【不眠症カフェ】　Insomnia Cafe

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2004.02.19

日記を毎日書くというのも大変だから「書きため」というものを持っていれば安心だと思うこと

(3)

テーマ：考えたこと　想い出したこと　読んだ本(435)

カテゴリ： 🔴 B 【ブログ】【 You Tube 】

今日は二日間の日記を書いてみよう。

楽天のメインテナンスが七時間も伸びたおかげで、私の日記もスライドしてしまって、遅れを取り戻すのに四苦八苦なのだ。
いいチャンスだからすべてを楽天のせいにするのだ。

邪悪な私の心を見せてしまったが、遅れは本当だからいつもは褌（フンドシと読む）のように長い日記を書く私だが、昨日分は申しわけ程度の長さで、しかもあのグリム童話の話は以前書いたまま投稿せずにそのままになっていたものだ。

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東京犬さんが昨日の日記で、プロのライターが楽天日記を書いていることの意義を書いていてとても興味深かった。
私は常々、書くことが生業のプロ・ライターさん達が、どうして日記を書くのだろう？と不思議に思い、本職に加えて日記を書くのも大変だろうと考えていたのだが、単にそれだけでもないようなのだ。

ちょっと無断で部分引用してみる。
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書評や映画評の仕事の場合、この日記に書いた感想メモが「下書き」の役割を果たしてくれる。下書きが1度できていれば、本番の原稿を書く際にその分ハードルが低くなり、書きやすくなる。

同様に、何かエッセイを頼まれた場合には日記の中からネタを拾い、「カンナがけ」をして原稿として完成させることもできるだろう。
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この日記を書くことで、本職の原稿の「下書き」をも作っておくことになる、というポイントに、「なるほど」と思った。

それから「下書き」という形までには完成度が高くなくても、また部分的であっても「ネタ」という形になる部分をひろって「カンナがけ」すれば、原稿になる。
これも「なるほど」である。
ハッキリした効用があるということだ。

勝手に引用させてもらって悪いのだが、やはりプロ・ライターで「吉祥寺自由業日記」の吉祥寺拓也さんは、私の文章についての質問に答えて、ＢＢＳでこう書いている。
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「Web日記は職業的に文章を書く必要はないので、私なんかは結構テキトーにほとんど校正もせず、思いついたものを思いついたように矛盾も気にせず書いてます。
誰かに義理のある文章じゃないですし、気楽に空き放題に書きたいですよね。
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これで判断すると吉祥寺さんもまた日記を「下書き」「ネタ」として使用する部分もあるのだろうけれど、抑制をもとめられる本職とは反対のスタンスで、やや個人的な意見の発表や発散を目的に日記を書いている部分が多いのかな？とも思う。

実はこの楽天日記を始める前に、果たして毎日、日記を書けるものか？不安があって、毎日のぞいているＨＰ「chura’s Cafe」のchuraさんにどうしたものかたずねてみた。
Churaさんが教えてくれたことの一つに、そんな時のためにあらかじめ「書きため」を少し作っておくことだった。
確かに毎日アドホックに書いて行くとネタを思いつかないで困ることがあるだろう。
この「書きため」を持っておくということは安心でもあるし有効だと思った。

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本当は日記のネタを思いつかない日は書かないでいるのもいいかもしれない。
ただ私はいままで何とか毎日書いてきたので、ここでとぎれさせる踏ん切りがつかない。
ともかく、この「毎日、日記を書くべきかどうか？」という問題は脇に置いておいて、話を続けてみる。

考えてみたら私も一種の「書きため」を持っているかも知れない。

いままで書いてきたＨＰで、一度は書き込みながら、最後の送信・書き込みボタンを押す寸前に「これを書くとさすがにヤバイぞ！」と、私らしく非常に賢明な判断を下して書き込みをひかえた。
そんな未完の名作はコピーして残してあるのだ。
「ヤバイ」ネタを、そんなに持っているということ自体、私の反社会的な性格を物語るものだが、背に腹は替えられない。
その「私を世に出さずに葬ったな～」と恨みをもちながらコピーの地位に甘んじている「下書き」「ネタ」群にお出まし願って、日記に登場してもらおう。

刑務所を襲撃して犯罪者を逃がすようなものだ。
イラクで最近、そんな事件も起こっている。
ただし社会的危険度が大きな「ネタ」たちだから、カンナがけしてやればいいだけでは済まないと思う。
しばらく水にさらしてアクを抜いて、砂糖をまぶして、その上でさらに糖衣錠でもコーティングしなければいけないと思う。
かなりの工程が必要なようだ。

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もうひとつ「ネタ」があるのだが、これは特にここに書くのをはばかる。
はばかりながらも、やはり書いてしまうのだが、実はこのネタというのは「これまでに他のＢＢＳですでに書いたこと」だ。
これを密かにちょっとリライトして書けば、だれもわからないだろ～。
（甘いかな？）

とにかく楽をすることばかり考えだしているここ数日である。

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