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忘れてしまわないうちに
最近DVD観賞した映画
「かけがえのない人」(「原題The Best Of Me」)
の
おしゃべりを
公式HP
こちらの方がイメージしやすいかも
海外サイト
ニコラス・スパークス原作の映画といえば
「ああ・・ ああいう感じね」
そんな印象を持つ人が多いと思います。
私もそう。
そして、その期待も裏切らない^^;
だけど
それなりの魅力があるからやっぱり観てしまう。
ハンカチやティッシュを用意して観賞する人も多いかも。
彼の書くストーリーに共通しているのは
「運命」?
この映画のコピーにもありますが
「 最愛の人が運命の人とは限らない
」
「運命」の考え方にもよるけれど
彼の作品はいつも
私たちに 宿命
のようなものを
投げかけているような気がします。
Story
この映画は過去と21年後の現在が交錯しながら
ストーリー展開します。
ルイジアナ州の石油採掘基地で働くドーソンは
爆破事故で海に投げ出されますが、奇跡的に生き残ります。
海中に沈み意識が遠のく中、彼が見たのは
高校時代の恋人アマンダの姿でした。
ある日
昔の友人タックが他界したという知らせを受けたドーソンは
彼の遺言を実行するためタックの家を訪れ
そこで21年ぶりにアマンダと再会します。
アマンダもまた、タックの遺言を実行するため
訪れていたのでした。
家庭環境に恵まれなかったドーソンにとって
タックは父親のような存在であり
タックも最愛の妻クララ亡き後に知り合った
ドーソンとアマンダを暖かく見守っていました。
高校生時代のドーソンは
麻薬売買をする父親と兄たちに虐待される毎日。
ある夜、父親の暴力から逃れ
タックのガレージに無断で忍び込んだことがきっかけで
それ以後、彼に救われながら学生生活をおくります。
やがて、アマンダと付き合い始めますが
家庭環境の違いからアマンダの親からは認められず
大学進学をはじめ様々なことも諦めかけた時
アマンダの勇気と優しさで彼は救われていきます。
アマンダには一緒に生きていく覚悟がありました。
その後、タックと3人の平和な生活をおくっていましたが
長続きはしませんでした。
予期せぬ不幸な事件が起きてしまいます。
深く傷つきながらも
ドーソンは彼女を愛するがゆえに身を引くことに。
お互いを思い合うがゆえ
2人はより傷つき
その結果、タックの遺言を受け取るまで
再会はありませんでした。
ドーソンと別れた後
アマンダは結婚をし息子を1人もうけます。
タックの遺言は
不幸な出来事で引き裂かれてしまったこの2人を
もう一度引き合わせ
お互いの現在がどうであれ
自分の子ども同然だった2人に
会話と過去の傷を癒す機会を与えるためのものでした。
そして
遺品整理をする2人は
次第にお互いの心に押し込んでいたものをさらし始めます。
別々の人生を歩んできたはずの
2人の運命は再び交錯し
過去の傷が癒えていくと共に
お互いが「最愛の人」だと再確認します。
アマンダは仮面夫婦同然だった夫と決別し
かつての自分自身を取り戻し、自立しようと決意します。
「物事にはすべて意味がある」
これは、石油採掘の爆発事故後に
再びドーソンの脳裏をよぎった言葉。
このお話しにはまだ続きがあるんです。
なぜ、彼はひとり生き残り
アマンダと再会したのでしょう。
スパークス氏が書く「宿命」の正体を
知りたいような
知りたくないような。。
なんとな~く読めてくるのですが
展開が気になっていきます。
どうやら、世界中の人々を簡単に魅了するのは
そんな要素なのかもしれません。
舞台はルイジアナ州の湿地帯だそうです。
映像がとてもきれいで
タックの家や別荘の庭はとても美しかったですよ。
庭の様子が登場人物たちとリンクしてしまうところも
なんだか上手いな~と思って観ていました。
美術デザイナーのパトリツィア・フォン・ブランデンスタインは
このように話していたようです。
ドーソンの養父的存在となるタックと亡き妻クララが愛した
ヴァンダミアの別荘の庭は
ドーソンとアマンダの愛を反映するかのように花開き、荒れ果てる。
「庭は愛し合っていたタックとクララの個人的な楽園。
クララの死後、ちょっと荒れたのをドーソンとアマンダが整える。
タック夫婦の深い愛が若い二人に伝わるの。
そこで二人は結ばれ、互いを見失い、そして再び互いを見いだす。
ヴァンダミアの庭はカルマの象徴でもあるわ」
- HPより
そうそう、主人公の1人ドーソン役ですが
ポール・ウォーカーさんに決まっていました。
しかし、ご存知のように彼の急死で
ジェームズ・マースデンにキャスティングされたとか。
無精ひげのお顔を見ていると
なんとなくポールのイメージが浮かんできます。
また
ドーソンの高校生時代を演じたルーク・ブレイシーって
雰囲気がヒース・レジャーに似てるなぁ。。と
2人とも、オーストラリア人
ポールもヒースも若くして逝ってしまった
才能豊かで魅力的な俳優でした。
この2人を思い出してしまう作品でもありました。
18作品のうち10作品が映画化されているスパークス氏
(私が観たのは半分くらいかな)
原作はこちら
「君に読む物語」は有名ですよね。
1月からレンタル始まってますので、よかったら。
では、また。
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