さらさらの部屋~避難所

さらさらの部屋~避難所

2024年02月23日
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カテゴリ: ロシア
さてさて。前回は日本の政治についての話で御座いましたね。


うん。大体のところは間違いないと思います^^;
昨今と言いましょうか。直近10年の日本の政治は戦後レジームを終わらせるか否か。
まさに新しい時代に入るか否か。その境目でウロウロしている。と、
そのようなニュアンスが一番正しいのではないかなぁ。と私は考えております^^



・・・でまあ、そうであればこそね。
若い方々。20歳そこそこからティーンエイジャーの方々に対しましては。
大変申し訳なく思っている次第で御座います。

「一体日本の政治は何をやっているんdな。大人たちは何をやっているんだ」

そう批判されても、何一つ言い返せないほどに。
それほどまでに日本は前に進む事が出来ませんでした。
これは、ひとえに全て大人の責任です。大変申し訳ありません。


・・・うん。そうですねぇ。
私も社会の底辺にいるようなチンピラ風情ではありますけれど。
それでも、1人の大人として大いに恥じ入るばかり。
この点につきましては若い方々には顔向け出来ません。
それほどまでに今の日本の政治と言うのは、酷いの一言であるからです。



これも改めて申し上げますが、本来であるのならば。
私如き貧乏人のチンピラ風情が、このように政治について論じる事と言うのは。
・・・そりゃあまあ民主主義の理念。理想としてはアリかもしれませんが^^;
しかしながら。
通常の常識。一般論で考えるのならば、極めて不健全な状態でもあります。

ええ。そうですとも。
だって、私みたいな社会の底辺にいるチンピラ風情が政治云々。天下国家云々と。
そんな話をしたところで普通であれば笑い話にしかなりませんからねぇ^^;
何しろ。
私自身とて笑い話にするべきである。と思っているくらいですから。



と言いますのも、このブログでも何度か申し上げておりますようにね。
権利と義務は表裏一体であるからです。
世界中。万国共通の常識として権利に対しては義務が発生する。
逆に義務に対しては権利が発生する。
これは政治。国家。社会における基本的な理念だと言ってもよろしい。

そして、そうだとするのならば。
最低限の権利しか持っていない人間。私のようなチンピラ風情にはね^^;
当然ながら最低限の義務しかない。と、そうならないとおかしいわけです。

ですので、そんな最低限の義務。責任しかない私みたいな人間がね。
政治だの。天下国家だの。世界情勢だのについて考える事と言うのはさ。
これは明らかに過剰な義務。責任を背負おうとしている。と、
もういっそ滑稽なほどに不自然な事をしている。と考えるのが極めて道理なわけです^^;


さてはて。なぜにこんな不自然な事になるのか。道理に反した事が起こるのか。と、
そう考えるのならば、その答えは1つしかありません。
すなわち然るべき権利を持つ人々。然るべき地位と権力を持っている人々。
その人々が然るべき義務を果たさず、然るべき責任を背負っていないから。
だからこそ、このような不自然で。道理に反する事が起こる・・・わけで御座います。

つまり、政治家。権力者たる人々が然るべき義務。責任を果たしていないがゆえにね。
私みたいな貧乏人のチンピラ風情のような。
そんな社会の底辺みたいな人間までが責任を肩代わりする事になってしまっている。と、
それほどまでに今の日本と言うのは極めて不自然で。道理に反するような。
まさしく非常識なほどに危機的な状況になっているんです。


これも・・・このブログで書いてきた事なんですけどね^^;
責任と言うのは消えません。絶対に消えない。
どこかの誰かがブン投げた責任は、必ずや別の誰かが背負う事になるんです。
そして、責任とは上から下に落ちてくる。最終的には一番弱い者に押し付けられる。
言わずもがな。未来を生きる子供達が犠牲になってしまうんです。

そう考えるのならば、今の状況は相当に危機的です。
だって、私みたいなチンピラ風情にまで落ちてきているんですからね^^;
これより下に落ちていくとなれば、もう確実に若い子らが犠牲になる事は目に見えている。

冗談じゃない。
なぜに未来ある子供達が犠牲にならなければならないんだ。
もっと言えば、子供達を守るべき大人が、なぜ子供達を犠牲にしようとしているのか。
このような状況など絶対に。断じて私は認めません。

認めないからこそ10年間。なんなら民主党政権を考えれば10年以上もね。
ずーっと私は、こんなチンピラ風情だと言うのさ^^;
分不相応に。恥を死んで政治だの。天下国家だのを論じているわけです。ナハハハ^^;




・・・でまあ、こんなさ。
こんな地位も権力も何にも無い私ですら、そう考えていると言いますのに。
地位も権力も。権威も財産も。何なら利権も利益も全部持っているようなさ。
そのような政治家。権力者。上級国民様と言うのは、一体何をやっているのでしょうね?

お前達がちゃんと真面目にやる事をやっていれば。
義務と責任を背負っていれば、こんなに世の中が混乱する事も無いし。
日本国民が犠牲になる事も無ければ、若い子らが犠牲になるような事だって無いはずなのに。
本当の本当に・・・コイツらと言うのは一体何をやっているんでしょうね?

そんなに義務も責任も背負いたくないんだったらさ・・・。
だったら、潔く地位も権力も。利権も利権も全てを手放しなさいや。
それこそが道理と言うものでしょう?

何の責任も背負いたくないけど、権利だけは欲しいです。・・・みたいな。
そんな都合の良い屁理屈が通るなどと、本気で考えるような本物のバカをやっているから。
だから、あらゆる人間が不幸になる今のような状況が出現しているんです。



・・・あのね。政治家の方々や。特に麻生さんや。
貴方達が背負わなかった責任をね。今や日本国民が背負っている。
それこそ私みたいなチンピラ風情までが肩代わりするほどにね。
危機的な状況が出現しているとなれば、当然ながら日本国民は要求しますよ?
義務を。責任を果たした分だけの権利を寄こせ。地位と権力を寄こせ。・・・ってね。

わかりますよね?
これが一般的に。世界的に知られている『革命』と言うものです。


麻生さんや。
貴方がどれほど否定しようとも、貴方は紛れもなく上級国民だ。
選ばれた特権階級。文字通りの華麗なる一族だ。一般人とは住んでいる世界が違う。




貴方は一般人よりも遥かに恵まれた環境にあったはずだ。
それを意図したか否かにかかわらず、貴方は今の今までずーっと享受し続けてきたはずだ。
それらを全て政治家として。公僕として。公共の利益として享受してきたはずだ。
明確な上級国民。特権階級だったはずだ。

麻生さんや。それを・・・まさかとは思いますが、タダだと思っていませんよね?
上級国民としての地位と権力が。利権と利益が無償のものである。などと、
そんな頭の悪過ぎる事を本気で考えてはいませんよね?

ましてや。
一個人の。自分の私的な所有物だ。などとは思っていませんよねぇ?
貴方が持っている地位と権力の全ては公共物であり、その全ては国有財産だ。
日本国家と日本国民の財産だ。
断じて貴方個人のものなどでは無い。そんなものなど何一つとして存在しない。
なぜならば、政治とは公共の利益。全体の利益を追求する分野であるからです。

・・・個人の利益を追求したいのなら、政界から出て行くべきです。


改めて申し上げましょう。
権利と義務は表裏一体です。特別な権利には特別な義務が発生する。
特別な地位と権力を持っているのならば、そこには必ず特別な義務。責任がある。
上級国民とは、そういう立場であるはずですし、これは万国共通の常識だ。

そして、日本の特権階級。上級国民の代表格。
しかも日本の政治での最高権力者とも言える立場の麻生太郎が、それを自覚していない。
それを理解していない。などと言う事は断じて許されない。
日本国民の誰もそんな事を許さないんです。

「お前は上級国民だろう?ならば上級国民としての義務を。責任を果たせ」

これは全ての日本国民の総意でもある。



だがしかし、非常に残念な事に。
今現在の日本の政治と言うのは明らかな機能不全を起こしている。
民意も無ければ安全保障も無い。理想も無ければ現実も無い。
名を捨てるどころ実まで捨てている。これは極めて不健全な状態に陥っている。

この原因は、ひとえに上級国民が義務を果たさず、責任を背負っていないからです。
然るべき地位と権力を持つ者が、然るべき義務を果たさず、責任を背負っていないから。
だから、どこまで日本は混乱するし、どこまでに日本国民は犠牲になっている。


全てお前達の責任だ。


・・・これからの日本国民と言うのは当然の要求をするんです。
然るべき義務を。責任を背負っているのはお前達じゃない。オレ達だ。と、
だったら、お前達の地位と権力を寄こせ。との正当な主張をし始めるんです。
全ての上級国民に対する反逆。下剋上。すなわち革命が起こるのです。

うん。そうですね。
今の日本と言うのは、そのような状況にあるだろう。と私は見ております。





まっ。どの程度の革命になるのか。それはまだ議論の余地がありますけどねぇ^^;
何とか・・・ぜひとも平和的に終わって欲しいですよねぇ。
革命が必ずしも流血沙汰になるとは限りませんから。

・・・なんとか安倍さんの犠牲だけで終わらせたい。と私も心から願っています。



いやぁ~。だからさ^^;
私も麻生さんには何度も繰り返し申し上げているんです。
最後くらいは潔く。粛々と地獄に落ちてくれ。・・・ってね。

それは古い時代の象徴。戦後レジームの象徴たる麻生太郎が抵抗すればするほどに。
悪あがきをすればするほどに、どこまでも無尽蔵に被害が増えてしまうから。
その分だけ日本国民が犠牲になってしまうから。
流血の惨事と言う形での革命を覚悟しなければならなくなってしまうから、です。


・・・これが理解出来ないほど麻生さんもバカじゃないだろうに。
自分が何一つ義務も。責任も果たせていない。旧時代の遺物だ。老害だ。と、
その程度にはさ。
客観的に分析出来るほどに、麻生さんの頭は非常に良いはずなのに・・・。

そこまでして自分達の栄耀栄華を守りたいのか。我が身が可愛いのか。
事ここに読んで国家と国民を。国益を犠牲にしてまで。
平和と未来を犠牲にしてまで地位と権力に固執しようとするとは・・・。
まったくもって罪深い事で御座います。




さて。それでは本日の話題です^^
本日の話題は、日本から離れて・・・ロシアの話題です。
それでは参りましょう^^

まずは、こちらを御覧下さいませ。
こちらは産経さんの記事で、ウクライナでのロシア軍について書かれています。


さて・・・皆々様。おわかりになられましたでしょうか?

何と言いましょうか。いささか卑怯で姑息な小細工だとは思いましたが^^;
事前に予想した通りロシアは私の予想を超えてきました。
この記事にもありますように、今現時点でのロシア軍の攻勢と言うのは。
これは非常にレベルが高い。・・・と言うよりも、いっそ最適解だと言ってもよろしい。

ここまでの決断は、たぶんですが今の国際社会では誰も出来ない。
うん。そうですね。ロシアだけでしょうね。
もはや政治。特に安全保障の分野においてロシアは、国際社会で頭一つ抜けている。
アメリカ合衆国の頭すらもロシアは飛び越えた。と言って良いでしょう。



・・・う~ん。私には理解は出来ても、実際には決断出来ないな^^;
それだけ現在の状況と決断。
今ここでのウクライナ攻勢。戦線の拡大と言う決断はリスクが大き過ぎるからです。
だから、私がロシアの立場だったら出来ない。
これ以上のウクライナに対する攻勢。戦線の拡大など私には考えられなかった。

でも、それをロシアはやってしまった。やってのけてしまいました。
となれば、この結果は大きいと言う以外には無い。
リスクが大きい分だけリターンもまた大きい。成功した成果もまた大きいのです。

それくらい・・・今回のロシアの勝利。
それが仮に不完全なものだったとしてもね。この勝利は・・・大きいでしょう。



改めての確認です。

このブログで私が申し上げていた話。
今後のロシアの動きとして、私が予想した話と言いますのはね^^;

アジア地域に集中するだろう。と私は予想していました。
なぜかと言うと現在のアジア情勢におけるアメリカ陣営が丸裸も同然だから。
アメリカが自らの手で日米同盟を破壊しておきながらもね。
それに代わるアジア秩序。アジアシステムとも言うべき安全保障戦略。
アジア全域における安全保障体制を構築していない事実があったからです。

この点を考えればロシアがアジア地域に手を出さない理由がありません。
まず間違いなくロシア。そして、北朝鮮はアジア地域での行動を開始する。
その手始めとしてアジア最弱である韓国。大韓民国を攻略する。

日米同盟との連携から隔絶された孤立無援の米韓同盟を木っ端微塵に破壊し。
それにより日米関係。日米同盟。在日米軍を封殺しようと画策するだろう。・・・と、
そんな風に私は強く主張しておりました。

もっと言えば、これらの全てが今月。2月に入ってから即座に実行されるだろう。と、
そのようにも私は予想していた次第で御座います。



それでまあ、その結果はと言えば・・・大外れ、でしたね。ナハハハ^^;

いや、なるほど。確かに北朝鮮については従来の動きを見せて韓国を恫喝。
ひいては日本。アメリカに対する揺さぶりを継続しておりましたけれど。
一番肝心のロシアと言えば、まるでアジアなど忘れた。と言わんばかりに背を向けて。
あろう事かウクライナへの攻勢を拡大する。と言う動きを見せたのです。

これはねぇ・・・もう一度言いますが、このロシアの動きは正しい。
その判断の正しさは私でも理解出来るほどです。
こう言ってはアレですが、見事だ。と言う言葉以外には思いつかないほどで御座います。



いやまあ、これまた見苦しく言い訳などをしますとね^^;
私としても頭の中にはあったと言えばあったのです。
今現時点でのロシアがウクライナに攻勢を仕掛ける。戦線を拡大させる。と、
そのような動きをする可能性について私も考えてはいたんです^^;

でも、却下しておりました。なぜなら、あまりにリスクが大きいと思ったからです。


ウクライナも苦しいが、ロシアもまた苦しい。
せっかくウクライナからの反転攻勢を阻止して、防衛に成功し戦線が硬直化している。
ならば、この小康状態を利用しない手は無い。
きっとロシアは防衛線を強化しつつ、ウクライナ以外に目を向けるはずだ。と、
ウクライナ以外の場所で、軍事力以外の手段によって状況の打開を目指すはずだ。と、
そのように私は考えた、わけなので御座います^^



そんな状況下にあって・・・幸いと言うか何と言うか。
丸裸同然の。がら空き同然の状態のまま放置されている地域が存在する。
言わずもがな。私達日本を含めたアジア情勢です。

この点についてロシアが気が付かないわけが無いんです。
日本もアメリカも。どちらも共にマトモな安全保障が無い。マトモなアジア戦略が無い。
何にも無い状態のまま、何もせずにボケッとしている、わけでしょう?^^;

重ねて申し上げます。
こんな絶好のチャンスに対して、今のロシアが気が付いていないわけが無いんです。
もう間違いなく。確実にロシアは現在のアジア情勢を正確に理解している。
だから、私はね。
ウクライナ戦線を小康状態で維持しつつ、必ずやアジア戦略で打開を目指す。と、
これこそが最もベターな。妥当な判断だろう。と私は確信を持って主張したんです^^;



ところがどっこい。・・・ロシアは完全に私の予想を超えてきた。

まっ。何となくそうなるだろうなぁ。とは私も漠然と感じてはいたんですが^^;
それでも実際に。本当の本当に予想を超えてくるとなると・・・いささかねぇ。
何だか呆然とする以外にはありませんよねぇ。

こんなにレベルが違うのか。
もう日本政府。自公政権。岸田総理なんて・・・完全にザコじゃねぇか。と、
そう私も思わずにはいられませんでした。ナハハハ^^;




さて。それでは、ここからが本日の本題で御座います。

現時点におけるロシアのウクライナ攻勢。戦線の拡大の動き。
不完全ながらも勝利と呼べる状況を作り上げた事。
果たして。
それがどれほどまでに大きな意味と価値を持つのか。その事についての話です。


これについて説明するためにも、一番最初に申し上げておく事があります。
それは戦術と戦略は違う。と言う点で御座います。

確かに戦術レベルにおきましてはね。
ロシアに対する批判材料。否定材料が多数存在するだろう事につきましては。
それは、まったくもってそのとおりだ。と私も同意見で御座います^^

実際のロシア軍の軍事戦術については、様々な意見があるでしょうし。
それは十分に議論の対象にもなるし、ロシアを否定する材料になるとは思うんですが・・・。
残念ながら、ここで注目するべきはそこじゃない。

まっ。戦術レベルでの是非につきましてはね。
もっと純粋に軍事関連のブログやら何やらで議論成されるべきかと思います^^;



でまあ、このブログは安全保障を論じるブログになるので、あくまでも戦略レベルの話。
今回のロシアのウクライナ攻勢。その勝利に対する意味と価値。
それを戦略上の。安全保障上の観点からの判断こそが最も重要である。と私は見ています。

それで、安全保障上の観点から考えるのであれば・・・完璧です^^;
十分に実現可能である。十分に許容出来るリスクである。との前提条件があるのならば。
私とて同じように今ここでのウクライナ攻勢を決断します。
その上で何らかの形。どんなものでも構わないから、何でも良いから勝利の獲得を目指します。
なぜならば。
それこそがロシアの戦略上の。安全保障上の重大な勝利に繋がるからです。


・・・うん。そうなんですよねぇ。
繰り返しますが、私の場合は十分に実現可能で、許容出来るリスクであるわけでさ^^;
今のロシアの状況を考えるのならば・・・本当に実行可能なのか?
本当の本当に許容出来るリスクなのか?どー考えても許容出来ないんじゃないか?と、
そんな風にね^^;
私も考えたので、今ここでロシアがウクライナ攻勢に出るとの予想をしませんでした。

だから、もう本当にね。ウソだろっ!?・・・です。うん^^;



いやぁ~。これねぇ。
こんな事を言うのは不適切かもしれませんけれど・・・。
第二次世界大戦でのヒトラーの気持ちが少しだけわかったような気がします。

いや、だってさ^^;
間違いなくソ連は苦しいはずだ。ここからの攻勢なんかに出られるわけが無い。と、
そう思っていたところからの、今回のような逆襲ですからねぇ。

ちょっとした豆知識ですが、ソ連によるスターリングラードでの勝利ってさ。
アレってさ。イギリスやアメリカから支援を受ける前の話ですからね?
もう純粋に。ソ連の実力だけでスターリングラードでナチスドイツを粉砕したんです。


それと同じような事が・・・今回に起こった。起こってしまった。
いやぁ~。怖いなぁ。ロシアはマジで怖いなぁ^^;
もしも私がウクライナ側の指揮官だったら、この時点で敗北を認めていると思います。
ああ。こりゃあもう勝てねぇわ。・・・です。うん^^;




いやいや、失礼しました。話を戻しましょう^^;

そんなこんなでロシアが手に入れた戦略上の勝利。
安全保障上の勝利とは何ぞや?・・・です、
これは明確に申し上げます。
ロシアと言うのは、ヨーロッパ各国に対して恐怖を与える事に成功したんです。

「いやいや、そこまでの事なのか。そこまでの勝利じゃないだろう。
不完全な勝利だと言っていたじゃないか。そこまでの影響など無いはずだ」

・・・うん。これはね。
ロシアと言うよりも、今現在のヨーロッパ情勢について見るべきなんです。
これはハッキリ言います。
現在のヨーロッパ諸国と言うのは誰もがみんな。現実を直視出来ておりません。
誰もがみんな。意図的に現実から逃避しております。




まあ、確かにロシアにも十分な要素はあるんです^^;

そもそもの話としてロシアは世界中から制裁を受けている状況でもあります。
直接的な軍事衝突こそ無いものの。
それ以外のあらゆる手段においてロシアは制裁による制限を受けている状態です。
そんな状態で2年間もの戦争状態を継続する事。
さらにトドメと言わんばかりに、今この段階においてまで。
多大な犠牲を覚悟してまで。物凄いリスクを覚悟してまで戦線を拡大し勝利した事実。

これだけでもロシアに対する恐怖としては十分過ぎます。
事ここに及んでは、世界中の誰もがロシアの強さを認める以外には無い。
仮にロシアが弱い。などと言ったところで、その主張の全てが無意味で無価値です。
無意味で無価値である。と、今の今まで戦い続けているロシア自身が否定しているからです。



しかし、です。

これだけじゃないんです^^;
うん。これだけだったらね。まだ私も別の評価をしました。
今回のロシアの勝利について、そこまで私も大袈裟に騒いだりしませんでした。

ここで問題になるのはウクライナの向こう側にいるヨーロッパです。
今のヨーロッパ諸国には、あまりにも問題が多過ぎるんです。
ロシアと言う対外的な問題と同じか。それ以上に自分達自身に大きな問題を抱えている。
その事実についてヨーロッパの人々と言うのは、意図的に無視を決め込んでいる。

それが・・・ヨーロッパにとっての命取りであると言うのに、です。




いや、これさ。別にそこまで難しい話じゃ無いんです^^;

ほら。日本などのアジア地域でも同じだったでしょう?
日米同盟を中核とするアジア秩序。アジアシステムが確固として存在したはずなのに。
それを日本もアメリカも。どっちも守ろうとするどころか自らの手で破壊してしまった。と、

それこそロシアとか中国などの画策。暗躍でも何でも無くてさ^^;
もう完全完璧に。
大自爆としか言いようがない形で、中核としての日米同盟が否定されちゃったでしょう?
その上で、さらに新しい安全保障についても何の議論すらもしていないでしょう?
日米両政府の誰一人としてマトモに安全保障について決断も行動もしなかったでしょう?

もうさ。どーしようも無い状態でしょう。今まさにさ^^;


これとね。ヨーロッパも同じなんです。
ヨーロッパ地域の安全保障体制。すなわちNATOについても瓦解寸前と言うか。
もう瓦解する事が確定してしまった。と私は見ております。
なぜならば。
NATOに加盟するヨーロッパ諸国が軍備増強をしようとしているからです。




うん。まあ、確かにね^^;
軍備増強それ自体については。NATO加盟国として軍事的負担を増やす。と、
そのような方針については極めて正しいんです^^
正しいんですけれど、それが本当に出来るのか?・・・と言う話なんです。うん。

それで、これは裏を返せばね。
逆になぜ今の今までヨーロッパ各国は軍備増強を後回しにしてきたのか。
なぜもっと早くに軍事的な負担を増やそうと努力しなかったのか。
その疑問が出てくると思うんです。


・・・いや、これがね^^;
日本みたいにさ。アメリカが。ディープステイトが足を引っ張っていた。と、
緊縮増税を続けさせるために日本の軍備増強を邪魔していた。・・・とかね^^;
そんな物凄い裏事情があるんだったらさ。それだったら十分に理解出来るんです。

ああ。そうか。それだったら軍備増強が遅れたのも仕方ないよね。・・・です^^;



でも、そうじゃないでしょう?
アメリカが。ディープステイトが邪魔したから軍備増強が出来ませんでした。と、
そういう事じゃありませんものねぇ?
だって、ヨーロッパの利益ってさ。ちゃんとヨーロッパ自身に還元されるように。
ディープステイトの支配体制から脱却する要素がありましたものねぇ?

・・・EUと言う組織を作ってさ。



これも改めての確認です。
ヨーロッパには大きく分けて2つの組織があります。
1つがNATOであり、もう1つがEUです。
この2つの組織は相互に密接に関係しておりますが、断じて同じものではありません。
それは、それぞれの組織の目的が違うからです。

NATOは主に軍事的。安全保障上の協力体制としての機能を主軸としており。
コレに対してEUとは経済的な協力体制。ヨーロッパ経済を主軸としております。

これによってね。
ヨーロッパ諸国と言うのは、軍事的にはアメリカに依存する状態でありつつも。
しかし、ヨーロッパ経済の利益はヨーロッパの物だ。としてアメリカを排除する。と、
そのような極めて都合の良い状況を確立させていた、わけで御座います。



・・・うん。実に羨ましい事で御座いますねぇ^^;

何しろ私達日本は軍事的にアメリカに依存するがために。
軍事以外の全ての分野においてアメリカに最大限に配慮をする。と、
アメリカからの命令。もとい要請を受け入れ続ける。と、
それこそ平成以降。米ソ冷戦以降においては日本経済を意図的に停滞させる。と、
そんな事までやって日米同盟を守ってきた。
日本の平和。ひいてはアジアの平和を必死で守ってきたのですから。


そんな私達日本からすれば羨ましいほどに。
いっそ理不尽に思えるほどにヨーロッパの方々は、我が世の春を謳歌してきました。
ええ。そうですとも。
グローバルスタンダードの経済至上主義においても、実に荒稼ぎをしていましたものねぇ。



さてはて。そんな我が世の春を謳歌なされてきたヨーロッパの方々でしたが。
・・・まあ、何事にも終わりと言うものがあるわけで御座います。
アメリカが世界の警察と言う地位を放棄して、パクス・アメリカーナが終わり。
必然的にグローバルスタンダードが崩壊している状況においては。
もはや今までのような都合の良過ぎる論理は通用しない、わけで御座います。

今までのようにアメリカに軍事の全て。安全保障の全てを丸投げした挙句。
自分達の利益だけは確保する。どこの誰にも渡さない。なんて陳腐な論理は通用しません。
そんな状況下でロシアの存在。その脅威。恐怖が激増している、わけです^^;

コレに加えてトランプさんまでもが、軍事的な負担増を受け入れない国家を守らない。
NATO加盟国だろうが何だろうが知らん。との発言まで出てくる始末です。
さぞやヨーロッパ諸国は恐怖に震えている事でしょうとも^^;



さあ。ここです^^;

改めて申し上げますが軍備増強それ自体は正しい。とても正しいのです^^
私達日本の軍備増強が正しいように、ヨーロッパ諸国の軍備増強も正しいのです。
ですが・・・そうは問屋が卸さない。

日本の軍備増強とヨーロッパの軍備増強。
やる事は同じでも、そこに含まれる意味合い。その結果はまったく違うんです。
ただ軍備を増強すれば終わり。軍事的な負担を増やせば終わり。と思ったら大間違い。
そして、この事実。現実をヨーロッパの人々と言うのは意図的に無視しているんです。



あの・・・まっ。日本の場合は簡単なんです^^;

だって、日本はアメリカによって意図的に制限された状態だったから。
平成の時代から今に至るまでの30年間。ずーっと緊縮増税を続ける。と言うような。
もはや狂気としか言いようがない財政政策。デフレ政策を実行する事によって。
それによって日本経済は、日本政府の手によって停滞させられていた状態にあります。

だったら、話は簡単です^^
その日本政府による経済停滞をやめてしまえば良い。
緊縮増税路線を転換する事で、それだけで日本経済は復活出来るし国力も増強出来る。
それによる軍備増強。軍事的な負担増を受け入れる事は、そう難しい話じゃないんです。

・・・むしろ逆にね^^;
私達日本ほど容易に軍備増強が出来る国家は、世界中を探しても他に無いでしょう。



でさ。

それじゃあヨーロッパにも同じ事が出来るのか?と言えば・・・。
そりゃあ無理ってもんでしょうよ。ねぇ?^^;

そもそもヨーロッパは長い間。ずーっとNATOの上に胡坐をかいてきた状態です。
そんな状態が永遠に続く。とヨーロッパの人々は勝手に思い込んでいた。
だから、今ここで軍備増強。軍事的な負担増を受け入れる事が何を意味するのか。
その事についてヨーロッパの人々は正確に理解出来ていない。


・・・もう一度言いますよ?
私達日本は意図的に制限されてきたんです。緊縮増税をやらされてきたんです。
そのため計画的に日本経済は停滞させられてきたんです。30年間もね。
なので、その制限を取っ払えば。緊縮増税をやめてしまえば日本経済は発展。拡大する。
それによって日本の国力は間違いなく向上する。

つまり、私達日本と言うのは負担ゼロで軍備増強が出来るんです。
だって全ての原因は日本政府の。財務省の財政政策が悪いだけ。なんですからね^^;
なので、今の岸田総理が主張するような。
軍備増強をするために増税する。なんて論理は何一つ必要無いんです。



でも、ヨーロッパは違うでしょう?
十分に今まで利益を獲得してきたでしょう?
獲得した利益をさ。全て自分達の利益として享受出来ていたでしょう?
それが出来なくなるんです。
つまり、ヨーロッパの軍備増強には増税が必要不可欠なんです。

・・・なに?国債を出す?
ああ。なるほど。確かに十分にあり得る話ですね^^;
何しろヨーロッパには。EUには世界が認めるハードカレンシーたる『ユーロ』があります。
アメリカのドルや日本の円に匹敵するほどの信用度の高い国際通貨がありますからね^^
このユーロ建て債券を発行する事によって、それによって実質的な負担ゼロで軍備増強。
NATO加盟国による軍事的な負担増を担う事は十分に可能でしょう^^

でも、それは・・・EUが。ユーロが維持出来れば、の話だって理解していますか?



ヨーロッパの方々や。
これが平時であったのならば。平和であったのならばね。
なるほど。ユーロ建て債を出す事によって、それによって大抵の事は実行可能でしょう。
でも、今はそうじゃ無いでしょう?
目の前のウクライナにおいて、ガンガン戦争が行われている真っ最中でしょう?
それも終わりの見えない戦争が続いている真っ最中でしょう?

これってさ。
そのままEUの。ユーロの信用不安に繋がる状況だ。って事がわかっておられますか?



・・・聞くところによると。
何でもウクライナをEUに加盟させるそうですね。
ウクライナと一蓮托生を覚悟する。と、そういう事みたいですけれど。
それはウクライナのリスクをEU全体が。ヨーロッパ全体が背負い込む。と、
そういう事になるわけですけれど・・・その覚悟って出来ているんですか?

今ここで終わりだ。と思ったら大間違いです。
軍備増強は出来た。だから、安心だ。・・・じゃないんです。

今後もウクライナは支援してくれ。と言い続けますよ?
今後もロシアは戦争状態を継続し続けますよ?
つまるところ。
どこまでも軍備増強を続けても、どこまで支援を続けても。
まったくもって終わりの見えない泥沼の状態に突入していく。と言う事でもある。

それでさ。
果たしてヨーロッパはEUを。ユーロを維持出来るのかな?



ヨーロッパの方々や。
貴方達は、今まで貴方達の問題を利益によって対処してきた。
お金の力で。利権の力で解決してきた部分が非常に多い。

・・・いや、違いますか。
解決していないけど、表面化させていなかった。だけだったかな?^^;
少なくとも。
私は世間一般の認識よりも遥かにね。ヨーロッパに対する評価を低くしております。
ヨーロッパの将来は極めて悲観的である。と考える立場だと言ってもよろしい。

今後ヨーロッパ情勢が悪化する事はあっても改善する事は無い。
それゆえにユーロにつきましてもね。
現在の価値が保持されるか否か。極めて疑わしい。と言うのが私個人の見解です。




でまあ、さらに言いましょう^^;

ロシアには選択肢があるんです。
・・・まあ、仕掛けるカードがあるとでも言いましょうか^^;
今以上にヨーロッパを追い詰める明確な手段がある、わけで御座います。

その手段とは何ぞや?

うん。それについては、このブログで既に述べております^^;
つまりは、以前に私が今後ロシアが仕掛けてくるだろう対日戦略について。
それについて書いてきましたでしょう?
それを、そっくりそのままヨーロッパに対してブッ込むって事です。うん^^;



これまた改めての確認です。

私が主張したロシアのアジア戦略。対日戦略について。
それは、ひとえにロシアの恐怖を背景としたもので御座いました。

ロシアが北朝鮮との関係を密接にする事によって。
それによって北朝鮮の脅威を増大させる。手始めの韓国を攻略し、
それらの事実。恐怖を背景として日本に対して猛烈な圧力をかける。と、
ロシアの伝家の宝刀。アメとムチを駆使して日本を攻略しようとするだろう。と、
とまあ、大体そんな感じがロシアの対日戦略だと私は申し上げました^^;

・・・コレと同じ事をヨーロッパに仕掛けるんです。

今回に取り上げているロシアのウクライナ攻勢について。
それによるロシアの勝利と言うのは、それが仮にどれほど不完全なものだったとしてもね。
明確なロシアの恐怖として十分に機能するものです。
ヨーロッパに対する圧力。アメとムチを仕掛ける前提条件が成立している。と、
そのように見てよろしいでしょう。



さて。それでは具体的にロシアはどのようにヨーロッパに圧力をかけようとするのか?

これについても日本の場合と同じだ。と私は申し上げておきます。
ロシアは現状に対する不平不満を煽ります。
すなわち現在のヨーロッパ情勢に対する不平不満。あるいは不安と恐怖を煽り。
それによってヨーロッパ中を混乱させようと画策するでしょう。

「・・・そんな簡単に出来るのか?」

そんな簡単に出来ますとも^^
なぜなら、ロシアが懐柔しようとするのはヨーロッパの右派。保守勢力だからです。



しつこいようですが、私が述べた対日戦略と基本的には同じなんです^^;
ロシアが懐柔しようとするのは右派。保守です。
それこそ祖国防衛に燃える愛国者などであれば、最も狙い目と言えるでしょうね^^;

・・・ああ。もちろん左派。リベラルに対する懐柔もあり得るでしょうね。
ウクライナの問題に介入し続けて、なぜに自分達がその負担をしなければならないんだ。
なぜロシアと戦うために自分達が負担しなければならないんだ。・・・みたいな。
そんな立場の国家だってヨーロッパには少なくないでしょうからね。

今はまだ何も言わずとも、近いうちに必ずや和を乱す国家が出てくる。
お金などの利益によって団結出来ている今のヨーロッパ諸国も。
あと数カ月とせずに四分五裂する事が目に見えていますから。
ですので、それを考えればロシアは左派。リベラルに対する懐柔もするでしょう。

・・・日本の極左と違ってアメリカが背後にいるわけでもありませんからねぇ^^;
だから、十分に懐柔する事は可能でしょう^^



ただメインとなるのは、やはり右派。保守です^^;
私がロシアの立場であれば、まず間違いなく右派。保守を切り崩しにかかる。
なぜかと言うと、これから先のヨーロッパでは移民。難民問題が爆発するからであり。
ヨーロッパを分断。崩壊させるのが右派。保守であるからです。


・・・いや、だってさ^^;
今までだって移民だの難民だのを受け入れる事で相当な負担をしてきたんですよ?
ここで、さらに軍事的な負担をします。なんて話が出てくるわけでさ。
一体どこの誰が納得するって言うんですか?

納得しませんよ。誰もね。

まっ。それ以前の話としてもヨーロッパの人々は移民。難民の本当の恐ろしさ。
その事実。現実についても意図的に目を背けています。
特にフランスとドイツについては致命的だ。と言ってもよろしいでしょう。




あの・・・これはフランスやドイツに限らずとも。
ヨーロッパの全ての方々に申し上げる事なんですけれど・・・。
今のイギリスのスナク首相を見てさ。何にも思うところは無かったのかな?
もし万が一にも。
何も思わなかった。と言うのならば貴方達の衰退。滅亡は必定で御座います。

・・・私が仮にヨーロッパの、それも白人の人間だったとすれば。
イギリスのスナク首相が出現した時点で、自国の滅亡を強く予感したでしょう。



まあ、何が言いたいのか?と言いますとね^^;
それが果たして自分達の国家でも成立する話なのだろうか。・・・と、
そのように一度でも考えてみた事はありますでしょうか?

「フランスで成立するだろうか?あるいはドイツで成立するだろうか?」

率直に申し上げますが、私は無理だと思います。
インド系フランス人がフランス首相になる。あるいはインド系ドイツ人がドイツ首相になる。
・・・無理でしょう?もう絶対に無理でしょう?
どれほどまでに正当な。極めて民主的な選挙によって決まった。のだとしてもさ。
それを絶対に認めない。と言い出すフランス人やドイツ人を容易に予想出来るでしょう?



ん-。どうか逆に考えてみて下さいませ^^;
なぜイギリスではスナク首相が成立する事が出来たのか。それが可能だったのか。
有色人種の。インド系イギリス人が英国首相になる事が出来たのか。
この理由は1つ。国体の差です。


イギリス首相がインド系イギリス人の、有色人種だとしてもイギリス人は受け入れます。
なぜなら、それは所詮イギリス首相でしかないからであり。
それ以上の存在がイギリスと言う国家には存在しているからです。

そうです。それがイギリス王室です。
現在のチャールズ国王を中心とする英国貴族が国家の中核に存在する。
確固としてイギリスの国体を守っている。
この事実があればこそ、イギリス人は現在のスナク首相を受け入れる事が可能だったんです。


でまあ、それと比較するとフランスとドイツと言うのは、その国体が極めて脆弱です。
どちらも英国王室のような確固たる。盤石たる国体が存在しません。
であればこそ。
フランス首相。ドイツ首相は文字通り自分達のトップになってしまうんです。
そんなトップとなる存在が有色人種の人間ともなれば・・・。
これに過剰な拒絶反応を見せるフランス人やドイツ人は非常に多くなるでしょう。

・・・まっ。閣僚の大臣クラスであれば我慢するでしょうけれど。
首相。あるいは大統領になってしまえば、これはもう完全にアウトでしょう。
そんな事になればフランスもドイツも国家そのものが分裂してしまう事でしょう。


これをねぇ。

これを予想出来なかった時点でフランスもドイツもレベルが低過ぎる。
・・・私がフランスを絶対に列強国として認めなかった理由も、この辺りにあります。
偉そうにふんぞり返っている割には政治。国政に関する認識。見識が無さ過ぎる。



今更の話ですけれど、最後のフランス王ルイ16世は立派な人でしたねぇ。
殺すべきでは無かった。フランス王室も終わらせるべきでは無かった。
・・・まっ。何を言っても詮無い話です。






さあ。これを、です^^;

ロシアが見逃すわけが無いですよねぇ?そりゃあさぁ・・・。
つまり、右派。保守の立場から愛国心を論じていくのならば。
最終的には必ずや内部分裂を起こして破滅する。と言う可能性がね。
今現在の全てのヨーロッパ諸国には潜在的に存在している、わけで御座います。


うん。念のために改めて確認しますよ?
ヨーロッパ地域ではNATOとEUの2つの組織が存在していました。
NATOでは軍事的。安全保障上の協力体制として。アメリカに依存するための組織。
EUでは逆にヨーロッパ経済の利益を確保するために、アメリカを排除するための組織。

この2つの組織を都合良く扱う事によって。
それによってヨーロッパと言うのは米ソ冷戦以後から荒稼ぎしてきたわけであり。
その荒稼ぎした利益によって、それによって様々な問題を対処してきた、わけですね。


でも、それが出来なくなるんです。
なぜなら、もうアメリカは世界の警察では無いから。パクス・アメリカーナが無いから。
今までのようにアメリカに依存し続ける事は出来なくなったし。
今までのように荒稼ぎをする事も出来なかった。
よって。
今までのように様々な問題を利益で捻じ伏せる事も出来なくなった、わけです。


そんな状況下での際限の無い軍備増強。軍事的な負担増からの。
これまた際限の無いウクライナへの軍事的な支援であり。
そのウクライナのEU加盟によるユーロの信用不安。
それらの事実に加えての、これから先に仕掛けてくるだろうロシアからの圧力。


いやぁ~。なかなかに大変ですよねぇ^^;

でも、仕方ありませんものねぇ。あれだけ説明して警告したと言いますのに。
ウクライナには手を出すな。ロシアと和解しろ。対ロ制裁など馬鹿げている。と、
何度も。何度も申し上げたのに、それを無視し続けたのは、貴方達だ。

もう完全完璧に自業自得だ。仕方ない事ですものねぇ?





さて。最後にまとめとして・・・ロシアが手に入れたものについて、です。

何度も指摘したように。
今現時点でのロシアによるウクライナ攻勢。戦線の拡大と言うのは。
これは非常にリスクの大きな決断でした。

・・・少なくとも、私では絶対に出来ない決断でした^^;


でも、それをロシアはやったんです。やってのけたんです。
リスクの大きさの分だけ、リターンも大きい。成果は非常に大きいのです。
その成果とはヨーロッパに恐怖を与える事か?それによって圧力をかける事か?

いいえ、違います。それでは半分です。
ロシアが獲得した成果とは、もっと大きなものです。
それはアジアとヨーロッパの両方の主導権をロシアが掌握した。と言う事です。

・・・ロシアが何かをするだけで、それだけでアジアとヨーロッパの両方が動く。と、
そんな冗談みたいな状況が出現してしまった、わけで御座います。




いやぁ~。これさぁ・・・。
まさか。まさかではあるんですが、もうコレ以外に説明のしようが無いです^^;
もう本当に、無理だ。
ロシアの独壇場になる。と私は以前に指摘した事がありますが、本当にそうなるでしょう。
ちょっと手の打ちようがありません。


ん-。まあ、そうだなぁ。
日本もアメリカも、そして、ヨーロッパもね。全部がバカだ。と^^;
そんな風に言ってしまえれば楽ではあるんですけれど。
でも、それらを考慮したとしても・・・ん-。やっぱりねぇ。
根本的な理由としては、ロシアが強かった。と言う結論になってしまうでしょうねぇ。

世界中の誰もがみんな。ロシアを過小評価した結果。
その結果が今だ。と考える以外には無いでしょうねぇ。やっぱりさぁ・・・。


・・・私もそうでした。
ロシアを過小評価などしない。と心に決めていたんですけれど。
それでも・・・私もロシアの強さを見誤っていたようで御座います。
まったくもって恥ずかしいばかりだ。いやはや。



それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^











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最終更新日  2024年02月23日 08時38分51秒
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