さらさらの部屋~避難所

さらさらの部屋~避難所

2020年07月12日
XML
カテゴリ: 日本
と言うわけで。
前回は日本における親中派の本来の役割について、の話だったわけですが・・・。
非常に残念ではありますが、どれだけ控えめに見ても使い物になりません。

本当に目先の損得と言うか・・・うーん。そうですねぇ。
手段と目的を取り違えた挙句に、その手段すら維持出来なくなったとなればねぇ。
もはや日本国内において親中勢力が存在する意味と価値が無い。と、
そのように結論付ける以外には無いでしょうねぇ。

いや、ここまでくると逆にさ^^;
何の意味と価値があるのか。質問してみたいですよねぇ・・・。
今の今まで本当に何をやっていたのだか。
単純に給料ドロボーと言うか。元々が税金だから税金ドロボーです^^;

もうね・・・よくぞ事ここに至るまで習近平を放置したもので御座います!
親中派こそ誰よりも習近平を排除するべきだったと言うのに。
言い換えれば、習近平によって誰よりも不利益を受ける立場だと言うのに。
あんな無駄に自爆を続ける超ド級のバカすら排除出来ないってさ・・・。

はぁ~。もう本当にねぇ。ため息しか出ませんよねぇ。うん^^;



それでまあ、ここで話を切り上げても良かったんですけど。
ちょっと二階さんの発言を取り上げたいと思います。
いやまあ、傷口に塩を塗り込むようになマネは私もしたくないんですが・・・。
この点は明確に否定しなければ話を先に進めない。と判断致しました。
それでは参りましょう^^

まず最初に、こちらをご覧下さいませ。
『二階氏「慎重の上にも慎重に」 習氏国賓来日中止要請に苦言』

こちらは産経さんの記事で、二階さんの発言が書かれております。


それで、この記事で書かれているように。
「外交は相手のあることだから慎重の上にも慎重に行動すべきだ」との意見。
また、ここには書かれていませんが。
「(日中関係に関わった)先人の努力を水泡に帰すものだ」との意見とかね。
そのような事を二階さんが述べられているわけなんですが・・・。

あくまでも私個人の意見と致しましては。
この二階さんの発言については、特に間違っているとは思いません。
まあ、色々と反論はあるだろうなぁ。とは思いますけれど・・・。
政治家としての常識的な発言であるとすら思うくらいです^^;

えーと。前者に関しては完全に常識で当たり前ですし。
後者についても、私個人の感性として共感出来るものです^^
このブログでも既に書いたパクス・アメリカーナとか。日米同盟でもさ。
私も似たような事を言いましたでしょう?^^;
それらを実現させるために、どれほど過去の人々が努力したのか。・・・ってね。
なので、過去を尊重する二階さんの姿勢に関しては。
そこまで間違っていないんじゃないかなぁ。と私個人は思うんです。うん^^;

・・・ただね。

そのような意見があったとしても。
習近平を国賓待遇で来日させる。なんて事とは別問題です。



これは・・・まあ、二階さん自身もわかっている事だとは思うんですけどねぇ。
常識的な原則論を述べる事も、現在に至るまでの過去の経緯を尊重する事も。
どちらも共に重要な事である。と私は思います。
でも、だからと言って現在の状況を誤魔化して良い事にはなりません。

現在の状況を冷静に判断するのならば。
残念ながら対中戦略。日中友好の全ては破綻した状態だ。と言う以外には無い。
そして、破綻した原因の全てが中国側にある事。
習近平と言う超ド級のバカにある事についても、否定する事は出来ないはずです。

政治は現実の追求です。現実を直視しなければなりません。
そして、現実を直視するのならば習近平の国賓待遇などありえない。論外です。
日本の国益に極めて重大な損失が発生する事は、誰の目から見ても明らかです。

・・・ですので、この点を捻じ曲げようとするのは控えて下さいませ。



んー。こんな事を言いますと、物凄く反論があると思うんですが^^;
あくまでも私の個人的な意見として。
実はそこまで二階さんについて、私は悪く評価していないんです。うん^^;

金勘定もネマワシも意見調整も上手だと思いますし。
んー。時おり凡ミスが目立つ事はあったりするんですけれど^^;
それでも安倍一強の自民党にあって、主流派以外の立場で自分の地位。
一定以上に自分の地位を確保していた点についてもね。
政治家として確かな実力があればこそだろうなぁ。と思うくらいです^^

ただ・・・それでも限界と言うものがありますよねぇ。


完全完璧な人間なんて存在しません。誰にだって欠点はある。
二階さんの場合は、あまりにも時勢が読み切れていない事。
国際感覚がゼロに近しい事については、これは大きな欠点です。
特にコロナウィルスに関する一件での読み違いは、これは致命的でした。

・・・要するに。
二階さんは自分の世界でしか物事を判断出来ないんです。
政治家として自分の実力と経験に大きな自負があればこそ。
それ以外について考える事が出来ないんです。


んー。これは平時であれば、さほど問題にはならなかったかもしれない。
うん。そうですねぇ。
多少なりに頭の固い人だ。と言う程度で終わった話であるかもしれません^^;
どんな組織にでもね。
今までの成功体験から、どうしても融通が利かない人はいるものです^^;

ですが、今は状況と言うか。時代が悪過ぎました。
現在のように世界が変わる。まさに時代が変わる。と言う状況にあって。
この時にあって融通が利かない。
今まで通りの事を今まで通りにやろうとする。と言うのでは話にならない。

日本における親中派の代表格であるにもかかわらず。
日中友好を破壊する習近平を排除出来なかった点は悪過ぎる。
政治家として。親中派として職責を果たしていない。怠慢だ。と言われても文句は言えない。
現実を直視していない。国益を考えていない。
すなわち政治家として失格だ。と断罪される以外には無いでしょう。


・・・念のために確認しますが。
習近平が最高権力者になったのは昨日今日の話じゃありませんよね?
数年前の話になりますよね?
それだけ習近平が暴走を続けて、日中友好を破壊し続けて・・・。
その間に二階さんは。日本の親中派は一体何をしていたんですか?
習近平の暴走を止めろ。日中友好を破壊するのはやめろ。・・・と、
そのように中国側に厳重な抗議をする事こそが、本来の職責だったはずです。

その職責を果たす事もなく、見て見ぬフリを続けていました。・・・なんて事はさ。
日本の親中派の立場にあっては、断じて許されない事なんです。
最初にも書いたように給料ドロボー。税金ドロボーと言われても仕方ありませんし。
日中友好が破綻した今になってもなお、それでも親中路線を主張するともなれば。
これはもう・・・国賊。売国奴と言う最低最悪の評価になるのは当然です。



とまあ、そんなわけでね^^;
その意味にあって二階さんは厳しく批判されても仕方ないと思います。
これを二階さんは理解していない・・・いや、あるいは理解しているのかな?
二階さんだってバカじゃない。いくらなんでも理解しているはずです。
理解していてなお・・・それでも出来ない。と言う事もありますよねぇ。
負けるとわかっていても、それでも戦わなければならない。
そんな時が男にはありますものねぇ・・・。

・・・今の二階さんを見ていると、かつての野中さんを思い出してしまいます。


うーん。そうですねぇ・・・。
おそらく今現在に二階さんの周囲にいる連中と言うのは。
二階さんと同様に新しい時代を受け入れる事が出来ない連中。
今まで通りの事を今まで通りにしたい。と願っている連中だと思います。

時代の変化など知った事か。日本の国益など知った事か。
とにもかくにも自分の利権。自分の利益を守りたい。・・・とか。
そんな愚かしい連中ばかりだと思います。

そんな連中に担がれて神輿になってしまったがために。
二階さんとしても引くに引けない。やめるにやめられないんでしょう。
世界が大きく変わる。時代が大きく変わる。
そんな時にあっては、このような事は珍しくありませんからねぇ。

前時代の負の遺産。そんな連中の寄り合い所帯。
何と言うか。泥船の呉越同舟と言う感じでしょうか^^;
そんな連中の・・・先導役を押し付けられてしまったのでしょう。
最終的には全ての責任を押し付けられる特大の貧乏クジを引き受けてしまった。
そのように考えれば何とも可哀想な人だとも言えますよねぇ・・・。


・・・うーん。ちょっとオマケとして、ついでに公明党の話もしておきましょう^^;
こちらをご覧下さいませ。
『習主席国賓来日「大局的観点で推進すべきだ」 公明・山口代表』

こちらも産経さんの記事で、公明党代表の山口さんの発言が書かれています。

それで私から一言です。
山口代表及び公明党の方々に申し上げます。
この場での、この発言は重いですよ?

このブログでも既に書いたように、もはや自民党に矢面に立つだけの力。
公明党を守るだけの汚れ役を担うだけの体力はありません。
その上での今回の発言です。・・・それなりの覚悟あっての事ですね?

今ここで習近平を擁護する事は政治生命が終わるに等しい大自爆です。
習近平を擁護する事はチベットやウィグル。香港での非人道的な行為を擁護する事。
あの極悪非道の言動の全てを肯定する事に他ならない。

・・・次の解散総選挙で、今回の発言は凄まじく足を引っ張りますからね?


一応確認しておきますが。
野党勢力。あの日本共産党ですら現在の中国を批判しているんです。
そんな中での露骨な親中路線は・・・公明党の評価を著しく下げるでしょう。
これで正義だの。理想だの。真実だのと綺麗事を述べたところで。
日本国民の大多数は耳を傾けてはくれないでしょう。

・・・いえ、耳を傾けてくれないどころか。
嘲笑の対象になって、笑われてしまうかもしれないのですからね?
そうなる事を覚悟の上で、それでも中国を擁護した。・・・と、
それで間違いありませんね?それで後悔しませんね?

だとするのならば、私の見解は一つだけ。
これより先の自公連立による政権維持は難しいと見る以外に無いです。


重ねて申し上げますが、野党勢力は中国を批判し。
さらに消費税減税を中心に次の選挙を戦おうとしている。
これらの主張には一定以上の道理があります。評価されるだけの価値がある。
それを考えれば野党勢力は拡大する事でしょう。

それに対して自公両党が消費税を減税せず、親中路線も捨てきれないとなれば。
仮に自民党が分裂しなかったとしても。
現在の国会における勢力図は大きく変わるかもしれない。
・・・うん。そうなる事も考えておくべきでしょうね。


公明党の方々。
余計なお世話かもしれませんが、先の都知事選で小池さんが圧勝したのは。
あれは必ずしも公明党の勝利ではありませんからね?
あの流れのまま次の解散総選挙を戦えると思ったら、それは大きな間違いです。
今一度。自分達の状況について、冷静に考える事を強くオススメする次第で御座います。



やれやれ。どれだけ忠告を重ねたところで、止められないとはねぇ。
何とも悲しい話で御座います。

でも、仕方ない事なのかもしれませんよねぇ。
前時代の負の遺産などは、時代の流れにより淘汰されて然るべきですし。
何よりも敗者がいなければ勝者が生まれる事も無いですからねぇ。
それが、この世界の悲しいところで御座います。


はぁ~。グチばっかりですね。失礼致しました。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2020年07月12日 03時09分40秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: