音楽日記　～ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言～

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2016年02月17日

ソニー・クラーク　「クール・ストラッティン（Cool Struttin’）」

(3)

テーマ： Jazz(1978)

カテゴリ：ジャズ

100万アクセス記念　いま聴きたい名曲～拡大版（ジャズ編：その３）

　先のソニー・ロリンズ（「セント・トーマス」）に続き、さらにもう一つ超有名曲を取り上げてみようと思います。中身だけでなくジャケットも有名なソニー・クラーク（Sonny Clark）の『クール・ストラッティン』に収録の表題曲「クール・ストラッティン（Cool Struttin’）」です。

　よく言われることですが、この盤は日本で異様に人気が高い一方で、米国ではさほど記憶にとどめられている作品ではありません。ソニー・クラークの没後20年以上を経て（彼は1963年に31歳で亡くなっています）、1986年に日本で第1回マウント・フジ・ジャズ・フェスティバルが行われました。この場でジャッキー・マクリーンをフロントに据えたトリビュート・バンドがこの曲を演奏しています（ちなみにピアノはセダー・ウォルトンです）。

　演っているミュージシャンが驚いてしまうほどの、この異様なまでの聴衆の盛り上がり。会場にいたら、この映像で見るよりもさらにすごかったのだろうと思います。

［収録アルバム］

Sonny Clark ／ Cool Struttin’ （1958年録音）

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Last updated 2016年02月18日 19時51分45秒
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■コメント

Re:ソニー・クラーク　「クール・ストラッティン（Cool Struttin’）」(02/17)

suggie さん

今でも愛聴盤ですね。タイトル曲も好いですが、Ｂ面のブルーマイナーが特に気にいっています。これなら全部口ずさめますよ（笑）　映像のＢ.ウイリアムスのベースが良いですね。面白いラインがあって楽しめます。
確かに人気が高いのは日本だけと誰かが言ってましたね。
(2016年02月17日 18時55分49秒)

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Re[1]:ソニー・クラーク　「クール・ストラッティン（Cool Struttin’）」(02/17)

andale さん

suggieさん

1曲目のこの曲と続く「ブルー・マイナー」の流れは確かに最高です。
日本だけ人気があるというのは、半分本当で半分はどうだかな、という感じです。分かる人には分かる演奏という気もします。米国での人気が絶対じゃないのは、ポップスやロックのチャートでも、いい作品でイギリスや日本では受けてもアメリカ人は反応しないなんてこともありますしね…。
(2016年02月17日 19時54分57秒)

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Re:ソニー・クラーク　「クール・ストラッティン（Cool Struttin’）」(02/17)

Voyager6434 さん

こんにちは☆

このアルバムは人によってはボロッカスの様にけなしますので
いわゆる本場の「本物のジャズ」を求めるリスナーにとっての
「踏み絵」的なアルバムなのかと思ったものでしたＷ

一方でそういう方々が良いとするオスカー・ピーターソンなどは
「体制を感じる下品な音」と言う理由で嫌う動きが過去あって

日本ではどうもソチラが主流だったみたいでｗ
そういう中で評価されたアルバムだったという話は聞いたことがあります

ちょうど学生運動全盛期の最中のそんな時代に
ジャズ喫茶で「オスカー・ピーターソン好き」とでも言おうものなら
その場の空気が変わる程の禁句だったらしく

おちおちコーヒーも飲んでられないという
なんとも怖いお話ですよネ・・・ｗｗｗｗ

そういう訳で、好き好きだろうと言える今の時代が好きです(笑)

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(2016年03月10日 10時32分03秒)

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