ーーー 記事 ーーー
20年後に車を所有している人はいない —— 自動車業界の重鎮が指摘
BUSINESS INSIDER JAPAN
Matthew DeBord
。
自動車業界で長きにわたり幹部を務めてきたボブ・ラッツ氏は、自家用車の歴史が終わる日は近いと語った。
大規模な自動運転車による交通網が、現在の自動車に取って代わるだろう。
自動車の歴史は、今後20年で幕を閉じる可能性がある。
元海兵隊員で、フォード、ゼネラルモーターズ、クライスラー、BMWを渡り歩いてきたボブ・ラッツ(Bob Lutz)氏は、同氏の導きがあれば誰でも素晴らしい自動車を開発し、業界で名を上げられるだろうと言われる自動車開発の神様のような存在で、「カーガイ(車好き)」の異名を持つ。
ラッツ氏は既にセミリタイアしているが、エキゾチックで大胆な高級スーパーカーを作ることで知られるVLFオートモーティブのデザイナー、ヘンリック・フィスカー(Henrik Fisker)氏とパートナー提携している。自動車業界についても、自身の意見を今もなお忌憚なく発信しており、同氏はイーロン・マスク氏に対する尊敬の念を示す一方で、テスラの事業を批判したこともある。業界の最先端を知る人物だ。
それだけに「カーガイの中のカーガイ」と呼ばれるラッツ氏の今回の発言が与える影響は測り知れない。同氏は業界に詳しいニュースサイト「Automotive News」に寄稿し、「自動車業界は加速する変化曲線上にある」と主張した。
「数百年にわたり、人間の主な移動手段は馬だった。そしてここ120年間は自動車だった」とラッツ氏は言う。「そして今、自動車の時代は終わりに近付いている。移動手段は標準化されたモジュールに置き換えられるだろう。最終的には、運転手が指示をする必要のない、完全に自動化されたモジュールになるだろう」
こうした形をした乗り物が、これから増えるだろう。© Business Insider こうした形をした乗り物が、これから増えるだろう。
これは、我々にダッジ・バイパーをもたらしてくれた男の事実上の降伏宣言だ。そしてラッツ氏は、誰よりもこの変化が早く起こると考えている。なぜなら自動運転は、人間という危険なドライバーを排除することで、基本的に交通事故死をゼロにするからだ。20年後にはもはや、我々は自ら運転することを許されないだろう。ハンドルを握ることができるのは、億万長者がビンテージのフェラーリでプライベートのレース用サーキットを走行する時くらいだ。
自動車愛好家にとって、このような厳しい予言は受け入れ難いだろう。だが、これこそ我らがボブ・ラッツ氏の言葉であり、ラッツ氏は自分の発言を誰よりも理解している。
この変化は、自動車メーカーやディーラーに打撃を与えるだろうとラッツ氏は言う。代わりに業界を席巻するのは、巨大な自動ポッドモバイル・システムを管理する「ウーバー(Uber)やLyft、FedEx、UPS、アメリカ郵便公社(USPS)、公益事業会社、宅配サービス会社だ」と同氏は言う。アマゾンもその1つだ。
個人的には、筆者は懐疑的だ。なぜなら、我々の道路を時速160キロメートル以上で移動するポッドモバイル用に再整備する政治的、経済的意思があるとは思えないからだ。だが、ラッツ氏が自動車について語るなら、聞く価値はある。
[原文:One of the biggest names in the auto industry says no one will own a car in 20 years]
(翻訳:まいるす・ゑびす/編集:山口佳美)
ーーー 私の意見 ーーー
あまりな異様は詳しく読んでいないが(笑)
完全な自動運転となるには
● 世界中の総ての道路の完璧な整備
● 完璧なGPSシステムの完成
● 人間の目に代わる完全なカメラセンサーの完成
が条件になると思う
一部の先進国の限定地区での自動運転なら
比較的早く可能になるかも知れないが
まあ、逆に言えば、高申告などでは
従来通りの人間の死人による運転でいいのかも知れない
もっと言えば
もっと未来には
地上を走行しない
つまり
浮上した「車」?の走行という世界にもなるかも知れない
総裁選を操作するNHK 青山繁晴氏 2024.09.22
総裁選直前!藤井聡が緊急ライブ解説! 2024.09.20
次の自民新総裁は誰になる!? 2024.09.20
PR
カテゴリ
コメント新着
フリーページ
カレンダー