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2013.01.15
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カテゴリ: 世界史

 1919年にローザが「時の政府」の手のものに殺された日なので、ローザの写真に花とワインを手向けることにしました。

 ローザは、第1次世界大戦の前に、研究した経済学の理論から、このままでは戦争が起き、国民が犠牲になると警告しました。
 そのことで1年の禁固刑にされます。

 戦争が始まった1915年2月、フランクフルトで兵士の虐待に対する抗議の演説を行います。
 その罪で逮捕され、翌年の2月までの1年間をベルリンの監獄に収容され、その後さらにベルリン、ウロンケ、ブレスラウとたらいまわしされて1918年11月までの2年4ヶ月収容されました。
 合計4年以上。

 ドイツの敗戦で第1次世界大戦は終わり、出獄したローザ。

 しかし、今は政府の要人となっていたかつての同志の手引きにより、カール・リープクネヒトとともに1919年1月15日、暗殺されます。

 「獄中からの手紙」は、獄中生活を差し入れなどで支えてくれた、カールの妻、ゾフイーへの手紙です。
 芸術や文学や自然や友だちや小鳥を愛した快活なローザの姿が伝わってきます。

 死の1年前、ブレスラウの監獄からの1月14日の手紙より

=ここはきょうは零度でした。だというのに、大気には肌触りも柔らかい、みずみずしい春の息吹が漂っています。
 そして空には高く、ミルクのように白い厚ぼったい雲と雲の間から、真っ青な空がちらちら顔をのぞかせています。

 スズメは無性に楽しげにさえずっており、なんだか3月の終わり頃なのではないかと思い込んでしまうほどです。

 わたしは、もう春が来たのだと有頂天です。
 春こそは、生きている限り、もうこれで十分だという気にはどうしてもなれず、むしろそれどころか、年ごとにいよいよその真価が高められ、ますます好きになれるという唯一の季節です。= 

 伊藤成彦氏の「ローザ・ルクセンブルクの世界」には、12歳のローザ、両親、兄の写真。
 ドイツ軍国主義の好戦性と侵略性について演説するローザ、ベルリンの自宅で着物を着て日本髪ふうに結ったローザの写真も。

 また、17冊もの押し花ノートの写真も。
 これは獄中で差し入れされたものを押し花にしたものだそうで、送ってくれた人の名前と日付、そしてその学名までが記されているそうです。

 ついったーで、なぜかローザの恋愛論みたいなのがすごく出回っていて、おやおやと思うけど、今日書いたのを見て、おやおやこれでは闘争的なローザの本髄が欠けてるじゃないかと思う人もいそう。
 でも、その面は有名なので、ま、いいや♪





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最終更新日  2013.01.15 14:59:04
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