―――― 複刻記事 ――――
星がピタリと イエスはエイリアンか?
2007.03.19
テーマ:考えたこと 想い出したこと 読んだ本(329)
カテゴリ:【宗教】 キリスト教 仏教
今は携帯電話にもあるGPS(Global Positioning System:全地球測位システム)であるが、当時はGPSなど絶対に無かったはずである。
「イエス様の馬小屋は、西北西の方向、約500キロでございます」などと案内するカーナビも無かったはずである。
しかし、その代わりに、確か「明るい輝く星」が現れて、三人の博士を導いたとされている。
しかし、である。
先ず、
こういう不規則運動をする星の存在は、天文学上では確認されていない。
科学とは先史時代の皆既日食さえ把握できるのである。
天照大神(あまてらすおおみかみ・てんしょうだいじん)が天岩戸に引き篭ってしまい、アメノウズメがストリップを踊ってやっと岩戸から出てきてもらったと言う神話があるが(天照大神はもとは男神であったという説があるが、ストリップに誘い出されるとは、やはりそうか?)これは皆既日食では無かったか?という説がある。
天照大神は卑弥呼ではなかったかともいわれる。
卑弥呼は鬼道(占いかな?)で衆を惑わしていたというが、卑弥呼の在位時代と伝えられる時期に皆既日食があったといい、この皆既日食などを利用して、邪馬台国の暗愚の民(たみ)を(ミンじゃ無いよ!)治めたのではないか?
そりゃ~、急に世界が闇になれば、原始の民(ミンじゃないよ!)は驚くよね。
もう一度、マタイ書にあたってみよう。
9 彼らが王の言葉を聞いて出かけると、東方で見た星が先立って進み、ついに幼子のいる場所の上に止まった。
10 学者たちはその星を見て喜びにあふれた。
11 家に入ってみると、幼子は母マリアと共におられた。彼らはひれ伏して幼子を拝み、宝の箱を開けて、黄金、乳香、没薬を贈り物として献げた。
占星学者達が東方でみた星が「先だって進んで」案内し、イエスが産み落とされた馬小屋の上でピタリと止まったのである。
ご案内は「ごくろう様」だったが、そりゃ~、星じゃないだろう!
地球って球体だよ。
一方、星はやはり星である地球から恐ろしく遠い位置にある。
比較的近い位置に惑星(太陽系)があるが、これとて、太陽の引力でこんな「勝手」な「不規則運動」などできるはずがない。
太陽系以外の星、つまり恒星なら、一番近いところにある星は、ケンタウルス座α星で、4.4光年なのだ。
太陽からの光は地球まで8分20秒で届くが、その光で一番近い恒星まで4.4年、地球-太陽間の距離の約30万倍(28万倍)もある。
太陽の半径が6.69×105km(地球の半径の約110倍)だから、一番近い恒星まではその半径の6億倍以上、地球の半径の約600億倍以上もある。
こんなに遠くにある星が、少々移動しても地球上の視差でベツレヘムの位置を観測などできるはずがない。
地球から地球の半径の約600億倍以上もある距離にある星が、馬小屋の上でピタリと止まるって、どういうこと?
もしあるとしても、少なくとも上空一万メートルぐらいでないと、ご案内はできない。
早い話が、例えば火星はどこの上空にあるんですか?
そんなこと決められないでしょう?
とすれば、星というのは占星術の偉い三博士の誤認で、実はUFOだったということでないと説明がつかない。
「UFOのご案内だった」ということなら、まだ信じる人がいるかもしれない。
では、イエスはETかい?ということになる。
処女?マリアは、エイリアンの子どもを子宮に移植されたのだ。
怖いな~。
ギリシャ神話では、ゼウスが白鳥になって、レダだったかな?の胎内に入り、いわゆるひとつの生殖行為をしてしまっている。 ネパールでは、白い象が、摩耶夫人の脇?に鼻を入れて?釈尊を・・・。
白鳥より白象の鼻の方がリアルだけれどね。
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それに、私達が見る、地球に一番近い恒星、ケンタウルス座α星の光は、4.4年前の光である。
かりにご案内してくれた星がこれとして、東方三賢人がベツレヘムの馬小屋にナビされても、すでにイエスは4.4才になっていて、自分で歩いて馬小屋を出て行っているはずである。
せっかくのプレゼントも、イエスがいなくては、「オー・マイ・ゴッド」である。
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