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『アリスの大豪邸』第4部 ACT.140


Profile

ブルーアイ.

ブルーアイ.

2007.07.01
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カテゴリ: 『桃ニセアリス』


赤鬼は青鬼を井戸のところまで引っ張って行きました。

ズルズルズル!

そして無理矢理井戸の水を飲ませました。

青鬼 「いや、僕は飲みたくない。」

でも無理に飲ませました。



ゴクゴクゴク!



青鬼 「ブッハッ!ゴホッ!ゴホッ!ゴホッ!」

赤鬼 「どうだ?目が覚めたか?!!」

青鬼 「???何をするんだ?!!」

赤鬼 「”真人間”を飲んだんだ。正気に戻ったか?!」

青鬼 「はっ?!”真人間”?」






それから…………、
アリス・ミルキー・女子恒星・ウサギさんは2人の鬼達によってまた”家造り”をさせられました。







そして、鬼ガ島にも夜が訪れました。鬼達は眠りました。








赤鬼 「 ぐはーーーーーーーーー!!!






青鬼 「 ぐおーーーーーーーーー!!!








鬼達の大きなイビキはまるで地をはうような感じでした。
その頃、アリス達は鉄格子付きの洞窟に閉じ込められていました。
それは”鬼達の家”の再建現場から少し離れた岩山の中腹にありました。
ここはかつてウサギさんが閉じ込められていた場所です。
鬼達のイビキはしっかりとここまで届いていました。








赤鬼 「 ぐはーーーーーーーーー!!!







青鬼 「 ぐおーーーーーーーーー!!!








大きなイビキの音はアリス達の睡眠を妨げます。
それでもアリスとウサギさんはぐったりしていて、すぐに寝込んでしまいました。
アリスの服は岩を運んだせいでボロボロになり、腕には擦り傷がいっぱいありました。
ウサギさんにはまだ意識がありません。ずっと催眠状態のままです。
ウサギさんの毛並みも不ぞろいになっていて、アチコチ傷だらけです。
おまけに意識がないので毛づくろいをする事も無く、ひどい毛並みのまま倒れるように寝ていました。

ウサギ 「ぐーーーーー!ぐーーーーー!」

女子恒星は髪の毛がグシャグシャで、おまけに頬には涙を流した跡がはっきり出ていました。
ミルキーも自慢の髪の毛がグシャグシャになっており、服はボロボロでした。
そしてその小さな手は傷だらけでした。
ミルキーはアリスの膝元で寝ていました。

ミルキー「うう……、ウサギタン……。アリスタン……。」

ミルキーは思わず涙ぐみました。涙でアリスのスカートをぬらしていました。
女子恒星はそんなミルキーの肩にそっと手を置いて慰めました。
そして、自ら発光して真っ暗な洞窟内をすこしだけ明るく照らしました。





そして何と……、
アリス達は鬼達から何も食べ物は与えられていませんでした。
今晩はお腹が空いたまま眠らなくてはならないようです。









→『桃ニセアリス』 登場人物等の紹介 。
→『桃ニセアリス』 前半のあらすじ。
→今までの『桃ニセアリス』の連載はこちらから。








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Last updated  2007.07.20 01:51:34
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