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2017.07.20

日本の常識は世界の非常識

カテゴリ： 🔴 Ｊ【日本】【考古・人類学】

よく、「日本の常識は世界の非常識」などと言うが
何も、日本がすべてに於いて世界に、
世界のいわゆる先進国諸国に
劣っている訳では無いことは言うまでも無い

ただ、本当に、自分自身の体験で、それを実感している人がどれだけいるだろうか？
いわゆるパックツアーで、慌ただしく諸国を駆け足で旅行する日本人の外国体験なるもので
その国の本質が見えるとは、私には思えない

ある程度の駐在などの長期滞在で、定着型滞在において
日常生活における現地人とのコミュニケーションを通じて
日本と外国との違いがわかるものだと、私は思う
歯に衣を着せずに言えば
現地の言語または世界語たる英語のあるレベルの能力無くして
それはあり得ない、とも思う

まあ、前置きはいいとして
私は、実感として、日本の常識は世界の非常識
であることは、まだ、多々、あると思う

　　ーーー　◇　ーーー

そのひとつである日本の左翼
私は、海外で諸外国の人間と意見交換をしてきたが
旧共産圏の人々でさえ
自国の軍備が脆弱で小規模であればあるほど良い
それが世界平和に寄与する
などという思考が「日本の左翼」の思考形態である事を説明すると
彼らはみな「信じられない」と不思議がっていた
つまり、日本の左翼は、世界でも珍しい
【売国奴タイプの左翼」なのである

しかし、当の左翼人達は
そういう日本の左翼の特殊性については
微塵も知らないし、意識していない

どの国にも左翼は存在するが
それはすべて、愛国的左翼であって
日本の左翼のような「売国奴的左翼」
「結果的に近隣の仮想敵国（中国および北朝鮮、韓国も含む）（笑）を利するような主張スタンスをとる左翼」は存在しない
なぜ、このような、奇妙な左翼が生み出され定着しているのか？

一つには、
戦前の朝日新聞のように、先頭を切って
「鬼畜米英」などと、軍事的動きを先導した日本のジャーナリズムの
過剰な反省からの左翼スタンス、であろう

極右から極左までの極端な転向（笑）
朝日新聞こそ、やはり、日本の知性の殿堂ではある（笑）
機を見て敏なること
これこそ、本物の知性というものであろう（笑）

もう一つは、ケント・ギルバート氏も最近、その著書で主張しているようだが
日本を占領し植民地として支配したGHQの民政局の
日本を決して再び軍事大国化させぬ様に、骨抜きにするという徹底した洗脳工作が
未だに、日本を完全支配している事

元々、日本人は、周囲がどうあっても自分独自の思想を持つ
と言うことが少ない
そもそも、思想なるものはあまり持たないし
政治的な判断は、足して二で割る感覚的なもの
一度、米国の洗脳で部録無き平和が可能であると思い込んだら
その馬鹿の壁（笑）を打ち破ることは極めて困難
丸腰＝平和、と言う世界的には誠に奇妙な思考が
日本では何の不思議も無く浸透している

　　ーーー　◇　ーーー

これだけ、中国および北朝鮮の脅威が迫っても
日本の国民は、未だに、世界の珍品らる憲法第九条を後生大事に抱え込み
改憲機運はあまり見られない

その賢明なる日本国民の今の最大関心事は、一体、何なのだろう？

CNNやBBCを視聴していると、侃々諤々の大議論になっている世界の大問題である

ISISからのモスルのの奪回と解放
トランプ・プーチン会談
トランプの義理の息子がロシアと接触していた
日本/EC間のEPA締結

これらのどれでも無いどころか
民共（民進党と共産党）があれほどこぞって反対した「共謀罪」
の可決をもって推進される
日本のTOC条約締結
でさえ無い

ワイドショーやニュース番組が
こぞって全力で報道しているのが
例の二つの学園騒動
森友学園
家計獣医学部
問題である（笑）
いやはや（笑）

まさに愚民（笑）

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