【不眠症カフェ】 Insomnia Cafe

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2020.06.16
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  ーーー 記事 ーーー

女帝  ​女天一坊​  小池百合子

とんでもない人物が、日本の首相に次ぎ権力者東京都知事の座にいる​
以下は、某通販の書籍レビューの一部を引用したもの
私がどう説明するより、現東京都知事の恐ろしい実態を
わかりやすく教えてくれる


​ ーーー 書籍「女帝 小池百合子」へのレビュー ーーー​

5つ星のうち5.0
非常に素晴らしい本。多くの人に読んでほしい
2020年6月6日に日本でレビュー済み
結論から言うと、非常に素晴らしい本だった。
制作に3年かかったと書いていたが、それくらいの時間と労力をかけて書かれただけの価値がある傑作である。
ちなみに、私は学生だったとき、1年半ほど、小池百合子事務所でインターンをしていた。
その時いろいろ思うことがあり、インターンをやめてからも小池氏については個人的に調べていた。
本書に書いてある小池氏の人間性、考え方などは、私の知る限り、実際の小池氏本人の姿にかなり近い。
​見た目はよく、美人である。弁舌さわやかで、PRも上手い。
チャンスを見極め勝負をかけるのも得意。一見魅力的な人物にみえる。
ただ権力欲が異常に強すぎる。
あと ​豊洲問題やオリンピック問題で明らかな通り、組織を動かし政策を実現する実務能力は極端に低い(この点は本書によく書かれているので割愛するが、無能といっても過言ではない。​ アニメキャラに例えると銀河英雄伝説に出てくるトリューニヒトが近いと思う。)
おそらく本物のサイコパスなのだろう。
政治家としてというより、人として重要な何かが、彼女は決定的に欠落していると思う。​
個人的に印象に残ったのは、本書の後半に出てくる「謎の秘書」であるM氏の記述である。
彼は、私がインターンをしていたときに事務所にいた(本書で人柄や雰囲気が描かれている通りのような感じの人だった)。
本書で書かれている通り、M氏がどういう人なのかは事務所内でも謎だった。政治家事務所は情報の管理上、事務所に関わる人の経歴は、事務所内ではだいたい共有されていることが多い。しかしM氏については秘書の人たちもほとんど知らなかった。私とよく話してくれた秘書の方も「小池さんの親戚らしいけど、Mさんのことはよくわからないんだよね…」と言っていたのを覚えている。
本書でも、著者は彼が何者なのかかなり丹念に調べているが、突き止められていない。個人的には、このあたりにいろいろ小池氏にまつわる何かカギがあるような気がしている。
ちなみに2009年の総選挙のとき、小池氏は小選挙区で落選している。
小池氏はこの時「秘書のせいで負けた」と勘違いしたのか、とにかく激怒した。
その結果、本書に書かれている通り、 ​古くから献身的に仕えてきた秘書たちを、秘書本人には会わず、M氏を通した伝言という形で、ほぼ全員クビにしてしまった。​
私が知る限り、この秘書の方々は(中には変な人もいたものの)、皆とても職務熱心で人柄もよい、真面目で善い人ばかりだった。
あのときは民主党に強い追い風が吹いており、小池氏が小選挙区で落選したのはどう見ても秘書のせいではなかった。
それをヒステリー起こして秘書のせいにし解雇するのは、筋違いだったと思う。
​長年献身的に仕えた秘書をもゴミのように扱い切り捨てる小池氏の人間性を、私は深く軽蔑した。​
なお、私自身は小池氏に特に何かをされたということもないし、個人的な恨みもない。
ただ、本書に書かれている通り、客観的に見て、彼女は政治家という国家の進路を任せる職務にふさわしい器ではないと思う。
​可能なら、小池氏に対し、政治というものを本音ではどう思っているのか尋ねてみたい。
あわせて
・本当に国のためになりたい、国益を追求したいという気持ちで政治家をやってきたのか。
・特にやりたいこともなく、ただ自分の虚栄心と功名心を満たし、政治的地位を向上させることだけが目的だったのか。
・建設的で本質的なことをせず、PRとパフォーマンスばかり行い、政治をゲームや玩具のようにもてあそぶことに罪悪感はないのか。
・もし本当に虚栄心と功名心だけを追い求めてきたのだとしたら、振り返って、それは虚しいことだったと思うことはないか。
などのことも聞いてみたいと思う。​
長くなったが、東京都に住んでいる方は、どうか本書を読んでほしい。
とても良い本である。
もっと少なく読む
2,528人のお客様がこれが役に立ったと考えています

 ◆  ◆  ◆

5つ星のうち5.0
凄いです
2020年5月30日に日本でレビュー済み
小池百合子の本質にここまで迫った記事、本は無いと思います。ノンフィクションを超えてます。告発本ともいえます。しかし、それは綿密な取材に裏打ちされたものです。
都知事という総理に次いで二番目と言われる権力者に対して恐れを抱きながらも書かれた著者の勇気に敬服します。
大袈裟な意味でなく命を賭して執筆されたと思います。
取材も細かく資料も膨大で浅い内容の週刊誌的な記事とは全く違います。 当たり前ですが…
読み進めて最初の方は、丁寧な取材を感じつつも著者の主観が強いなと思いましたが、それは逆に先述した綿密な取材に裏打ちされたものだと納得します。引き込まれます。​
小池都知事について政治に近いTVコメンテーターが「あの人はね…」とよく嘆息する、意味がとても分かります。何となく今まで彼女に違和感を覚えていた人はそれは何故かがよく理解出来ます。
小池の恐ろしさが本当に分かります。しかしそれを利用してきた政財界の要人たち、マスコミ、多くの人たちにも責任があります。著者はそこも訴えています。
​都知事選に併せて出したただの暴露本だと揶揄されそうですが、そんな三面記事的ものではないです。
これは警告だと思います。
本当に更に4年間この人に知事を任せて良いのか、その為に本に書かれている築地の人たちを始め多くの人たちをもっと不幸にしてしまうのではないか。
学歴詐称疑惑についてもこの本で多くのページが割かれていますが、学歴が政治家の実力とは関係ないと著者も認めています。そのことが問題でなく嘘を重ねてその嘘を利用して今の地位や名声を手にしてきたこと、そういった人間のありようが問題なのだと指摘しています。
そして、嘘がいかに罪深いものであるか、周りの人を苦しめ、人生を歪ませるか…
こんな小学生でも理解できるようなことを諭され、大の大人が恥ずかしく情けなく思います。​
著者の石井さん、取材を受けられた小池とかつて同居していた方には改めて心から敬意を表します。
同居されていた方にも石井さんは語られていますが、どんなにか長年異国の地で恐怖を感じ良心の呵責に悩んでこられたか、察するに余りあります。
それでも、小池に本当の人生を歩んで欲しい、一緒にカイロ大学に通ってもいいと言ってくれる優しい友人が身近にいることを本人が気付くことはやはり難しいのか。
彼女の生い立ちや境遇が今を作ったとしても、だから他の人、本に書かれていた水俣病やアスベストに苦しんでいる人を更に悲しませて良いことにはならない。
読了した後、著者の言うように戦後の女性解放の結果がこの小池の躍進なのか、もしかしすると女性宰相へ繋がるのかと重く塞ぐ気持ちにはなったが、著者と取材された方の誠実さと勇気にまだ希望があると感じます。
まだ終わっていない、そう思いたいです。
出来れば、小池に違和感のない、寧ろこのコロナ対策で小池は頑張ってる、都のリーダーとしてふさわしいと思っている人たちにこの本を読んで欲しいです。
拙い乱文ですが、素人の感想でした。
1,753人のお客様がこれが役に立ったと考えています

 ◆  ◆  ◆
​​​
5つ星のうち5.0
都知事選前に一人でも多く読んで欲しい
2020年5月31日に日本でレビュー済み
3年半にも及ぶ緻密な取材と、カイロでの同居人女性の勇気ある証言に、小池氏本人はどう向き合うのだろうかと、読了後まず思ったが、この本の読者が飛躍的に増えてくれない限り、各メデイアの書評にも取り上げらず、
ワイドショーなども素通りであれば、やすやすと都知事選挙に圧勝するのであろう。
国内外を問わず現代の政治のリーダーの資質は虚言癖かサイコパスが多いことは実感しているが、
小池氏はさらに特筆すべき底知れない怖さを併せ持っていると思う。
ジジ殺しの才能で権力者に取り入ってきた成功体験は、今後どういう形で終焉を迎えるのか、
老境に差し掛かり、過去を恥じ入り後悔することはないのかを、小池氏本人に聞いてみたいところだ。
人類史に残るコロナ禍も、彼女にとっては好機到来で、大好物のメデイア露出と選挙キャンペーンを
楽しんでいるように思える。
著者の石井妙子氏の筆力、時系列に沿って冷静に証言を積み上げていく圧倒的な事実。
ノンフィクションの金字塔だと感服した。一人でも多くの方に読んでいただきたいと切に願う。
1,103人のお客様がこれが役に立ったと考えています​​​

 ◆  ◆  ◆
​5つ星のうち5.0
批判的人物伝の傑作
2020年5月31日に日本でレビュー済み
ノンフィクション作家が、ある人物の評伝をなぜ書きたいと思うのか?「共感」が最も大きなモチベーションであろう。著者のかつての作品、「おそめ」にも「原節子」にもそれは感じられた。
ところが「女帝」にはそれがない。「こんな人間を放置していいのか」というジャーナリスティックな思いが溢れている。この類の人物伝で優れたものは日本ではあまりないように思う。わずかに魚住昭氏の「メディアと権力」佐々木実氏の「市場と権力」が思い浮かぶくらいだ。(佐野真一氏の「ハシシタ」が完成していたらおそらくそうなっていたであろうが)
小池百合子というテレビが育てたモンスターのありようを著者は的確にとらえている。 小泉純一郎元首相がテレビを巧みに利用したと言われているが、彼の場合は持って生まれた資質がたまたま「テレビ的」であったにすぎないように思う。彼女は竹村健一氏のアシスタントから始まってテレ東のニュースキャスターまでの間に、テレビ的とは何か、大衆とは何かを学んでいったに違いない。おそらくはそのマイナーなキャリアゆえの屈辱感も抱えながら。
学歴詐称の検証は多少エビデンスが弱いが、それが瑕疵に感じないほど、小池百合子という人物の人生そのものが嘘に塗り固められていることが十分に取材されている。その背景に、右頬の赤い「痣」と破天荒な「父親」の存在があるのではという指摘は、なんともうら悲しい説得力がある。松本清張の世界だ。「砂の器」だ「ゼロの焦点」だ。後世の映像作家はこの本を原作にぜひともドラマ化、映画化してほしいもの。
まぎれもなくこの本は日本では類まれな「批判的人物伝」の傑作であろう。 ​
847人のお客様がこれが役に立ったと考えています

 ◆  ◆  ◆

5つ星のうち5.0
虚像 小池百合子
2020年5月31日に日本でレビュー済み
選挙が近づくと候補者を貶めるようなゴシップ本が出版される。本書をその類の下劣な暴露本と誤解する人間が多いかもしれない。しがし、本書は至極真っ当で、正義感に溢れ、ノンフィクションの領域で業績を残してきた著者の渾身の傑作である。
本書を手にして一気読みした後のこの虚しさ、悲しさ。小池百合子という人物に常に感じていた空虚感と言い知れぬ違和感がまさに氷解した。
学歴詐称、出自に関する嘘など些末な事象にしか過ぎない。自分だけが可愛く、他者に共感できない、他者は利用し、容赦なく切り捨てる存在でしかない、その根源にある強烈コンプレックス。
著者は丹念な取材により、小池百合子という稀代の虚像を生み出し、スポットライトを浴びせてきた男社会とマスメディアの許容し難い構造にも問題提起をしている。
テレビカメラが存在しない場での同性である女性への徹底的なマウンティング。マニキュアのシーンでは怒りを通り越して体が凍りつくようなホラーシーンを感じてしまった。
表面的なことばと演出に惑わされず、本質を見抜く力がいかに重要か、都知事選の前にぜひ一読を勧めたい。 ​
746人のお客様がこれが役に立ったと考えています







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最終更新日  2020.06.16 16:32:03
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