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忘れてしまわないうちに最近DVD観賞した映画「かけがえのない人」(「原題The Best Of Me」)のおしゃべりを予告編です公式HPこちらの方がイメージしやすいかも海外サイトニコラス・スパークス原作の映画といえば「ああ・・ ああいう感じね」そんな印象を持つ人が多いと思います。私もそう。そして、その期待も裏切らない^^;だけどそれなりの魅力があるからやっぱり観てしまう。ハンカチやティッシュを用意して観賞する人も多いかも。彼の書くストーリーに共通しているのは「運命」?この映画のコピーにもありますが「最愛の人が運命の人とは限らない」「運命」の考え方にもよるけれど彼の作品はいつも私たちに宿命のようなものを投げかけているような気がします。Storyこの映画は過去と21年後の現在が交錯しながらストーリー展開します。ルイジアナ州の石油採掘基地で働くドーソンは爆破事故で海に投げ出されますが、奇跡的に生き残ります。海中に沈み意識が遠のく中、彼が見たのは高校時代の恋人アマンダの姿でした。ある日昔の友人タックが他界したという知らせを受けたドーソンは彼の遺言を実行するためタックの家を訪れそこで21年ぶりにアマンダと再会します。アマンダもまた、タックの遺言を実行するため訪れていたのでした。家庭環境に恵まれなかったドーソンにとってタックは父親のような存在でありタックも最愛の妻クララ亡き後に知り合ったドーソンとアマンダを暖かく見守っていました。高校生時代のドーソンは麻薬売買をする父親と兄たちに虐待される毎日。ある夜、父親の暴力から逃れタックのガレージに無断で忍び込んだことがきっかけでそれ以後、彼に救われながら学生生活をおくります。やがて、アマンダと付き合い始めますが家庭環境の違いからアマンダの親からは認められず大学進学をはじめ様々なことも諦めかけた時アマンダの勇気と優しさで彼は救われていきます。アマンダには一緒に生きていく覚悟がありました。その後、タックと3人の平和な生活をおくっていましたが長続きはしませんでした。予期せぬ不幸な事件が起きてしまいます。深く傷つきながらもドーソンは彼女を愛するがゆえに身を引くことに。お互いを思い合うがゆえ2人はより傷つきその結果、タックの遺言を受け取るまで再会はありませんでした。ドーソンと別れた後アマンダは結婚をし息子を1人もうけます。タックの遺言は不幸な出来事で引き裂かれてしまったこの2人をもう一度引き合わせお互いの現在がどうであれ自分の子ども同然だった2人に会話と過去の傷を癒す機会を与えるためのものでした。そして遺品整理をする2人は次第にお互いの心に押し込んでいたものをさらし始めます。別々の人生を歩んできたはずの2人の運命は再び交錯し過去の傷が癒えていくと共にお互いが「最愛の人」だと再確認します。アマンダは仮面夫婦同然だった夫と決別しかつての自分自身を取り戻し、自立しようと決意します。「物事にはすべて意味がある」これは、石油採掘の爆発事故後に再びドーソンの脳裏をよぎった言葉。このお話しにはまだ続きがあるんです。なぜ、彼はひとり生き残りアマンダと再会したのでしょう。スパークス氏が書く「宿命」の正体を知りたいような知りたくないような。。なんとな~く読めてくるのですが展開が気になっていきます。どうやら、世界中の人々を簡単に魅了するのはそんな要素なのかもしれません。舞台はルイジアナ州の湿地帯だそうです。映像がとてもきれいでタックの家や別荘の庭はとても美しかったですよ。庭の様子が登場人物たちとリンクしてしまうところもなんだか上手いな~と思って観ていました。美術デザイナーのパトリツィア・フォン・ブランデンスタインはこのように話していたようです。ドーソンの養父的存在となるタックと亡き妻クララが愛したヴァンダミアの別荘の庭はドーソンとアマンダの愛を反映するかのように花開き、荒れ果てる。「庭は愛し合っていたタックとクララの個人的な楽園。クララの死後、ちょっと荒れたのをドーソンとアマンダが整える。タック夫婦の深い愛が若い二人に伝わるの。そこで二人は結ばれ、互いを見失い、そして再び互いを見いだす。ヴァンダミアの庭はカルマの象徴でもあるわ」 - HPよりそうそう、主人公の1人ドーソン役ですがポール・ウォーカーさんに決まっていました。しかし、ご存知のように彼の急死でジェームズ・マースデンにキャスティングされたとか。無精ひげのお顔を見ているとなんとなくポールのイメージが浮かんできます。またドーソンの高校生時代を演じたルーク・ブレイシーって雰囲気がヒース・レジャーに似てるなぁ。。と2人とも、オーストラリア人ポールもヒースも若くして逝ってしまった才能豊かで魅力的な俳優でした。この2人を思い出してしまう作品でもありました。18作品のうち10作品が映画化されているスパークス氏(私が観たのは半分くらいかな)原作はこちら「君に読む物語」は有名ですよね。1月からレンタル始まってますので、よかったら。では、また。
2016.01.26
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こんばんは。暦どおりに、なんだか寒い日が続いてますね。先ほどS・スピルバーグ監督の「ブリッジ・オブ・スパイ」という実話に基づく映画を観てきました。観たい映画ではなく、おつき合いで観たのですがなかなか良かったかな。HPブリッジ・オブ・スパイ帰宅したばかりでまだ内容が整理できていませんので簡単なレビューです。興味のある方はHPなどをご覧くださいね~。世界が東西に分かれベルリンの壁が築かれたばかりの頃の米ソのスパイ交換その全容を映画化したものです。■アメリカに滞在するロシアのスパイ、アベルがある日、CIAに身柄を拘束されます。法治国家を世界に示すため彼の弁護を引き受けることになったのがジェームズ・ドノヴァンでした。敵国の犯罪者を弁護することは国民の批判を浴びることにもなりました。しかし戦争を起こさず、犠牲者も出さず水面下でソ連や東ベルリンとのネゴシエーションを任された弁護士ジェームズ・ドノヴァンは四面楚歌になりつつある状況で己の信念を貫くためにエネルギーを注ぎます。そんな時CIAのスパイ(パワーズ)がソ連に拘束されます。■背景になった1950~60年のアメリカ社会はまだ人権尊重や言動の自由という思想が未成熟だったようですね。アメリカの教育現場でさえまるでどこかの独裁国家のような様相。。そんな描写がありました。今も世界は狂ってますが当時の一触即発しかねない状況下でよくもこんな男が実在したものだとそう思いながら観ておりました。「不屈の男」アイルランド出身のロシアのスパイ、アベルはドノヴァンをそのように呼びます。その不屈の男の仕事ぶりに熱いものを感じたのは、多分私だけではなかったと思います。ベルリンの壁は崩壊し、ソ連はロシアとなりましたが相変わらずスパイ合戦は続いていますし世界は混沌とし、狂気を帯びていますよね。そんな時代にスピルバーグがこの映画を世に出したメッセージを送りたかったのかどうかは不明ですがもはやこの映画で描かれるテーマは虚しいのではないかとも思ってしまいますが信頼関係さえ構築できれば救われる世界は、きっともっと多いはず・・・。地味な映画です。目に楽しい美しい男女も出てきません^^;でも、奇をてらわず無駄もなく丁寧に描いているように感じました。多少リアリティに欠けてはいてもこれは映画リアリティを求めるのであればドキュメンタリーで十分ですよね。トム・ハンクス演じるドノヴァンの「不屈の精神」それに刺激されてみるのも良いかも。意外にもロシアのスパイ、アベルを演じたマーク・ライランスこの方の演技が印象的でした。(くたびれたおじさんですけど^^;)アメリカ人が喜びそうな映画ですけどね~^^;さて、今からちょっと薬草を探しに検索しなくては。楽天ってわりとない。。^^;では、また。良い日曜日でありますように。
2016.01.09
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日本ではオタ映画なのでしょうか?先日、配信で観賞しました。上映館が少ないため、去年見のがしていたのです。韓国ドラマには疎いのですが韓国映画は昔から鑑賞する方で(ドラマとは違う世界観なので)男臭いものばかり観ています。ノワールものが多いかな。といっても最近はかつてほどの魅力がないので観賞が減ってますがこの手のものはなかなか面白い。囲碁の知識はありませんがアクション映画なので知らなくても楽しめますし観賞後はなぜか囲碁を覚えたくなります。^^主役はチョン・ウソン彼が映画俳優でよかった~。(ほとんどドラマ出演しない俳優なので)日本での話題作は「私の頭の中の消しゴム」若年性痴呆症を患う新妻を愛しぬく男を演じました。でもね私の趣味ではなかったのです。その後も重めのラブストーリーに出演していますがそんなの観たくない。ウソン氏のラブシーンを見たくないのではなくて彼はアクション映画をやるべき男と思っているから。前作「監視者たち」の殺し屋も良かったけどやはり、ウソン氏はこうでなくっちゃね、と思ったのがこの「神の一手」でした。STORYプロ棋士のテソクは、賭け囲碁に手を染めた兄を助けるため兄と共に一度だけ元締めのサルス一団に挑むが所詮、賭博。詐欺囲碁にはめられ兄を無残に殺されテソクは重症を負い殺人罪をきせられてしまう。服役中、囲碁を介した縁故により警察の信頼を得肉体を鍛え闘い方を教わり独房では謎の天才棋士と壁を介して囲碁の腕を磨きサルスへの復讐の準備を着々と整えていた。数年後、出所したテソクは復讐を果たすために仲間を集め念入りな計画を立て、それを実行していく。チームのメンバーはサルスと因縁のある人間たち盲目の囲碁達人で通称ジーザスそのかつての相棒モクス兄の相棒だったコンスそしてテソクは自らをクンドル(大石)と名のる。ストーリーは単純だけど適度な緊張感とワクワク感もあり2時間があっという間。ウソン氏の存在感が映画を引き立てていると言っても過言ではないかも。■ストーリーは囲碁用語を使ったチャプターごとに展開していきます。まず負 着(負けることになる悪い手)ここでは詐欺囲碁に破れ兄が殺されます。そして、復讐劇が始まると着 手(基盤に石を置くこと)布 石(戦いに向けて陣を敷くこと)アタリ(あと一手で敵石を取れる状態)弱 石(敵に追われて危うい石)死 活(生死の分かれ道)地計算(目を数えて勝敗を決すること)という風に。この映画で知りましたが「盲棋」のシーンもありました。敵方の陣には凄腕棋士として囚われの天才美人棋士と中国人孤児の女の子がサルスたちを遠隔操作で指導します。両方イカサマ。どちらが先を読む能力に長けているのか相手を翻弄することができるのかゲームの勝利者になれるのか棋士としてのプライドの戦いでもあります。■「強いものにとってはこの世は遊び場だが弱いものにとっては生き地獄だ。」という台詞がありますがまさにそんな映画でした。果たして男たちの運命を変える「神の一手」はあるのか?そんな妙手が簡単に手に入るのか?それを意味するものは案外普遍的で地味なものなのかもしれませんね。続編がありそうですよ。あ、そうそう子供は観てはいけません。残念ながら日本公式HPはないんですね~。せめて予告編です。最後の勝負でテソクは白のスーツ、サルスは黒のスーツ碁石のようで印象的でした。なんで、ハダカ?とプロモ写真を見た時は思ったものです。ここは冷凍庫(なぜこんな勝負をするのか理解不能ですが^^;)棋士のプライドと命をかけてます。 ジーザス役にはあちらの国民的スターのアン・ソンギさんが扮しておりました。昔、「MUSA」でもウソン氏と共演しています 15年前の映画ですがその映画でチョン・ウソンを発見^^ 当時、「冬ソナ」ブームで日本のおば様たちが「ヨンさま~~」と世を騒がせ社会現象が起きていた頃(ドラマの影響力はハンパないですね)私はウソン氏出演作やキム・ギドク監督作を観てました。(ギドク監督の「春夏秋冬そして春」はおすすめ)中国との合作映画(2001)日本公開は2003年だったかしら・・・チャン・ツイィーが明の皇帝、朱元璋の娘役でした。みんな若いなぁ。。私はキャラ萌えタイプなのでウソン氏が演じるヨソル萌えでございました。186cmの長身が振り回す槍さばきにも魅了されましたが。当時、そんな女性はけっこう多かったかと。モンゴル将軍とヨソルとの絡みもこちら見てくださる方は画面ではなく下のYOUTUBEをクリックして下さいね。 では、良い週末をお過ごしくださいね~。今夜もウケナイお話におつき合いいただき恐縮です。おやすみなさい
2016.01.08
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日本ではオタ映画なのでしょうか?先日、配信で観賞しました。上映館が少ないため、去年見のがしていたのです。韓国ドラマには疎いのですが韓国映画は昔から鑑賞する方で(ドラマとは違う世界観なので)男臭いものばかり観ています。ノワールものが多いかな。といっても最近はかつてほどの魅力がないので観賞が減ってますがこの手のものはなかなか面白い。囲碁の知識はありませんがアクション映画なので知らなくても楽しめますし観賞後はなぜか囲碁を覚えたくなります。^^主役はチョン・ウソン彼が映画俳優でよかった~。(ほとんどドラマ出演しない俳優なので)日本での話題作は「私の頭の中の消しゴム」若年性認知症を患う新妻を愛しぬく男を演じました。でもね私の趣味ではなかったのです。その後も重めのラブストーリーに出演していますがそんなの観たくない。ウソン氏のラブシーンを見たくないのではなくて彼はアクション映画をやるべき男と思っているから。前作「監視者たち」の殺し屋も良かったけどやはり、ウソン氏はこうでなくっちゃね、と思ったのがこの「神の一手」でした。STORYプロ棋士のテソクは、賭け囲碁に手を染めた兄を助けるため兄と共に一度だけ元締めのサルス一団に挑むが所詮、賭博。詐欺囲碁にはめられ兄を無残に殺されテソクは重症を負い殺人罪をきせられてしまう。服役中、囲碁を介した縁故により警察の信頼を得肉体を鍛え闘い方を教わり独房では謎の天才棋士と壁を介して囲碁の腕を磨きサルスへの復讐の準備を着々と整えていた。数年後、出所したテソクは復讐を果たすために仲間を集め念入りな計画を立て、それを実行していく。チームのメンバーはサルスと因縁のある人間たち盲目の囲碁達人で通称ジーザスそのかつての相棒モクス兄の相棒だったコンスそしてテソクは自らをクンドル(大石)と名のる。ストーリーは単純だけど適度な緊張感とワクワク感もあり2時間があっという間。ウソン氏の存在感が映画を引き立てていると言っても過言ではないかも。■ストーリーは囲碁用語を使ったチャプターごとに展開していきます。まず負 着(負けることになる悪い手)ここでは詐欺囲碁に破れ兄が殺されます。そして、復讐劇が始まると着 手(基盤に石を置くこと)布 石(戦いに向けて陣を敷くこと)アタリ(あと一手で敵石を取れる状態)弱 石(敵に追われて危うい石)死 活(生死の分かれ道)地計算(目を数えて勝敗を決すること)という風に。この映画で知りましたが「盲棋」のシーンもありました。敵方の陣には凄腕棋士として囚われの天才美人棋士と中国人孤児の女の子がサルスたちを遠隔操作で指導します。両方イカサマ。どちらが先を読む能力に長けているのか相手を翻弄することができるのかゲームの勝利者になれるのか棋士としてのプライドの戦いでもあります。■「強いものにとってはこの世は遊び場だが弱いものにとっては生き地獄だ。」という台詞がありますがまさにそんな映画でした。果たして男たちの運命を変える「神の一手」はあるのか?そんな妙手が簡単に手に入るのか?それを意味するものは案外普遍的で地味なものなのかもしれませんね。続編がありそうですよ。あ、そうそう子供は観てはいけません。残念ながら日本公式HPはないんですね~。せめて予告編です。最後の勝負でテソクは白のスーツ、サルスは黒のスーツ碁石のようで印象的でした。なんで、ハダカ?とプロモ写真を見た時は思ったものです。ここは冷凍庫(なぜこんな勝負をするのか理解不能ですが^^;)棋士のプライドと命をかけてます。 ジーザス役にはあちらの国民的スターのアン・ソンギさんが扮しておりました。昔、「MUSA」でもウソン氏と共演しています 15年前の映画ですがその映画でチョン・ウソンを発見^^ 当時、「冬ソナ」ブームで日本のおば様たちが「ヨンさま~~」と世を騒がせ社会現象が起きていた頃(ドラマの影響力はハンパないですね)私はウソン氏出演作やキム・ギドク監督作を観てました。(ギドク監督の「春夏秋冬そして春」はおすすめ)中国との合作映画(2001)日本公開は2003年だったかしら・・・チャン・ツイィーが明の皇帝、朱元璋の娘役でした。みんな若いなぁ。。私はキャラ萌えタイプなのでウソン氏が演じるヨソル萌えでございました。186cmの長身が振り回す槍さばきにも魅了されましたが。当時、そんな女性はけっこう多かったかと。モンゴル将軍とヨソルとの絡みもこちら見てくださる方は画面ではなく下のYOUTUBEをクリックして下さいね。 では、良い週末をお過ごしくださいね~。今夜もウケナイお話におつき合いいただき恐縮です。おやすみなさい
2016.01.06
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もう一度Merry Christmas 満月がきれいです。まもなくクリスマスも終わり2015年もカウントダウンですね。今夜はビーフシチューを作ったので小さなワイングラスで赤ワインを5杯飲んだかな。傍らで遊びに来ていた柴犬テツくんが跳ね回っておりましたが私のスリッパも振り回しておりましたがイヌ手でかまってとつつかれてましたが人間たちはおしゃべりしながらMステを見ておりました。なつかしい映画の話を続けていたせいかこの映画もふと、思い出したのです。「シティ・オブ・エンジェル」メグ・ライアンはこの時もまだ可愛いのですがニコラス・ケイジが「天使」?えっ?天使?と、当時は思ったものです。天使が人間の女性に恋をするお話でした。でも、女性の運命は変えられなかった。。せつないストーリーだったとうろ覚えております。でも、お話しよりも私はこの曲をよく聞いていたな~と。深夜なのでたまにはこういう曲もいいでしょ。もし、良かったら。。 金曜日街のイルミネーションクリスマスということで長く楽しい夜を過ごす人も多いかもしれませんね。では良い週末をおやすみなさい ミノくん(SHINee)
2015.12.25
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良いお天気のクリスマスになりました。サンタは来てくれたでしょうか? ^^雪はありませんが今夜は満月空も晴れているしクリスマスの夜の満月も素敵ですね。このシーズンに続けてきたエピソード話も今日で終了です。ラストは母親が病死して義父と暮らす男の子サムの恋わずらいとエンディングのヒースロー空港の到着ロビーを真剣に恋煩いをしているサム建築家の義父ダニエルは恋のアドバイスなど色々と協力をしてくれますがある日、ビリーをテレビで見たサム「あんな変な男でも、女にもてるんだ」と刺激され学校のクリスマスコンサートでドラムを担当することに。部屋にこもって猛練習をします。^^そしてコンサート当日憧れの女の子ジョアンナが、マライアの「All I Want for Christmas is You 」を歌うシーンサムも頑張ります。この会場には今までエピソードでおしゃべりしてきた登場人物たちが何人か登場。キリスト生誕劇を演じる子どもたちを送ってきたカレンとハリー職場で恋に堕ちたジョンとジュディナタリーに会いに行った首相も彼女の家族と発表会を観覧することに。相変わらず日本語字幕はありませんが。。(歌なのでなくてもよいですよね)みんなに見られてしまいますがこの2人(首相とナタリー)もハッピーエンドですね。さて、サム君。ここからもっと踏ん張ります。アメリカに帰ってしまうジョアンナを追って空港へ行きますが搭乗ゲートの彼女のところまで行くのは不可能小さな男の子が男気を見せるとても可愛いシーンでした。(途中、昨日のエピーソードが画面を流れますけど)このシーンでもアトキンソンさんが粋なことをやってくれてます。エンディングでは登場人物たちのつながりが一気に見れます。その後一般の人々の到着ロビーでの様子がさまざま映し出されます。オープニングとエンディングのヒースロー空港での人々の様子がとても好印象な映画でした。Love Actually is All Aronud台詞を消した映像があったので一応貼っておきますね。サムの義父ダニエルも新しいお相手ができそうです首相とナタリーも微笑ましい。おしまい全てのエピソードをしゃべっていませんが毎年この時期に観たくなる「ラブ・アクチュアリー」でしたでは楽しいクリスマスの夜でありますように。
2015.12.25
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こんばんは。イヴの夜ですね。若い頃はそれなりに特別な日でしたが本日は片付けに費やした日でした。細かい整理整頓は新年からということで今年の分は終了かなこのクリスマスシーズンに毎夜続けている映画「ラブ・アクチュアリー」のエピソード今夜はジェイミー(コリン・ファース)とビリー(ピル・ナイ)のエピソードを。小説家のジェイミーがジュリエットの結婚式から帰宅すると同棲中の恋人は弟に寝取られていました。ショックを受けたジェイミーは別荘のあるプロヴァンスで執筆することとし家政婦としてやってきたポルトガル人のオーレリアと出会います。2人ともフランス語が不自由でオーレリアは英語が話せないので言葉が通じない。しかし、お互い気になる存在。でこれは湖畔のシーン風に飛んだ原稿をオーレリアが拾い集めようと飛び込みます。ジェイミーはかなりどんくさいですね。^^;ウナギか何かがいるみたいでオタオタしてます。2人の会話はかみ合いませんが気もちが寄り添い始めるところでしょうか。(ここも字幕版がなくてスミマセン)クリスマスが近づきジェイミーの帰国でオーレリアと離れることになりますが彼は上手く気持ちを表現できないまま2人は別々に。。ロンドンに帰っても彼女を忘れられないジェイミーはポルトガル語教室に通いクリスマスに彼女へプロポーズするため空港へ。そしてレストランで働くオーレリアに堂々とプロポーズするのでした。こちらはビリーこのエピソードのおしゃべりの初日に登場しましたが落ちぶれたロックスターがクソのようなクリスマスソングで(クソとかゴミとか言ってるので^^;)華々しく返り咲きます。「ブルー」が出てくるのも懐かしい(知ってます? UKのボーイズグループですが)ビリーのシーンはどれも本当に面白いんです・・・がちょっと、良いシーンを。長年、共に生き随分苦労させたマネージャーとの会話。いろんな大物からのお誘いを断って「クリスマスは愛する人と過ごすもんだろ」と一人で過ごすマネージャーのところへ戻ってきます。彼に感謝の気もちを伝えるこのシーンって素敵だなと絵にはならないけどね~^^;そして、ここにも結ばれたカップルが。今回のエピソードでは割愛しましたが(2人の仕事がAV俳優なので・・・裸ばかりで^^;)でもとっても普通で可愛らしいカップルなんですよ。マーティン・フリーマン(左)はドラマ「シャーロック」で有名ですよね。最近、日本のCMにも出てましたね。記憶をたどりながらしゃべっているので記憶違いがあるかも。。その時はスルーお願いします。^^;ではもうすぐ日付が変りそうなのでHAPPY CHRISTMASおやすみなさ~い
2015.12.24
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こんばんは。バタバタと美容院へ行ってまいりましたが気分を変えたくて、はじめてのサロンへ。担当したのは「先生」と呼ばれるトップディレクターさん。カットの方法について今回ほど詳細説明を受けたのは初めて。なるほど~と思うこともあり参考になりましたわ。久々にレッド系の深いカラーにしてもらいました。^^さて鑑賞済の方も多い映画だと思いますが「ラブ・アクチュアリー」エピソードを連夜やっております。関係図は下記の通り。クリスマスシーズンに全てを語れないのでちょっとだけみなさん、売れっ子俳優ばかりですよね。今夜はこのエピソードをアラン・リックマン扮する会社経営者のハリー会社のパーティが行われる前に部下のサラを呼び出し「どれくらいの間、カール(同僚)に片思いしてるんだ?」と彼女を気遣います。「2年と7か月と3日」と答えるサラ彼女の恋は社内でバレバレでした。どうやらカールも彼女に好意を持っていたようでパーティの夜、2人は一緒にダンスをし彼女はカールをお持ち帰りすることに。^^;ここで使われた曲がノラ・ジョーンズの「Turn Me On」当時、これがきっかけで私はノラのアルバムを買いました^^さて、こちらですがハリーさん秘書からモーションをかけられパーティでクリスマスの特別なプレゼントをおねだりされますの。猫っぽいセクシーな秘書です妻カレン(首相の妹)とクリスマスショッピングの最中カレンが少し離れた隙に秘書へのギフトを買おうとします。店員に扮するのはアトキンソンさん(コメディで有名ですよね)このシーン、当時メチャ笑いました。毎回言ってますが日本語字幕がなくてスミマセン。2003年作品なので削除されたのだと。。妻が戻ってくる前に秘密の買い物をさっさと済ませたいのにクリスマスギフト用に凝ったラッピングをサービスされます。その2人のやり取りが笑えるんです。そして、クリスマス当日ハリーの選んだカレンへのプレゼントは彼女の好きなジョニー・ミッチェルのCD。しかし、彼女は夫がこっそり買ったプレゼントを知っていました。それが自分へのものではなかったことに深く傷ついてしまいます。この二組のカップルは現実的な姿を見せてくれました。サラとカールは両想いでしたが障害の弟の面倒を看なければならないサラと微妙にすれ違ってしまいます。長年連れ添った夫婦のハリーとカレンハリーは妻を裏切りませんでしたが男女の関係が変りつつも夫婦愛を感じる一場面だと。この映画で描かれる各エピソードにはファンタジー?と思えるような幸せ過ぎるものもありますが現実的な側面も見せています。明日はもう、クリスマス・イヴなんですね~。明日こそは年賀状を作ろうと思います。^^;今夜もおつき合いいただきありがとうございます。お休みなさい
2015.12.23
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こんばんは。本日は過ごしやすい日でした。美容院の予約をあわてて入れたらなかなか日時が合わず大雨が降りそうな明日の予約になってしまった。休日は混みそうだったけど大雨だったら空いているかも?さて、今夜も「ラブ・アクチュアリー」のエピソードを少し。相変わらずオリジナル版しかないけれど。。勝手にシーンを思い出してしゃべってますがこの映画は色々な「愛」に溢れていて暖かいの首相に就任したディビッドは首相官邸で働くぽっちゃりナタリーに一目ぼれしてしまい何かと彼女が気になって、つい色々質問攻めに。そして当時、ウケたディビッド(ヒュー・グラント)のダンスディビッドとナタリー、お互い良い感じなのですがアメリカ大統領が渡英した折にちょっとした誤解が生じてしまいます。そしてナタリーを配置換えし遠ざけてしまうディビッドでもその誤解が思わぬ展開に発展するきっかけとなり首相スピーチで大絶賛されます。そしてナタリーのクリスマスカードを見たディビッドはSPと一緒に彼女の両親の家へ出向いてしまうのですまた、次回に続けさせて下さいませ。そういえば、年末年始に必要だと思い出し先日これを購入しました。送料込みでお安いですが充電してみたところ何も問題ないようです。すぐに届いて助かりました明日はお休みの方も多いと思いますが何かと忙しい方も多そうですね、では、本日もお疲れ様でした。おやすみなさい
2015.12.22
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映画 「ラブ・アクチュアリー」 ジュリエット(キーラ・ナイトレイ) こんばんは。皆さま、年末年始のご準備は順調でしょうか。昨日は、終日実家のお手伝いをやっておりましてPCに触ることもできない日曜日でした。疲れた。。JRを使えば一時間程度で戻れるのですがおかげで自分のことが後回しになってしまいます。親の断捨離・・・これは、とても疲れます。。溜め込むタイプの人間を説得するだけでまず、疲れます。そしてあまりの不要品(親には価値あるもの)の山に絶句。。気持ちを奮い立たせて作業しますが不用品認定できないのが額縁、ボードの山、写真集、資料本、売るほどある布類収集した古布、着物類、創作人形類、大量の和紙などの趣味モノ・・・(高齢になる前に少しはやっときなさいよ、と思う)それでも大量の書籍、雑誌類は処分しました。その中にいつのまにか行方不明になっていた私の書籍も何冊かありましたわ。。^^;そして処分するものの中にこれがあったのでお持ち帰りしてしまった。「伝説と奇談」全16冊あったらしいけど、手元には11冊。「奇談」という文字がなければ処分してましたがちょっとそそられたので一応、ざっと読んでみることにしました。かなりレトロ。。高齢者が暮らしやすい動線確保と足腰に優しい収納計画を考えているのですがモノが多すぎてなかなか進みません。。さて今夜はこのシーンを。この映画の名場面のひとつですよね。前回のブログの結婚式のシーンと繋がってるエピソード新郎の親友マークは新婦のジュリエットにずっと恋をしていましたが気持ちを悟られないように彼女に素っ気ない態度を続けていました。そのため、ジュリエットは嫌われていると思ってましたがあるきっかけでマークの気持ちに気づいてしまいます。3人の関係が気まずくなるのはよくないそう思ったマークはジュリエットが負担に思わないようにこんな告白をしたのでした。古い映画なので日本語字幕版が探せない。。自分でアップする時間もないので・・・この映画をご存じない方にはわかりにくくてスミマセン。庭の収納ボックスに出没したカマキリこの後、振り向かせようと足を触ってみたけどふらふらしてコケてしまった。。かわいそうに寒さに凍えているのでしょうね。その後、レンガの隙間にうずくまってましたが。。よく生き延びたものです。天気予報でも言ってましたが福岡は3~4日の短期間で秋、冬(雪)、春の気候でした。植物も昆虫も混乱しますよね。。では、また。気温の変化が激しいですけど風邪など召しませんように。おやすみなさい。
2015.12.21
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こんばんは。今日は午後から冬型が緩んでやっと10℃になりました。明日のお天気に期待したいところです。先日からしゃべっていますがこの時期に見たい映画といえば「ラブ・アクチュアリー」ということでご存知の方もファンの方もたくさん、いらっしゃると思いますが動画をお借りしながらおしゃべりしたいなと。ストーリーとかレビューではなく好きなシーンを思い出しながらただ、しゃべっているだけなのですが良かったらおつき合い下さいませ。これは、映画の冒頭空港の到着ロビーの風景世界中で同じような光景が見られますよね。「love actually is all around」(日本語字幕がなくてスミマセン)物語はビル・ナイ扮する落ちぶれた往年のロックスターがクリスマスソングをレコーディングするところから始まりますがすでに、ここから面白いこの映画のサントラも好みでした。当時、購入しましたわ。 ビル・ナイ氏この映画で知ってファンになりました。^^;コミカルから悪役まで幅広いキャラを演じる俳優さん。そうそう 「パイレーツ・オブ・カリビアン」ではタコの化けもの(ディヴィ・ジョーンズ)になってましたね。登場人物が多いのでエピソードも多いのですがまずは結婚式のシーンキーラ・ナイトレイが若いでしょ。 「ブリジット・ジョーンズの日記」では敵対関係を演じたヒュー・グランド(新首相)とコリン・ファース(ジェイミ)のエピソードも面白かったですよね。このまま続けると長くなるので次回に続けさせて下さいませ^^;夕方、スーパーのレジで隣に並んだのは70代後半くらいの男性ずーーっと独り言のようにしゃべり続けているんです。延々と時々見かける人でいつもブツブツしゃべりながら・・・というか1人漫談をしているかのようにしゃべってる(1人ツッコミ、1人ウケも)レジでも誰に話しかけるでもなく支払いしながら、おしゃべりは続く。買ったのは最小のワンカップ酒ひとつ。その時、知り合いに声をかけられたその人すると普通の会話に戻るんです。「普通にしゃべってる」そう、思いました^^;当然かもしれませんが意外でしたので。たばこくさいその人に知り合いらしき男性は酒の肴を差し出し「寒いから、あっちで一緒に飲もう」そう言って、その人の肩を抱きます。すると「いやいや、貧乏ものは勝手にここで飲むからあんたは早く家に帰ってごはんを食べなさい」とお誘いを断りました。そういう問答を繰り返す2人の会話が微笑ましかったので思わずくすっと笑うと「カワイ子ちゃんに笑われてしもうたやないか~」と。あのお年から見るとオバチャンでもカワイ子ちゃんに見えるらしい。いや、酔っているせいかな。ベンチコートに帽子にメガネにカーゴパンツの私。。それは、おかしい。人を傷つけない物言いができ同情に甘えないプライドのある人なのかも。怪しい人と避けてましたがこの寒い季節に労りあうご老人2人を見て悪い人ではなさそうちょっと心を改めました。最近、怪しい人間が増えているのでつい警戒することが増えてしまいますけど、ね。では、本日もお疲れさま。良い日曜日を
2015.12.19
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こんばんは。本日は「スターウォーズ フォースの覚醒」公開初日で映画館はにぎわったそうですね。(地域差があると思いますが)福岡もコスプレ姿で盛り上がっていたようですがまさか、ニュースで取り上げられるとは~!!あれだけ大規模なプロモーションが展開され幅広い年齢層のファンが熱狂していると興味のない人間には疎外感も少々・・・^^;そんなことを気にするタイプではありませんがちょっと騒ぎすぎ?ただ、思ったのですが昔の一作目あれをリメイクした方が良いのではないかな~。さて最近、話題のダサセーター要するにクリスマスのダサいセーターのことですが今年は今日がダサセーターの日?そう、聞いたのですが。。ダサいとはいえ、「可愛い」ということで人気なんですよね。でその話を最初に聞いた時一番先に脳裏をよぎったのがこの映画のこのシーン。ご存知の方は多いと思いますが「ブリジット・ジョーンズの日記」(2001)のブリジットの実家でのクリスマスパーティーシーンマーク(コリン・ファース)着用のママの手づくりトナカイセーター (左のブリジットのママはピクルスがオシャレな食べ物だと思っているらしい)でなぜ、ダサいセーターがこの時期好まれるかというとなんとこの映画の影響だったそうです。^^知らなかったわマークとブリジットがお互い印象のわる~い出会いをするシーンでもありますね。(正確には再会ですが)その後ロンドンの部屋へ戻り1人で新年を迎えようとしているブリジットパジャマ姿で聞いているのはこの曲14年前の映画なので日本語字幕版が見つからなくてスミマセンうーんなんかね ・・・ イギリス映画らしいというか落ち込むような歌だけどなんか笑える。。あれから14年も経ってしまった・・・のね。。(ため息)この映画はお気に入りのコメディなのでクリスマスシーズンになると毎年観たくなります。さてこのお話のベースはお好きでしょうか。何度もドラマ化、映画化されているイギリス人の大好きなお話「高慢と偏見」(ジェーン・オースティン著)なのですがこちらですね。これは、ドラマ版でコリン・ファースが出演しているもの(もちろん、DVDは持ってますわ^^;)ダーシーとエリザベス ドラマ「高慢と偏見」(1995)よりベースと言ってもイロも味も違うのですがニュアンスや設定は似ています。エリザベスとブリジットのキャラは似ていませんけどね~。だってエリザベスは聡明だけどブリジットはドジ子です。コリン演じるダーシーとマークは似てます。^^ファンの方は、きっと関係モノも色々ご存知で楽しんでいると思いますがご存じない方はこちらもなかなか、面白いですよ。映画版なら「プライドと偏見」です。で続編もありましたよね。これ「ブリジット・ジョーンズの日記 切れそうな私の12ヶ月 」ここでもお披露目です。ダサセーターけっこう、かわいい雪だるまだし、マフラーも。街には着ていく勇気ないけど。^^;今夜もオタでした。では、また。どうぞ、良い週末でありますように。
2015.12.18
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こんばんは。夜のオタネタにようこそ。^^;これは、単館系で去年上映されていた映画で少し前に観賞しました。ベースは実話です。かなり主観に偏るレビューですがよろしければ、おつき合い下さいませ。2014年 イギリス映画2003年に起こったインターネット犯罪をベースにした作品。サッカーが得意で明るいマークはクラスの人気者。恋人のようなGFもいる傍らチャットで知り合った年上の女性レイチェルにも夢中なごく普通の17歳の高校生レイチェルはケビンという恋人から虐待を受けておりマークはそんな彼女の身の上を心配していました。そんな時にレイチェルから弟の面倒をみてほしいと頼まれます。弟の名前はジョン同じクラスでしたが、義父がパキスタン人のため毎日のようにいじめられている子。面倒だと思いつつ、頼みを無碍にできないマークはジョンと友人つき合いをするようになります。しかし、ある日レイチェルと連絡が途絶えジョンも欠席が続く。。そこで、マークはジョンの家を訪ねますが「姉さんは死んだ」そう、告げられます。呆然とするマークは犯人はケビンだと勝手に確信体を鍛え、復習計画に没頭するようになります。それをハラハラと見守るジョン。ジョンの静止も聞かず、さらに暴走しようとした矢先MI5と名乗るエージェントがマークに接触してきます。ケビンはテロリスト逮捕のおとりなので手を出すなという警告でした。その後もMI5はマークを洗脳するような話をし続けある依頼を持ちかけるのでした。その依頼とは?彼はボクのものだよ。彼を操り支配するのは友情ゆえさわからない? 愛だよ。命を差し出して彼を試したのはちょっと怖かったけどね仕方がなかったんだ僕を見捨てようとしただろう?結果には まあ 満足しているよ。ボクの体に刻まれた勲章みたいなものだから。一生消えない「証」かなだからさふふ ・・・ 愛おしいよ。ちょっと少女マンガ風にネームを付けてみました。^^観賞中にオチを予想してしまうかもしれません。ジョンはゲイ?それはどうでしょうか。。この少年期特有の純粋さや透明感は一種独特で残酷なのかもしれませんね。このまま大人になると不気味かもしれませんが。正攻法では近づけない憧れの存在あんな風になりたいのになれない惨めな自分。だから彼の一挙手一投足が気になる。そんな時にチャットルームでマークを発見さあ、どうする?仮想世界はこんなにも簡単に少年の心を翻弄するのですね。なんとな~く、ネタばれしたかもしれませんが悪しからずです。^^;楽天でも配信してましたよ。よかったら予告編でも観ていって下さいませ。では、また。
2015.11.25
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こんばんは。夜になるとなんだか寒いですね。先ほど「コードネーム U.N.C.L.E」を観てきました。「ハンガーゲーム レボルーション」は来週でもいいかなということで、先にこちらを。 監督:ガイ・リッチー キャスト:ヘンリー・カビル、アーミー・ハマー、アリシア・ヴィキャンデルエリザベス・デビッキ、ジャレッド・ハリス、ヒュー・グラント1960年代の英国の人気TVシリーズ「0011 ナポレオン・ソロ」をリメイクで映画化した作品。時は1960年代前半ベルリンの壁が存在し、東西冷戦真っ只中の時代(ロシアではなくソ連の時代)ナチス残党が、国際犯罪組織と手を組んで元ナチスドイツ科学者による核爆弾の大量生産を企て世界を揺るがす大規模なテロ計画を実行しようとしていた。彼らは核兵器と技術拡散によって世界を掌握しようとする国際犯罪組織核の技術情報は東西ともにほしいしかしまずはテロを阻止しなければならない。そのためには博士救出と核開発データの回収は必至その鍵となる博士の娘ギャビーはベルリンにいた。ひとまず利害が一致したCIAとKGBはそれぞれの工作員ナポレオン・ソロとイリヤ・クリヤキンを組ませギャビーを守りながらテロ犯罪を阻止すべく組織に挑むため奔走するが・・・いかに?! ソロ イリヤ面白かったですよ~昔の007シリーズに似たストーリー展開ですが60年代の英国スパイドラマがベースですからそんなものでしょう。しかし、味付けが全く違う調理の仕方が、調味料が全く違うのです。^^全てがレトロでアナログの世界コンピューターもボンドが使うような超便利グッズなんてありません。でも粋でオシャレでゴージャスそしてとってもエンターテイメントリアルスパイものでは味わえないコミック的な面白さだと。アクションコメディですね。常に斜めに構えたようなキザなプレイボーイ、ソロと優秀で生真面目だけど、短気で融通の利かないイリヤ ガイ・リッチー監督の手にかかるとこの2人の男がとても魅力的なキャラになります。旧作「シャーロック・ホームズ」シリーズでブロマンスだともいわれた男の友情を描きましたが今作も期待できますよ。リッチー監督はいい男の描き方が実にお上手2時間ほど気分転換したい女性にはおすすめです今回、ネタばれはしませんがただ笑いのツボにはまってしまったシーンがあったのです。だけど周りはシーン・・・としてるんですよ。それが、またおかしくて・・・しばらく笑いをこらえるのが大変で^^;ここ、 ここ、 みなさん、笑うところですよ~リッチー監督のサービスシーンでしょーと叫びたかった。。^^;ちなみに観客は6割が高齢のおじ様たちでした。^^;■ベッカムのカメオ出演で話題になりましたが鑑賞中、そんなことはすっかり忘れベッカムがどこに映っているのか確認できなかった。興味ある方は、忘れないように探してみるのも良いかと。 特に女子におすすめというのは単に2人のいい男とその微妙な友情だけではなくてほら、まるで「ローマの休日」のようでしょ。ロケ地のひとつがイタリアなのでその風景も楽しめるのです。そして、ギャビーの衣装がどれも素敵。ヘアメイクにも注目です^^うーん、バサバサ感ありのツケマ60年代初頭のモード服まるで初期のバービー人形みたいでした。 可愛いレトロ服を見るだけでも楽しかったわ。母の娘時代のファッションなので縁がなかったのが残念。あ、そうそうボンドがやるような濃厚なラブシーンも残酷な血なまぐさいシーンも一切ありませんのでお子さんとも安心して観賞できるかと思います。昔のテレビシリーズをご存知の方には懐かしいそうです。では、また。予告編貼っておきますね。オーガニック他ユニークチョコが色々
2015.11.21
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映画 「MOZU」よりこんばんは。日曜日は昼からまとまった雨が降ります。という昨夜の天気予報なので早々と映画館へ出かけ戻ってきましたがうん? まだ雨が降る気配はなし。こんなことなら、ちょっと郊外まで足を運べばよかった。。鑑賞した映画は「MOZU」劇場版映画化で新たに2人の売れっ子イケメンを投入そして、たけしの出演も話題? でしょうか。あ、阿部 力さんも出てましたね。封切られたばかりの話題作なのでレビューは書きませんがとても、わかりやすくて面白かったです。まさか! のシーンもありましたけど。。そして期待通りに笑わせてくれたのがこの方「チャオ!!」の東です。血まみれで傷だらけな倉木のことが、とっても大好きな東劇場版ではクレイジーな東の隠された本質を突いてくる倉木。この二人の今後も見てみたいと思ったのは私だけではないと思うのですが?それにしても倉木さんいつも東のお話し相手になってくれます^^;そして、こちらは寡黙な新谷殺し屋役の松坂桃季くんとのバトルシーン。倉木役の西島さんに関してはいまさらなので割愛。この映画、脇も豪華キャストなので個人的にキャラもえしそうな二人をアップしてみました。こんなことを言うとどんな趣味をしているんだ?と人格を疑われそうですが二次創作で遊べそうなキャラは大好物なんです。^^;レビューではないので多くを語りませんが個人的には、たけし不要派です(ファンの方、怒らないでね)さて先日、これを購入したので今から鑑賞しようかな~と思ってます。スタートレックは映画館で鑑賞済みですが好きな映画なのでコレクション用です。未開封の新品中古でブルーレイとDVDの二枚組が千円ちょっと。この続編は今撮影中なのかな次回作も楽しみ「人生はビギナーズ」は送料対策で300円お安いですよね。DVDは山のようにあるので増やすことを控えていましたがやはり増えてしまいます。。楽天は、ただいまマラソン中ですね。お買いものはされましたか?今月は家族を含め誕生月の人が多いのでプレゼント探しに覗いてまいります。では、また。紅茶 セット:店長が見つくろう2つのブランド茶園 セット♪【送料無料】【10倍】【10P07Nov15】【マラソン201511_1000円】価格:1,000円(税込、送料込)保湿予約受付中
2015.11.08
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こんばんは。ずっと秋晴れでしたが明日の午後から少しずつお天気も崩れそうです。映画館へ行くには良いかもしれませんね~。「MOZU」も明日から公開されますしジャニファンは「グラスホッパー」でしょうか。今月20日には「ハンガーゲーム レボルーション」(ファイナル)も公開されるので楽しみ。写真データを整理していると「プライドと偏見」の画像が出てきて思わず手を止めてしまいました。これエリザベスの母親が家の存続のためおバカなコリンズ牧師とむりやり結婚させようとしてもめている親子の会話シーンほら、とっても素敵なお父さんでしょ。ドナルド・サザーランドさん「お前がコリンズと結婚したら父さんがおまえを勘当するよ」と。(この後、母親はヒステリーを起こしますが^^;)台詞も面白いですよね。でもハンガーゲームでは悪魔のような独裁者です。まるでどこかの国のよう。「プライドと偏見」では末っ子のわがままなおバカ娘に手をやいていましたが 「プライドと偏見」(2005)ハンガーゲームでは敵役で登場 ハンガーゲーム2大人になりましたって当たり前ですが・・・。。 ハンガーゲーム33の前編ではチラッとしか出てきませんでしたが囚われの身だったので後編の展開が気になる。。手持ちの画像でちょっと遊んでみました。わかりにくくてスミマセン。^^;最新の予告編はこちら 最初は妹の身代わりだったカットニス弓の上手なごく普通の女の子でした。「革命」なんて考えてもいなかった少女は次第に戦いの女神のようにシンボル化されていきます。心はずっと色んな葛藤を抱え苦しんでいた彼女ファイナルではどうなるのでしょうか。うーん、なんだか宣伝のようになってしまいました?ちょっとパタパタしているので明日は無理そうですがまずは「MOZU」が観たいですね。では良い週末でありますように。おやすみなさい。
2015.11.06
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映画「クリムゾン・ピーク」こんばんは。今夜はちょっとだけ映画のお話を。気になっていた映画の日本公開日が決まりました。来年の1月8日からの予定だそうです。しかし、今のところ上映館は多くないですね。まだまだ先だしTOHO系のようなので今後増えるかも?ゴシックホラーはお好きですか?先月アメリカで公開され、評判はまずまずらしいのですがさて、どうでしょう。日本公式HPは、まだ内容が充実してなくて日本語版の予告編がないのです。ただ、字幕をつけてくださった方がいるのでそれをお借りしてなんとなくストーリーが読めるような気がしませんか?ミア・ワシコウスカってアート系などのちょっと変った映画で主演することが多くそちら系の映画が好きな私はわりと彼女の出演作を観てます。美しいとは思いませんが独特の雰囲気を持つ女優さんだと。。スプラッター系とかよくある残酷なホラーは完全スルーの私ですがこういうゴシックホラーはコスチュームも素敵で、気になるんです。この映画、おもしろいといいな~という願いをこめて^^夜分に申し訳ない動画だったかも?悪しからずです。。^^;では、また。おやすみなさい
2015.11.04
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こんばんは。先ほど、夜のウォーキングをしてきました。といっても3キロ程度です。ただし、早歩きで。市街地とはいえ、最近何かと物騒なので夜はちょっと緊張しますね。注意力が鍛えられるでしょうか?^^;さて、今夜も深夜の更新です。ここのところ、夜に聴いている「Die Antwoord」の曲。中毒性があるんですよね。。無視できない映画「チャッピー」は観ていませんが彼らはこの映画にも出演していました。全国ロードショーの新作は早めに観賞するのでDVDや配信で観るのは単館系中心なのですが今月、半月で観た映画とDVDは下記の通りでした。 キングスマンゼロの未来間奏曲はパリでハッピーエンドが書けるまで青の寝室少女が大人に変る夏U Want Me 2 Kill Him(ドラマはのぞきます)レビューを書こうと思いつつ視聴期限があるので、とりあえず連続観賞していると一作品の印象がどんどんと忘却の方向へ流れていってしまいました。^^;「キングスマン」は見るつもりはなかったけど流れで、つい。おバカなスパイものと思っていましたが実際、そんな映画でもありますが英国らしいエンターテイメントに仕上がっていて意外に楽しめました。「ゼロの未来」は難解なのかな?という先入観があったけど、わかりやすかったです。「間奏曲はパリで」は大人の映画男性がぞっとするのは多分「青の寝室」「ハッピーエンドがかけるまで」はハート・ウォーミング「少女が大人に変る夏」も悪くはないけど特に語ることはない・・・かな。「U Want Me 2 Kill Him」は、気が向いたらレビューします^^相変わらず、メジャー路線から少し離れますが。。今月の観賞予定はまだ少しありますが11月になると映画館のメニューも楽しくなりそうですさてまた、話が戻りますが「Die Antwoord」彼らの情報はここでケープタウン発のアーティストです。趣味的なものなのでお勧めはしません。パフォーマンスやPVには刺激的な部分が多いけどそういうアートが好きな方には面白いかと。もとより受け付けない方は下のPVはスルーされた方が。。(過激度が低いものを選んだつもりですけど)では、おやすみなさい。良い週末でありますよ~に。
2015.10.16
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(C)2015 西炯子・小学館/「娚の一生」製作委員会映画「娚の一生」この作品情報を楽天エンタメナビで見るストーリーは今回省きますので詳細はこちらで 人気漫画家の西炯子さん原作ファンの方はよくご存知のお話しですね。この映画もご覧になった方は多いかと。私は名前しか知らなかったのでどんな人かな~と思って検索するとナント、あの雑誌「JUNE」ゆかりの方・・・でしたかちょっと親近感が ^^;(当時は知る人ぞ知る雑誌です)「こん人もばあちゃんの遺産や思て、もらっときなさい」これ海江田 醇大学教授 52歳 独身ばあちゃんの元カレ・・・^^;人生かけていた辛い恋に終止符をうち仕事を辞め祖母の家で暮らし始めたつぐみしかしまもなく祖母は急死してしまいます(享年73歳)葬儀に現れた海江田は「昔、離れの鍵を預かっとったんですわ」と告白住む権利を主張しそのまま居ついてしまいます。「君、モテへんやろ」初対面からズケズケとものを言う海江田「練習やおもて、僕と恋愛してみなさい」(ぞわっっ)あげく「君のことが気に入った」つぐみの心は癒えないまま毎日、この厚かましい海江田にイラつきつつ二人の奇妙な生活は始まります。でも、つぐみちゃんって優しいのよね。その昔に離れの鍵を預かっていたとはいえこれって住居侵入じゃん怪しい犯罪者の多い昨今変質者も増殖している昨今気持ち悪いですよ。知らないオッサンとの二人っきりの同居生活なんて。そんな生活が始まってまもなく海江田はストレートにつぐみに求愛ほら、気持ち悪い。恋愛後遺症を引きずっているつぐみにとってかなり、うざい存在です。とは言っても日々を過ごすうちに海江田にも優しいところがあるのだと気づいていくつぐみちゃんですが。。さて祖母の49日法要の日海江田のおじさんは親族の前で結婚宣言をしてしまいます。つぐみの気もちはおかまいなし。周りから固めていこうとする作戦ですね。「ふざんけんな、勝手に妄想してんじゃねーよこのクソオヤジー!!!」いえいえつぐみちゃんはいい子なのでこんなキタナイ暴言は吐きません海江田は続けます。「 恋なので仕方ありませんでした 」つぐみはショックでくらくら~~と。。コミカル。祖母の家で色んな人と関わりながら心に傷を持つ大人同士が少しずつ心を開き寄り添って愛を育んでいくお話し。暖かいですよ。海江田を演じた豊川悦司氏と同世代の男性たちには心地よい映画かも。この映画のトヨエツは若い女性に大好評だったとか。。よりを戻すために、つぐみの行方を捜し訪ねてくる元カレの中川くん(向井理)は若くてハンサム「君じゃないとダメなんだ」とつぐみに真剣にプロポーズしますが叶いませんでした。おじさん族に勇気と希望と妄想の爆裂を促すかもしれませんね。予告編youtubeで全編見られるチャンネルありますが。。^^;冒頭のつぐみちゃんの母親の台詞ではないけど「遺産」最近話題になっているのが「デジタル遺産」だとか。故人所有のPC内のデータ。今は都合の良いデータだけを取り出して保存するサービスがあるらしい。イケナイデータがあった場合も故人の名誉が守られるわけですね。■昔から親友と言っていることですが自分たちの場合は「PCを叩き割るか爆破してくれ」と。^^;このブログでは猫かぶってますが趣味に傾倒しすぎて、人に理解されそうもなくPCに棲み続けているデータがけっこうあるのです。もとより人に晒して「理解して~」「私はこんなキャラなの~」なんて子供っぽい欲求はないし。誤解を解くのも面倒。思春期の頃に母親から全否定の洗礼を受け免疫はありますが歳を経ても根本的なものは、そんなに変わらない。私だったらデータの整理なんて不要かなだから爆破 長年の親友も同じ。こんなタイプ、少なくないですよね?!^^;さて楽天のセールも始まったようですね。私はとりあえずバレーボール観戦をします。では、また。これ男女問わず使えて良いです。右のこめかみの上だけに最近ちょこっと出てきたのでお試しに使ってみましたが良いですね。今回、親の分も含めてリピします。
2015.09.05
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美しい遠浅の砂浜が広がる海私(ロビンソン夫人)は今日も誰もいないその砂浜を顔をこわばらせたまま、1人で足早に通り抜ける私のかつての名はエレン・ターナン文豪チャールズ・ディケンズの愛人でした。空と海の狭間ブルーに輝く水平線の海原はいまだに私をこちら側に閉じ込めている巨大な壁なのかもしれない。昔、チャリティ朗読会でディケンズが自ら演じた「ディヴット・コパフィールド」臨場感溢れる彼の朗読は人々を魅了し当時18歳だった私もまた、彼を尊敬し溢れんばかりの才能に大きな影響を受けていました。そしてディケンズとの出会いから、およそ20年彼が亡くなって数年たった今でも私の心は彷徨っている。嵐に遭い巨大な波に飲み込まれる「ディヴット・コパフィールド」のシーンが甦る。ディケンズ前半生の自叙伝だといわれるこの物語には様々な登場人物が描かれているけれど彼の物語の中で遭難したのは私。寄せては返す波のように過去も甦る。正体のなかった存在を消された社会から抹殺されていた過去チャールズさえ私たちの結末を曖昧なものにしてしまった。。私には不確かなものしか残っていない。そう今も嵐の中でおぼれて、もがいているのは私。閉じ込められた世界息をするのが苦しい。。「エレン・ターナン ディケンズが愛した女」(英2014年)監督レイフ・ファインズ(日本未公開)こんばんは。いきなり、主人公エレンを演じてみました。^^写真はオープニングのシーンですが台詞はありません。映画はディケンズと共に過ごした13年間のエレンの回想を軸に今も魂の傷を抱えるエレンの苦悩と再生を描いた物語。もしくは 文豪ディケンズと女優エレン・ターナンの秘密の愛の物語。いわゆる不倫物語ですね。暗い?確かに明るいテーマでないことは明白ですが事実に基づいているそうです。ディケンズの作品に慣れ親しんでいるまさに英国人のための映画という印象ですが私は18~19cのコスチュームドラマが好きという理由で観賞しました。英国コスチューム劇好きの皆さん必見です!!(笑)私のようにディケンズに無関心でも彼の代表作「大いなる遺産」を少し知っていればこの二人の物語はより伝わりやすいのかもしれません。Story1857年、ディケンズが主催する素人劇団に役者としてターナー一家が招かれディケンズは18歳の末娘エレンに興味を抱く。ターナー家は女性ばかり演劇活動の合間、彼女たちが何度かディケンズのチャリティ朗読会を手伝ううちに彼は何かとターナー家に便宜を図ってくれるようになります。しかし、ターナー夫人はディケンズが娘エレンに惹かれていることを見抜いていました。ディケンズは当時45歳妻キャサリンとの間には子供が10人いましたが夫婦関係はすでに破綻。ディケンズの邸宅で彼とエレンが長いおしゃべりを楽しむシーンがあります。ディケンズは彼女に尋ねます。「君の秘密を教えてくれないか」「・・・・・ローレス。ミドルネームよ。あなたの秘密も教えて」「エレン・ローレス・ターナンこれが僕の秘密だ」ディケンズの告白とも言える悲しい秘密です。。その頃姉たちに比べ女優としての才能に乏しいエレンの将来を心配するターナー夫人はディケンズの娘への関心を利用し彼の庇護を受けさせようともくろむ( 良縁を期待できない境遇の若い英国女性が 1人で生きていくことは大変難しい時代でした)著名人であるディケンズはスキャンダルを避けたいエレンは彼の才能を崇拝していましたが男性として意識したことはなく母親の提案を聞いてショックを受けます。「彼は既婚者よ!」一方、ターナン家と交流するうちにディケンズとエレンの噂が広まり、妻キャサリンからも忠告されますが・・・。キャサリン「無言を貫くことはできないわ。 事実はどうであれ、終わりにしてね」 どうせ、隠し通せないのだから」ディケンズ「隠し通して見せるさ」そして、ディケンズは「噂」を紙面で全面否定。二人はまだ恋人関係ではありませんでしたが彼はエレンに執着していきます。その後しばらくの間二人の友人関係は順調に続きますがディケンズ夫妻の別居やディケンズの友人コリンズ氏の愛人宅に招かれたことがきっかけでエレンはプライドを傷つけられディケンズに本心をぶつけます。「彼の愛人を紹介して私を貶めてるの?」「私たちって、一体何?!」反発しながらもすでに、心を通わせるようになっていた二人心は厄介です。そんなある日、コリンズはエレンに囁きます。「僕たちはフロンティアだ誰も行かない道を行くんだよ先駆者になるんだ」当然、エレンは受け入れられない「男は女を待たせて人生を謳歌するのよ女には自由がないの!」苦しい葛藤を続けるエレンでしたがある日ディケンズは完成したばかりの「大いなる遺産」の最終章をエレンに読ませ意見を求めます。それはディケンズが直感的に書いたすばらしいエンディングでした。この才能の前に、ついに屈服してしまったエレンもはや自分の正直な魂に抗うことはできませんでした。「これは私たちの物語よ」そして、二人は恋人同士に。その後、ディケンズが病死するまでの13年間彼女は名前や住居を変えながら隠棲生活を強いられることになってしまいます。妻とは別居中でも超人気作家のディケンズにとって、この手のゴシップはご法度だったようです。同性愛者も投獄された時代でしたよね。当時の英国社会も女性には過酷なものでした。その後もエレンには試練が待っています。彼女はディケンズの良き理解者だったけれど彼女自身をディケンズが理解できたかどうかは疑問です。彼女は言います。人間は孤独誰と一緒にいても孤独なんです。チャールズは物語のラストを変えてしまった。つかみどころのないシャドウで終わらせた・・・。私の人生のように不確かなままで心が乱れるの。・・・抜け出したい。監督はレイフ・ファインズ今回、ディケンズも演じました。彼も実に色んな役をこなす俳優ですね。良く知られているものにはハリポタシリーズのヴォルデモート卿がありましたね。エレンの描き方には多少わかりづらく不満がありましたがコスチューム好きの私はインテリアや衣装の質感、デザイン、ヘアメイクにばかり注目してしまいました。自然光を生かしたような映像も印象派絵画を思わせるようなカットも好みでしたよ。 ここまでマイナーな長いお話しにおつき合いいただきありがとうございましたこれ以上続けると字数制限に。。^^;未公開作品なので日本語HPはありませんが、よろしければご参考まで HP では、おやすみなさい。
2015.08.17
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こんばんは。先日、友人に付き合ってこの映画を観てまいりました。3Dで観る方が迫力あると思いますがあれって時々、気持ち悪くなるので2Dで観賞。 詳しくはこちらで HPStory22年前、ジョン・ハモンドが作ったジュラシックパークが最先端のテクノロジーを駆使した「ジュラシック・ワールド」として甦って再オープン連日、世界中の観光客が訪れるリゾートの島として順調にスタートしましたがさらなる集客とリピート増加をねらった新アトラクションのためのプロジェクトで研究室は初の遺伝子操作によるハイブリッドを誕生させてしまう。しかし様々な生き物の遺伝子を組み込まれたその「新種」はその能力も未知数人間が想定できなかった巨大さと知力を持つほどとなりついに巨大な檻から脱走テーマパークをパニックに陥いらせてしまう。というなんだか一作目を思い出してしまうようなストーリー。(記憶はうすいのですが)この映画のフリークではないので過去作品をあまり語れませんが映像以外には、さほど目新しさを感じませんでした。そして22年経っても人間の欲望と浅はかさは変りません。関わる人間たちのそれぞれの人間模様や会社の経営権を争いDNAを利用して暗躍しようとする人間たちや逞しく成長していく兄弟たちそれらのサイドストーリーをちょこちょこと織り交ぜながら恐竜たちが大暴れ。みどころはすばらしい映像と迫力それに尽きます。物語は凡庸でも恐竜の種類や数は多いし、夏休みに家族で楽しめそうです。特に恐竜好きのお子さんはウンチクをたれたくなりそう。^^ただし、少なくとも小学生以上かな。「進撃の巨人」の食事風景と重なるような気もするし(映画は見てませんが)小さすぎるお子さんは怖いかも。語るような映画ではありませんよね。興味のある方は映画館の大画面でお楽しみ下さい。さてジュラシックシリーズといえばT-レックスですがなかなか姿を現しません。その辺りもお楽しみに。ほほほ今回の収穫はこの人。オーウェン役のクリス・プラットさん好みというわけではないけれどこの人しか頼れる人もいなかったし サバイバルできる男はカッコよく見えますの。プロモで来日してましたね。そうそう、ジュラシック・ワールドのゲートに入るとショッピングモールやレストラン街がありますが「寿司」の看板が目立ってました。けっこう、ツッコミどころとか笑える要素もあるのでパニック系映画ですがジェットコースター的気分が味わえるような気がします。頭を使う映画ではないので、もやもや~とスッキリしない方は気分転換になるかもしれません予告編第2弾 では、本日もお疲れさまでした。車で移動されている方、どうぞお気をつけて。
2015.08.12
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こんにちは。これを昨晩アップするつもりでしたが珍しく睡魔に襲われダウン。だけど、寝苦しい夜が続いているので熟睡にはほど遠い感じでございました。^^;快眠できてますか? 先日、このちょっと可愛らしい映画をDVDで観賞しました。単館系だったので、見逃していた映画です。ほっこり気分を味わいたい時にいいかもね、と思っていましたがまあ、何とも長い年月の「すれ違い」似たような経験を持つ人も多いかも「あと1センチの恋」(イギリス・ドイツ) 詳しくはこちらで HPストーリーなんでも相談し合って育ってきた幼馴染のロージーとアレックスは自他共に認める大親友。二人はボストンで大学生活が始まる予定でしたがロージーには予期せぬハプニングが起こり人生の方向転換を余儀なくされます。アレックスはそれを知らされないまま大学生活を満喫そこから十数年お互い家庭を持ちますが、どうも上手くいかない。ずっと連絡を取り合いながらもお互いの気持ちは、常にタイミングが合わず何度も、すれ違ってしまう。うーん、もどかしい。お互いを想いながらもあれだけ、見事にタイミングが合わないのならもはや「運命の人」ではない?そう、思いますよね。二人は縺れてしまった運命の糸を解きほぐし手繰り寄せていけるのでしょうか?ありがちなストーリーですがなんだか大人可愛いラブストーリーでしたよ。人生は選択の連続身近すぎて気づかないままのこともありそうです。何度もすれ違っているのに縁が切れないなんて恋も人生も諦めなかった結果なのかもともと、そういう運命だったのかどっちでもいい。きっと、ロージーとアレックスにとって必然のことだったのでしょう。 アレックスの披露宴でのスピーチ以上、簡単な感想でした。軽めだけど、あったかいラブストーリーをご覧になりたい方にはおすすめでは、また。本日も熱中症に気をつけてお過ごしくださいね。良い午後をこれは便利そうタイムセール
2015.08.05
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こんにちは。 今日も猛暑ですね。出来るだけエアコンを避けた生活を目指してますがPCの前では無理ですよね。こんなに夏の様相なのに、こちらはまだ梅雨が明けません。大いに疑問なんですよね。今夜から明日は台風に備えなければなりませんが影響を受ける地域の方々気をつけてお過ごしくださいね。さて先日、映画「ターミネーター・ジェネシス」を観ました。今回はレビューは記しませんがちょっとだけ? ^^;文句をたれてますので、不愉快な方はスルーしてね。このシリーズのファンというわけではありませんが愛していた方々には今作は「裏切行為」かもしれませんね。それを楽しむか否は好みの問題かな。もはや、あの「ターミネーター」ではありませんでしたよ。商業的成功をねらったシュワちゃん主演復帰作の「ターミネーター」のつもりですから「新起動」という新しい設定でも「ターミネーター」というタイトルは美味しいので外せない。今までのターミネーターの連作にいいかげんネタが尽きてしまったのはわかるけど「ターミネーター」のキャリアを利用して今後も安易に続編をねらっていこうとするもくろみがみえみえで冷めたわ。。^^;旧式のシュワちゃんもバージョンアップするというオチだしね。おじいちゃんシュワちゃんのための映画なので他のキャストが華を奪ってはまずいのでしょうか。キャストもしょぼかった~。ジョン・コナーもカイルも魅力ゼロ(魅力を感じる人がいたらゴメンナサイ)だいたい昔からコナーはしょぼいけど、ひどかった。ジョンの母親サラ・コナーも、今回は小娘の設定でターミネーター(シュワちゃん)に育てられサラは彼を「おじさん」と呼んでましたわ。ジョンを産む前なのでなーんか物足りない。それにいい男なんて出ませんよ。空間移動しますのでいくつかのパラレルワールドも出現しますが手抜いてる? という感じでした。相変わらずのハリウッドらしさだけを感じた映画。(ほめてません)でも今回、初めて観る人には前作のイメージがないので楽しいかも。。個人的にはやっぱ、キャメロン監督って凄かったな~と思うのです。回顧主義ではなくやはり「才能」の問題ではないかな。(私は新しいものも好きなので)今回は各キャラもあまり描けていないため感情移入もできなかったのです。個人の主観なので悪しからずです。 けっこう、たらたらとしゃべってしまいました。。シュワちゃんやこのシリーズを知らない若い次世代のファンを量産したいのかもしれませんね。きっと、そうやって食いつないでいくのだわね~^^;「新起動」ですもん。色々文句をたれましたがおつき合いいただき有難うございました。まもなく夕方ですので、また草抜きに精を出してきます。^^;では、また。
2015.07.26
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シャーリーズ・セロンが美しい!!クール!!たくましい!!マッドをさしおいてなんですけど女好きでもありませんがカッコよかったです。云々と語るような映画ではないけどあの世界観、徹底していて潔いですね。映画館で体感して納得できるような映画かも。予告編はご存知だと思いますのでメイキング編を。 映画「マッド・マックス」監督・脚本 ジョージ・ミラー荒廃した近未来で妻子を殺された男の復讐劇「マッド・マックス」」(1979)ジョージ・ミラー監督作この作品から始まるシリーズ第4作目1985年の3作目から、実に30年ぶりのメガホンということで話題になりました。主役のマックス役はメル・ギブソンからトム・ハーディに。トムさん、最近、話題作も多くて売れっ子ですね。STORY近未来、あらゆる資源が枯渇してしまった荒廃した世界でもはや法や秩序は存在しない。1人で荒野を彷徨っていたマックスは砂漠でイモータン・ジョーの軍団に捕らえられる。ジョーは水資源やガソリン、食料などを独占し恐怖で民衆を操る凶悪な独裁者ある日、ジョーの配下フュリオサは彼の兵を率いて出動することに。しかし、フュリオサはジョーの女たちを秘密裏に救出し砦から逃走する計画を実行に移す。そこへ、ジョーの追っ手と共に捕らえられていたマックスも現れフュリオサと協力して過酷な逃走をすることになるが・・・お話しは単純です。B級映画?けっこうですよ~ ありえない?そうそうありえなさすぎだし、つっこみどころいっぱ~い(笑)だって、もともとそんな映画でしょ?でもね当然CGでしょー と思っていたアクションリアルだったのです。色々な改造車というかもう超クレイジーな車がたくさん暴走してはつぶれていきます。(一瞬、中国の武侠映画アクションかと思った^^;)シャーリーズは坊主頭にずっとこんなメイク左腕は義手服もドロ、砂まみれのボロボロもう~なんというかキタナイかっこうなのですが美しい。そしてニュークス役のニコラス・ホルト最初は洗脳されたイスラムの兵士のように超危険人物ですがあるきっかけで変っています。ニコラス君大抵いつも変った役をしますよね。最初は気づきませんでした。こんな白塗りですから。「アバウト・ア・ボーイ」の子役時代が懐かしい。彼の出演作はわりと観てます。記憶に新しいのは2年前の「ウォーム・ボディーズ」で主人公のR、ゾンビ役でした。今回も完全な人間ではありませんの。あマックスの話が抜けてましたね。個人的には「うすかった」のです。感情移入もできなかったし・・・アクション、お疲れさまでしたっていう感じでしょうか(スミマセン)こういう映画が苦手な方もいらっしゃると思いますが好みなので何とも言えませんが先入観だけで拒否するのはもったいないかもしれません。私には現世界の縮図に見えました。私たちも、ある意味サバイバル中でしょ。「生きねば !!」同じです。でもこの地球世界の方が、よりMAD MAXかもね。もう一回、観たいな。一応、HPと予告編を貼っておきます。HPここまで、おつきあいいただきありがとうございました。そうそう以前にもご紹介しましたがカンヌで監督賞受賞の「黒衣の刺客」日本版の予告編を早くアップしてほしいな~と。(30秒編しかないので、こちらを)では、また。
2015.07.24
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僕自身の一部が死んだのと同じ 残されたものが君のいない世界でできることは 君の代わりをみつけること 映画 「トム・アット・ザ・ファーム」 監督・脚本・編集・衣装・主演 グザヴィエ・ドラン原作・脚本 ミシェル・マルク・ブシャール元は戯曲です。少し前に観ていたのですが時々思い出してしまう映画なので、やはり記しておこうと思います。「今度、逃げる時は大豆畑にしろ十月のとうもろこしはナイフだ」十月のとうもろこしはナイフだそうここは危険な場所、逃げられないよそう聞こえます。この映画はサイコサスペンスと紹介されています。確かに閉鎖的社会とその文化の中に潜在する人間の孤独と本質がせまってきますがドランが言うように「ロマンティック・サスペンス」ですね。エロい。時おり感じるエロティシズムと暴力美しさと恐怖それって表裏一体では?ラブシーンは一切ありませんがだからこそでしょうか。押し殺した感情が滲み出でて少しずつ画面に広がっていくような息苦しさを感じます。妙に官能的そして順応と服従と洗脳の恐ろしさぞわっっ・・・と。。 詳しくはこちら HPフランシスの暴力は自己否定の裏返しトムをクズ呼ばわりしながら彼の解放を拒む農場は巨大な檻弟の代わり恋人の代わり息子の代わり・・・閉鎖的で隔絶された世界一瞬、現実に帰ったトムも気づいてしまいます。ここを早く脱出しなければ、取り込まれてしまうstory今回はネタばれ満載です。詳細は省きましたがラストまでの大まかな展開を記しております。知りたくない方はこの辺りで退き帰して下さいね。モントリオールの広告代理店で働くトムは事故死した恋人ギョームの葬儀に出席するため彼の実家、ケベック州の片田舎にある農場へ。隣家も、尋ねてくる人さえいない広大なだけの農場でギョームの母親アガットと、兄フランシスは暮らしていた。この家でトムが知ったことはギョームが母親にゲイであることやトムの存在を隠していたことそしてトムの同僚でサラというガールフレンドがいるという嘘だった。「酷い女!どうしてここへ来ないの!?」アガットは葬儀に姿を見せないサラへの不快感をむき出しにしてトムに訊ねます。トムに嫌悪感を持つフランシスは「母を傷つけるな、嘘をつきとうせ」「上手くやり遂げるまで、ここから逃がさない」と脅迫します。同性婚が認められた世の中であっても敬虔なカトリック色が根付いている地域でゲイは「異端」トムはギョームの単なる友人として接することを決め恋人を守れなかったという罪悪感から農場の仕事を手伝うようになる。葬儀が終わったら去るつもりでいたトム脅迫されて留まるうちにフランシスの暴力と時おり見せる優しさの狭間で自分の「感覚」を少しずつ見失っていきます。そんなある日トムは同僚のサラを呼び寄せ芝居をするように頼みます。サラの直感は家族の異様さトムを外に連れ出したサラは「一緒に帰るのよ!」「逃げるのよ!」と忠告しますがトムはにっこり微笑んで「なぜ?もう家族なんだよ」と受けあわない。(うーん、怖いですね~ここ)言い争っているところをフランシスに見つかり家の中へと連れ戻される。ギョームの遺品の入ったボックスをアガットから渡されたサラはそれを固辞し出て行くが最終バスに間に合わずフランシスとトムは車で送ることに。二人は車内で泥酔しフランシスは自分をまともな「男」だとトムに見せつけるようにサラを誘惑し、場を外すよう命じる。その間立ち寄ったバーでトムがバーテンダーから聞きだした話は昔、フランシスが起こした凄惨な傷害事件だった。美しかったある少年の顔をナイフで大きくザックリと引き裂き、口まで裂いたらしい。それ以来、店は彼を入店禁止にしていた。農場に誰も近づかない理由フランシスがどの店にも入れない理由閉鎖的な人々の偏見少しずつトムの曇っていた思考も晴れてきます。翌朝、目覚めると家には誰もいない。アガットはどこ?フランシスと使っていた寝室左右の壁にくっついていた二つのベッドがいつのまにか中央に。。ギョームの遺品ボックスがトムの足元にある。。のろのろと朝食をして過ごしているうちに突然、我に返ったトムは猛スピードで荷物をまとめます。「逃げるんだ」スーツケースから必要なものだけを身につけスーツケースはとうもろこし畑に放り投げスコップを持ち車を奪われていたため徒歩で街を目指しますが途中でフランシスに見つかってしまいます。森へと逃げるトム森の中まで追いかけてくるフランシス震えながら木の陰に身を隠すトム森に響くフランシスの思いがけない懺悔と告白フランシスが取り乱している間にトムはフランシスの車を奪い走り去ります。途中、給油で立ち寄った町外れのガソリンスタンドその店の奥で働いていたのは顔に大きな傷跡のある青年でした。恐怖を感じながら田園地帯を駆け抜けるとだんだん車窓の風景も変化してきます。街灯の数も増え高層ビルや商業施設が見えてくる。街中には人々の姿も。やっと自分の世界に帰ってくることができたトム信号待ちで停止し、トムが安堵できた時信号が「青」に。私の記憶は曖昧で、うろ覚え部分もありますのでその辺りは追求しないでね。孤独と不理解抑圧された精神がもたらす不幸でしょうか。結局、フランシスは自分の本質から逃れるどころかトムの存在によって覚醒してしまったようですね。ご覧になった方はどう思われましたか?しかし相変わらずドランのカメラワークや小物使いでの無言の主張音楽のセレクト・・・総合的な映画の見せ方にはセンスがありますね。ここまで、おつき合いいただきありがとうございました。ドランは今、旬の人かもしれないけど私はこれからの可能性を楽しみにしています^^では、また。
2015.07.11
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映画「マミー」(カナダ映画)監督・脚本 グザヴィエ・ドラン STORY ここは、ある架空の世界のカナダフランス語圏冒頭に以下のような説明が流れます。2015年の連邦選挙で新政権が成立し2ヶ月後にはS18法案が可決公共医療政策の改正が目的であるが、議論を呼んだのはS-14法案だった。これは発達障害児の親が経済的困窮や身体的精神的な危機に陥った場合法的手続きを経ずに養育を放棄し施設に入院させる権利を保障するというもの。数年前、夫と死別しシングルマザーのダイアン・デュプレはある日突然、翻訳の仕事を失ってしまう。そして、その日はADHD(多動性障害)を持つ15歳の息子スティーヴが矯正施設で傷害事件を起こし強制的に退所させられた日でもある。再び親子で暮らすようになるが学歴も、たいした仕事の実績もないダイアンは掃除婦として生計を立てながら息子を養育することに。スティーブは気分が落ち着いている時は純粋で年相応の可愛い息子だが興奮すると暴力的になり手が付けられない。常に情緒不安定。ダイアンは命の危険を感じながらも1人きりで息子の面倒をみることになります。そんな時隣家のカイラと知り合います。彼女は、ストレスから吃音に苦しむ休職中の高校教師。夫と娘の3人家族だけど彼女の家にあるフォトフレームには、かつていただろうと思われる幼い息子の写真が・・・。彼女もまた魂に癒されない傷を負う女性でしたがスティーヴの家庭教師をするうちに彼の純粋さに触れ、信頼関係を構築していく中で彼女もまた、しだいに癒しを感じるようになっていきます。しかしこの3人の危うくも濃密な世界は長くは続きませんでした。詳細はこちらで HP母と息子全世界共通の普遍的テーマですよね。監督の過去作やプロフィールからもともと母息子テーマってお家芸なんじゃないの?なんておっしゃる方もいると思うけれど私的でマニアックなアンダーグラウンドではなくリアルで説得力のある作品です。「ママはいつか僕を愛さなくなる」「母親の愛は永遠よ」「あなたの愛はいつか他へ向く。それは当たり前のことなのよ」母親のダイアンはそう息子に語ります。彼女は40代後半になっても10代の若者のようなファッションを身につけ知性よりも感性で生きる気性の激しい母親。自身の人生には常に不安や問題が山積していますがどんなに苦しみ、追い詰められても問題児の息子を愛し希望を捨てません。そして 息子にとっては「僕を救ってくれるママ」そんな逞しさを持つ女性。未来を信じる力があり、絶望していない。それぞれの危機はあります。愛していても力が及ばないこともある頼れる息子になりたくても思春期真っ只中のADHDの息子は混乱する。信頼していた隣人のカイラはこの土地を離れていく頼れる人は誰一人いない発狂してしまいそうな己を奮い立たせるダイアン葛藤し震えながらも「希望」を「未来」を諦めませんそして、母が苦しんでいるまさにその時入院中のスティーブが取った行動・・・まさに繋がってますね。母と息子多分、感情移入する人は多いと思います。圧倒されて涙腺が緩むシーンもありました。うーんドランの手法にはまってしまったか~と感じながら真正面からドンとやってきて居座ってしまうテーマ性に浸かってしまうしかない、そんな映画でした。ダイアンの可能性を信じる力強いパワーはきっと何か良いものをもたらせてくれるはず。そう、信じたいですね。救いも愛おしさも感じましたよ予告編のコピーにありましたよね。「愛と希望、どっちを捨てるか」捨てる必要なんてある?どちらも手に入れるの。ドラン監督は独特のカメラーワークでも有名ですがそのコマの切り方はある意味雄弁です。そこにあえて台詞は必要ないかのごとくです。実に上手く登場人物の心象風景を表現しているようでした。また音楽の使い方も、映画の冒頭から絶妙です。計算されたコマ回しと共にマッチングしてましたね~。 グザヴィエ・ドラン 説明すると長くなるので彼に興味のある方は こちら(映画HPより)この映画は去年カンヌ映画祭で審査員特別賞を受賞。今年はこの若さで審査員として参加していましたね。4月後半から順次全国公開になっていたようですがやっと先日、劇場観賞できました。視覚的な仕掛けがあるのでスクリーンで観てよかったそういえば前作の「トム・アット・ザ・ファーム」まだ、小規模上映が各地で続いているようですがすでにDVDレンタルできるので興味のある方はいかがでしょうか。私もDVD観賞いたしました。これについてはまた別の機会にしゃべりたいな~と。短く記述したつもりですが長くなりました^^;ここまでおつき合いいただきありがとうございます。映画も嗜好性に差があるものですがこの作品の評価は高いようですね。よければこちらも。ドランらしい表現の一部が確認できます。とてもわかりやすいですよ。こちら物語の後半で再度変化していた記憶があります。使われているのはオアシスの「wonderwall」和訳は こちら とてもナイスセレクト ではおやすみなさい
2015.06.27
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お互い初対面が最悪で敵対している男女しかし実は彼女を愛していることに男は気づいてしまった!・・・って これってパクリですか?「高慢と偏見」の?いえいえ それは違うようですけどなんだか気になるドラマなんです。もうじきDVD発売。製作されたのは2004年?何で今頃 発売なのでしょうか。日本語の予告編はないようです。。レンタルは出ないのかしら ??? ^^;もうひとつ気になるものがあるのですが面白いのでしょうか。どなたかご存知ですか?D・Hロレンス原作なんですよね。。 ロザムンド・パイクが映画「ゴーン・ガール」で注目されたのでリリースされたってことなんでしょうね、きっと。どちらもアマゾンでは予約受付しています。本日もオタネタですみません。では、いま売れっ子の斉藤工くんちょっと気になっていた忍者もの新作映画、面白いのでしょうか?上映館は少なめですね。映画の出演作はわりと多いかな。そういえば、若い頃の「BOYS LOVE」とか「いつかの君へ」という作品もありましたね~^^;おすすめ映画ではございませんがあの頃は可愛かった。相手役は男でしたけど。ま、イケメン英国男子もそこから出世した人は多いですから。では、また次回はハーブシリーズのお話しに戻ります。^^;おつき合いいただきありがとうございました
2015.06.06
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あ~ もう なんて時代劇がお似合いなの!っていつも思ってます。古装に長髪・・・はずせないわなんといっても 端正で男らしいお顔立ち 黄 暁明さん 史実でも超有名な「岳飛伝」レンタル開始と同時にチャンネル銀河でも放送中 ここまできて、なんですが 時々発作的に登場するオタネタでございます。 苦手な方はスルーされて下さいね。エンタ系でいくつか書きたいことが溜まっていますがここのテーマと大きくぶれるので小出しにしております^^;日本でも中華圏の映画やドラマがお好きな方でしたら彼を知らない人はいないと思いますが一般には知名度が低いですよね。また「岳飛伝」の内容はわかっているので話が進む都度に複雑な気持ちになるのですが・・・エンタとして良いドラマだと。台詞にある教えや哲学にも惹かれるものがありまして。レンタルショップに行けば溢れる韓ドラの山、山、山・・・ですが韓ドラコーナーに中国ものを置いていたり・・・^^;なので、もっと中華圏の作品も知ってほしいな~と。文革以前の中国文化は素晴らしいものがたくさんありますよね。日中韓と史劇ドラマや映画はあれど好んで観賞するのは中国ものになってしまう私。ただし宮廷の女性ばかり出てくるドロドロ劇はスルーですが。。日本もぜひ魅力的な時代劇を作ってほしいものです(個人の意見ですよ。他意はありません)でも、ネタ切れかなぁ・・・^^;スイマセン映画「るろうに剣心」の続編の前編は好きでした^^さてこれは、「神チョウ侠侶」(2006)で(漢字使うと機種依存文字で使えないらしい)主人公、楊過役の暁明(シャオミン)さんです。当時、これを見てファンになりました。ヒロインの小龍女はリウ・イーフェイちゃんでした。ツッコミどころ満載でしたが美男美女でとっても目に楽しいドラマでしたわ。岳飛も楊過(架空人物)も生きた時代は違うけれど襄陽を守ったのは同じそれをどちらもシャオミンが演じたなんてーーーーーというところがファンには楽しかったりするのですついでにSHINee君たちの話もしたいけれど長くなるからちょっとだけ^^;約2年ぶりに本国カムバックニューアルバムが1位を総なめしていますが人気グループには良くある現象BIGBANGがまた新曲を披露したのでそのうち首位も変わるでしょう。でも、露出が増えてYOUTUBEなどで色々な姿を見れるので癒やされます7周年を終え8年目に突入しました。(でも、末っ子テミンはまだ21歳)オタネタ、やるかも。^^; では、また。こんなおしゃべりに付き合ってくれて感謝です^^おやすみなさい
2015.06.06
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こんばんは。こちらは蒸し暑い夜です。明日はもっと暑くなるみたいで紫外線がコワイ^^;さて カンヌ国際 映画祭も閉幕しましたね~。タイムリーに情報が入ってくるので賞の結果をご存知の方も多いと思います。でも、賞とは関係なく色々な国の新作映画を鑑賞できるって魅力的ですよね。残念ながら「海街diary」は賞を逃しましたが監督がとてもリスペクトされている雰囲気の中で存在感はあったのかもしれませんね。 今年はパルム・ドールの有力候補が予想外の結果となって一部ブーイングが起こったとか。詳しくないのでよくわかりませんがギレルモ・デル・トロ、グザヴィエ・ドラン、ジェイク・ギレンホール、ソフィー・マルソー彼らも審査員のメンバー。でもグザヴィエ・ドランって、ちょっと若すぎるような気もする。。審査員長のコーエン兄弟の兄・ジョエルいわく「私たちは批評家による審査員ではない」「作品を見る、芸術家による審査員たちなのだ」と語ったとか。なるほど今後は、いままで「カンヌらしい作品」と思われていたものが変っていくかもしれないのかしら。それも面白いと思いますが。結果はこのように。 第68回カンヌ国際映画祭 各賞 パルム・ドール(最高賞)『Dheepan』(ジャック・オディアール監督)グランプリ『Son of Saul』(ラズロ・ネメス監督)監督賞 ホウ・シャオシェン(侯孝賢)(『黒衣の刺客』)審査員賞『The Lobster』(ヨルゴス・ランティモス監督)男優賞ヴァンサン・ランドン(『La loi du marche』)女優賞ルーニー・マーラ(『Carol』) エマニュエル・ベルコ(『Mon Roi』)脚本賞ミシェル・フランコ(『Chronic』)カメラ・ドール賞(新人監督賞)セザール・アウグスト・アセヴェド(『La tierra y la sombra』)「ある視点部門」 監督賞黒沢清(『岸辺の旅』) で青文字のところが日本の作品と関連作品 深津さん、今回も黒のドレスですね。とてもお似合いですが日本人は地味系が多いですよね。なんでも「死んだ夫と旅をする」そうです。 詳しくはこちらから 岸辺の旅HP そしてもう1本「黒衣の刺客」 映画「黒衣の刺客」より スー・チーって、監督の常連女優みたいな感じだけどいまだに「若い」イメージがあります。妻夫木くんは遣唐使の役日本で遣唐使というと時代が遡りすぎというイメージがありますが中華圏ではよくある時代設定ですね。こちらは、HPがまだ充実していなくて情報がほとんどないので詳しくはわかりませんがヒロインは殺し屋として育てられた女性ありがちなストーリーかな~と思うのですが監督賞を受賞しましたので興味ありますね。映像がとても美しいそうですちなみに狙われる暴君にチャン・チェンあ~ 似合いそう!!初めて拝見したのは映画「グリーン・ディスティニー」でしたが大作に多くご出演なのでご存知の方も多いかと^^監督と同じ台湾の俳優さん。そして監督とツーショットの妻夫木くんファンの方、ご覧になりますか?番外編つい最近のSHINeeくんたち5人で何をやってるの~?いつものスキンシップかしら~(彼らは腐女子が喜びそうなことを無自覚でやるので)と思ったらファンの子が中にいるようです。頭は見えませんが足が・・・。^^一種のファンサービスですね 日本では壁ドンからはじまりいまや色々あるようですが、こういうのはまだないですよね^^;あ、つまらぬことをつぶやいてしまった^^;では、本日もお疲れさまでした。ここまでおつき合いいただきありがとうございました。おやすみなさい
2015.05.25
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この邦題は映画の結末が想像できるようなイメージですが原題は「Two Mothers」です。 たまには、女性向映画を・・・と思い先日DVD観賞しました。 詳しくはこちらで 美しい絵の崩壊HPこれは1人の少年が母親のような女性に恋をすることから始まる物語よくある陳腐な設定とストーリーかしらと思いましたがうーんちょっと違うのです。 しかし ハンサムで可愛い息子たちですね~。 母親たちもこう言っています。「若くて、美しい神のようだわ」「私たち、いい作品を作ったわよね」「我ながらいい腕だと思うわ」 Story オーストラリア東海岸の入り江で近所に住むロズとリルは幼馴染みの親友同士共に金髪に青い目双子の姉妹のようにもみえます。二人はずっとこの土地で共に成長しそれぞれ家庭を持ちそしてお互いの息子たちもまた同い年で幼馴染みの親友同士。リルの夫が早逝した後はロズがリルを見守るように過ごすことで絆もより深まり2つの家族は毎日のように顔を合わせ海辺での生活に皆が満足していた。ロズをセカンドマザーとして慕っていた少年イアン(リルの息子)もやがて青年へと成長彼のロズへの気持ちはいつしか激しく純粋な恋心へと変っていく。 一方ロズの夫ハロルドはシドニー大学で演劇の専任講師の職を得る。彼はシドニーへ転居することを提案するが息子のトムもギャラリー経営をしているロズも気がのらない。そんなある日悪酔いをしたトムの介抱のためにロズの家に泊まったイアンは気持ちを抑えきれずに激情におもむくままロズと一夜を共にしてしまう。それに気づいたトムは・・・・・。 原作はイギリスのノーベル賞作家ドリス・レッシングこの映画が理解できると言えば人格を疑われてしまうのかしら?^^;しかし、倒錯的でつまらないと一蹴してしまうほど単純な人間ではないつもりです。 この浮き舟のような彼らの「基地」は母親たちが少女の頃から通っている特別な場所。大海原をはるか遠くに見渡せる海がとても美しい。外界へ入り江を離れて未知なる海へと世界へといつでも漕ぎ出していけるはずだと思うのですがここでは世界はたった4人だけ濃厚ですね。。「生命の母なる海」といわんばかりにこの映画の背景にはこれでもか・・・と何度も見せつけるかのように美しい海、時には荒れた海が存在します。どうしても象徴的に感じてしまう。息子たちはなぜかこの入り江を離れたがらず母たちもまたそんな息子たちを無条件で受け入れます。この世界は母体のようでもあり母親たちが「女性性」を試すような場でもあり彼らの関係性はとても独特です。でも倫理感に問われることはあっても「罪」ではない。。多分この関係を理解し合えるのは共に生きてきた2つのファミリーであってこそではないのかしら。論理では語れないしおそらく本人たちでさえ自分をうまく語れないでしょう。 当然、それぞれの葛藤はあります。息子たちが大人の男に成長するということは自分たちは老いていくということ。未来を共に築くことはできない。いずれ、近いうちにこの関係も終わる息子たちが若く美しく純粋な時だけ母親たちは有効期限を知っているだからこそ共に過ごす時間は濃密でも、若いイアンにはそれが理解できない。 純粋さゆえに崩壊します。。ネタばれしそうなので気になる方はDVDをご覧下さいませ。 息子たちも同じ時期にそれぞれ結婚し同い年の娘を授かりますが・・・ 美しい絵とはまさにこのようなシーンなのでしょうね。物語はこのまま終わったりはしません。息苦しくなるようなラストシーン女性の皆さまはどのようにお感じになるのでしょうか。 しかし・・・ 誕生した時から息子のように育ててきた親友の息子と恋人関係なんてありえないですね。単に親子ほど年齢差のある男との恋愛ではなく育ててきた子供同然の存在ですから。しかしこの危ないテーマを描きながらも漂ってくる品性はなんなのでしょうか。いやらしくない。原作が文芸作品のせい?少し文学的な雰囲気を感じてしまいました。。さてこれが父娘だとこの世界観はないですね。世の中には父娘ほどの年の差カップルは多いし多くの場合期間限定という刹那的な雰囲気はない^^;(超高齢者は想定しておりません)監督と脚本家の過去作品をチェックしてみるとなるほど~。。女性監督ならではの感性ですね。特にこの脚本家の作品をよく鑑賞していることに気づきました。思わずレンタル棚から選んでしまったのも縁があったのかもしれません^^; 原作はこちらです。短編集のようですね。 ここまで、おつき合いいただきありがとうございます。どうぞ良い週末でありますように。おやすみなさい
2015.05.15
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こんにちは。大気が濁っていた先週末、映画館に逃げるように駆け込みこれを観てきました。そして、また1000円鑑賞券をゲット。ラッキー詳しくはこちら HPさてウッディ・アレンは苦手です。でもプロヴァンスの風景と花々の映像にひかれて観てきました。もしかしたら彼の作品の中で唯一のお気に入りの「ミッドナイト・イン・パリ」のような雰囲気が楽しめるかも?と思ったのです。 Story中国清王朝時代の扮装をして喝采を浴びるイリュージョンの天才マジシャンスタンリーは怒りっぽくて気難しい皮肉屋。仕事に対しても文句が多く、人を小ばかにする悪い癖も。そんなある日、彼の楽屋に友人が訪ねてきます。友人である大富豪一家がアメリカ人占い師の女性ソフィに魅了され言いなりになっている状態 彼女の能力はホンモノなのかそれとも何かトリックがあるのではないのか君の能力でその真偽を確かめてほしいと依頼される。すっかり、その気になったスタンリーは「偽占い師の本性を暴いてやるぞ」と婚約者との休暇をキャンセルしコート・ダジュールのカトリッジ家へ乗り込んでいきます。 実際、彼女に会ってみるとなかなかの美人で、とてもチャーミング彼女の見せる透視能力にも内心びっくりしてしまいす。しかし、彼は魔法や超能力など科学的に証明できないものは一切信じない主義彼女の「占い師」としての能力を全否定しながらも彼女が気になります。 一方、カトリッジ家の御曹司は彼女にベタぼれでウクレレを弾きながら歌を捧げプロポーズする毎日。 またスタンリーが母親のように慕う伯母も南プロヴァンスの住人。伯母にも彼女の「占い師」としての資質を確かめようとします。ひねくれ根性と屁理屈を繰りながら恋愛感情はないと言いつつ、ソフィにまとわりつくスタンリー。ソフィもまた、この変な男が気になって仕方がありません。そしてスタンリーは、現実主義を翻してまでだんだんと彼女の術にはまっていくのですが・・・キャラが正反対の二人素直になれないスタンリー心が通い合うようで、すれ違う毎日。そんな時伯母が事故で緊急手術をうけることに・・・!!動揺して伯母の無事を「神頼み」してしまったスタンリーはふと、あることに気づきます。 ソフィの能力はホンモノ?二人はすれ違ったまま?恋のトリックはあり?時代背景が1920年代なのでファッションや車ゃ音楽がノスタルジック。おしゃれで、素敵です。そして南プロヴァンスの風景も魅力的。好きだったのは天文台でのシーン。スタンリーは言います「子供の頃は天文台から見る宇宙(そら)が怖かった」「なぜ?」というソフィの問いに「広大だから」と答えます。そういえば私は宇宙が「深く」感じて怖かったなぁ。。のまれてしまいそうで。。スタンリーはそういう繊細な心を憎まれ口で武装したのかしら?「この子が子供の頃ね、地区で一番の温厚で優しかった牧師さえお前だけは地獄へ堕ちるっておっしゃったのよ~」という伯母さんの台詞がありました^^;でもねやはりウッディ・アレンは苦手でした。台詞の多さに寝落ちしかけまして・・・^^;確かに連日睡眠不足でしたが私が映画館で睡魔に襲われるのはとても稀なのです^^;でも、評判は悪くなさそうなのでウッディ・アレン色がお好きな方にはおすすめかも・・・ってそんな方はすでに観賞済みですよね。蛇足ですがコリン・ファースは昔から知っている俳優で嫌いではありませんがもう少し若い方をキャスティングした方が良かったのでは? さてこの作品なら、もう一度観れますよ~ では、また。参考にならないレビューだったと思いますがおつき合いいただきありがとうございました。
2015.04.28
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こんばんは。植物やアロマの話しは好きですがそれらのお話しが続くとエンタを語りたくなります^^なので先日からクンフー映画に登場する拳法のお話しを少しだけしていますがまた、ちょっと語りたいと思います。あ、でもこれもマイナー系でしょうか。よろしければおつき合い下さいませ。今夜は「酔拳」こちらの動画をお借りして・・・。その昔、ジャッキー・チェンが演じていたので興味がない方もご存知だと思います。喉を攻撃するというのは日本の古武道の必殺技として見たことがありますが。。大酒飲んで酔っ払う拳法ではないのですがエンタだと、そちらの方がうけるのか酔っ払うという設定になってますね。^^;この拳法は水滸伝に登場する「花和尚」こと魯知深が伝説上の始祖のようです。実際には独特の歩法と手法が特徴の各地に伝わる酔拳やその他の拳法を組み合わせて酔八仙拳としたもの。(素人語りなので細かい追求はご勘弁を)創始者の一人が蘇乞兒ジャッキー・チェンの師匠として有名な方ですよね。今までに映像化されたものはたくさんありますが映画の内容云々は置いといて・・・(ここでは内容は語りません)私のご贔屓はやっぱりこれ蘇乞兒役に武術家のチェ・マンチェクその妻役にジョウ・シュン武神役にジェイ・チョウ(台湾)(以前、このブログでジェイ祭りをやりました^^)ミシェル・ヨーさんも出演キャストがちょっと華やかなのです。さて最初の動画の最後にくるみ割りの話が出てきましたがくるみ割りならオンユくん(SHINeeリーダー)もできますよ~。(突然のSHINeeネタ、初めての方は適当に・・・お願いします^^;)それも指一本で。これは昔の動画ですが日本でも、これをやってました。まねしちゃダメよ~ オンユでは、本日もお疲れさまでした。おやすみなさい
2015.04.23
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先ほど「ワイルドスピード スカイミッション」を観てきました。いただいた1000円券がお役立ち^^今回で7作目になるんですよね~。このシリーズのファンとしてはやはり、ポールをちゃんと見とどけないとね。 詳しくはこちらで HP Story ストーリー・・・・・・ ちゃんとあるんですけどね。もう、いろいろ冒頭からぶっ飛んでてストーリーなんておまけみたいに思えてくるんです。^^; 前回、レティ奪還の折に国際犯罪組織を率いるオーウェン・ショウを捕らえたドミニクたち。それぞれが家族のもとで平和に暮らしていたがある日、事務所内でホブスが襲われ東京にいるハンが殺されると ブライアンの自宅も爆破されてしまう。爆破直後にドミニクが受けた電話はオーウェン・ショウの兄、デッカード・ショウからの宣戦布告彼は弟の「敵討ち」のために天才ハッカー、ラムジーが作った「神の眼」を手に入れるためラムジーを拉致したテロ組織と組んで壮絶な復讐を企てていた。狙われたドミニクとクルーたちは「ミスターノーバディ」と名乗る男が率いるある政府組織と協力しながらハッカー救出と「神の眼」の奪還のため死闘を繰り返すことに。さてデッカード・ショウとの対決はいかに? 興味のある方はキャスティングなどをすでにご存知だと思いますので省きますね。今回は悪役にジェイソン・ステイサムを迎えました。 予告動画やCMなどでご覧いただいたとおり車がダイブしたり、空中移動したりとまさに「スカイ・ミッション」です。ぜ~~ったいにありえな~い!!!シーンの連続不死身です。 でも、面白いのよね。そういうカーアクションが許される映画ですから^^(車のスカイダイビングは実写)ストーリーはよどみなく車のようにハイスピードで展開していきますので飽きさせません。ただ、アクションものが苦手な方は疲れるかな。クールで非現実的つかの間、現実忘れて気分転換できる映画ではないでしょうか。そして、やはり「仲間」っていいなそんな風に毎回感じることのできる暖かさもありますね。そしてこの映画のファンはみんな感じていると思うけれどラストシーンは音楽と共にせつなくなります。故ポールへのメッセージでもありファンに向けたメッセージ。このシリーズ、まだ終らないようですが今回と同じように彼の弟が役を引き継ぐようですね。そっくりではないにしてもCG処理などが施されたことやカメラアングルのせいでしょうか特に違和感はなかったです。撮影途中の不幸な事故でしたがそれでも映画は完成しまた、こうやって彼の姿を観れたのは嬉しいことでした。関連ブログ 親日家ポールの過去ブログさて私はマッスルフェチでもないし、好みでもありませんがこの二人もすごかった。特にロックは・・・人間に見えませんでした。筋肉増強したアンドロイドのようで^^;もしくはコミックヒーローのようでした。昔はもう少し細かったですよね。 個人的にポール・ウォーカーと言えばこの作品も思い出すのです。バハマの海がとてもきれいでしたね~。私はジェシカ・アルバのファンだったのです。だって、可愛いしバービーのようなスタイル。サメがたくさん出てきますが海中の映像は全て実写でCGではないらしい。 怖そうな予告編だけど、ハッピーエンドですよジェシカのファンになったのはこれがきっかけでした。当時、日本でも放送されたみたいでしたがジェシカの知名度がなかったせい?残念ながら日本では受けなかったようですね。ちなみに私はDVDを全て持ってます・・・。 話がそれてしまった。。二人とも子役からキャリアをスタートしたらしく昔からの知り合いと言ってましたね。ちょっと、思い出してしまいました。明日は雨の日曜日になるのでしょうか。では今週もお疲れさまでした。おやすみなさい
2015.04.18
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映画「新少林寺」(2011)より こんばんは。今日はぽかぽか陽気でしたが湿度が23%だったとか。乾いてます。。明日にかけて黄砂の襲来が凄いようですが砂が水分を吸収するので大気が乾くのだそうです。天気予報で言っておりました。黄砂の量が凄くないですかー!!今夜は保湿をしなければ、明日はバリバリになりそうですね。 上の写真は映画「新少林寺」のものです。映画のレビューではありませんがこの動画に影響されて貼りました。^^;(お借りしております)映画はベニー・チャン監督作品1912年辛亥革命直後の混沌としていた中国列強諸国がこぞって押し寄せ、土地をめぐり各地で内乱が勃発し勢力争いが絶えない時代が背景でした。ご覧なった方も多いと思いますがこれは一人の男の壮絶な人生ドラマでしたよね。今回はレビューではないので映画の内容などは省略いたします。でここに登場するのが嵩山の小室山のふもとにある「少林寺」「少林拳」といっても色んな拳法があって、とても曖昧な名称というか総称というか素人にはよくわからない世界なのですが映画で使われたのは「七星拳」というものらしい。上の動画には登場しませんがこの「七星拳」は「俗心を捨て到達した悟りの境地の象徴」として登場する拳法。北斗七星に由来するらしいですね。しかし、裏の意味は「爪先・膝・腰・拳・肘・肩・額」の七箇所を用いた全身を使って攻防する秘訣を伝えるものとか。必殺技の代名詞のような意味もあり虚飾を廃した鍛錬主体の基本型とのこと。「基本が極意に通じる」の道理。まるで全てに通じる真理みたい。要するにこの拳法は基本が必殺技にもなるということですね。また少林寺の教えのひとつに「平常心で無常を見る」というものがあるそうです。無理。無理でしょう・・・これ。これができたら、もはや人間である必要はないかも。(持論です) さてこれはマニアックな情報ですが監督の過去作品「インビジブル・ターゲット」でもこの映画で共演の武道家のウー・ジンとニコラス・ツェーが戦う場面がありました。彼らのアクションを見るのも楽しかったです。そして、紅一点のファン・ビンビンも出演していました。存在感のある女優さん。日本でもCMなどでお馴染みの中国が誇る美女 去年は、この「武則天」で美しい姿を披露しておりました。 武則天といえば、あのコワイ武則天ですが・・・^^;ビジュアルは目の保養になります。では、また。 どうぞ、良い週末でありますように。 一般人でも、せめてまつげくらいは上げたいわ
2015.04.17
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ただいま上映中でございます。アカデミー賞作品賞をはじめ四部門獲得ということで認知度は高いですよね。詳しくはこちらで バードマンHP お目当ての「ワイルド・スピード スカイミッション」は来週から「マジック・イン・ムーンライト」は近くの映画館での上映なし・・・ということで「バードマン」を観賞してきました。監督は「バベル」「21グラム」などのアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ氏超シリアス路線の人というイメージですがこちらはダークコメディといったところでしょうか。Story昔、「バードマン」というヒーロー映画で一躍有名になったリーガン。60代になった今ではすっかり落ちぶれ人々から忘れられた存在。家庭も崩壊し、娘との信頼関係も失っている。自身の復活をかけてレイモンド・カーバーの「愛について語るときに我々の語ること」を自ら脚色主演しブロードウェイの舞台に挑み華々しいカムバックを図ろうとしていた。その舞台裏では出演俳優が大怪我をして降板代役のマイク・シャイナーの存在はリーガンを脅かし舞台のプレビュー評価に苛立ち娘との溝も深まるばかりで他の色々な問題も山積しだんだんと精神的に追い詰められていく。するとそんな彼の傍らでずっと囁き続ける「バードマン」おまえはバードマンだヒーローだ神だ!・・・「うぉ~っ!」そうだ、俺はバードマンだ~!! ^^甦ってみせるぜさて彼は再び人々から求められるのか再び愛されるのか予期せぬ奇跡とは何よ?今回は公開されたばかりだし、ネタばれいたしません。ただ映画は面白かったです好みは分かれると思いますがストーリーは単純。表現がちょっと独特なだけ。長まわしのロングカットと言われるだけあってずーーっとカメラが追いかけてきます。なのでシーンの区切りというものが明確ではないし現実と非現実的な描写もごちゃ混ぜという印象。だけどストレスはなく、むしろ、わかりやすいな、と。映画界やショービジネスの裏方もリアルに表現していてあの業界に興味のある方はにやっとしてしまうかも。世代間の意識のギャップは現在のネット社会にリンクしているしこの業界を批判しているかのようなシニカルな場面、表現、台詞・・・フィクション劇創作の裏は政治的闘争やエゴも含めもう、なんてリアルなの~とそれが面白い。自身も大いに怒り失望し混乱する中でもうひとつの人格の「バードマン」と対峙するリーガンの復活劇コメディです。気が向きましたら見届けてあげてくださいませ。これは、ラストシーンなのですが娘のサムの視線の先は・・・? 予告編はこちら 今回は簡単に書きました。不意にネタばれしそうになりますしこの独特の雰囲気は語るより感じるべき作品のような気がします。キャスティングもユニークでした。^^では、また。よい日曜日でありますように。
2015.04.11
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こんばんは。お天気が冬に逆戻りしていましたね。GWがまじかなのに雪?こちらは晴天でしたが、強風で肌寒かったです。先日DVDを何作か観賞しましたがその中で、この作品が一番お気に入りでした「暖かいんだから~」と思わず言ってしまいそう^^ 「僕を探しに」(原題ATTILA MARCEL)フランス映画シルヴァン・ショメ監督作品 詳しくはこちら HP アニメーション製作で有名な監督ですが実写映画は初だったようです。監督がおっしゃるには自身の作品『ベルヴィル・ランデブー』(2003)のサントラ曲「アッティラ・マルセル」にインスピレーションを得てストーリーが出来上がったとか。私は、その作品もサントラ曲も知りませんがこの映画はとても魅力的でしたよ。主人公ポールを演じるのギョーム・グイという俳優さん。その大きな瞳で、とても豊かに表現していました。Storyポールは、幼児の頃に目の前で両親を亡くし そのショックで言葉を話すことができなくなってしまった青年。そんな彼をずっと育ててきたのはちょっと風変わりな双子の伯母たちでした。二人は何時も同じヘアスタイルで同じ洋服を着ています。そしてクラッシック文化の愛好者彼は、幼児期の記憶を封印したままそんな伯母たちが経営するダンス教室のピアニストをしながら33歳になった今でも伯母たちと同居しています。 大事に育てられ恋愛経験もなくシューケットが大好き。伯母たちは今でも彼を一流ピアニストにする夢を諦めていません。そのためには何でもしてくれます。そんなある日偶然にピアノ調律師が通う同じアパルトマンのマダム・プルーストと出会います。彼女は部屋の床をはがし、そこに畑を作り部屋のいたるところで植物を育てていました。それは、彼女の秘密の部屋でした。そこでポールにあるハーブティーを勧めます。 それは彼女の「魔法」魔女のようです。彼女が煎じて差し出すハーブティには必ずマドレーヌが。マドレーヌは甘い誘惑記憶を水底から引き上げるエサらしい。飲むと過去の記憶が脳裏を走ります。伯母たちに隠れて彼女の部屋を訪れる度に少しずつ封印していた記憶が甦ってきます。最初にポールが感じた過去の記憶は両親や伯母たち、父親の友人がポールの未来を祝福する暖かい様子若く美しい母親の無償の愛を感じて幸せな気持ちになれます。どんなに愛されていたか・・・しかし幸せな記憶もあるけれど、同時に痛ましい記憶もある・・・母は優しく朗らかで美しかったけれど父は粗野でちょっと強面のプロレスラー幼かったポールは両親の言い争いや父親の暴力もふいに思い出してしまいます。記憶が蘇る度にポールの様子が少しずつ情緒不安定になり伯母たちの知る「ポール」ではなくなりますがそれを訝しく思った伯母たちはマダム・プルーストとポールのかかわりを知ると彼女を激しく攻撃してしまいます。その時マダム・プルーストも人に言えない問題を抱えていました。そしてポールに伝言と最後のハーブティーを残しひっそりと姿を消してしまいます。伝言メモには一言「自分の人生を生きて」まだ、ポールには沈んで浮上してこない記憶がありました。多分、核になるとても大切な記憶人生をちゃんと取り戻して自分らしく未来を生きるには彼女の残したハーブティを飲むしかありません。彼の封印は解けるのでしょうか。彼は口が利けるようになるのでしょうか。そして彼の自分らしい人生って? まるで童話のような ポエムのようなポップで せつなくて ちょっぴりシュールマダムの部屋は魔女の館のよう彼女の存在はスパイスみたい彼女は言います「暗い記憶は、幸せの水溜りの中へ、ね」水底から水面に引き上げたらちゃんと受け止めてそして癒しの中へ置き換えるそうすれば大切なものが見えてきて色んなものを背負っても、また先に進むことができるそういうことなのかな。さて記憶はよく「匂い」と結びついていると言いますがこの物語ではスイーツの味が記憶を刺激します。音の気配もさりげなく散りばめられていました。私が最後まで気になっていたのは伯母さんたちがよく食べていたチェリーの砂糖漬けなぜにいつもチェリーなの?ポールはシューケットマダムはマドレーヌこちらにまで甘い香りやお砂糖のベタベタした感触が伝わってきそうでした。アニメーションの監督らしい演出や色彩も多く音楽も楽しく登場人物たちも印象的です。「アメリ」と同じプロデューサーのせいかしら。そうそう、ポール役のギョームさんはとても対照的な父親役も演じていました。おすすめなぜか太字が消えない・・・スミマセン、強調文ではないので念のため。では本日もおつき合いいただきありがとうございました。風邪ひかないようにお気をつけくださいね~。おやすみなさい。
2015.04.08
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先日、「はじまりのうた」を観賞しました。音楽ものは好きなので多く観てきた方だと思います。監督と脚本はアイルランド出身のジョン・カー二ー過去作品「once ダブリンの街角で」のヒットで話題になりました。「ダブリン・・・」に似た雰囲気はありましたがこちらも親近感があって地味めですがとてもハートウォーミングな作品でした。企業とのタイアップが多いけどホームページは情報が充実していますよ~ ここ HPStory共にシンガーソングライターのデイヴと恋人のグレタは共同制作した曲が映画主題歌に抜擢されメジャーデビューを機にニューヨークの高級アパートへお引越し。イギリスでの生活とは全く違う環境。グレタは自身の才能を封印して彼を立て支えますが次第に多忙を極めていくデイブとすれ違うようになり二人の意識感覚もずれていく中デイブの浮気が発覚し、彼女はアパートを飛び出してしまいます。そして旧友のミュージシャン、スティーブを頼って身を寄せるはめに。そんな夜にライブハウスで歌うスティーブの提案で強引にステージに立つことになってしまいます。そこで、ダンと名乗るホームレスのような中年男に声をかけられます。ダンは、かつてレコード会社を設立した敏腕プロデューサー。その職人気質から現在の音楽業界の流れに迎合できず設立した会社をクビになったばかり。夫婦間の問題がきっかけで妻子とも別居状態。娘バイオレットとの信頼関係も失い最悪の気分で飲み歩いた最悪の日でした。そして偶然入ったライブハウスでグレタの歌を聴いたのでした。ダンのスカウトをグレタは固辞しますが諦めきれないダンは何度も彼女を説得します。次第に心動かされていくグレタは、もう一度歌ってみようと決意。ダンは、彼女を連れデモテープなしのギター一本でクビになったレコード会社へ売り込みますが、協力を拒否されます。レコーディングスタジオがなくてもアルバムは作れる!PCとソフトとマイクがあれば録音できる!そう、ダンは決心し協力してくれるミュージシャンたちを集めます。その中には大物ラッパーも~ダンの協力要請に応じてくれるトラブルガム(シーロー・グリーン)( セリフが次第にラップになっていくのが楽しくて思わず拍手したかったけど、周りがしーーんとしていたので^^; )エンパイアステートビル、セントラルパーク、チャイナタウン、地下鉄のホーム、ビルの屋上など時にはストリートで遊ぶ子供たちにお小遣いを与えてバックコーラスをさせてみたりニューヨークのあらゆる場所で、街の喧騒さえ取り込みながらアレンジを加え、このゲリラ的レコーディングは続きました。そうやって、ついにアルバムは完成します。クビにされたレコード会社も興味を持ち契約を提案してきます。でも、ダンサイドの結論はちょっと先送りグレタとダンの次第に寄り添っていく感情を匂わせながら登場人物たちそれぞれの親子関係、夫婦関係、恋人関係、友人関係 なども微妙に変化していきます。そして、グレタもデイブと再会。彼女は彼にアルバムの曲を、彼は彼女に新曲の感想を求めます。アーティスティックな音楽と商業的、大衆嗜好性の音楽同じ曲でもアレンジで変わるどちらの言い分も間違っているとは言えないただ、二人の考え方がこんなにも変わってしまったのねと感じるシーン。「よりを戻したい」とデイブグレタは「急な変化でまだ意識が上手く追いついていかない」と言います。それでもデイブはライブに来てほしいとグレタを誘います。グレタは迷いながらも足を運ぶことに。そして彼女がそこで聴いた曲は・・・。その夜彼女は新たなスタートとともに、ある決心をしました。さて一体それはなんだったのでしょうか。それぞれの再生物語です。この時期の鑑賞にふさわしいのではないでしょうか。今回、主観は省きました。ヤボだからです。代わりに「音楽」が語りますおすすめです予告編「Lost star」 キーラ・ナイトレイver.アダム・レヴィーンver.もあります。(マルーン5のボーカル)映画館から帰宅してマルーン5のアルバムをごそごそと探し昔の曲を聴いてしまいました。キーラは・・・うーん雰囲気のある感じ? でしょうか。どう思います?そうそう、ダンが乗っていたヴィンテージカーがずっと気になっていたのですがHPによると、あれはジャガー・マーク10だそうです。本日も、おつき合いありがとうございます。では、また。
2015.03.29
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(C) 2014 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.映画「イントゥ・ザ・ウッズ」この作品情報を楽天エンタメで見る 詳しくはこちら ここミュージカル映画は好きな方です。で、先週観てきましたがなんだか賛否両論のようですね。ストーリーの意外性や新鮮さは期待できませんが大人のディズニー映画ではないでしょうか。小さな子供には理解できないと思います。子供受けしそうな映像ですが小学生の子供とご一緒されない方がよいかと。大ヒット・ブロードウェイ・ミュージカルをロブ・マーシャル監督が映画化した作品です。「子を授かりたいならば、4つのものを森から持ち帰れ」父の代にかけられた魔女の呪いを解くためパン屋の夫婦は4つのものを求めて森へ入ります。4つのものとは 赤いずきん、とうもろこしのひげのような黄色い髪、ミルクのような白い牛、黄金の靴同じころ、それぞれの目的や思惑があって赤ずきん、ラプンツェル、ジャック(ジャックと豆の木)、シンデレラたちが 森へとやって来ます。また、彼らを追って魔女やオオカミ、王子たちも願いをかなえるために森へ。一度はハッピーエンドを迎えたけれど望みが叶ったように見えたけど・・・・・それって、どうなの、よ?物語の登場人物たちは森の中で悟ったり、迷ったり、葛藤したり混乱しまくりで、もう大変なのです^^;それぞれの願いを叶えるために森の中で翻弄されます。イントゥ・ザ・ウッズ木々が鬱蒼とした森の中ここは、彼らの深層世界でしょう。本当の自分が求めているものは何?無意識下に潜んでいたもので意図的に避けつづけてきたものでむくむくと混沌とした、この森を形成しているよう。だから森は怖いところとも言える。 何が正しくて何が間違っているの?何が善で何が悪なの?罪って?ものごとの真理って?まるで三すくみのようでもありメビウスの輪のように表裏が一体化するかのようにすべては繋がっている!誰もが知っている物語の主人公たちにそれらを語らせることによってわかりやすいメッセージになっているのかなとそんな風に感じた映画でした。え~蛇足です。魔女役メリル・ストリープは迫力があったしパン屋の妻役エミリー・ブラントも魅力的でした。ただ、王子たちの歌はいまいちかなぁ・・私はスタートレックのファンなのでクリス・パインのチャーミング王子役はちょっと残念な感じで~^^;ジョニーはまるで友情出演のような役どころ。彼のオオカミを違う形で見たかった。存在感があるだけに惜しい。。詳しい情報を確認していないのでこの映画の細部はよくわかりません。詳しくは のHPでご確認下さいませ。(手抜きでスミマセン)前半、音楽のテンポがいいので期待感がありましたがちょっと長く感じるかもしれません。今回は、ネタばれしてないですよね? ご覧になるご予定の方、楽しんで下さいね。では、また。おつき合いいただき有難うございました。
2015.03.21
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こんばんは。日の入りが遅くなりましたが、一日が終わるのが早いです。時間の使い方がまずいのだろうな~と思いますが年度末の煩雑作業にやや閉口気味。やる気がないので進まない。。で何気にSNSのタイムラインを見ているとこんな写真が(ファンでなければわかりませんよね)アカデミー助演女優賞のプレゼンターに昨年の助演男優賞のジャレッド・レトの姿が。髪の毛・・・いつ切るの~^^;最近の彼は映画で見るようなキリストのような風貌です。(去年からこんな感じ)去年は「ダラス・バイヤーズ・クラブ」で助演男優賞を獲得主演のマシューもだけど、20kほど減量しました。世界ツァーは依然やっているみたいだけどWWFの活動もしているらしい。役者というよりミュージシャンとしての彼のファンですがやはり、映画に出演すると存在感がありますね。それが才能なのかな。俳優業を辞めるなんて言っていたようだけど現在、ジョーカー役をやるかもしれないというウワサ。。はて?アカデミー賞を受賞する作品って商業路線から外れたものが、わりと多いですよね。賞を獲得してから全国ロードショーになる場合もあるけれど秀作とヒット作が違うように万人に愛されるような作品とは限らない。ジャレットの主演作や出演作はあるのですが大作だと、ちょっと古いけど「アレクサンダー」かな。王の幼馴染で親友の役。 これは、劇場版でカットされたシーン。(日本語盤はありませんでしたが)腐女子が喜びそうな編集をしたものもありますがここでは単なるディレクターズカット版の一部を。この顔、見覚えないですか?過去ブログでもつぶやきましたけど日本に来て~ ライブやって~!! で、今夜はジャレットの曲を。彼の曲はメッセージ性のあるものが多いのですが今夜はこれ。世界中のあちこちで起こっている悲惨な戦争を憂いて。「THIS IS WAR」(2009)こんな趣味話しにおつきあいいただき有難うございました。本日もお疲れさまでした。
2015.02.24
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(c)2014 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. 映画「アメリカン・スナイパー」 この作品情報を楽天エンタメナビで見る本日、アカデミー賞各賞が決定しましたね。作品賞は「バードマン」でした。ふふふ・・・今年も作品賞を当てました(どーでもいいことですが)あるアンケートに「バードマン」をセレクトして投票していたのですが予想では少数派だったのであまり期待していなかったのです。この「アメリカン・スナイパー」は、多分違うなと思っていました。映画の性質上、論争になっていましたし。。でも、グッドタイミングなので先日観たこの映画のレビューを少しだけ。イラク戦争で160名以上の敵を射殺した米軍の伝説のスナイパークリス・カイルの自叙伝をイーストウッド監督が映画化。主演のブラッドリー・クーパーも製作を兼任第87回アカデミー賞でも6部門ノミネートされた作品です。Story米海軍のエリート部隊“ネイビー・シールズ”の兵士であり伝説の男と呼ばれたスナイパークリス・カイルは米軍のイラク活動中に計4回イラクへ派遣されスナイパーとして多くの同胞を救い援護する日々でした。イラクに出征した彼は驚異的な狙撃能力で自軍の窮地を救うがその任務には子供さえ標的にせざるを得ない現実がありました。自爆要員として任務に送られるのは7歳~10歳の子供たち排除するのが任務でしたが、クリスが指令を確認しても「判断は任せる」結局、自己責任で「排除」をすることに。やがて敵までが彼の存在を知るところとなり多額の賞金をかけられ、敵兵たちの標的となってしまう。悲惨な戦場と壮絶な銃撃戦で仲間や友人たちを失い救えなかった仲間の命に自責の念を抱え彼もまた葛藤と苦悩の日々を繰り返しながら次第に心が蝕まれていきます。。これは、実話の映画化なので内容をご存知の方も多いと思いますが監督の創作部分もあるらしいのでネタばれしていないこのあたりで止めておきますね。映画はアメリカサイドの視点で描かれていますがはっきりとした強いメッセージを主張するのではなく淡々と1人の兵士の経験を語っています。クリスはタフで屈強な男、また優しい父親であり夫ですが自国のイラク対策に関して何の疑問も持たない単純な愛国主義の男です。敵を射殺することにも躊躇しません。幼少の頃、父親から番犬になれと教えられて育った彼は羊(一般の弱者)をオオカミ(暴力や攻撃)から守る番犬としての「任務」にプライドをかけていたのだと思います。そんな男でさえ、任務期間が終わって帰国しても心は戦場を彷徨い救えなかった同胞に心を痛め自覚が無いままPTSD(心的外傷後ストレス障害)を抱えてしまうのです。アメリカ視点なので悪=イラクという構造になっています。ここに誤解を招く要素があるのかもしれません。今回、イラク側から語られる要素はほとんどありませんでしたがそれは、クリスの物語だったからだと思います。彼はアメリカの対テロ戦争の英雄。しかし、この映画はアメリカが主張する正義やイラク戦争そのものを描いているのではなく「伝説と呼ばれた男」を描きたかったのだと思います。そして、いつの時代のどの戦争も不毛であることを静かに伝えているのでは・・と。クリスは無事に帰還します。その後、PTSDの治療を続けながら同じPTSDを抱える他の兵士の手助けをしていましたが結局は「戦争」の、その副産物の犠牲となってしまいます。私には永遠に続く悪循環のように見えました。そしてこのクリスのストーリーは対イラク戦争の時でさえごく一部にすぎませんよね。皆さんは、どのように感じましたでしょうか。去年、同じような実話物語の映画がありました。こちらも海軍のネイビーシールズのお話し。過去ブログ「ローン・サバイバー」 では、本日もお疲れさまでした。おやすみなさい
2015.02.23
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HPは ここ こんばんは。これは少し前にDVDで観た映画です。ラッセ・ハルストレム監督の名を見てセレクトしました。そういえば、先ほど気が付いたのですが楽天市場HPの右上、INFOSEEKの隣に「無料ドラマ」というものが新しく登場してましたね。多言語に対応したサービスだとか。といっても、翻訳はボランティアも採用されるらしい。なんだか、まだ良くわかりませんがそのうちチェックしてみようと思います。 これは恋愛映画です。恋愛映画を積極的に観るタイプではないのでハルストレム監督でなければスルーしていました。ストーリーは・・・ 説明します?(笑)書きながらこういうのもなんですけど~わりとありきたりなのです。ただ、最後にハートウォーミングな「オチ」がありそういうところがこの監督と原作者の「らしさ」なんだと思います。『きみに読む物語』・・・私の好きな映画のひとつですが、あの原作者ニコラス・スパークスの小説がベースです。冒頭は、なんだか暗くて穏やかならぬシーンが続きケイティという女性の取り乱した姿が。。あれ?これって殺人事件が絡むミステリー? だったっけ。。?あまあまのLOVE LOVEでないならおもしろいかも?そんな感じで始まります。雨の夜、刑事の追跡を逃れて彼女は長距離バスに乗り込みアトランタ方面へ。ノースカロライナ州のサウスポートで途中下車しそこで新しい生活を始めようとします。森の中のくたびれたキャビンを借りて住居にしますが彼女の不自由な暮らしぶりを見かねた雑貨屋経営のアレックスが時々彼女を助けていくうち、二人はお互い惹かれ合うようになります。また、ケイティは近所に住むジョーという女性とも知り合い孤独だった彼女に友人ができます。アレックスは妻に先立たれたシングルファザー。幼い子供二人(兄妹)と暮らしながら妻の不在にいまだ慣れず、新しい恋愛にも向き合おうとしませんでしたがケイティと知り合ったことで少しずつ変っていきます。ある日、「君と一緒にいて前を向きたくなった」というアレックスケイティは、逃げ出してきた理由を明かさないまま彼と未来を築いていこうと決心します。心に傷を負ったもの同士が、相手を尊重しながら少しずつ心を開き寄り添おうとする様子に繊細さを感じるそんなストーリー展開だと思いました。そんな時、彼女を探してこの地にやってきた刑事すぐに、姿を現さず遠くから彼女を観察します。そして、偶然アレックスが見つけた指名手配写真の貼紙そこにはケイティの顔写真が。。それも第一級殺人そして、ケイティという名も偽名だった。本名はエリンどういうことだ?アレックスは衝撃を受けます。「この町をすぐに出て行け!」とつい、言ってしまいますが・・・。とても暖かい映画だと思います。目新しさはありませんが、ちょっと癒されました。アレックスは優しく頼もしいし、ケイティは健気で優しい。子供たちは可愛いそして、ジョーとの女同士の友情も注目するところです。わかりやすくて後味のいい映画が観たくなった時はおすすめかもさて今週末、観たい映画はこれなのですが暗そうでしょ~^^; 重そうでしょ~。いい男も出ないし、オッサンばかり。。でも、グイ・ルンメイってなんか色っぽいし気になる映画なんです。行けたら観てきます(少数派だろーなー)明日は少し暖かくなるのかな。ここまで、おつきあいいただき有難うございます。では、本日もお疲れさまでした。おやすみなさいネイルチップ☆ラメグラデーションにスワロフスキー☆成人式・ブライダルにも!激安サイズオーダー付け爪☆ショートチップ・ロングチップ対応♪価格:1,080円(税込、送料別)
2015.02.10
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こんばんは。今日は、映画「ビッグ・アイズ」を観てまいりました。帰りに雑貨屋へより、キッチン雑貨なども購入。お安いので買いすぎ注意のお店なんです。お洒落な雑貨がいつも安いのは嬉しいけれど~色々買いすぎてしまいました。もう、DVD観賞でいいかな~と思っていましたが寒いし時間が取れたので映画館へちょっとネタばれしてるかも・・・^^; 詳しくはこちら HP Storyティム・バートン監督作品の実話がベースの作品。ご存知ですよね。1958年、マーガレットは娘を連れて暴力夫から逃げるように去り仕事をしながら路上で絵を売る生活をしていました。そんな時に不動産業兼画家を名乗るウォルター・キーンと知り合い世間知らずのマーガレットは彼の巧みな話術に魅了されほどなく二人は結婚する。ウォルターは画廊に作品を持ちこんでは相手にされない日常だったがあるクラブハウスの壁にキーン夫妻の絵を展示販売し始めたところマーガレットの絵のみが注目されることに。そこで、ウォルターは妻の作品の作者になりすましマーガレットはゴーストペインターの生活を余儀なくされます。「絵を売る」という商才に長けたウォルターでしたが、大成功をおさめると、自分はセレブたちと豪遊する毎日でマーガレットはアトリエにこもって、1日16時間絵を描く日々。。そんな二人の生活にだんだん亀裂が生じてきます。そして、10年・・・ついにマーガレットは離婚を決意。そして真実を告白。しかし、夫からは「妻はおかしな宗教に入信し狂っている」と吹聴され、話しを捏造され彼女は全否定されます。そこで、マーガレットはついに訴訟を起こすことに。60年代のアメリカで一大ブームを巻き起こしたといわれる「ビッグ・アイズ」作家のウォルター・キーンは時の人となりますがそれは、全て妻マーガレットが描いたものだった。という実話をバートン監督が彼のカラーで映像化したお話しです。50年代後半から60年代にかけての時代背景が今と随分違うので多少違和感があるかもしれませんが50年代、アメリカ女性も良妻賢母を賞賛洗脳された時代がありました。それを皮肉った映画に「ステップフォード・ワイフ」がありましたね。あれ・・・シュールでしたわ。。 「女の作品は売れない」言葉巧みにウォルターはマーガレットを洗脳します。「だから僕の名前を使うんだ、二人ともキーンなのだから問題ない」確かにそういう時代だったのかもしれないけれどこういうことはやってみないとわからない。確かにウォルターの営業能力やマネージメントは凄いけれどハートがないのです。アーティストの魂を理解できないので、売り方も見境がない。ある意味品性を欠いた行動は作品の価値にも影響を及ぼします。拝金主義だけのマネージメントと芸術性の狭間でタイム誌ともトラブルを起こしてしまうウォルター。彼は画家を名乗っているけれど、自己中で根っからのペテン師。人を欺くのは巧みですが本音をつかれた時の逆切れは、まるで狂人です。マーガレットは富や名声を求めていたのではなく自分の魂を「ビッグアイズ」に表現していただけ。そしてそれを認めてほしかった。描き出されるものはマーガレットの分身。口下手で不器用な彼女の唯一の自己表現でした。それさえ「お前のものではない」なんて言われたら・・・これはアーティストとして屈辱自分のアートを語れるのは本人だけのはずですがアートを理解できないウォルターが作品を語る・・・。夫婦仲も最悪の中で、上手くいかなくなるのは当然ですよね。裁判沙汰になりますがティム・バートン色なのでコミカルです。そして、映画の色彩もポップで明るい。あの時代のインテリアや車を見るのも楽しいですが、私は60年代のファションに魅力を感じました。もし、ウォルターが誠実な夫でペテン師でなかったなら二人が信頼し合い愛し合っていたならばマーガレットは、一生ゴーストペインターだったのかも?でも、そんな夫だったら妻をゴーストにはしないですよね。 マーガレットは現在86歳。 今も絵を描いているそうです。彼女のHPはこちらです。 マーガレット・キーン この絵のように着物を着た女の子の絵も多かったですよ。明日、朝はこちらも-1度だとか。油断すると風邪をひきそうですね。では、また。本日もお疲れさまでした。ベルギーチョコ10個 おまけ二種付。トリュフの粉が一袋同封されていました。何に使おうかな
2015.02.07
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こんにちは。今朝は福岡でも1℃でした。 時々晴れ間も見えますが、私は部屋に篭もっております。見る予定のDVDや整理しなければならない音楽ファイルがどーんと溜まっているのでまずは返却期限のせまったレンタルDVDをせっせと観賞しながら音楽ファイルの整理をしています。この映画は日本上映予定は未定だったし、その後も一部の映画館だけの上映だったのでDVD化を待っていました。原作がベストセラーで、大物俳優のキャスティング評判もまずまずなのに虐げられていますよね~。HPらしきものはこちらから HP Storyマークース・ズーサック原作のベストセラー「本泥棒」がベースです。監督はドラマ「ダウントン・アビー」などのブライアン・パーシヴァル。ナチス政権下の1938年から第二次世界大戦中のミュンヘンが舞台。リーゼル(ソフィー・ネリッセ)は逃亡生活中に弟を失い母親とも別々の生活を強いられハンス(ジェフリー・ラッシュ)とローザ(エミリー・ワトソン)夫妻のもとに里子に出されます。彼女は弟が埋葬される際に拾った「墓掘り人の手引き」という本を大切にしていましたが字が読めないので内容を理解していませんでした。それに気づいた里親のハンスは、読み聞かせを始め彼女の識字学習を手伝います。やがて、彼女は書物に強く惹かれていきますがナチス政権下では、国民は自由を奪われ読書も禁止。反ユダヤ主義の集会では「知的な有害物質」として大量の書物が焼き払われてしまいます。しかしリーゼルは焼け残った一冊の本をこっそりと持ち帰ります。その様子を車中でじっと見つめていた町長の妻。後日、町長宅へ洗濯物を届けるために訪問した彼女は夫人に気づかれてしまいますが夫人は彼女を蔵書部屋へ案内し読書を勧めてくれます。その後も訪問する度に読書を続けますがある日その現場を町長に見つかり彼女は出入り禁止に。家ではユダヤ人の恩人の息子マックスをかくまっているしかも、彼は生死を彷徨っている状態ナチスの管理はますます厳しくなっていくハンスは徴兵される幼い少女に取り巻く環境は厳しくて苛酷これから、どうなるの?物語は、死神のナレーションではじまります。ちょっとユニークですよね。でも、暖かくて不思議と癒されるんです。私たちは人生を全うする中で色々な事が起きると思いますが人間の魂への尊厳を感じました。 「本を読むこと」はリーゼルの心のよりどころ。また書物を通して大切な人々を救いたいと願っていた彼女は出入り禁止となってしまった町長宅へこっそり侵入しては本を拝借することを繰り返しますがある日、友人のルディに見つかってしまいます。でも、彼は彼女の頼もしい理解者で、思い合う相手。彼との友情も、また彼女の大きな支えでした。この二人の関係と成長は、暖かくてほのぼの。^^ マックスからクリスマスにプレゼントされた白い本。白紙のページだけの本で最初のページにはヘブライ語で「書く」という文字マックスは言います。「僕の宗教では葉っぱでも鳥でも、命あるものは全てカギとなる秘密の言葉を持っているんだ」「言葉は命だよ」「君の言葉を綴って」ここで、初めてリーゼルは自分自身を表現する術を身につけていきます。地下室に隠れ住むマックスには、独特の表現力で外の様子を伝え彼が病気の時には、読み聞かせをして励まし続け彼女もまた本の存在に救われていきます。背景は暗いですが、重い映画ではありません。反戦メッセージが込められていると思いますけど命や人生について語っているとも言えるのではないでしょうか。作り手の優しさが伝わってくるような映画でした。あまりしゃべるとネタばれしてしまいますね。死神は最後に言います。「私は人間というものに取りつかれている」死神なりの愛情表現ですね。彼女の里親をベテラン俳優の『英国王のスピーチ』などのジェフリー・ラッシュと『奇跡の海』などのエミリー・ワトソンが好演しています。予告編
2015.01.31
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(C)2014 No Spies, LLC. All Rights Reserved映画「スパイ・レジェンド」この作品情報を楽天エンタメナビで見るHP こちらの方がいいです。元スパイ、ピーター・デヴェロー(ピアース・ブロスナン)コードネーム(Novemver man)が古巣のCIAが絡む陰謀に巻き込まれ、孤立奮闘しながら陰謀を暴くアクション。でしょうか。ストーリーは 引退後、スイス・ローザンヌで静かな生活をしていたデヴェロー。そこへ元同僚が訪ねてくる。彼は、ロシア大統領戦の有力候補アルカディア・フェデロフを知る元同僚エージェントたちが次々に暗殺されていると話す。次に狙われているのはモスクワ在住のデヴェローの元恋人ナタリア彼女はフェデロフのチェチェン紛争に絡む情報を持っているとのこと。彼女を救出しようとモスクワ入りするデヴェロー。フェデロフのスキャンダルを追っていた彼女はフェデロフに絡む行方不明の女性ミラ・フィリポヴァという名を彼に告げるが逃走中にデヴェローの元弟子メイソン(ルーク・ブレイシー)に殺されてしまう。一方、セルビアの首都ベオグラードにはミラが行方不明になる直前に接したアリス(オルガ・キュリレンコ)がいた。ミラの行方を知りたいロシアやCIAは、その情報を抹殺または得るため殺し屋やCIAもアリスを追っていた。 デヴェローは、アリスを助け事件の黒幕を暴こうと奔走するうちCIA内部にロシアとの二重スパイがいることをつきとめる。その黒幕は誰なのか?CIAに娘まで拉致され脅迫されるデヴェロー。さて、どうする?メイソンのエージェントとしての葛藤と成長も描きながら陰謀が少しずつ暴かれていきます。スパイ合戦です。ストーリーはわりと単純なのでわかりやすかったですね。映画ですが、ありそうなお話しかも。ただ、英国のスパイもののようにずしーんと重くなりません。ピアース・ブロスナンが主役でスパイものというと007のボンドが浮かびますけど、職業的には敏腕ですが普通のおじさんです^^;かつてボンドガールを演じたオルガも出演していますが手を出したりはいたしませんよ。封切られたばかりですしあまりしゃべるとネタばれしそうですね。ただ、2時間の上映時間はあっという間でした。特に目新しさはないけど展開が早いので退屈しませんでした。それに、おっちゃんばかりの中でメイソンはなかなかいい男でしたから目にも優しい(笑)ロシアをNATOに加盟させ、アメリカの傘下に・・・というかアメリカ人の黒幕が君臨するという単純な妄想には大いに落胆しましたが。。観ていてなんですけど、人それぞれですがあまりおすすめは・・・^^;スパイ物に慣れている人には物足りないかもしれません。わかりやすいスパイアクションで気分転換したい方にはいいかも。実は「ビッグ・アイズ」を観るつもりでしたがタイミングが合いませんでした。ティム・バートン監督作品ですが上映館は今のところ少ないですね。では、また。いい天気ですね。良い日でありますよ~に。^^■送料無料■売れてます!!市販のペットボトルに取り付けるだけ!かんたん加湿!■ヒルナンデス...価格:2,344円(税込、送料込)
2015.01.24
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エイダン・ターナー(「ホビット」キーリ役)こんばんは。阪神淡路大震災から20年あっという間のような・・・当時生まれた子も先日成人式を迎えましたね。あの朝、親友が無事だと電話をくれたことを覚えています。その時は、現状が全くわからずその後、何日も彼女と連絡を取る手段がありませんでした。災害時に起こりうる事への想像力は貧弱だったと思います。その後も、次々と起こる大きな地震と犠牲。傷ついた心を癒すことは何年経っても無理かもしれないけど危機管理は忘れてはならないですね。さてインフルエンザが怖いので、病院へのお見舞いも短時間にささっと。。マスクをもっていない人には精油をスプレーしたマスクを配ってます。周りの人間がバタバタとダウンしておりますのでこんな時は、元気でいなければ~と気を張っていますが私は終息した春ごろに罹ったりすることがある・・・^^;気管支弱い私には恐怖栄養はたっぷり足りているけれど睡眠不足がダメですね。皆さま、十分に気をつけましょう。と、言いながら本日はマスクをして映画を観てきました。遅ればせながら「ホビット」です。ファンタジーですがアクションものですよね。中国のファンタジー歴史アクションもののヨーロッパ版みたいな印象もありましたが悪いけど、ホビットシリーズの方が面白いし良くできてる。イケメンも取り揃えているし目にも楽しいのです。長いシリーズ物だし、長編過ぎるので今回、レビューはいたしません。ただ、観賞しながら現在の世界情勢ともリンクするなぁ・・・と感じてしまいました。この映画もリアルな世界も多様な人種と文化を認めず無駄な戦争ばかり。そして、大切なものを失ってしまう・・・。ご覧になった方は多いと思いますが、いかがでしたでしょうか。このお話しが、あの「ロード・オブ・ザ・リング」へと繋がるんですよね。「ロード・オブ・ザ・リング」も全て映画館で観ましたがすでにうろ覚え。このシリーズ、これだけ続けられたこと自体がスゴイなと思います。予告編 この作品シリーズのチャンネルはこちらyoutube チャンネルアラミス~かっこいいと叫びそうになりましたがバルドです。どうしても三銃士アラミス役のルーク・エヴァンスで見てしまう私。バルド役もかなり素敵でした。ルゴラスもなかなかですよね。オーリーのエルフ姿も好きです。最近、この人見ると元奥さんのミランダー・カーの顔がちらつきます。(彼女、日本で某洗剤とか某バックとかのCMでおこずかい稼ぎしてますよね。)一体、何を観てるのよ~ と言われそうですがこういう「華」がないと映画は楽しくないの。ファンタジーは、特に。ラスト近くで「真実の愛」が語られますが少し、ほろっとします。。何も考えず、このファンタジーの世界で遊んで帰ってくるのがよろしいかと。。そんな映画ですよね。ということで、ジェイ君(周杰倫)ネタです。予定通りなら、明日結婚ですね~。ジェイ君祭りも明日までかな。では、ジェイの監督第二作目の「天台」(2013年)を。時代背景は彼の両親の青春時代をイメージしたらしい。かなり、レトロですね。もちろん、音楽もジェイです。挿入曲の中から「天台的月光」こちらが予告編あれ?いま、読み返してみたら英国人三人を加えたいい男まつりになってますわ~^^では、本日もお疲れさまでした。お付き合いいただき有難う~ございました。おやすみなさい。
2015.01.17
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(C)StellaNova Filmproduktion AB, AB Svensk Filmindustri, Film i Vast, Sveriges Television AB, Eyeworks Fine & Mellow ApS. All rights reserved映画「ストックホルムでワルツを」この作品情報を楽天エンタメナビで見るこんにちは。先日、ジャズと北欧レトロに魅かれて観てまいりました。スウェーデンのジャズシンガー、モニカ・ゼタールンドの半生がベースです。スウェーデンでは大ヒットしたそうですね。映画の詳しい情報はか HP でStory主人公モニカは、スウェーデンの小さな田舎町で両親と5歳の娘と暮らすシングルマザー。電話交換手の傍ら、夜はジャズクラブのシンガー。ビリー・ホリディやエラ・フィッツジェラルドを聴いて育った彼女の夢はジャズ歌手として成功することでした。そんな時ある評論家に誘われ、家族とのクリスマスを犠牲にしジャズの本場、ニューヨークでライブを行いますが大失敗してしまいます。そして憧れていた歌手にアドバイスを求めると「この歌の意味を理解して歌っているの?」「人まねではなく、自分の気持ちを歌ったら?」と冷たく突き放されてしまいます。失意のうちに帰国するとライブの失敗は新聞で知れ渡っており父親の冷たい言葉や同僚の嘲笑に傷つきモニカも娘のために人生を考え直そうとしますが彼女は諦めませんでした。所属するバンドの巡業中にベーシストからある詩集を勧められます。「ジャズの背景が思い浮かばない?」その詩集を読み進めていくうちに彼女は母国語でジャズを歌うことを始めていきます。往年のジャズファンには、 懐かしい楽曲がズラリかも。映画の時代背景は50~60年代。さすがに私もサッパリわかりませんが20代の頃、ジャズにハマっていたことがあるので大御所ビル・エヴァンスの名前は知っていました。劇中で演奏されるビル・エヴァンスの「ワルツ・フォー・デビー」も名前は知らずとも、どこかで聞いたことがあるような、そんな印象を持つ方は多いのではないでしょうか。 60年代半ば、日本でもジャズが流行っていたそうですね。ジャズ喫茶なるものも、たくさんあったとか。今のブルーノートみたいだったのかしら??もっと、カジュアルなのかな。音楽市場が大きいのは、アメリカ、日本、スウェーデンらしいですが・・・ということは、ジャズはスウェーデンでも大人気だったのですね。モニカは志の高い強い女性。逞しい女性です。だけど、愛に飢える脆い女性にも見えました。娘のために父親が必要だと家族を作ろうとしますがふさわしい相手ではないので上手くいきません。そんなことの繰り返し。娘もまた、不安定な母親のそばで傷つきます。その一因は父親にもありそうでした。父親との会話で「木登り」の話が出てきます。モニカは、てっぺんまで登って上からの景色を見てみたいタイプ父親は上るのを最初からあきらめるタイプそんな父親は彼女の行動をいつも叱咤しモニカに良い母親であるべきで夢を見るべきではないと否定的で理解を示しません。保守的で頑なな性質、娘に批判的で父として愛情を示すことができない不器用さ。モニカは、音楽家だった父に理解してほしかったでしょうし認めてほしかったでしょうし何より、暖かい愛情を示してほしかったのだと思います。これは彼女のジャズシンガーとして成功するまでのお話でしたが一方で父親とのストーリーでもありました。幼少期の環境や経験、傷ついた魂は、一生涯影響を及ぼしますよね。さて実は、中だるみを感じてしまいました。でも、なかなかおしゃれな映画でもあったので北欧デザインのインテリアや雑貨を見るのは興味深かったですよちょうどアメリカではミッド・センチュリーの全盛期。ドイツのバウハウスにいたデザイナーもアメリカに亡命して活躍していました。その波は、北欧諸国にも。ミッド・センチュリーと北欧デザインって似てますよね。当時の日本にもミッド・センチュリー的なデザインがあったので世界的大流行だったのでしょう。当時、北欧インテリアで有名なデザイナーは主にデンマークでしたが(ヤコブセンなど)北欧デザインのベースはその頃に確立されて今に至るのかな~なんて脱線思考しながら中だるみ時間をやり過ごしていました。^^;洋服もヘアスタイルも初期のバービーだわ~なんてことも。そんな風だったので、私のレビューはかなり抜けてますわ。悪しからずです。^^;インテリア以外にもヨーロッパ車に興味のある方はとってもレトロなサーブやボルボが登場するので面白いかも。蛇足ですが、当時のライブやレコーディング風景にはびっくり。モニカはたばこをプカプカ吸っているのです。吸いながらというか、煙を吐きながら歌ってる。時代の違いを感じるところですね。私は、たばこの煙が漂っているだけで、むせるし声も出ないタイプ。気管支が強いのね。 予告編です。こちらは、本人の映像ですね。
2015.01.12
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こんばんは。もう3日が終わろうとしています。本日から帰省ラッシュのようですが移動をされる方は、道中お気をつけて下さいね。さて評判が良さそうだったので年末に観に行きました。忘れてしまわないうちに、ちょっとおしゃべりを。(C)2014 Twentieth Century Fox映画「ゴーン・ガール」この作品情報を楽天エンタメナビで見る導入部のストーリーはこちらかまたは、こちらで HPギリアン・フリンの同名のベストセラーがベースですね。原作は全世界でかなり売れたそうです。監督はデヴィッド・フィンチャーこの映画は一種のホラーです。特に男性の方、怖いですよ~。最初は自覚症状もありませんもの。自分に何が起こったのかわからないまま蜘蛛の巣にかかった獲物のように気づいた時は既に遅し。身動き取れないわが身に打つ手は皆無かも。( レビューを書いていくうちにネタばれしてます^^; 鑑賞予定の方は適当にスルーをおすすめします。)予告映像のとおり、妻は突然失踪します。しかも、部屋には争った形跡やルミノール反応によって大量の血痕の後も見つかります。殺人事件の様相ですが何日たっても妻(エイミー)の遺体は見つかりません。しかし、夫(二ック)に不利な状況が次々と暴露されマスコミによって、大きく拡散されてしまいます。そして、ついに妻殺害の容疑者に。真相解明ができなければ最悪の場合、死刑になる可能性も。というのも、ニューヨークから二人が引っ越してきたミズーリ州は「死刑」が執行されるところ。まずい! ですよね。追い詰められたニックは自ら真相究明に奔走し、妻の過去と現在を検証しようとしますが・・・じわじわと彼女の本性に辿りつくほどに・・・愕然とします。 で、どうする? 二ック~。もはや、警察も信じてくれなくなりました。彼女は一体、どこへ消えたの??ぬーぼーとした頼りない二ックも奮闘し始めます。ここからは、消えた妻との心理戦。彼女の形跡と残したヒントを頼りに真相を暴こうとやっと頭をフル回転モードへとシフト。いわゆるこれは、妻による夫へのスリリングな復讐劇ですね。エイミーが不在にもかかわらず彼女の仕掛けたワナにはまり、もがくおバカ夫にベン・アフレックが好演しています。(少々メタボ気味のゆる~い感じが役にハマってる)妻役にはロザムンド・パイク。今までのキャリアで色々な役を演じていますが知名度が低いらしい。そうなの?私はボンドガール(悪役)もジョニデと共演「リバティーン」も記憶にありますが、なんといっても、「プライドと偏見」(2004)で姉のジェーン役は有名でしょう。このころは、可愛かったですね。映画の冒頭、二ックはエイミーの髪を愛撫しながら「妻が何を考えているのか、この頭の中を覗いてみたくなる」というようなセリフがあります。そうですね、エイミーの精神分析をしたくなるお話でもあります。彼女を語る時に外せないのが彼女の両親の著書「完璧なエイミー」という児童文学。物心ついた時から彼女は本の中の理想的で完璧な少女エイミーと子供時代から結婚するまで、一緒に年を重ね成長してきました。両親もまた、娘エイミーを自慢の娘だと自負しています。「完璧なエイミー」とリアルなエイミーの間には当然「ひずみ」が生まれますよね。エイミーは「違い」を意識しながら自分ではない「エイミー」を演じ続けているんですね。幼いころから培われ、期待され続けてきた「完璧」であり、「洗練」された人間であり、人々が「理想」化し憧れる人間であることへの執着を捨てることができません。二ックとの結婚は、彼女が望む理想的な結婚生活になるはずだった。しかし・・・二ックは失業し、毎日グータラし、若い愛人と逢瀬で離婚寸前。彼女の人生に「汚点」は不要。そして二ックとの結婚で失われてしまったもの全てを取り戻すことは彼女にとって「命」そのもの。だって「完璧なエイミー」は分身ですもの。さて、この二人は一体どうなってしまうのでしょうか~。なんとなくサイコパス?と感じていたけれど、それは「ソシオパス」と呼ばれているものに似ているなと感じました。このソシオパスの程度は人それぞれといいますが彼らは、ごく普通に社会に紛れて存在します。どこにでもいるような気がする。。近くにもね~^^;コワイのは彼らはとても魅力的でカリスマ性があるということ。惹きつけられるらしいですよ。そして、虚言と人を操るのが上手い。自己愛や執着心が強くナルシストで反社会性気質だとか。 (ソシオパスは ここ) 映画は「パートナーのことをちゃんと理解してますか?」と言っているようですが解り合えて幸せならよろしいけれど場合によっては知らぬが花ということもあるかも。^^;いかがでしょうか。真面目なサスペンスものだと思ったのですがいくつか他の映画のオマージュがあったような~^^監督の遊び心?「プライドと偏見」のファンの方、ウケるシーンがありますよ~。ニックがオースティンの本を片手に「君の10代をよく知っている人物は、エリザベス・ベネットに違いない」知る人ぞ知る笑うところですよ~^^ここまで、おつき合いいただきありがとうございました。ただうろ覚えの記憶と主観的解釈で記述しています。間違い箇所は悪しからずです。。では、おやすみなさい。
2015.01.03
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映画「サン・オブ・ゴッド」より日本は1月公開のようですね。 こんばんは~。クリスマス、いかがでしたか?年末の挨拶回りや仕事や家事にそれぞれ忙しかったと思いますが明日まで出社したら9連休にになる方もいらっしゃるみたいですね。クリスマスなので、この映画のお話しを少しだけ・・。 イエス・キリストの誕生から復活までを聖書に忠実に描いたテレビシリーズ「ザ・バイブル」を ベースにしたドラマだそうです。12使徒のひとり、ヨハネを語り手としてイエスの生涯に迫っているとか。イエスを演じるのは、ポルトガル出身のディオゴ・モルガド。元モデルらしいですね。その彼が「イケメンすぎるキリスト」として世界中の黄色い声が騒いでいるらしいけれどいかがでしょうか。今までと少し違うキリストの側面を表現しているらしいです。 政治的な絡みも必須ですので現在の相容れない闘争が頭をよぎりますね。さて、この方はイケメンでしょうか~^^あまりここでは、こういうことを言ってきませんでしたがボロボロにいたぶられている姿が「萌え」の対象か否かというのは大きいですよね。^^;(これ以上はよその場所でしゃべることにします。)以前、「パッション」という映画は観ましたが、あの映画は、しんどかったですね。多分、私は映画館では観ない映画だと思います。アメリカでは好評のようですね。こういう映画に関しては文化的な相違をどうしても感じてしまいます。 クリスマスシーズンも終了年末バタバタしているうちに年が開けているような気がします。では、最後にジョン・ボン・ジョビのタイムラインの写真を。うーん、年とったなぁ・・・。今でも、ファンです。音楽を聴かない日はないので、ご贔屓は多いのですクリスマスにちなんだ曲もあるけどこの90年代の美しいバラードを久々に聴きました。この頃のボン・ジョビのビジュアルが好きでした。^^Bed of roses彼の声質と歌い方が好きです。では、本日もお疲れさまでした。おやすみなさい。
2014.12.25
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こんばんは。イブの夜、いかがお過ごしでしょうか私はキリスト教信者ではありませんので年齢と共にイブは「普通の日」になってしまいました。イブにスペシャルな時を過ごされる方はどうぞ、素敵な時間を過ごされますように。(楽しめるのは若い時だけよ~^^;)そんな私でもクリスマスだから観たい映画はいくつかあります。特に「ラブ・アクチュアリー」すでに日本語予告編はありませんが公開から11年経っても、つい観てしまう。後で、DVD観賞するつもり。映画好きの人も多いし、いまさら説明する必要もないですね。これは、マライアの曲で有名。というか、すでに定番ソングですが劇中でオリビアという女の子が歌っています。当時10歳くらい?少年の片思いの相手として登場します。この場面も有名になりました。せつないけど~・・・。キーラが若い! この頃、可愛かったですよね~。一応、ご存知ない方のため簡単に説明しますね。「ノッティングヒルの恋人」「ブリジット・ジョーンズの日記」の製作スタッフによる男女19人の恋愛模様を描く群像ラブ・コメディ。リチャード・カーティスの監督デビュー作品。ヒュー・グラント、リーアム・ニーソン、エマ・トンプソン、他人気英国スターがわんさか出ているある意味豪華な映画でした。 落ちぶれたロッカーとマネージャーの再起奮闘秘書のナタリーのことで頭がいっぱいの英国首相。親友の恋人を好きになった男最愛の妻を亡くした男初恋が原因で元気のない義理の息子恋人に裏切られ傷心の作家とポルトガル人家政婦夫の不審な行動に悩む妻内気なOLの2年7ヵ月の片想い仕事場で恋に落ちたカップル恋人を求め渡米する不細工なもてない男これだけのお話しが同時進行しますがとてもわかりやすくうまく繋がっていて温かく楽しく、ちょっぴりせつない映画でした。登場人物が多いので自分に似たキャラがいるかもしれませんね。私はこの映画がきっかけでビル・ナイのファンになりましたよ。そんな人も多いような気がします^^悪役からクセ役から善人までいろんなキャラを演じる俳優さんですが「パイレーツ・オブ・カリビアン」ではディヴィ・ジョーンズ役。タコの妖怪?(笑)最近の「アバウト タイム」では、素敵なお父さんでした。ここ最後に劇中で流れたノラ・ジョーンズの曲を。確か、これがきっかけで彼女のアルバムを買いました。今も好きですね・・彼女の声はとても魅力的。では、良いクリスマスを。皆さんが、出来るだけ温い時間を過ごせますように。おやすみなさい。
2014.12.24
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こんばんは~。今日は平年並みの気温でしのぎやすい日でした。天皇誕生日かクリスマスか、わかりにくい祝日でしたがいかがでしたでしょうか。街はクリスマスモード全開ですが私には、すっかり特別な日ではなくなってしまいました。クリスマスはいつもどおりです^^でも、このシーズンの街の雰囲気には癒されますね。 クリスマスシーズンにちなんでここも、数日間はクリスマスモードにしようかな。さて、こちら可愛くないですか?ちょっとクリスマスっぽいでしょ?気持ち悪いとか、可愛くないとも言われましたがそうかな?こういうものを見るのも好きです。食べないけど~ ^^;私がフォローしているギャラリーつながりでこの映画の情報が良くインフォメーションされます。日本では、1月の公開のようですね。いつものティム・バートン色なんだろうな~と思っていたら意外にも実話ベースの映画でした。珍しいですよね。女流画家の物語。 これも、ちょっと気になる映画ですさて、明日はイヴですね。子供の頃は本物のもみの木にクリスマスオーナメントをデコレートするのが楽しみでしたね。今、思えばあのツリーはどこで手配していたのでしょう??今年もあと1週間。短期集中で頑張りますわ^^;では、また。おやすみなさい ツリーの下のプレゼントを開ける楽しみってやはり、いくつになってもいいな~
2014.12.23
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