【不眠症カフェ】　Insomnia Cafe

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2006.01.16

風邪なのかな？

(8)

テーマ：考えたこと　想い出したこと　読んだ本(430)

カテゴリ： 🔴 Ｍ【メモ・サブノート】

いや、風邪ではないかも知れない。
扁桃腺炎かも知れない。

少なくとも、たまゆらさんのように、「悪質な」インフルエンザでは無いと思うが、喉が痛くて、声がでなくなって、いや、全然出ないというのでもないが、迫力の無い小音量の「声」がやっと出る程度である。

もともと私は父譲りの咽喉や気道が弱くて、ときどきぜんそく状態になることがある。
運の悪い冬は、半ばぜんそく患者である。（って、普通はそれを「ぜんそく」と言うんじゃないの？）

これはロンドン駐在をしていたときに「発病」した。
当時は妻との不和がピークに達していて、非常に「不幸」だった時期だ。

あれあれ！
「今日は風邪だから、神様が休めと言っているのだから、今日一日、完全休養をしよう！」と思いながら何気なくＰＣに向かったら、私の指が、キーボードがこんな事を書き出した。
例によって、これは私のせいではない。
私の指や、キーボードが勝手に書くことだから私が責任をとらなくてもいいと思う。
（ちょっと自信がないが）

とにかく、当時は、微熱と咳が取れなくて、それに疲れて、ある朝、出勤前に近所の病院へ行ってみた。
病院と言うより、診療所と言った方がいいぐらいの小さな病院である。
こういう冬の時期には、日本と同じで風邪をひいた子供がお母さんに連れられて大勢きている。
男性はせいぜい老人ぐらいで、私のような出勤途上といった服装相をした男性は、私以外にはいない。

担当の医者は女医さんであった。
中年の落ち着いた上品な人で、あまりいろいろ自分からは言わずに、私自身の説明をゆっくり聞いている。
それから会話を交わしたが、穏和で、丁寧な物言いをして、ほほえみを絶やさない。
それに知的な美人でもある。

ちょうど妻の激しい性格に悩んでいたときだったから、この女医さんの暖かさが心にしみた。
「そうなんだよな　女性って本来こんなものだよな」
診療所を出て、通勤の地下鉄駅へ向かって歩きながら、そんなことを心の中でつぶやいた。

抗生物質などをもらってみたが、結局そのロンドンの冬は、微熱と咳がとれないままだった。

もともと弱い喉と、ロンドンの冬の気候と、妻とのストレスが複合したのだろうと思おう。
その時に気管を痛めたのだろうと思うが、以後、二・三年にいっぺんはこれに近い症状が出る。

微熱はそれほどでもないが、咳がとまらないという症状である。
一日中咳をしていると、心臓が痛くなるし疲れる。

特に寝床に入って身体が温まると激しくなる。
咳で目が覚めて、睡眠も良質な継続的なものがとれない。
咳止めのシロップなどを飲んでみても、すぐ効き目は無くなる。
薬局ですすめられた漢方薬が比較的効果があった。

今回は、それほど継続性のものではないと思うが、またそう願うが、養生をしなければいけない。

今は微熱は無くなったようなので、もっと体調が回復したら、日記を続けるつもりである。