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2006.10.01

【復刻日記】　クリスマス・イヴだが、「不幸」な人

(2)

テーマ：考えたこと　想い出したこと　読んだ本(428)

カテゴリ： 🔴 Ｍ【メモ・サブノート】

今日は、ちょっと笑えるものを。

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【復刻日記】　　クリスマス・イヴだが、「不幸」な人。

クリスマス・イヴの真夜中、何げなくテレビをつけたら、明石家さんまが、一時噂になった八木亜希子元アナウンサーと「不幸自慢」みたいな番組をやっている。
クリスマス・イヴなのに不幸な視聴者が電話をしてきて、自分の不幸を話して、その不幸がすごく不幸で、合格点？なら鐘が鳴ってプレゼントをもらえるという番組。
私も親の介護ばかりで何もいいことはないけれど、かなり不幸な人は多いらしい。

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ある女性。

１２年間一筋につきあってきた相手がいて、３０才になったら結婚しようと固い約束をしていた。
３０才の誕生日にその相手が電話してきて「あの約束覚えてる？」と聞いてきたそうだ。
彼女は冗談で「そんな約束なんか覚えているもんか」と返答。
すると彼が「よかった～！！　実はボク結婚するんだ」と言ったという。
半年前からつきあい始めた女性と結婚することになったとのこと。

鐘はならなかった。

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ある女性。
２５才の人妻。

父親が二年前から行方不明になったという。
今年ふとあるテレビ番組（夜の街で警察はこんなにがんばっている・・・みたいな、よくある番組）を見ていたら、酔っぱらって警官にからんでいる男性が父親だったという。
「でも、お父さんが見つかってよかったですね　それでお父さんは今、帰ってこられたんですか？」と、さんまがたずねる。
「今は府中交通刑務所に入所しています」というのが答え。

鐘がなった。

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ある女性。

会社の旅行で温泉に宿泊。
夜中、ひとりで入浴していたら、ズルッと滑ってしまってお湯の中にもぐってしまった。
あわてて立ち上がったら、浴槽にお湯を注ぎ込んでいるライオンの口に頭がはさまってしまって、抜けなくなった。
ついに救急レスキュー隊まで出動して来て、そのライオンをかち割って助けられたという。
その一部始終をライオンの口のメーカーが写真に撮って、参考までにと言うことで、アルバムが送られて来た。
彼女の受難のその一部始終の写真がのっていたという。
顔はモザイクをかけるという約束だったのに、新聞の犯人の写真みたいに目の部分だけ黒くなっていたと、彼女は怒っていた。

鐘が鳴った。

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フジテレビの川畑アナウンサー自身から電話がかかってきた。
八木さんはもちろん彼を知っているので、「今日はなんだか川畑さんの声がちがうみたい」と言うと、川端アナウンサーが、「伏せっているからです」と言う。
腹痛を調べてもらったら盲腸で、すぐ手術されてしまったという。
まあ、それでベッドに伏せっていて、夜中だから、隣のオジサンの患者に気兼ねして、毛布をかぶって電話しているから、ますます声が変わっているのだという。
さんまの冗談に思わず笑ってしまって、「笑うと傷口が痛いんですよ」と泣いていた。

鐘が鳴って、なんとプレゼントは自動車が当たってしまった。
局アナなのに・・・と恐縮していた。

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ヒロシが電話をかけてきた。
本物。

今夜は彼女に振られてホテルで一人なので、寂しいからかけてきたという。
ファミレスでデートしたが、３０分で帰られてしまって、今は予約した６万円の部屋で一人でいるという。

何回も「ヒロシです・・・」と電話をかけてくるのだが、さんまは声が出ないまま笑い続けて、電話を切ってしまう（不合格）。

でも、また「ヒロシです」・・・。

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出来ちゃった結婚の男。

妻がやらせてくれなくて４年間セックスレスだったが、今年の初めに妻が「豊胸手術をしたいので金を出して欲しい　出してくれたらセックスをしてもいい」と言いだし、同じならと１４０万円も出して上等の手術をしたのに、一度もやらせてくれない上に、「好きな人が出来たから」と離婚されてしまったという。
１４０万円もかけた豊かな胸も、「一度も、もませてくれませんでした」と言う。
今は養育費と、オッパイローン（豊胸手術にローンを組んだ）で生活が苦しいという。

鐘が鳴った。

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ちょっと補足説明をすると

この番組は毎年クリスマス・イヴに不幸な人を対象にして、やっている番組らしい。

鐘はだいたい、さんまが鳴らす（判定）のだが、八木さんも笑い転げながら、手を挙げて判定に参加。
判定内容は二人とも毎回一致していた。

一件だけ、電話の途中で八木さんが「どうもありがとうございました」と言って電話を切った件がある。
それはよく聞いてみると不幸ではなく、むしろ幸せな内容なので切ったのだ。
さすが、八木さん。

もう一つ補足説明

鐘を鳴らした「不幸合格者」はボード上の数字を選ぶ権利が与えられて、そのボードを反転させると商品が書いてある。

川畑アナウンサーなど、同じフジテレビなのに自動車が当たってしまったし、他もテレビとＤＶＤとか、パソコンとＤＶＤとか、みんな結構豪華な賞品なので、不幸の内容もレベルが高かった？。

しかし、不幸のレベルが不合格だと、さんまが電話を切ろうとする。
「あ～～！　待って～！」と不幸さんが悲痛な悲鳴をあげて、「まだ、もっと不幸な話」をしたりする。

オッパイローンの重圧に悩む男には、スノーボードなどのスキーセットがあたった。
さんまが「オッパイの代わりにスキーセットをもんでください」と声をかけると、「はい　もんでみます」と返答していた。

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若い女性

彼女のお母さんは、病院でのレントゲン写真で胸に黒い影が見つかり、再検査をすることになった。
お母さんは心配で泣いていた。
再検査をしてみると、その黒い影はお母さんの黒い乳首が作った影だった。
普通はレントゲンでは出ないはずの乳首だが、よほど黒かったらしい。
病院からの帰りにもお母さんは泣いていたという。
これは屈辱に泣いていたようだ。

他の電話で、その声から判断して、若くて美人らしい雰囲気の女性に、さんまがいきなり「あなたの乳首の色はなんですか？　ピンクですか？」と聞いたら、即座に「真っ黒です」と切り返していた。

みな、できる～。