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2008.08.23

オリンピック　劉翔の棄権　星野ジャパン

(12)

テーマ：考えたこと　想い出したこと　読んだ本(437)

カテゴリ： 🔴 【ニュース・時事・政治・経済・社会】

・・・・・・・・・
「私はアジア人の代表だが、その中に日本人は含まれない」
アテネで金メダルを獲得して、こういう政治的な反日コメントをした「スポーツマン」、中国の劉翔が110米障害決勝で負傷？棄権した
「ざまを見ろ！」が私の本音である
もっと取り澄ましたことを書くとかっこいいだろうが、全国紙の社説とちがって、「ブログ」は個人的な本音を書く場である

この男、決勝のスタートで、しきりにふとももに手をやって顔をしかめたりしていたが、故障した箇所はアキレス腱だったはず
「立つ事もできなかった（ほど痛がっていた）」とコーチが「涙ながら」に説明していたが、棄権した後でスタジアムの外に退場していく時は、スタスタと、なんの支障もなさそうに歩いていた
負傷は本当だろうが、なんだか、納得できなかった

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●　星野ジャパン、完敗
韓国に６－２
終盤、藤川・岩瀬・涌井がガンガン打たれた
一方、日本は打てない
日韓のレベルが逆転したようだ

あまり興味が無かったオリンピックでの野球だが、日本は日韓戦に限らず良いところがなかった
日本の野球が地盤沈下しているのではないだろうか？
特に打者のパワー不足が目立つ
まあ、野球に限らず各種目で日本人のパワーとスピード不足が目立った
これは民族的なものだから、あきらめざるを得ない
体重制の種目にしか可能性は無いかもしれない

星野の采配にも疑問を感じた
日韓戦の終盤、藤川・岩瀬・涌井が打たれた
この試合では負けたらもう終わりなのだ
打たれ始めたらたらすく交代させるべきではなかったか？
結果的に打たれっぱなしの投手をさらしものにしてしまった
もっとも、好意的に見れば名誉挽回の機会を与えようと情をかけたとも見て取れる

星野の弱点はこの､肝心な場面で見せる思いがけない「情」である
だから、リーグでは優勝しても、いまだに日本一の座と無縁である
例えば、阪神の監督として出場したかっての日本シリーズで、衰えが見えてシーズンの後半戦には未勝利だった伊良部を二試合も登板させた
当然、二試合とも負けた
私はあのシリーズでの星野は戦犯だと思っている
4勝で日本一となる日本シリーズで2敗しては、勝てるはずがない

自分が阪神に招いた伊良部を男にさせたかったのかも知れない
皮相的にみれば、伊良部を信頼する自分が間違っていなかったと証明するために貴重な舞台を使ったのかもしれない

今回、前回のアテネとほとんど同じメンバーを選んだ
実力・実績からすれば他の選手の追加も考えられた
しかしチームワークを重視したのである
その典型的な例が巨人の上原の選考である
これには上原本人が驚いただろう
今シーズンは二軍調整の上原である
「おれが一週間で立ち直らせてみせる」
こう豪語したが、これでは上原を二軍にやった巨人の原監督の面子がない
（巨人の事はどうでもいいのだが）（笑）

私でも野球というスポーツにおいて、チーム一丸となるチームワークが大きな力を発揮することは知っている
しかし、それでも基本はやはり実力主義であろう
その上で､チームワークでしっかり締める
情で、選手を信頼しすぎても失敗しがちである

いろいろなことを考えさせられた