【不眠症カフェ】 Insomnia Cafe

【不眠症カフェ】 Insomnia Cafe

2005.09.17
XML

精勤である。

ばあチャルさんが、逢坂剛の「砕かれた鍵」というハードボイルド小説を評している。

その中で、ばあチャルさんは「ハードボイルド」というジャンルを下記の様に説明してくれている。

>非情な運命を非情な心で受け止め、淡々かつ冷ややかにたどっていくのがハードボイルドというジャンルである。

一般的にはその通りなんだけれど、ひねくれものの私としては、その定義に、少しひねりを入れたいと思う。
その手始めにまず、一般的に、「ハードボイルド」と言うものが、どう定義されているのか?を検索してみた。


■ 先ずMerriam-Webster Online Dictionary で調べてみよう

1 a : devoid of sentimentality : TOUGH a hard-boiled drill sergeant
感傷性に欠けた タフな
b : of, relating to, or being a detective story featuring a tough unsentimental protagonist and a matter-of-fact attitude towards violence
 タフで感傷的で無くて暴力に対して現実的な対応をする主人公が登場する探偵小説

■ クラシック映画用語事典では、下記の様に説明されている。
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/5710/cla-dictionary.html

【ハードボイルド / Hardboiled】
ハードボイルドとは英語では堅くゆでたという意味で、ゆで卵などに使われるが、この言葉が文学の世界でもダシール・ハメットやレイモンド・チャンドラー、アーネスト・ヘミングウェイなどの小説に見られる探偵や警官、または職業犯罪者たちを主人公に感情を排除したクールで乾いた文体を特徴とした文学に使われるようになる。
ハメットとチャンドラーたちの活躍によってハードボイルド小説は市民権を獲得し、ハメットが創造した一匹狼の私立探偵サム・スペードの活躍を描く『マルタの鷹』(41)の映画化によってハードボイルドの世界は映画にも進出する。
この作品でスペードを演じたハンフリー・ボガートは孤独で冷徹ながも正義感溢れる新しいタイプのヒーローを演じて新境地を開拓し、引き続きヘミングウェイの小説を映画化した『脱出』(44)では自由のために戦う船長、チャンドラーの小説の映画化『三つ数えろ』(46)では私立探偵フィリップ・マーロウを演じてハードボイルドの代名詞となる。

■ はてなダイアリーには次の様な説明がある。
hard-boiled
ミステリー小説の形式のひとつ。謎解きよりも、軟弱さを拒否する主人公の生き様の描写を重視する。
都市を舞台にした騎士の話。
小説だけでなく、映画やコミックなどにもその影響を与えた。

「固茹で卵」の意から転じて、冷酷な、非情な、を意味する。
第一次大戦後アメリカ文学に現れた創作態度。
現実の冷酷・非情な事柄を、情緒表現をおさえた簡潔な文体で描写していこうとする。アーネスト・ヘミングウェイの初期の短編が代表的
感情を抑えて行動する主人公が登場する、探偵小説の一ジャンル。ダシール・ハメット、レイモンド・チャンドラーなどがその代表的な作家

■ ハードボイルド名作100と言うサイトがある
http://www.ne.jp/asahi/mystery/data/Best/HB100.html

■ マンハント・ファイル MANHUNT FILE 総目次・索引(WEB版)
http://www.ne.jp/asahi/mystery/data/MH/MHF.html

       ~~~~~~~~

上にある「マンハント」という雑誌が、昭和30年代末に、日本で「初めて」「唯一の」ハードボイルド月刊誌として登場した。
短命な雑誌だったけれど、私は学生ながら毎日購読していたほど、このハードボイルドが好きだった。

・・・しかし、この雑誌にはいつもたっぷりヌード写真と言うか、ピンナップ写真が掲載されていて、それは今と違ってちゃんと(?)ビキニ水着をつけたモデルがスマイルしているのだが、なぜか、とても、エロっぽくて、若い私を充分興奮させるに充分なものだった。

タフな探偵が活躍するストーリーの内容にも、当時としてはかなり濃厚な場面が描写されていて、これにも興奮したものだった。

日本語に翻訳する人達の中に、田中小実昌氏がいて、田中氏の翻訳の文体が粋で、洒落ていて、印象的だった。

この影響で、私はヴェイトナムのサイゴン(今のホーチミン)に駐在したときも、路上に売っている米軍のGIが読んだものを売り払っていたペーパーバックスの、カーター・ブラウンなどのお色気ハードボイルドものを読んだりした。

       ~~~~~~~~

ハードボイルドを探偵小説と考えると特殊になるが、誰もが知っているヘミングウェイの文体をイメージすれば、ハードボイルドは理解しやすい。
つまり
○ 感情を排除したクールで乾いた文体を特徴とした文学
である。

またヘミングウェイのような文学作品とはちょっと趣を異にする、カーター・ブラウンなどのタフな主人公・探偵や警官が活躍するエンターテイメントとしてのハードボイルドでは、その主人公の性格が下記のようなキーワードで表現される。

○ 感傷性に欠けた タフな
○ 孤独で冷徹
○ 感情を抑えて行動する主人公

映画俳優で言えば、やはりハンフリー・ボガートが代表的なハードボイルド俳優だろう。
日本で言えば、高倉健あたりがそうなのかもしれない。
私の意見では、寅さんシリーズでの渥美清もハードボイルドに入れてしまう。

       ~~~~~~~~

ハードボイルドの一般的定義や歴史はこれぐらいにして、私のハードボイルド感を書いてみようと思う。
もちろん、私のバイアスがかかったハードボイルド感であるが。


私の場合、ハードボイルドとは、
「非情な運命を非情な心で受け止める」ではなく、
「非情な運命」を、「非情を装ってはいるが、実は fragile = フラジャイルな、もろくて傷つきやすい心で受け止める」、
スタイリッシュな文学だと思っている。

つまり、浪花節の「やせ我慢」の美学であり、「武士は喰わねど高楊枝」を気取る態度などの文学である。

主人公が「感情を抑制して非情を気取る=固ゆで卵」態度をとって勧善懲悪を実現していても、実は「それでいて本当は痛みを感じている心=柔らかな卵」がある。
その二つの間の、相克・二律背反・アンビヴァレンツなどが、ハードボイルドだと思っている。
その二律背反による「ねじれ」「意地っぱり」、特に「悲哀」などの感情がハードボイルドだと思っている。

男性的で冷酷な行動を取ったり、感情を抑制して非情を気取るその反動で、その主人公の心は、「哀しみ」に満ちていて、その精神的構造はむしろ、「マゾヒズム」に近いものではないだろうか?
「やせ我慢」こそ、マゾヒズムの源泉だと思っている。

私にとってのハードボイルドとは、「哀しみの文学」である。
ただタフな心を持った人間を表現するだけでは、文学として必要条件に欠けているのではないだろうか?


だから、私にとって、スーパーマンのように強い男が、何事にも動じない鉄の様な強い冷酷な心で、どんな困難にも、無数の強大な敵にも、全くひるむことなく、立ち向かう不死身・・・というのは、面白くもなんともなく、「本当の」ハードボイルドではないのだ。

その意味ではアーノルド・シュワルツェネガーなどは、私の定義でのハードボイルド俳優としては失格である。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005.09.21 16:40:23
コメント(23) | コメントを書く
[🔴 B 【本・読書・文学】【朗読】] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ

利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


Re:ハードボイルドとは(09/17)  
執事  さん
☆ 取り急ぎ書いてみますが、ハードボイルドとタフガイストーリーとを峻別する事を提唱したのは生島治郎氏です(さすが元ハヤカワミステリマガジン編集長)。スタローンが「ランボー」で演じたようなタイプが典型的タフガイストーリー。フレミングの創作した007もある種スノッブの香り高きタフガイストーリーであります。

☆ やはり清水俊二氏が「プレイバック」のマーロウの科白を訳したあの精神がハードボイルドであります。
「しっかりしていなかったら、生きてはいけない。
やさしくなければ、生きていく資格がない」。 (2005.09.21 17:51:03)

Re[1]:ハードボイルドとは(09/17)  
alex99  さん
執事さん
>☆ 取り急ぎ書いてみますが、ハードボイルドとタフガイストーリーとを峻別する事を提唱したのは生島治郎氏です(さすが元ハヤカワミステリマガジン編集長)。スタローンが「ランボー」で演じたようなタイプが典型的タフガイストーリー。フレミングの創作した007もある種スノッブの香り高きタフガイストーリーであります。

>☆ やはり清水俊二氏が「プレイバック」のマーロウの科白を訳したあの精神がハードボイルドであります。
>「しっかりしていなかったら、生きてはいけない。
>やさしくなければ、生きていく資格がない」。
-----
>ードボイルドとタフガイストーリーとを峻別する

なるほど。
タフガイストーリーというのも結構ありますね。
線引きが難しいですが。

タフガイというのは、flatな人間像で、ハードボイルドというのは、かげりのある round な人間像かもしれませんね。

(2005.09.21 18:38:53)

Re:ハードボイルドとは(09/17)  
ばあチャル  さん
さすがalexさん、ハードボイルドを解剖してくださりいろいろよくわかりました。m(__)m

しかも、哲学があるではありませんか!
哀しみをねじれとして感じそれをバネにして闘う「哀しみの文学」そこまで思い至らない私が「固ゆで」でございます。

そんな名作のハードボイルドもっと読みたくなりました。 (2005.09.21 22:36:44)

Re:ハードボイルドとは(09/17)  
tak-shonai  さん
チャンドラーの「ロング・グットバイ」だったかなあ。
フィリップ・マーロウがテリー・レノックスに
「センチメンタリスト」呼ばわりされる場面があったように思いますが、
あるいは記憶違いで、別の小説だったかも知れません。

いずれにしても、私の大好きなフィリップ・マーロウは、
実はとってもセンチメンタリストなんですよね。 (2005.09.21 23:02:16)

Re[1]:ハードボイルドとは(09/17)  
alex99  さん
ばあチャルさん
>さすがalexさん、ハードボイルドを解剖してくださりいろいろよくわかりました。m(__)m

>しかも、哲学があるではありませんか!
>哀しみをねじれとして感じそれをバネにして闘う「哀しみの文学」そこまで思い至らない私が「固ゆで」でございます。

>そんな名作のハードボイルドもっと読みたくなりました。
-----
実は、ばあチャルさんに読んでもらえるかと思って、がんばって書いてみたんです。
いいヒントをいただいたから。

もっとも、これは、あくまで「私なりの」ハードボイルドだど・・・というところですが。

(2005.09.22 01:39:05)

Re[1]:ハードボイルドとは(09/17)  
alex99  さん
tak-shonaiさん
>チャンドラーの「ロング・グットバイ」だったかなあ。
>フィリップ・マーロウがテリー・レノックスに
>「センチメンタリスト」呼ばわりされる場面があったように思いますが、
>あるいは記憶違いで、別の小説だったかも知れません。

>いずれにしても、私の大好きなフィリップ・マーロウは、
>実はとってもセンチメンタリストなんですよね。
-----
そうです、そうです。
タフ・ガイぶっているものの、フィリップ・マーロウなんて、典型的なセンチ男です。
でなきゃハードボイルドじゃない。
ただの冒険男です。


(2005.09.22 01:42:11)

Re:ハードボイルドとは(09/17)  
alex99  さん
ハードボイルドって、本当は固ゆでじゃなくて、温泉卵かな?
固そうに見えて、中は半熟。

(2005.09.22 01:45:17)

Re[1]:ハードボイルドとは(09/17)  
alex99  さん
tak-shonaiさん
>チャンドラーの「ロング・グットバイ」だったかなあ。
>フィリップ・マーロウがテリー・レノックスに
>「センチメンタリスト」呼ばわりされる場面があったように思いますが、
>あるいは記憶違いで、別の小説だったかも知れません。

>いずれにしても、私の大好きなフィリップ・マーロウは、
>実はとってもセンチメンタリストなんですよね。
-----
確か、まーローは、人が集って笑いさんざめく前の、夕暮れの静かなバーが好きなんだ・・・、そんなことをお書きでしたね。
それに杉浦日向子さんの「にじよじ」を教えていただいた。

そういう人間が、ただのタフ・ガイであるわけはない。
心にセンチメンタルな感情を持っている訳ですよね。



(2005.09.22 01:55:06)

Re[1]:ハードボイルドとは(09/17)  
alex99さん
>ハードボイルドって、本当は固ゆでじゃなくて、温泉卵かな?
>固そうに見えて、中は半熟。
-----
20代の頃ハードボイルド読みすぎて、付き合う男は上記のような人ばかりでした。
(2005.09.22 11:10:52)

Re[2]:ハードボイルドとは(09/17)  
alex99  さん
オダギリチガさん
>alex99さん
>>ハードボイルドって、本当は固ゆでじゃなくて、温泉卵かな?
>>固そうに見えて、中は半熟。
>-----
>20代の頃ハードボイルド読みすぎて、付き合う男は上記のような人ばかりでした。
-----
お~~!
同士じゃないですか。

「半熟男」の私とつきあえばよかったね。

私が嫌いなのは、バカなタフ・ガイですね。
心の中の「陰り」というものが無い。

映画の中の石原裕次郎なんて、ハードボイルドじゃなくて、素のタフ・ガイだと思います。

素顔は、結構複雑な、ゲイだったようですけれど。

2チャンネルでこういうことが言われていました。

「○○軍団というものがあるが、「タケシ軍団」を除いて(笑)、すべて同性愛者の「ゲイ軍団だ」。

私の個人的意見では、「同意」です。
同性愛が悪いと言うことではなくて、現実としてね。

(2005.09.22 11:52:08)

Re:ハードボイルドとは(09/17)  
alex99  さん
kellyさんの日記を読んで、ひらめいた。

ハードボイルドって、「浪花節」なんだ。

(2005.09.22 11:58:05)

Re[3]:ハードボイルドとは(09/17)  
オダギリログアウト中 さん
alex99さん

>「半熟男」の私とつきあえばよかったね。

もう遅いですか? 


>「○○軍団というものがあるが、「タケシ軍団」を除いて(笑)、すべて同性愛者の「ゲイ軍団だ」。


どうしてタケシ軍団を除くのでしょう。
お姉ちゃん、お姉ちゃんといいながらも、あそこも立派な男性同性愛集団だと思います。
北野武の映画など、男性同性愛のにおいプンプンですけれど。
ちなみにゲイ差別ないです。 (2005.09.22 12:32:13)

Re[4]:ハードボイルドとは(09/17)  
alex99  さん
オダギリログアウト中さん
>alex99さん

>>「半熟男」の私とつきあえばよかったね。

>もう遅いですか? 
-----
すみません。
私の方が、賞味期限切れになっていますので。




>>「○○軍団というものがあるが、「タケシ軍団」を除いて(笑)、すべて同性愛者の「ゲイ軍団だ」。
>>

>どうしてタケシ軍団を除くのでしょう。
>お姉ちゃん、お姉ちゃんといいながらも、あそこも立派な男性同性愛集団だと思います。
>北野武の映画など、男性同性愛のにおいプンプンですけれど。
>ちなみにゲイ差別ないです。
-----
なるほど~。

だいたい、「軍団」なんてものを作るところが、成熟していない証拠ですね。
私も、住んでいたアパートに日米のゲイ夫婦がいて、仲良かったですから、ゲイ差別はありません。
しかし、石原軍団のようにあそこまでゲイ丸出しだと、恥ずかしいですよね。



(2005.09.22 14:28:41)

マッチョ丸出し  
オダギリログアウト中 さん
alex99さん
>>>「半熟男」の私とつきあえばよかったね。
>>
>>もう遅いですか? 
>-----
>すみません。
>私の方が、賞味期限切れになっていますので。

うーん、残念。
キス上手だとお聞きしたものですから。
深追いは致しませぬ。



>>どうしてタケシ軍団を除くのでしょう。
>>お姉ちゃん、お姉ちゃんといいながらも、あそこも立派な男性同性愛集団だと思います。
>>北野武の映画など、男性同性愛のにおいプンプンですけれど。
>>ちなみにゲイ差別ないです。
>-----
>なるほど~。

>だいたい、「軍団」なんてものを作るところが、成熟していない証拠ですね。


ゲイ、非ゲイでも徒党を組むのは幼稚ですね。
派閥とか学閥とか色々種類ありますけれど。


>私も、住んでいたアパートに日米のゲイ夫婦がいて、仲良かったですから、ゲイ差別はありません。
>しかし、石原軍団のようにあそこまでゲイ丸出しだと、恥ずかしいですよね。
-----
ゲイ丸出しってよりも「マッチョ丸出し」が恥ずかしいです。
(2005.09.22 14:54:16)

Re:ハードボイルドとは(09/17)  
ばあチャル  さん
>ハードボイルドって、「浪花節」なんだ。

というのはわかる気がします。でもこんどは「木枯紋次郎」思い出してしまって(笑)

>「半熟男」

というのはかわいそう、ちょっと違って

>心の中の「陰り」というものが

あり、やさしさ、ナイーブさを秘め持ち、闘いを避けず強くて思わず惚れてしまうような「ガイ」なのでしょう。
だんだんマジックにかかってきましたよ~。 (2005.09.22 16:56:47)

半熟  
オダギリログアウト中 さん
ゆで卵で一番好きなのは何と言っても半熟です。
とろりとした黄身に滋養溢れるおいしさがある。
ですから、ゆで卵を作るときは鍋に張り付いています。
途中で電話などが来て茹ですぎ、黄身が硬く外側が緑に変色してしまうとがっかりしてしまいます。

半熟は半人前ではなく、味わいがあるという意味で、魅力あるとおもいますけれど。
(2005.09.22 17:10:41)

Re:マッチョ丸出し(09/17)  
alex99  さん
オダギリログアウト中さん
>alex99さん
>>>>「半熟男」の私とつきあえばよかったね。
>>>
>>>もう遅いですか? 
>>-----
>>すみません。
>>私の方が、賞味期限切れになっていますので。

>うーん、残念。
>キス上手だとお聞きしたものですから。
>深追いは致しませぬ。



>>>どうしてタケシ軍団を除くのでしょう。
>>>お姉ちゃん、お姉ちゃんといいながらも、あそこも立派な男性同性愛集団だと思います。
>>>北野武の映画など、男性同性愛のにおいプンプンですけれど。
>>>ちなみにゲイ差別ないです。
>>-----
>>なるほど~。
>>
>>だいたい、「軍団」なんてものを作るところが、成熟していない証拠ですね。


>ゲイ、非ゲイでも徒党を組むのは幼稚ですね。
>派閥とか学閥とか色々種類ありますけれど。


>>私も、住んでいたアパートに日米のゲイ夫婦がいて、仲良かったですから、ゲイ差別はありません。
>>しかし、石原軍団のようにあそこまでゲイ丸出しだと、恥ずかしいですよね。
>-----
>ゲイ丸出しってよりも「マッチョ丸出し」が恥ずかしいです。
-----
なるほど。
ハードゲイなんですね。

(2005.09.22 18:14:00)

Re[1]:ハードボイルドとは(09/17)  
alex99  さん
ばあチャルさん
>>ハードボイルドって、「浪花節」なんだ。

>というのはわかる気がします。でもこんどは「木枯紋次郎」思い出してしまって(笑)

>>「半熟男」

>というのはかわいそう、ちょっと違って

>>心の中の「陰り」というものが

>あり、やさしさ、ナイーブさを秘め持ち、闘いを避けず強くて思わず惚れてしまうような「ガイ」なのでしょう。
>だんだんマジックにかかってきましたよ~。
-----
なんだか、私も思い入れが強すぎますね。

(2005.09.22 18:15:18)

Re:半熟(09/17)  
alex99  さん
オダギリログアウト中さん
>ゆで卵で一番好きなのは何と言っても半熟です。
>とろりとした黄身に滋養溢れるおいしさがある。
>ですから、ゆで卵を作るときは鍋に張り付いています。
>途中で電話などが来て茹ですぎ、黄身が硬く外側が緑に変色してしまうとがっかりしてしまいます。

>半熟は半人前ではなく、味わいがあるという意味で、魅力あるとおもいますけれど。
-----
私も半熟が好きです。
おっしゃるとおり、味がいいからです。

オムレツも、半熟の方が、トロ~リとしていいですよね。

(2005.09.22 18:16:41)

Re:ハードボイルドとは(09/17)  
69’n roll  さん
 こんにちは。私もハードボイルド小説が大好きで、フリップ・マーロウもいいけど、いちばんのお気に入りはアル中を克服した探偵マット・スカダーですね。「1滴でも飲んだら、もう死ぬしかない」という、壮絶なやせ我慢ぶりが泣かせます。マーロウを演じたエリオット・グールドも、スカダーを演じたジェフ・ブリッジスも、なかなかよかったなあと思います。

 それはさておき、「やせ我慢の美学」とは、うまいことをおっしゃいますね。まことに同感です。

「やせ我慢」ができて、「困った顔」が魅力的な男性が好きなんですけど、なかなかいませんねー。 (2005.09.22 18:56:17)

Re[1]:ハードボイルドとは(09/17)  
alex99  さん
69’n rollさん
> こんにちは。私もハードボイルド小説が大好きで、フリップ・マーロウもいいけど、いちばんのお気に入りはアル中を克服した探偵マット・スカダーですね。「1滴でも飲んだら、もう死ぬしかない」という、壮絶なやせ我慢ぶりが泣かせます。マーロウを演じたエリオット・グールドも、スカダーを演じたジェフ・ブリッジスも、なかなかよかったなあと思います。

> それはさておき、「やせ我慢の美学」とは、うまいことをおっしゃいますね。まことに同感です。

>「やせ我慢」ができて、「困った顔」が魅力的な男性が好きなんですけど、なかなかいませんねー。
-----
ありがとうございます。
ただ、思いつきでえらそうなことを書きましたが、私のハードボイルドは、マンハント誌どまりで、名作なんてあまり読んでおらず、69’n rollさんのレベルではありません。

私などは「やせ我慢」が出来なくて、「困った顔」ばっかりの男です。
こういう男なら、ザラにいますよ~。

(2005.09.22 19:29:25)

Re[1]:ハードボイルドとは(09/17)  
kelly さん
>kellyさんの日記を読んで、ひらめいた。
>ハードボイルドって、「浪花節」なんだ。
-----
おお、いつの間に・・・・書き込みありがとうございました。

それに付け加えるとすれば、過剰なまでの凝り固まった自意識=切ない滑稽さ があればカンペキです。

関係ないけど、ハードゲイって人を初めて見ました。けっこうツボにきてます。(笑..... (2005.09.22 20:03:02)

Re[2]:ハードボイルドとは(09/17)  
alex99  さん
kellyさん
>>kellyさんの日記を読んで、ひらめいた。
>>ハードボイルドって、「浪花節」なんだ。
>-----
>おお、いつの間に・・・・書き込みありがとうございました。

>それに付け加えるとすれば、過剰なまでの凝り固まった自意識=切ない滑稽さ があればカンペキです。

>関係ないけど、ハードゲイって人を初めて見ました。けっこうツボにきてます。(笑.....
-----
また、ハードボイルドって、みんなの人生かもしれませんね。
だれでも、感情を抑制して、やせ我慢で生きている。

(2005.09.23 05:33:28)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

カテゴリ

カテゴリ未分類

(1)

🔴 【ニュース・時事・政治・経済・社会】

(1733)

🔴 【ベトナム戦争 サイゴン駐在時の想い出】

(117)

🔴 【ウクライナ戦争・ロシア】

(226)

🔴 W【女性】記憶の中の女性 恋愛・セックス

(53)

🔴 B 【ブログ】【 You Tube 】

(433)

🔴 B 【ブログ 過去ログ復刻】

(53)

🔴 B 【本・読書・文学】【朗読】

(301)

🔴 C 【カメラ】

(179)

🔴 C【中国】 尖閣 台湾有事

(133)

🔴 C 【文化・歴史・宗教】

(279)

🔴 D 【災害・温暖化・地震】

(116)

🔴 D 【防衛と安全保障】 改憲・沖縄

(183)

🔴 G【ゴルフ】

(63)

🔴 J 【日本】【考古・人類学】

(256)

🔴 M【メモ・サブノート】

(316)

🔴 ME 【私自身のこと】

(93)

🔴 M【中東】原油・テロ・宗教

(44)

🔴 M 【音楽】ジャズ・クラシック・ポップス

(371)

🔴P【PC  パソコン】

(28)

🔴 S【科学】【宇宙】【未来】

(93)

🔴 S 【独り言】 【日記風】

(58)

🔴S スマホ

(29)

🔴V【バレーボール】【迫田さおりさん】

(41)

A【芸術・美術】音楽以外

(24)

A 【米国】

(273)

A【米国】での想い出

(9)

A【オーディオ・ステレオ】

(7)

C 【CAR】車

(13)

C 【知的生産・情報カード】

(159)

D 【ダンス・バレー】【フィギュアスケート】

(35)

E 【情報機器・家電・TV・ブルーレイ】

(60)

E【東欧】および 東欧での想い出

(33)

E 【エネルギー・資源・環境】 原発・太陽光発電・原油・水

(101)

E 【食物 飲み物】

(44)

E【英語】英単語 英語表現

(98)

E 【英国】および 英国での思い出

(28)

F【好きなこと・趣味・落語・遊び】

(63)

F【フランス】および フランスでの思い出

(6)

F【外国】での想い出

(36)

H【野球  阪神タイガース】

(116)

H【健康・医学情報】

(197)

H 【人類・人類史・ 脳科学・人種・民族】

(111)

J【日本】での想い出

(78)

K【韓国】【北朝鮮】反日 慰安婦 徴用工 ベトナム虐殺

(237)

L 【言語】【日本語】【他言語】

(124)

L 【人生】【死生観】

(100)

L 【生活情報・実用情報】

(29)

M【マネー】【ビジネス】

(92)

M【中東】での想い出

(33)

M【映画】 女優

(92)

N【北朝鮮】安全保障 拉致問題

(51)

R 【人種差別】米国黒人 反捕鯨

(17)

O【アウトドア・キャンプ】【サバイバル】

(35)

P【パンデミック】【CIVIT-19】

(515)

P【名言・格言・諺・言葉の力】

(8)

S【SOUND・自然・癒しの音・自然】

(22)

S【スポーツ】 【武道】

(114)

T【思考・知性】【心理学】

(22)

T【旅行】 海外・国内 海外移住

(129)

V 【過去ログ 迫田さおり選手 その1】

(187)

V 【過去ログ 迫田さおり選手 その2】

(391)

W【戦争】 原爆・戦争責任・戦争犯罪

(7)

【シニア】

(1)

日本のタブー

(5)

G GOOD BUY 買って良かったもの

(0)

j 日本 すごい

(1)

J【日本航空123便墜落事故】

(3)

Z 在日問題

(0)

コメント新着

alex99 @ Re[1]:不純な動機の 16時間ダイエット(06/25) tckyn3707さんへ 食べ順ダイエット です…
tckyn3707 @ Re:不純な動機の 16時間ダイエット(06/25) おばんです。 私が家内の指導の元行って…
ケルンコンサート @ Re[2]:60余年ぶりの高校同窓会(06/23) alex99さんへ >私もガッカリ(笑) で…
tckyn3707 @ Re[2]:60余年ぶりの高校同窓会(06/23) alex99さんへ おはようございます。 全…
alex99 @ Re[1]:60余年ぶりの高校同窓会(06/23) tckyn3707さんへ 高校の同級生や部活の…
alex99 @ Re[1]:60余年ぶりの高校同窓会(06/23) ケルンコンサートさんへ >バスケッ…
tckyn3707 @ Re:60余年ぶりの高校同窓会(06/23) おばんです。いやー高校の同窓会とは羨ま…
ケルンコンサート @ Re:60余年ぶりの高校同窓会(06/23) おおおおおお!、待ってました!! と言…
alex99 @ Re:ケルンコンサートさんのブログ記事をお借りして(05/28) >男子は夜まで5次会、6次会と盛り上がっ…

プロフィール

alex99

alex99

お気に入りブログ

日本人は老後の生活… New! tckyn3707さん

『女と男の大奥』1 New! Mドングリさん

図書館の本 New! ぼちぼち7203さん

無事、出産 New! ひよこ7444さん

日本滝百選(宇佐市… New! トイモイさん

『時の扉』 ばあチャルさん

YouTube映画 "【本… ケルンコンサートさん

カレンダー


© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: