【不眠症カフェ】　Insomnia Cafe

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2005.10.21

守旧派の老人臭

(6)

テーマ：考えたこと　想い出したこと　読んだ本(435)

カテゴリ： 🔴 【ニュース・時事・政治・経済・社会】

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野中元幹事長、1億円授受の会合出席を否定・ヤミ献金事件
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　自民党旧橋本派（平成研究会）の1億円ヤミ献金事件で、政治資金規正法違反（不記載）の罪に問われた元官房長官、村岡兼造被告（74）の公判が24日、東京地裁（川口政明裁判長）で開かれ、野中広務・元自民党幹事長（80）が弁護側証人として出廷した。日本歯科医師会（日歯）側からの1億円授受の会合を「記憶は全くなく、別の会合に出ていた」などと述べ、出席を否定した。

　9月27日の青木幹雄・同党参院議員会長（71）、10月11日の橋本龍太郎元首相（68）の尋問に続き、事件への関与を否定した。

　野中元幹事長は2001年7月の日歯側との会食への出席を否定し、「当日は民放幹部や総務省関係者と都内で会食していた」などと証言。さらに、日歯側に領収書を出さず、政治資金収支報告書への献金不記載を決めたとされる02年3月の派閥幹部会について「手帳を調べたが、記録にない。記憶もない」とした。
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先日も、TBSの時事放談の後藤田氏の追悼番組で、大いに後藤田氏を称えつつ、ぬかりなく自分の「業績？」をも肯定し、返す刀で現小泉政権を激しく批判していた野中氏だが、引退したはずであるのに、いつまで鉄面皮な嘘をつき続けるのだろう？

この事件！に関しては、この、元首相を含む自民党のトップ実力者の三人が、「本当の事を言っている」とは、国民の100人が100人、思っていないはずである！

特に野中氏のような、闇将軍と呼ばれた大政治家？が、自分の「黒革の手帳？」だけで、スケジュールをコントロールしているはずがない。
野中事務所の、スケジュール担当秘書の持っている大きなスケジュール用のダイアリーに、一億円授受のアポイントが記載されているに決まっているのに、検察に、政治的配慮でそれを捜査もしないで、みのがしてもらっているだけであって、これは橋本龍太郎元首相も、青木幹雄・自民党参院議員会長も同様である。

ただし、橋本・青木両氏が、「記憶には無いが、事実はそうであったのかもしれない」などと言い、事実上、認めているのに同然であるのに比較して、野中氏は、格別に悪質である。

思えば、この三人および、今や無力化した古賀誠人氏や新党を結成した亀井氏などは、いわゆる守旧派の最たるものである。

よかれ悪しかれだが、マドンナや刺客を含めた小泉チルドレンが目立つ現在の国会の中では、彼等の旧弊な政治家ぶりが、なおさら醜悪に見えて、若い女性のいやがる老人臭がふんぷんとすると言うものだ。

小泉改革スィングも功罪があるだろうが、とにかく古いボスがほとんど討ち取られ、その派閥が崩壊し、代わりに、太蔵君を含め、若い小泉チルドレン達が、紅衛兵のごとく徒党を組んでいるのを見ると、とにかく、様変わりではあると思う。