ーーー 記事 ーーー
【鬼筆のスポ魂】中田翔のFA獲得見送らせた「若虎」 中谷、大山、坂本らに成長の兆し、費用対効果も低く…
産経新聞
結論は「見送り」。金本阪神が今オフのフリーエージェント(FA)補強による中田翔内野手(28)=日本ハム=の獲得を見送るという。球団幹部によると夏の長期ロード最終カードの巨人戦(東京ドーム、8月25〜27日)の期間中、球団幹部と金本知憲監督(49)らが東京都内のホテルに集結。来季の金本体制に向けた補強プランを話し合った。補強策のメインテーマとしてFAに関するスタンスも議題に上がった結果、中田だけでなく野手のFA補強自体が見送られることになったというのだ。
「最初から金本監督があまり乗り気ではなかった。一部で『中田を獲(と)るべきだ』という声もあったけど、改めて球団、現場が集まって話し合った結果、獲らない方向で一致した」
阪神球団の関係者はキッパリと言い切った。
今後、戦力の切り替え策などで日本ハムが金銭トレードや交換トレードで中田を放出する方向に舵(かじ)を切った場合、交渉のテーブルに就く可能性がわずかに残されているものの、現実的には阪神と中田の「合体」はなくなった。
当初、阪神球団は中田のFAに備え、補強資金の捻出を「予算案」として本社に具申していた。中田の今季年俸は推定2億8千万円。他球団が獲得するためには人的補償が伴うAランクの選手。もし獲得に乗り出すなら長期契約の提示で総額20億円超の資金が必要だった。 しかし、今季の成績不振と来季以降も継続する「生え抜きの若手育成路線」が阪神のスタンスを「見送り」に落ち着かせた。
中田は106試合出場時点(4日現在)で
打率・210、本塁打16本、打点62。
2014年から昨季まで3シーズンは本塁打27本、30本、25本。打点は100、102、110をマークしていたが、今季は開幕から調子が上がらなかった。8月17日に出場選手登録が8年に達して国内FA権の資格取得条件を満たしたが、「(権利行使については)まだ全く何も考えていないので、分からないです」と進路については明言を避けていた。
阪神球団は中田の今季の打撃内容から「費用対効果に疑問がある」という意見が大勢を占めたもようで、積極的に獲得を推す幹部は誰もいなかったという。
さらに生え抜きの若手育成路線を提唱して今季が2年目。中谷や大山、坂本らが成長の兆しを見せ始めた。
中谷などは112試合出場時点(同)で
打率・246、本塁打18本、打点52をマーク。
もし20本塁打に届けば、生え抜きの右打者では06年の浜中(20本塁打)以来となる。ドラフト1位ルーキーの大山も4番に座る試合が増えてきた。捕手では春先の右手骨折で出遅れていた坂本がスターティングメンバーに定着。金本監督ら首脳陣が我慢して起用してきた若手の中からポツポツと芽が出始めてきた。
「中田を獲れば、昨オフの糸井(オリックスからFA獲得)に続き他球団の大物選手を獲得することになる。金本監督を招いて球団としても本腰で生え抜きの若手育成をテーマに掲げているのにそれに逆行することになる。いろんな意味でGOサインは出しにくい」(球団関係者)との背景もあった。 いわば中田は中谷、大山らが「見送らせた」のだ。(特別記者)
ーーー 私の感想 ーーー
上の数字を見ても
中谷の成績が、打点以外では、中田を上回っている(笑)
金本監督としても
自分の育成路線で
● 抜擢して我慢して使ってきた中谷が、ここへ来て本塁打量産
● 投手では無くドラフト一位に指名した打者大山が新人ながら四番定着
さらに、
● 中谷・大山はまだ若くて、伸びしろがタップリある
中田など邪魔になるだけ(オイオイ)
記事 スポーツ 女子体操パワハラ問題で… 2018.09.01
記事 腐っていたのは山根前会長だけでな… 2018.08.09
日本ボクシング連盟 役員 2018.08.07 コメント(4)
PR
カテゴリ
コメント新着
フリーページ
カレンダー