【不眠症カフェ】　Insomnia Cafe

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2006.03.26

カラオケ　私の声はこんな声？

(8)

テーマ：考えたこと　想い出したこと　読んだ本(430)

カテゴリ： 🔴 Ｍ【メモ・サブノート】

歌ったカラオケが録音されるのだ。

早速、私が実験台にされて、歌ったテープを聴いてみた。

もちろん、知っていたことだが、自分で歌っている声は、耳の骨などの共鳴で本当の声とはちがったものになっている。
だから、録音して始めて、私の真実の声がわかるのだ。

結果は・・・。

そっくりのつもりだった私の声は、プレスリーの声とは、かなりちがっている。
日記で何度も自慢した私の「プレスリーそっくり」の声は、プレスリーそっくりではなかった。
早めに謝っておこう。

○｜￣｜＿

まあ、歌い方は、かなりコピー出来ているのだが、肝心の声がちがう。

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プレスリーの声は、「グレート」・ヴォイス」と呼ばれる、類い希な声である。
有名な歌手であっても、「グレート」・ヴォイス」と呼ばれるほどの歌手は、それほど数多くいない。
ジャズ・ポップス分野で、私が個人的に「グレート」・ヴォイス」と評価するのは、
○ ビリー・エクスタイン
○ ナット・キング・コール
○ サラ・ヴォーン
○ カテリーナ・ヴァレンテ
○ トリオ・ロス・パンチョスのリード・テナー
○ プラターズの初代テナー、トニー・ウィリアムズ
○ コニー・フランシス（甘い？）
○ ブレンダ・リー（甘い？）
○ デル・シャノン
○ ニール・セダカ
○ クィーンのフレディー・マーキュリー
○ ジョニー・ハートマン
○ フランキー・レイン
○ マーティー・ロビンス
○

他にもいるだろうけれど、まずはこのへんで。

「ニューヨークのためいき」のキャッチフレーズのヘレン・メリルや、クリス・コナーも、「グレート」・ヴォイス」かな？

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話がとぎれたが、たかが私ごときの歌声が、プレスリー並みであるはずはないのだが、エコーのかかったカラオケで、そう言う錯覚に陥って（おちいって）いた。
それが白日のもとにさらされたのだ・・・。

と、大げさに言うほどではないが、プレスリーの声は、太く、低く、かなり脂ぎっていて、セクシーで、男性的である。

これは、プレスリーが、多重？混血であることも関係していると思う。
彼には、アメリカ原住民（チェロキー族だったかな？）・スコットランド・スペインなどの血が混じっている。
容貌的にも、そんな感じである。

というわけで、私がプレスリーをコピーしていても、私の声は、プレスリーに比べて、線が細く、艶に欠け、粘りが無く、響きに欠けている。
（もっといっぱい欠けているかもしれないが、ここでは目をつむってもらおう）

だから、私自身の評価として、私のプレスリーバラードのコピーは、かなり善戦はしているが、なにしろプレスリーの「グレート・ヴォイス」あっての曲だから、別物として評価し、これから厳しい研鑽を必要とする・・・と思うのである。
ヴォイス・トレーニングも必要だろう。

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一方、フランク・シナトラなどのジャズ系の歌は、結構いけていると思った。
必ずしも「グレート・ヴォイス」である必要がないし、チェット・ベーカーやメル・トーメのような女性的な声でも、ジャズなら違和感はないからだ。

それと、思いついて歌ってみた小椋桂の曲が、一番、ましだった。

昔、小椋桂が好きで、テープも持っていたのだが、数度の引っ越しで、どこかに行ってしまった。
ふと思いついてその小椋桂を歌ってみた。
もちろん、はじめて歌ったのだが。

ばあチャルさんの日記で、山本周五郎が語られているが、私も昔、一時、山本周五郎が好きになって、数冊、読み続けたことを思いだした。

同じような感じで、小椋桂がラジオで人気だったころを思いだして、小椋桂の曲を歌ってみたのだ。

歌ってみると、小椋桂の歌なら「歌える」と思った。
小椋桂の歌は、それほど難しい曲ではない。

それに、私の声は、小椋桂系？？の声といえるようだ。
ただ、小椋桂の声も、艶とのびがあって、素晴らしい声なので、私の声はそこまで行かないものの、系統として、小椋桂系なのである。（ちょっと強引かな？）

これで、プレスリーそっくりなどというと「詐欺罪」に当たりそうなので、急遽（きゅうきょ）路線を変更して、これからは、ジャズ・ヴォーカルと小椋桂系で行くことを、ここに宣言する。

最初から最後まで独り合点で、申しわけありません。

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