私は、このところ、同じような記事を書いているが
下記の記事は、引用
極めて正確な分析で参考になる
北朝鮮と米国のチキンゲームの末路は?
ーーー ある記事からの引用 ーーー
今後の外交努力によって北朝鮮の非核化が達成できない場合、同盟国である日韓に及ぼす影響を慎重に考慮したとしても、「米国第一主義」を掲げるトランプ政権が軍事行動をためらう最終的な理由にはならないのである。
中露や北朝鮮に誤算があるとすれば、その点であろう。
中露が支援して日米から突きつけられている北朝鮮に対するレッドラインを回避できたとしても、
米国はすでに北朝鮮によってレッドラインを突きつけられている以上、軍事的選択肢を放棄することはできないのである。
その際、「朝鮮半島の非核化」が国連安保理事国の共通した目標であったとしても、米国による軍事攻撃は、北朝鮮が金王朝体制存続のために全面対決を躊躇(し)ない可能性が大きいことから、核ミサイル(およびその関連施設)だけを標的にした限定攻撃にとどめることはできない。
金正恩の斬首作戦による体制転覆はもちろんのこと、
韓国の首都ソウルを火の海にすると豪語する軍事境界線沿いに配備された1万3600両といわれる大砲や多連装ロケット砲の一挙制圧、
陸海空軍基地や地下に造られた攻撃拠点・兵器弾薬庫の破壊など、
国土が消滅するくらいの全面攻撃になることは避けられないのではなかろうか。
その結果、中露は、米国が隣人となりかねない地政学的最悪の条件を受け入れるか、それとも、北朝鮮を支援して何らかの形で米国との軍事衝突に介入するかの重大な選択を迫られことになる。
つまり、中露の賢明な選択は、日米が要求する対北朝鮮石油禁輸を受け入れて、米朝両国がギリギリまで追い込まれる、正面からの「チキンゲーム」を成立させることである。
そのような段階に至れば、ようやく対話や交渉などによって問題の解決を図ろうとする外交の場に役割が移り、北朝鮮の非核化を平和的に解決し、金王朝の体制存続をも可能とする希望が生まれるというものである。それが国際政治を動かす現実である。
この「チキンゲーム」を通じて日本(そして韓国)に求められることは、「非合理の合理」を追求する北朝鮮が及ぼす自暴自棄的な軍事的リスクに敢然と対決する覚悟を決め、わが国およびアジア太平洋地域の安全保障を確保するうえで必要不可欠な日米同盟とその集団的自衛(相互防衛)の体制を堅持する立場をより明確にして、米国とともに対北強硬策を緩めないことであろう。
サンクションと財政的限界から
北朝鮮は通常戦力の整備増強を諦め
米国にとって脅威となる核弾頭ICBMに軍事的な開発力を集中させている
北朝鮮から核弾頭ICBMと言う未曾有の脅威を突きつけられている以上、米国としては軍事的な対応処置というオプションを放棄するわけには行かない
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