さらさらの部屋~避難所

さらさらの部屋~避難所

2023年01月04日
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カテゴリ: 雑談
さてさて。三が日も今日がラストで御座いますね^^



でまあ、本日の話題なんですが・・・ん-。ちょっとした奇跡と言うか。
一時的に家族の会話が物凄く格調高くなった時の話です。


いや、と言うのもですねぇ^^;
私どもは至極普通の。貧乏な一般家庭なわけなんですけど。
テレビでクラシック特集みたいな番組が流れておりましてね。
その際に自然な流れでクラシックの話が飛び交う事になっていたんです^^;


私は・・・まあ、大体お察し頂けるかと思いますが^^;
芸術。芸能に関する才能は微塵も存在しないような人間で御座います。
なので、クラシックの話題が出てきたところでね。
何一つ私が参加する余地なんで無いはずなんですけれど・・・。
その時にあっては、不思議と口から言葉が出ていたので御座います^^;

「ショパンとリストって友人同士だったんだよねぇ」との会話に対して。
「その2人だったらショパンの方が情緒的かな?」と私は言ったわけです。

いや、情緒的って何だよっ!?・・・です^^;
生まれてから一度たりとも使った事の無いような。
ただ知っているだけの単語が口から出てきた事に自分でもビックリです^^;

ちなみに。
この私の、ほぼ当てずっぽうにも等しい言葉と言うのは。
「うん。そうだね。ショパンの方が情緒的かも」と肯定されました。
ああ。良かった。知ったかぶりだとバレずにすみました。ナハハハ^^;



・・・いや、実はですねぇ。
この話と言うのは、ちょっとした裏がありまして^^;
なぜに私がショパンについて言及出来たのか?と言いますと。
これもね。
やっぱり歴史について勉強してきたから、なので御座います^^;

このブログでもチラッとだけ書いた事があったかな?
ポーランドについて少しばかり私は話題にした事がありましたでしょう?
とにもかくにもね。
このポーランドと言う国家は、本当に可哀想な歴史が続いているんです。

決してポーランド自身は弱い国家などでは無いし。
むしろ逆に強い国家の部類に含めて良いほどの国家なんですけれど。
周囲の国家と言いましょうか。
ポーランドを取り巻く環境。状況が理由で本当に可哀想な目に合う事が多いんです。

それこそ一時期ではポーランドと言う国家が世界地図から姿を消してしまうような。
そのような非常に可哀想な歴史的な背景のある国家なんです。


でまあ、今回に話題としたショパンは、そのポーランド出身の作曲家なんです。
非情に愛国心が高い事が有名で、祖国の悲哀を込めた名曲が多数残っている。と、
そんな感じの話をね。
私も世界史の勉強している最中に知っておりましてね。
その結果として、先の情緒的なんて言葉が出てきたわけで御座いますね。うん^^;



それで・・・何と言いましょうか。
芸術に関する才能がサッパリな私であればこそね。
その芸術の意味と価値。音楽の凄さと言うものがよくよく感じられるのです。

なぜに至極普通の私の家族がクラシックなんぞの話をしたのかと言いますとね^^;
もちろんテレビ番組がキッカケではあったんですが。
その下地として私の妹が吹奏楽をやっていた。と言う事があるんです。

まあ、随分と前の話になりますが学校の部活で吹奏楽部。
この演奏を聴きに来てくれ。と何度か言われたんですけれどね。
ちょっと面倒臭くて、私はテキトーに聞き流していたので御座います。

・・・いやいや、今更ながら何とも可哀想な事をしてしまいましたね^^;


それで最後の演奏会には、さすがに私も参加したんです。
家族総出で妹の演奏会を危機に言ったわけなんですけれども。
その時の音楽と言うのは・・・まあ、そもそも良いか悪いのか。と、
そんな評価を出せるほどの知識が私にはありませんでしたのでね^^;
ただ一生懸命に演奏しているんだなぁ。と思いながら聞いていたわけなんです。

でまあ、その中で最後の演奏。それは全員が楽器をおいて歌を歌う。と、
そのようなものだったんですけれどね。
その歌を聴きながら、ああ。と私はわかった事があるんです。
つまりは、これが音楽なのか。・・・です。


うん。ようやく、です^^;
最後の最後で、ようやく音楽と言うものが少しは私も理解出来たような。
そんな気がしたわけなんです。ナハハハ^^;



でさ。

ちょっとだけ話は変わるんですが、前回の古畑任三郎もそうでしたが。
それと同じくらい有名なドラマで『のだめカンタービレ』がありますでしょう?
漫画原作で妹が持っているものを、一巻の半分くらいだったかな?
ちょっとだけ読ませてもらった記憶があるんですが・・・それはともかくさ^^;

ドラマの方の、のだめカンタービレにおいて。
外国の指揮者のシュトレーゼマン・・・あっているかな?
うん。あっていますね。ちゃんとウィキで確認しました^^;
このシュトレーゼマン役をやっていた竹中直人さんのセリフが思い出されたんです。


「彼らの音楽は、私が音楽が出来る事が決して当たり前では無い事。
それを教えてくれる素晴らしい音楽です」


そのセリフがね。アリアリと頭に浮かんできたんです。
バカな私は、この時に竹中さんのセリフをようやく理解出来たかもしれませんし。
あの時の妹の吹奏楽部の最後の音楽と言うのはさ。
こんな私にすら音楽の意味と価値を教えてくれた素晴らしい音楽だった。と、
そういう事なのかもしれないなぁ。と、そのように思った次第で御座います^^



・・・でも、本当に私って芸術とは縁の無い人間でしてね^^;
その辺りの才能が本当に何にも無い。と、
もうスッカラカンだと言う事が嫌でもわかるのです^^;

皆々様。こんな人間になってはダメです。
芸術。芸能。音楽の素晴らしさ1つ理解出来ない人間になってはダメです。
こんな、私のような人間については美輪明宏さんが真っ二つになされています。

「芸術の美が存在しない世界の、何とつまらない事か」・・・ってね^^;




いやまあ、政治なんかをやっているとさ^^;
どうしても現実路線に傾倒しがちで、非現実的なものを疎んじると言うか。
非生産的なものについては否定しがちになってしまう事があるんです。

政治的な意味と価値は当然のように重要ですが。
だからと言って、それ以外の意味と価値を切り捨てる事などあってはならない。
そのような傲慢な価値観を持つような事は断じてあってはならない。
それは決して政治の本質では無い。


とまあ、そんな風に私も政治を考える上で日々自戒しているわけなんですが・・・。
それでも美輪さんの言葉ってさ。重いよね^^;


政治的な。現実路線だけで人間の全てが語れるわけでは無い。
人の営みとは、そんなに単純なものでは無い。
数字だけで示されるものでは無い。それどころか言葉ですら示されるものでは無い。
ただそこにあるだけで明確に証明するものがある。それこそが芸術である。

・・・のかな?^^;



いやもうさ。断言出来なくて、ごめんなさい。
ほら。何しろ私には芸術の才能がサッパリな人間なわけだからさ^^;
たぶんだけど、こんな感じなのでは無いかな。と、
そう思って、あえて頑張って言葉で表現してみたんですけど・・・どうかな?^^


いささか無粋だったかもしれませんね。大変申し訳ありませんでした。いやはや。

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^










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最終更新日  2023年01月04日 00時18分58秒
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