想だ。犬の暑さ対策用品を考慮して、ネットを「犬 靴」で検索してみた。ものすごい沢山のサイトが出てくる。びっくり仰天。そのサイト記事を斜め読みして、二度びっくり。 その宣伝広告文は虚言詭弁の羅列だ。犬には必要ではない物を必要不可欠品であるかのように妄想で捏造している広告文だ。その文書の一部に次のような恐ろしい記述がある。「コンクリートやアスファルトの道路は夏は熱せられて高温になります。犬には靴を履かせて肉球の受けるダメージを防ぐ必要があります。」実に怖いことをさらりと書いてある。🐕 犬の習性に無知蒙昧の人の妄想による無責任な記述だ。犬は真夏の酷暑の舗装道路では絶対に歩かせてはいけないのだ。熱中症になり、最悪の場合は急死する。なのに、肉球を保護するという靴を履かして歩かす方法を推奨している。してはならないことを靴を履かせば大丈夫だと思い込んでいる。「無知ほど恐ろしいものはない」の事例の一つだ。 その犬は、どのような目に遭うか。熱中症になり、死亡する可能性が高い。熱中症は人も犬も分単位のスピードで死を招く。真夏の酷暑の舗装道路を靴を履いた犬が歩いたら、20~30分以内に確実に熱中症になる。犬は歩けなくなる。飼い主が気づいて抱き上げて看病しても、最悪の場合は死亡する。熱中症の死神は「分単位のスピード」で死に誘う。急死する。癌は月単位のスピードだ。熱中症は分単位だ。実に怖い死神だ。🐾 舗装道路は真夏の太陽の輻射熱を受けて高温になる。アスファルト舗装道路の温度は60℃以上になる。東京オリンピックのマラソンが北海道の札幌で開催された理由も暑さ対策だった。 人は背が高いが、犬は低い。犬は体全体が路面近くにあるので、太陽の輻射熱を全身に激しく受ける。肉球の保護のために靴を履かして、体全体を危険にさらすのは本末転倒だ。愚行の極みだ。📘川柳一句 「 犬の靴 足を保護して 犬殺す 」 犬は寒さに強く、暑さに弱い動物だ。その事実を多くの愛犬家が意識してない。犬の耐暑性は人間並みだと思い込んでいる。犬の命に係わる危険な思い込みだ。😭 実は、私自身がその間違いを犯した。熱中症で最愛の愛犬を亡くした。痛恨の極みだ。先代の愛犬のパロは飼い主と一緒に室内にいながら、熱中症で急死した。室内温度は34℃だった。飼い主の恥を忍んで、あえてその事実を公表したのは、他家の愛犬たちに同じ過ちが起こるらないように願ったからだ。🎯【熱中症で急死❗愛犬が室内で異常を訴え30分後に星の国へ🆘断腸の別れ🤣熱中症の怖さをブログで知らせとパロの遺言🐶慙愧懺悔の記😫】 🐶 靴の宣伝広告に肉球の保護とか、災害時の備えなどとある。詭弁だ。犬に靴は無用の長物だ。災害救助犬でも靴は履いてない。靴を履かすと第一に、犬自身が嫌がる。第二に、正常な活動ができない。自然界の動物で人工の靴を履いてメリットのある生き物はいない。猿回しのサルでも靴は履いてない。⛄ その宣伝広告文には犬靴で「冬の雪道などによる凍傷を防ぐ」ともある。犬の凍傷を見たこともないのに見てきたような嘘をついている。犬はマイナス20℃の極寒でも凍傷にはならない。パピヨンと厳寒の冬山登山をしたことがある。 🌸 関連随想集🎯【犬に服、ゆかた、靴は無用 その随想集】 🦊 余談世の中には本末転倒の商売や商品が多い。犬靴もそうだが、犬用ノミ駆除剤もそうだ。ノミでは犬は死なないが、ノニ駆除剤の副作用で病気になったり、死亡している事例が多い。 📕 川柳一句 ノミ駆除剤 ノミを殺して 犬死亡 🐕ブログ「愛犬問題」 犬の身になって考えてみよう🐶
2022.06.22
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2021年6月11日気象庁によると「北海道と青森、秋田両県にある観測点のうち、計15地点で6月としての観測史上最高気温を記録した。」とのこと。九州は6月9日に35℃以上の猛暑日になったとの報道があった。東京は一昨日に外気温30℃、戸建て二階の室内温度が34℃になり、クーラーを入れた。地球温暖化の影響で暑さや熱中症に関しては「初夏」や「中秋」という言葉は意味のない言葉になっている。現在の日本では初夏でも中秋でも熱中症で死亡する人や犬がいる。犬は寒さには強い動物だが、暑さには弱い動物だ。犬は真夏でも毛皮を着ているので熱中症になりやす。飼い主が意識して細心の注意を真剣に払うべき事柄だ。 毎年猛暑を迎える季節になると、飼い主の不注意で熱中症で死亡した先代のパロのことを思い出して悔恨の念が湧いてくる。だから、その悲しい悔しい気持ちを他の飼い主には味わってもらいたくないので、自分の恥を忍んで「先代のパロの熱中による死亡事例」をご紹介する。優しい性格だった先代のパロも熱中症の怖さを広く知らせと思っている気がする。そのタイトルだけを書く。リンクは下段の関連随想集にある。🎯【 熱中症で急死❗愛犬が室内で異常を訴え30分後に星の国へ🆘断腸の別れ🤣熱中症の怖さをブログで知らせとパロの遺言🐶慙愧懺悔(ざんきざんげ)の記😫】 🎯【 熱中症で愛犬が死ぬぞ!水があっても死ぬ!脱水症ではないぞ!👹気象庁2019年8月中は平年以上の猛暑予想👿】 犬を熱中症で殺したと非難する投稿が次の随想のコメント欄にあった。その投稿者は他人の有名なニックネームを無断使用して投稿している。獣医が他人に成りすました卑劣なブログ荒らしだ。正真正銘の大学病院部長が直ちに投稿している。「大学病院部長です 」さんが本物だ。 🎯【獣医とは健康な犬に有害な薬剤を投与して病気にして👹その病気を治すふりしてまた有害な治療や薬剤を売りつけている白衣の詐欺師だ👿その被害を受けた愛犬家の憤怒と悔恨の投稿を紹介🐶】 投稿者:大学病院部長 さん今どき犬を熱中症で殺す奴に犬のことを語ってほしくないね。 投稿者: 大学病院部長です さんなりすましが書いています。未だにこんな嫌がらせが続いているのですね。このように10年以上も獣医の嫌がらせが続くということは、逆説的にはいかにブログ「愛犬問題」が正しいのか、獣医が腐っているのか、の証明ですよね。 返事1 投稿者:Paroowner 大学病院部長ですさん、こん〇〇は。 Q(^ェ^)Qお久しぶりですね。ブログ荒らしのゴキブリに成り下がった獣医の投稿は良くあることです。今後もなくなることはないでしょうね。本人なのか、ブログ荒らしのゴキブリなのかはURLを見ればわかります。獣医は知能が低いので、そのことを分かってないようですよ。ハイ。なお、この熱中症に関する一連の投稿文をブログ「愛犬問題」の本文に採用掲載する季節を選んでいるうちに、うっかりして丸一年が経過してしまいました。ネット掲載が遅くなり、すみませんでした。 投稿者: 愛犬ファン さんおはようございます。私はブログ「愛犬問題」のファンです。今どき、ブログ「愛犬問題」を批判する小学生並みのバカがいるもんと唖然としております。犬を飼うと、ペットとしてではなく 家族の様に深く愛情を持ちます。それは犬が無条件に愛情を向けてくれるから。それだから、上手く飼ってあげたくなります。幸せな毎日を送らせてあげたいと願います。だけど犬は言葉を話しません。当たり前だけど。なので、何をしてあげればよくて、何をしたら良くないのか、判断が難しい事がよくおきます。そんな時ネットで検索します。だけど、初めの方に出てくる検索結果は、本当かな??と何だか気持ち悪いものばかり。どんどん検索して何ページも読みました。。そうしてブログ「愛犬問題」に辿りつきました。 ブログ「愛犬問題」では、ペット界の今の常識とまるで違う飼い方を書いていて、読み手によってはビックリしたりするような内容でしたが、私はすぐに腑に落ちました。ブログ「愛犬問題」の言葉を借りると、まさに目から鱗でした!コレだ‼︎と嬉しくて、その日から毎週更新が楽しみになり、犬のためと自分の為に勉強しています。 本当の言葉は胸に刺さります。会った事もなくても文章は人柄がわかります。Paroownerさんは時々ぶっきらぼうに思える書き方の時もありますが、昔の文章も読んでいくうちに本当に犬の事に詳しくて、正義感あふれる優しい人物だと推測できます。コメント欄には多くの困った飼い主さん達が相談しています。それに無償で長年答えていて、その飼い主さん皆さんが感謝の言葉を送っています。ブログ「愛犬問題」は、そんな暖かい大切な場所です。うちのわんこも飼い始めから今まで何度も助けて頂きました。時にはキツイお叱りも受けましたが、犬の為を思ってのことですから他人の犬の為に親身になってもらって有難いと思いました。私は多くの事を学びました。犬の事から始まり世の中のウソも知りました。とても感謝しています。 こんな感想は私だけではなく多くの飼い主さん全員同じ気持ちではないかと思います。犬の正しい飼い方に関する随想を書き続けることは誰でもが出来ることではありません。何年も無償で他家の犬の為に考えたり、時間を割いて文章にしたり。めんどくさい作業です。だけど続けてくれています。ブログ「愛犬問題」が無くなると多くの飼い主さんが困ります。犬の正しい飼い方を書いているのはココだけだから。だから、私達には大切な場所なのです。この暑くなる季節はファンにとっても心が締め付けられるような重く悲しい季節となりました。軽々しく誹謗中傷する行為は断じて許されません。心の無い輩が出入りする場所ではないという事です。Paroownerさんは誰よりも犬の事を深く深く愛しています。その分、愛犬の熱中症死については誰よりも深く深く悲しんでいる事は想像出来ます。だから、私達も同じ気持ちです。先代パロくんは私達に多くの事を教えてくれました。今も 心から感謝しています。賢くて優しい性格の良いわんちゃんでした。Paroownerさんが関わったワンコ達は日本中にいます。海外にもいます。そのワンコと飼い主 全員が感謝をしています。人間は誰しも、どんなに気をつけていても、間違える、失敗する事があります。その失敗や誤ちをネットで正体を隠して誹謗中傷する事は犯罪行為です。罰金や実刑の例もあります。例えば、相手が犯罪者でもです。裁くのはライセンスを保有する裁判官の仕事です。それはネット上ではありません。日本は法治国家なので法律に基づいて裁かれます。普通の人間は知っている事ですが、ブログ荒らしをする下等な輩の為にわかりやすく解説してみました。返事2 Paroowner 愛犬ファンさん、こん〇〇は。 Q(^ェ^)Q他人のニックネームを故意に使って、成りすましてブログ荒らしをするのは獣医が使うだましのテクニックの一つなのです。知能が低い上に、心が腐りきった獣医がよく使う手法です。ブログ「愛犬問題」の愛読者を疑心暗鬼にさせて、ブログ「愛犬問題」の評価を下げようともくろんでいるのです。私は、気になる投稿文があるとそのURLを確認しています。だから、ブログ荒らしのゴキブリに騙されることはありません。愛犬ファンさんの投稿内容は、愛犬家の立場で読むと素晴らしい内容ですね。なお、この熱中症に関する一連の投稿文をブログ「愛犬問題」の本文に採用掲載する季節を選んでいるうちに、うっかりして丸一年が経過してしまいました。ネット掲載が遅くなり、すみませんでした。よろしくご了解ください。 関連随想集 🎯【熱中症で急死❗愛犬が室内で異常を訴え30分後に星の国へ🆘断腸の別れ🤣熱中症の怖さをブログで知らせとパロの遺言🐶慙愧懺悔の記😫】🎯【 熱中症で愛犬が死ぬぞ!水があっても死ぬ!脱水症ではないぞ!👹気象庁2019年8月中は平年以上の猛暑予想👿】 🎯【熱中症は怖い!30分で急死 その随想集】🎯【獣医のブログ荒らし その随想集】トップページへ ボクの頭をクリック ❣ 愛犬の正しい飼い方! 自然流で健康長寿! 獣医のワクチンや薬剤、避妊去勢は無用!
2021.06.12
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気象庁発表によると8月前半は猛暑になるとのことだ。その画像をネットから借用した。上図にあるように今日(8月2日)から向こう一週間は暑猛が続く。怖い一週間だ。下図では予報が変更されて、8月中は平年よりも高温が続くとのこと。 愛犬の居住環境や立ち居振る舞いに絶え間なく慎重に注意することが肝要だ。気温が34℃や35℃になると、人も犬も熱中症で死亡する恐れが高くなる。 2019年7月中は梅雨明けが遅れるなどで過ごしやすかったが、気象庁の発表によると8月は猛暑が続くとのこと。その月間予想を見て、予定していた随想を次回に回し、今回の随想では犬の熱中症の怖さについて書くことにした。 毎週土曜日の深夜に随想をネットにアップしていたが、できるだけ早い方が良いので、金曜日の昼間にアップした。 というのは、ブログ「愛犬問題」の開設者のParoownerは、昨年の猛暑で最愛の愛犬を熱中症で亡くしたからだ。熱中症に関する無知が原因だった。だから、猛暑の情報が流れると悔恨の思いがよみがえってくる。世の中の愛犬たちは皆猛暑の被害を受けないで健康に過ごしてもらいたいと願っている。飼い主にも愛犬を失う悲嘆の苦痛は味わってもらいたくない。その苦しい思いがいかほどのものであるかと、先代のパロの熱中症の症状を詳述した随想が下段にある。 テレビをつけっぱなしにしていたら、人の熱中症に関する放映があった。熱中症の怖さを訴える長い放映だったが、内容は偏っていた。正しい内容ではなかった。熱中症は十分な水分補給をすれば防止できると視聴者が誤解して受け取るような内容だった。医者が水分補給の重要性だけをとうとうと説明していた。片手落ちの有害な放映だ。 犬は人よりも熱中症になりやすい。急いでこの随想を書いた。熱中症は脱水症ではない。熱中症は気温の高さが原因の急病だ。脱水、つまり、体内の水分減少は熱中症の原因の一つに過ぎない。犬の場合、室内に犬の飲み水は十分に用意してあっても熱中症で死ぬことがある。先代のパロの場合がそうだった。水分補給が十分にできる状況だと、熱中症の発症を遅らすことはできても、発症した後は死亡を防ぐことはできないことが多い。重症だと病院でも治療方法はない。 再度言う。熱中症は脱水症ではない。熱中症は「高い気温」の中に隠れている目に見えない悪魔の悪業だ。医者も獣医も熱中症の悪魔には手の打ちようがないのが実情だ。人も犬も熱中症ではないかと思ったなら、病院に駆け込む前に体を冷やすなどの応急処置が先決だ。熱中症は分単位の戦いだ。病院での治療よりも緊急に体を冷やす救急処置が必須不可欠だ。言い換えると、熱中症には特別な治療法はない。病院の点滴で治るのは軽症の熱中症だけだ。点滴は水分や塩分、栄養素を補給するだけの処置だ。それ以上の薬効はない。点滴で熱中症が治ったなら奇寓だと喜ぶと良い。軽症の熱中症だったのだ。 熱中症は癌よりも怖い悪病だ。健康だった犬が室内で30分ほどの短時間で死亡する。34℃の室内にも目に見えない悪魔が潜んでいた。熱中症ではないかと慌てて対応したが、手遅れだった。熱中症の悪魔を退散させることは不可能だった。 癌は何年もかけて人や犬の命を奪う。しかし、熱中症は分単位で人や犬の命を奪う。しかも、犬は人よりも熱中症に弱い生き物だ。犬は厳寒にも耐えるように毛が生えている。寒さには強いが暑さには弱い動物だ。また、人とは違い、皮膚に汗腺がない。汗をかいて体を冷やすことができない。猛暑時の飼い主は愛犬には毛があり、汗腺がないことを肝に銘じることが肝要だ。愛犬が口を開けてハ~ハ~と荒い呼吸をしない暑さ対策が必須だ。 熱中症で愛犬を失う悲痛を味わう飼い主が一人でも少ない方が良い。世の中の愛犬たちが健康で猛暑の夏を乗り越えてもらいたい。その思いで、大急ぎでこの随想をアップした。ご参考になれば幸いだ。 次の随想をぜひ一読願いたい。掛け替えのない愛犬の急死を避けるために。無知ほど怖いものはない。 熱中症で急死!愛犬が室内で異常を訴え30分後に星の国へ!断腸の別れ!熱中症の怖さをブログで知らせとパロの遺言!慙愧懺悔の記 関連随想集 熱中症で室内で30分で急死した愛犬パロの11年の生涯の写真集 断腸の思いと悔恨の情! 猛暑の夏は犬の散歩はやめた方が賢明だ。 二代目のパロは全くしてない。 命を懸けての散歩は愚の骨頂だ。犬の散歩は必要不可欠ではない! 小型犬や中型犬は室内で遊ばすだけでも良い! ← トップページへ ボクの頭をなでてワン! 二代目のパピヨンのパロ バラとアザレアツバキの真っ赤な花を背にして 愛犬の正しい飼い方! 自然流で健康長寿! 獣医のワクチンや薬剤、避妊去勢は無用!
2019.08.02
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最愛のパロが熱中症で急逝した。断腸の思いだ。熱中症に無知であった飼い主の恥を忍んで次の随想を公表した。 熱中症で急死!愛犬が室内で異常を訴え30分後に星の国へ!断腸の別れ!熱中症の怖さをブログで知らせとパロの遺言!慙愧懺悔の記 熱中症は癌よりもはるかに怖い病気だ。室内で愛犬の異変を察知して30分後には意識を失い、息をしなくなった。犬は人よりも熱中症に弱い動物だ。その犬の熱中症についてはParoowner自身は無知であった。その悔恨の情を込めて随想を書いた。ブログ「愛犬問題」で熱中症がいかに怖い病気であるかを伝えることは多くの愛犬を熱中症による急死から救うことにつながるとの思いがある。上記随想には死因について深く掘り下げて記述してある。他山の石としてご参考になればせめてもの幸いだ。 その熱中症の随想のアクセス数は普通の随想のアクセス数の3倍ほどもある。今年の猛暑で急死する人が多いことと、犬に関する熱中症の怖さを強調した報道記事がほとんど見当たらないので、ブログ「愛犬問題」の熱中症に関する随想に関心が集まるのだろう。 この写真集にはブログ「愛犬問題」の主人公であったパロの11年の生涯の写真をまとめて掲載した。他家の犬の写真には興味はないだろうと思っていたが、意外にもパロの写真で心が癒されたとのご投稿も沢山いただいている。多くの愛犬家から可愛がられたパロの写真集が何かのご参考になれば幸いだ。 また、飼い主のParoowner自身の回顧のためにも都合が良いので、パロのすべての写真集から思い出のよすがとなるものを選び、一つの随想にまとめて掲載した。 この写真はパロの最後の写真。7月21日午前10時に撮影。6時間後に昇天。 愛犬パロの写真集 昨年(2017年)の一年分 72枚 新宿駅ゴールドライオンに乗るパロの写真集 20枚 ノーリードで遊ぶ愛犬と警官の写真集 34枚 ノーリードで遊ぶパピヨンのアニメ写真集! ノーリードのパピヨンのパロの写真集 銀座でノーリードで遊ぶパピヨンの写真集放し飼いだった渋谷のハチ公とパピヨンの写真17枚初めて会った男児と遊ぶパロの大型写真40枚愛犬の花見写真 大型写真50枚公園犬ノーリード禁止は条例の曲解だ!都民を愚弄ノーリードの愛犬達と警官の写真50枚 例外規定が ポールの上に乗るパロの大型写真50枚 ノーリードのパピヨンのパロの最新の写真集 ノーリードのパピヨンのパロの自選自賛の写真集 パロの写真集4 ← トップページへ ボクの頭をなでてワン!
2018.08.11
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最愛のパロが熱中症で急逝した。断腸の思いだ。ブログ「愛犬問題」にこのタイトルの随想を書くとは夢想だにしてなかった。事実を公表しないで、パロはいつまでも生きていて共に楽しく暮らしているように装うかとも思った。しかし、熱中症に無知であった飼い主の恥を忍んでこの随想を書くことにした。人好き、犬好きで優しい性格だったパロも真実を書くことを望んでいると思う。犬にとって熱中症がいかに怖い病気であるかを伝えることは多くの愛犬を熱中症による急死から救うことにつながるからだ。他山の石としてご参考になればせめてもの幸いだ。この二つの写真はパロの最後の写真。すでに二週間前と一週間前の随想に掲載してある。7月21日の午前10時頃に撮影。その6時間後にはパロは星の国に昇天した。 愛犬パロの永眠の最大の原因は、その飼い主であるParoownerが熱中症について無知だったことだ。Paroownerは熱中症がいかに怖い急病だあるかを知らなかった。急死する点では熱中症は癌よりもはるかに怖い病気だ。Paroowner自身が病気知らずの頑強な加齢者であるだけでなく、暑さに鈍感な老骨であることが、自分自身の最愛のパロを失う主因になった。 さらに詳細に告白すると、今回の不幸が起こるまではクーラーについて間違った知識を植え付けられていることに気づかなかった。遠い昔の若い頃にクーラーに関してマインドコントロール(脅迫や暴力を用いない洗脳)されて、そのまま信じ込んでいた。 世の中に広くクーラーが普及し出した時代は日本の高度成長期であり、工場生産の輸出品の生産が急速に拡大した時代でもあった。つまり、政府は常に電力不足を懸念していた。だから、電力消費が大きいクーラーの普及は当時の通産省などの政府機関は歓迎してなかった。できるだけ多くの国民がクーラーの使用を控えるような風潮を政策的に作った。 報道機関の政府寄りのコメンテーターなどもクーラーの健康面への弊害を強調することが多かった。 酷暑の現在は、テレビでも「クーラーを使いましょう」と呼びかけているが、40~50年前の昔は、そのような言葉は一度も聞いた記憶がない。一般家庭でクーラーの使用を推奨するようなことは一切なかった。国民の多くがエアコンの設定温度を28℃以下にすることは罪悪のようにマインドコントロールされていた。 昔の風潮が現在の加齢者がクーラーの使用を嫌がる理由の一つになっている。加齢者本人も当時の政府の産業政策にマインドコントロールされていることには意識してないのだ。Paroowner自身がそうだった。今回の悲劇で覚醒した。 また、加齢者は暑さに鈍感であることは確かだ。愛犬のパロの11年間の生涯に、その飼い主のParoownerがエアコンのクーラーのスイッチを入れた回数は数えるほどしかない。午前中は戸建ての二階でパソコンを使い、室温が32~33℃に上がると、一階のリビングでパソコンに向かっているのが今までの生活スタイルだった。一階の室温は二階よりも4℃ほど低いからだ。 クーラーを使わない理由は上記のマインドコントロール以外の理由もあった。クーラーを使うと夏風邪を引き、冬風邪よりも治しにくいこともあったので、できるだけクーラーは使わないようにしていた。 悲劇が起こった時はパロも一緒に一階のリビングにいた。クーラーのスイッチはオフのままだった。ところが、その日は異常気象の暑さだった。その後の報道で知った。2018年7月21日の東京の最高気温は34.9℃だった。30年に一度の猛暑だと。東京の7月の平均気温は平年よりも4.1℃高いとのこと。パロが息を引き取った時刻は午後4時半だ。気温が最高温度に到達した時刻の一時間後だ。 暑さに鈍感な84歳のParoownerは室温が34℃に上昇しているのにも気づかずにクーラーのスイッチを入れてなかった。暑いとは思いながらも習慣的に扇風機の風だけで暑さをしのいで、パソコンに没頭していた。 即ち、愛犬のパロが永眠した原因はParoowner自身のクーラーに関するマインドコントロールによる偏見と加齢による暑さに関する鈍感さだ。その二つが主因だ。言い換えると、犬は暑さに関しては人よりも弱い動物なのだ。高齢者が耐えうる暑さでも犬は命までも失う危険性が高いのだ。Paroownerはそのことに関して強い意識は持っていなかった。飼い主と同じ環境なら大丈夫だと安易に考えていた。 この随想は書きたくなかった。それがParoownerの本当の気持ちだ。愛犬のパロはいつまでも生きていてブログ「愛犬問題」の主人公であってもらいたかった。 言い換えると、ブログ「愛犬問題」は愛犬パロの幸せを願って、犬に関する正しい知識を得るために勉強した結果を随想の形でブログにしたものだ。だから、ある日の随想で次のように書いたことがある。 ブログ「愛犬問題」はパロを健康で長生きさせるためにその飼い主が勉強した内容をまとめたものだ。つまり、ブログ「愛犬問題」はパロのおすそ分けだ。だから、すべて無料だ。と記述したこともある。 そのパロがいなくなった。何のためのブログだったのか。今までの努力が水泡に帰したような虚しい思いもある。 ブログ「愛犬問題」の主人公のパロは少なくとも十数年、できれば20年近くも生きると思い込んでいた。浅はかな考えであり、望みだった。 その最愛のパロは11歳2ヵ月13日(人なら56歳)の短い生涯だった。悲しいというよりも断腸の思いだ。自分自身の無知が悲劇の原因だとの思いが強くなる。 60インチの大型モニターに映してあるパロの最後の穏やかな写真を見ていると、「ごめん、ごめん」としか言いようがない。瞼が曇り、写真が霞んでくる。何度も「ごめん、ごめん」と言っても、パロはいつものような優しい目をしているだけだ。大声を出して泣きたい思いを抑えている。自責の念か、悔恨の情か。胸が痛み、目が曇る。 その一方、冷静になると心から恥じ入る思いもある。まさに慙愧(ざんき)に耐えない思いだ。あるいは、懺悔(ざんげ)して、神ではなく、パロ自身に許しを請いたい思いだ。愛犬パロの急逝の原因と責任はすべてその飼い主のParownerにある。熱中症に関する無知と無能がパロとの永遠の別れを招いた。Paroownerは犬の熱中症について無知だった。犬は人よりも熱中症になりやすいのだ。 昔飼っていた愛犬が真夏の舗装道路をわずか20分ほど歩いただけで熱中症になりかけて、ふらふらに歩いていた。びっくりしてすぐに抱き上げた。デパートのトイレに駆け込み、水道水を全身にかけた。そして、クーラーの冷風が噴き出る踊り場にいた。一時間ほどで愛犬は元気を取り戻した。 しかし、飼い主は半袖の軽装だったせいで夏風邪を引いた。夏風邪は冬の風とは違い、治しにくい。治すのに一月以上もかかった。 その熱中症を治した経験が、パロの場合は、かえって悪い結果をもたらした。つまり、熱中症は早期に対応すれば治せると思い込んでいたことだ。 自宅の居間でパソコンに向かっているParoownerに、パロが隣の椅子に飛び乗り、だっこっしてくれとせがんで来た。(めったにない行動だった。パロはParoownerがパソコンに向かっているときは邪魔をするようなことはしなかった。) その時のパロはいつもの元気はなく、だるそうな感じだった。息が荒い。口を開けてハ~ハ~と呼吸している。涎(よだれ)は出てなかった。もしや、熱中症ではないかと慌てた。 大急ぎでパロをパロ用の木製の盥(たらい)に入れて水道水で体全体を冷やしたが、病状は悪化すだけだった。水はいつでも飲めるように容器にあったが、もしや飲んでないかと思った。点滴が良いとは思ったが、動物病院に駆け込む時間的な余裕はない。自宅で応急措置をするしかないと判断した。水を口に少し滴下したが、飲み込む気配はなかった。 さらに盥に氷を入れて体全体を冷やし続けたが、パロはぐったりしてふにゃにゃになった。息をしてなかった。 パロ! 起きろ! 寝てはダメ! と何度も繰り返した。終いには、心臓の救命処置としてパロの胸のあたりを強く叩いた。それでも心臓は動き出す気配はなかった。万事休す。無常の終焉。 Paroownerは自分自身の無能を痛感した。熱中症という悪病の前では非力である自分がみじめになった。むなしさと悲しみが同時に体全体を襲ってきた。パロを胸に抱きしめたまま座り込んでいた。 室温を見た。34℃だった。いつもの夏の普通の室温よりも4℃ほど高い。しまったと自責の念に駆られた。暑さに鈍感だったことを痛感した。パロが抱っこをせがみ、その後30分もしないうちに息を引き取るとは夢想だにできていなかった。無念の思いであり、断腸の別れだ。 余談1パロがいなくなったその夜からはエアコンのスイッチは24時間オンにしている。涼しい部屋にパロがいないことは、なんとも皮肉であり、むなしく悲しい極みだ。 Paroowner自身が熱中症で死んだら、パロに申し訳がないとの思いがある。パロが命を懸けて熱中症の怖さを教えてくれたのだから。 実は熱中症がほんとに怖くなった。元気な人や犬が短時間で死亡するのだ。苦しむような気配もなく、意識を失って静かに息を引き取る。すぐ身近に目に見えない熱中症の悪魔が潜んでいるような怖さだ。死は身近に潜んでいるのだという怖さだ。 少し頭がふらふらしたような気になると、もしや熱中症ではないかと、身を引き締めて確認するようなこともある。今まで死が怖いと思ったことのない頑強な加齢者が愛犬の急死を境に死が身近にあることを実感している。 余談2 現在でも政府が定めているクーラーの設定温度は28℃だ。仕事の種類や服装によっては暑い温度だ。その温度設定には医学生理学的な科学的な根拠はない。つまり、人が快適に健康的に過ごせる温度かどうかは重視してない。できるだけ電力を消費しないように産業政策的に定められた設定温度だ。国民の快適な生活よりも産業用電力の確保を重視した設定温度だ。 国民のひとり一人が産業政策の為にご自分の快適な室温での暮らしを犠牲にしても良いかどうかを真面目に考えた方が良い。 余談3 今年の猛暑は30年に一度の異常気象だとのこと。熱中症による人の死亡者数は今夏は2,000人を超えそうな勢いだ。テレビや新聞で頻繁に報道されている。だが、犬の熱中症の報道は皆無だ。犬も熱中症で沢山死亡しているとみている。犬は人よりも熱中症に弱い動物だからだ。犬は人のように発汗で体温を調整することができない。荒い呼吸をして体温調節をするしかない。日本全国の愛犬たちにパロのような熱中症の悲劇が起こらないことを切に願っている。 関連随想 熱中症で室内で30分で急死した愛犬パロの11年の生涯の写真集 断腸の思いと悔恨の情! ノーリードのパピヨンのパロの写真集 愛犬パロの写真集 昨年(2017年)の一年分 72枚 ← トップページへ ボクの頭をなでてワン! 愛犬の正しい飼い方! 自然流で健康長寿! 獣医のワクチンや薬剤、避妊去勢は無用!
2018.08.04
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