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2010.02.26

日本人の英語　tak-shonai さんのブログ

(15)

テーマ：考えたこと　想い出したこと　読んだ本(431)

カテゴリ： 🔴 【ニュース・時事・政治・経済・社会】

tak-shonai さんのブログ（楽天でない方）

私はそこで、下記コメントを入れました

　　　　　　　――――　◇　――――

紹介していただき恐縮です

さて、豊田のプリンスですが・・・

公聴会の後、工場で行員を激励？する際も原稿のまる読み
これはまずいでしょう～
公聴会の通訳使用は、答弁の時間を稼ぐという効用はありま
しかし、工場では内輪の場ですよ
原稿無しで、英語で話すべきです
MBA である事は、みんな知っているし、米国では、それが礼儀だと思いますがね～
しかし、それができない英語力なんでしょうね～

公聴会冒頭での挨拶の英語も､原稿の棒読みで､いくら聴いても意味がわからない、めちゃめちゃな発音部分もあった

MBA なのに、この英語
豊田からの寄付金に免じて大学からもらったものかと、疑ってしまいます

私が言いたいのは､言葉は能力なり
少なくとも、そう評価されることが多いと言う事です

日本人も､日本語をしゃべる外国人（中国人や韓国人など）の知性・教養を､思わずその日本語のレベルで判断する傾向があるでしょう
私の経験では､米国人も一緒ですよ
それが現実です
人間の教養や能力は、ほとんど、その言葉を通じて評価されるものですからね

もし原稿を棒読みするのなら､事前学習はたっぷりやったのですから、日本人は発音記号をみんな、中学で習ったはずですから、せめて棒読みの際の発音だけでも正確なものにすべきだった

米国は移民の国ながら、WASP が中核ですし、人種差別のある階級国家です
米国人にとって、外国人が英語をしゃべる際、流ちょうさは無くても､発音や文法において正確な英語であれば、ネイティブでないハンディキャップがあるかまあしょうがないか・・・と理解してくれます
それに､発音と文法がしっかりしていれば､教育はちゃんと受けていて知性はあるんだと､評価してくれます
その点、黒人への差別は､黒人英語というものも一因だと思います

やはり、がっかりですね
現代技術の粋を集約した自動車メーカーのトップ、それもMBA 取得者でも、日本人の知力はこんなものだと思われては､トヨタの技術への信頼にも関わると思います

　　　　　　　――――　◇　――――

以上は､tak-shonai さんのブログにおける私のいけんですが
これから、私の追加意見です

人間同士のコミュニケーション・ツールは言葉です
そのツールをうまく使用できなければ
○ コミュニケーションも取り難い
○ 自分の表現もできない
○ 相手からの評価も得られない
○ 種々の不便を強いられる

それに、外国、特に米国で英語ができないと、それなりのハンディキャップがあります
それは覚悟しなければいけない

米国は､移民の国で､米国人も、はじめから英語をしゃべる英国系以外は､一種平等に、グラスルーツで､英語能力を自己責任で身につけながら、米国民になってきた人間です
だから、外国人の下手な英語には容赦がない
ベラベラ早口でしゃべってきます
自分もそ～ゆ～状況を生き抜いてきたのですから

それに比べると、紳士の国？英国では、外国人にはハードルを下げて、易しい英語で対応してくれます
国民性の違い､国の成り立ちの違いでしょう

　　　　　　　――――　◇　――――

それはともかく、「日本人は日本人の英語でいいんだ！」と言う説があります
「堂々と日本人の英語でしゃべろう」とも言います
それに、小中学校の教育において､日本語教育が大切で英語など､その後でいいという意見が多い

まず、「日本人の英語」ってなんでしょう？？
たぶん、カタカナの発音で、日本語のアクセントでしゃべる英語？でしょう
語彙も少なく（笑）訥々とした
それはいいんですが・・・

しかし、もしアメリカ人がアメリカ訛りの強い日本語で我々にしゃべってくれば、理解しづらいでしょう
これ当たり前ですよね
それと同様に､日本人の英語は､ネイティブスピーカーに不必要な､一方的な負担・迷惑をかけているわけです
それなのに、それでよし・・・とは、自分勝手ですね
日本人の英語で大丈夫ですという意見に根拠はない
結果オーライでも、それは、相手の厚意と努力のおかげです

ただ、英語能力の向上は､それなりの機会と努力が必要です
簡単にはうまくならない
それは､一般人にとってあたりまえです
それなら、語彙や流ちょうさなどはあきらめて、せめて発音と文法ぐらいは､中高の授業で習得したもので､ていねいに話してはどうでしょう？
これは誰でもできるはずです
また、これなら、米国人から一定の評価をもらえる

それに、英語は､今や世界語ですからね
少しでも英語を使う機会がある人は､まじめにやりましょう（笑）
私はもう、英語を使わないので、いいんですけれどね