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2006.04.05

ＴＢＳの「時事放談」

(14)

テーマ：考えたこと　想い出したこと　読んだ本(435)

カテゴリ： 🔴 【ニュース・時事・政治・経済・社会】

「一億円受領事件　村岡元長官に無罪判決　橋本・野中・青木氏」に関連するので、極楽とんぼ8581さんの日記「勝谷誠彦のポリスジャパンより」を孫引きさせていただく。

　　　　　　　～～～勝谷誠彦氏のコメント～～～～～
　裁判といえば、日本歯科医師会から自民党に１億円が流れた事件の裁判で、村岡兼造氏に無罪の判決が下りましたね。じゃあ誰に責任があるのかと言えば、誰もが見るのがあのポマード頭だ。なのに彼は判決のその日に中国に土下座しに行っているという厚顔無恥。桜井よし子さんにテレビで「あの人には中国人女性の工作員との過去もあった」と堂々と言われて、反論もしないんだから、元首相という誇りはもとより人間としての尊厳はどこにあるのかと言いたい。

　橋本龍太郎と野中広務という二人が、国内ではどういう金を受け取り、海外のどういう勢力を引き込んで国を売ってきたか。これを清算せずして、80年代からの日本の歴史を語ることはできないでしょう。それなのに対中代表団の団長を務めさせたり、政界のご意見番と持ち上げてみたり、この国はどこまで腐っているのか。
　　　　　　　～～～～～～～～

以下は私の主張である。

ＴＢＳの「時事放談」という政治番組がある。
レギュラーゲストとして登場する政治家は下記のようである。

○　中曽根康弘
○　宮澤喜一
○　故後藤田正晴
○　塩川正十郎
○　野中公務

故後藤田正晴氏について、以前私は、批判的な記事を書いた。
いや、正確には、故後藤田氏を、なんと「日本の国父」と持ち上げるこの番組のスタンスに疑問・不満を感じたのだ。
しかも、上記の「野中公務」が積極的に、持ち上げをしている。

「後藤田氏は日本の国父？」

私はこの番組の上記のゲスト達にはあまり不満を持っていない。
中曽根元首相は、保守派として筋が通っているし、宮澤喜一氏にも、それほど違和感がない。
塩爺こと塩川正十郎氏については、政界を引退してからの彼の発言を、大いに評価している。
信頼に値すると思うし、ジイといえど、頭脳が冴えていることに驚きを感じている。
保守系の番組がいけないわけではない。

私が不満なのは、「野中公務」と「司会の岩見隆夫」の存在である。

野中公務
1925年（大正14年）生まれ。京都府園部町出身。園部町長、京都府副知事を歴任後、'83年、衆議院議員に初当選。'94年には自民党を政権の座に押し上げ、自治大臣・国家公安委員長を務めた。以降、自民党幹事長代理、内閣官房長官等を歴任。'03年10月10日の解散をもって政界を引退する。

岩見隆夫
毎日新聞東京本社編集局顧問（政治担当）。1935年旧満州大連に生まれる。'58年京都大学法学部卒業後、毎日新聞社に入社。論説委員、サンデー毎日編集長、編集局次長を歴任。

この闇将軍と恐れられ、恫喝の政治家とよばれ、北朝鮮の代理人として利益を得たのではないかという人物。
しかも今回の一億円受領事件では、実行犯！のひとりである。
村岡元長官をスケープゴートに仕立てたのである。（と言われる）
その野中を岩見は、レギュラー・ゲストとして迎えて、「国士」としてご意見を拝聴しているのである。

この番組が、一日も早く消滅することを祈っているが、それが叶わないならば、橋本元首相も、「国父」として、ゲストに招いてはいかがか？

こくし 1 【国士】　　Goo辞書
(1)身命をなげうって、国事を憂え奔走する人物。憂国の士。
(2)一国の中で、特にすぐれた人物。

こくふ 1 【国父】
国民から父のように尊敬される人。