もうひとつ、今は超有名盤になったヘレン・メリルの【You'd Be So Nice to Come Home To】が入っている【Helen Merrill with Clifford Brown】。 日本ではヘレンは「ニューヨークのためいき」とか「魅惑のハスキーヴォイス」とかの形容がお決まりだが、米国のアマゾンではこのレコードでのヘレンを【breathy】と表現している。 このレコードを聴いていると、本当にヘレンの息づかい・つぶやき・あえぎが耳元で鮮明に聞こえ、悩ましい。 このジャケットは、そんなふんいきを伝えるものになっている。