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2014.12.15

くら替え佐藤ゆかり氏当選「保守取り戻す地元の熱意」

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カテゴリ： 🔴 【ニュース・時事・政治・経済・社会】

くら替え佐藤ゆかり氏当選「保守取り戻す地元の熱意」
朝日新聞デジタル

　解散直前に参院議員からくら替えを決めた自民元職の佐藤ゆかり氏（５３）が大阪１１区で元官房長官の民主元職、平野博文氏（６５）らを破った。
大阪府枚方市の事務所で、「本当に戦えるのか、という状況でのスタートだったが、保守政治を取り戻したいという地元の熱い気持ちの中で戦い抜くことができた」と語った。
　２００５年の郵政選挙で野田聖子氏（５４）の地元・岐阜１区で立候補し、比例復活で初当選。「小泉チルドレン」として注目を浴びた。
０９年の総選挙は東京５区で落選。１０年の参院比例区で政界復帰していた。

　　　――――　私の意見　――――

菅直人の落選及び比例での最終当選、渡辺喜美氏落選の落選など、面白いことはあったが
「選挙的」に、
一番驚いたのは､この佐藤氏の当選

・　解散直前に参院議員からくら替えを決めた
・　選挙区の民主王国・大阪１１区（枚方市）には、縁も｛ゆかり」も無いのに

それなのに、落選以来、コツコツと地道な努力を続けて来た
・　元官房長官の民主元職、平野博文氏（６５）らを破った

これは、選挙の常識を越えたものでは無いだろうか？
しかし、こんな無謀とも思える大冒険をした当人には
よほどの決意（今まで比例当選ばかり、小選挙区で当選を果たしたいという）があったのだろうが
投票した住民の方も､
典型的な落下傘候補である佐藤氏がどんな人物であるか、
どの程度、知っていたのか？疑問でもある
ポスターの顔が美人だった
その程度の事かも知れない（笑）

私は､もちろん、知っているが
以前、このブログで､小泉チルドレンの女性達の英語力
と言うテーマで､取り上げたひとりである
この人は、実力がある､頭がいい､真面目である
当選は不思議だが、当選はよかったと思っている
組閣で､案外、抜擢される可能性もあるかも知れない
なにしろ、比例から、直前の鞍替えで､小選挙区で勝ち上がって
民主王国での驚きの当選を成し遂げたのだから､党内でも､一目は置かれるだろう

　　　――――　大阪11区　――――

大阪11区
枚方市
交野市

中選挙区制度時代は旧7区に属していた。

大阪市への通勤・通学者が多いベッドタウンであるほか、パナソニックグループ関係の就労者も多く住んでいる。第41回から5回連続でグループ中核の松下電器産業出身で中村正男の秘書であった平野博文が制し、第44回を除き自民党候補の比例復活を許さないほどの大阪屈指の民主王国であった。

しかし、第46回では日本維新の会新人の伊東信久が初当選し、平野は比例復活も出来ずに落選した。

（ピンクのスーツの井脇ノブ子氏の選挙区でもあった）

　　　――――　略歴　――――

経歴的には、スーパーレディーである

略歴
1961年 - 東京都世田谷区生まれ
1980年 - 不二聖心女子学院高等学校卒業。
1980年 - 上智大学外国語学部フランス語学科入学。
1986年 - コロンビア大学 School of General Studies 卒業(上智大学からの編入) 。
1988年 - コロンビア大学大学院国際関係学修士課程修了。
1998年 - ニューヨーク大学大学院経済学博士課程修了。Ph.D取得(金融経済学専攻)
　　　　　佐藤隆三教授、ベン・バーナンキ客員教授、ポール・ワクテル教授から指導を受ける。
1998年 - 日興ソロモン・スミス・バーニー証券(現日興シティグループ証券)入社。
2002年 - JPモルガン証券入社。
2004年 - クレディ・スイス・ファースト・ボストン証券(現クレディ・スイス証券)入社。
2005年 - 第44回衆院選に自民党から立候補。選挙区・岐阜1区で落選。比例東海ブロックで復活当選。
2005年 - 11月、党幹事長補佐に就任。
2006年 - 10月、党副幹事長(～2007年8月)。
2009年 - 第45回衆院選で東京5区から落選。
2010年 - 第20回参院選比例代表で初当選。

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