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2023.01.16
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 日本では昨年11月から「COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)ワクチン」の5回目接種が本格化、12月に死亡者数が増えるのではないかと懸念されていたが、実際、そうした事態になっているようだ。





 COVID-19騒動は2019年12月に中国湖北省の武漢でSARS(重症急性呼吸器症候群)と似た重症の肺炎患者が見つかったところから始まる。SARSは2002年11月から03年7月にかけて中国の広東省や香港を中心に8000人余りが感染したと言われている。「世界的な感染爆発」とは言えない。

 今回、武漢で肺炎患者が発見されると、SARSを押さえ込んだ中国軍の陳薇が対策を指揮する。イギリスやアメリカで学んだ疾病預防控制中心(CCDC)主任、高福ではなかった。​ 陳薇はSARSの経験からキューバで研究が進んでいる「インターフェロン・アルファ2b」を試したところ、今回も有効だった ​。この薬はリンパ球を刺激して免疫能力を高める効果があるとされ、吉林省の長春にこの薬の製造工場がある。

 そのほか駆虫薬として知られているイベルメクチンが有効だということはメキシコの保健省と社会保険庁が実際に使って確認、また抗マラリア薬の​ クロロキンがコロナウイルスに対して有効だとする論文 ​が2005年8月22日にウイルス・ジャーナルというNIH(国立衛生研究所)の公式刊行物に掲載された。

 COVID-19の病原体はSARS-CoV-2(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2)だとされているが、このウイルスはSARSと違い、世界規模で感染が拡大したことになっているのだが、武漢で発見されたような肺炎患者が全世界に現れたわけではない。当初、風邪やインフルエンザのような症状が現れるとCOVID-19の感染者として扱われ、しばらくするとPCR(ポリメラーゼ連鎖反応)検査の陽性者を感染者だと呼び始める。そこから「無症状感染者」という概念が現れた。陽性者の8割から9割は無症状感染者だとも言われている。定義の変更がなければパンデミックだとは言えなかったのだ。

 しかし、PCRは特定の遺伝子型を試験管の中で増幅する技術であり、診断に使うことは想定されていない。この技術を開発、1993年にノーベル化学賞を受賞したキャリー・マリスもPCRを病気の診断に使うべきでないと語っていた。

 増幅できる遺伝子の長さはウイルス全体の数百分の1程度にすぎず、増幅の回数(Ct値)を増やしていけば医学的に意味のないほど微量の遺伝子が存在しても陽性になる。偽陽性を排除するためにはCt値を17以下にしなければならず、35を超すと偽陽性の比率は97%になるとも報告されている。

 COVID-19騒動では恐怖を煽り、「ワクチン」接種を宣伝していた有力メディアのひとつ、​ ニューヨーク・タイムズ紙は2007年1月に掲載した記事で、PCRのような高感度の簡易検査は「偽パンデミック」の原因になる可能性があると警鐘を鳴らしていた ​。

 アメリカではCDC(疾病予防管理センター)がFDA(食品医薬品局)に「2019年新型コロナウイルス(2019-nCOV)リアルタイムRT-PCR診断パネル」のEUA(緊急使用許可)を発行させていたが、2021年7月、このパネルを同年12月31日に取り下げると発表した。コロナウイルスとインフルエンザウイルスを区別できないからだという。大昔から蔓延していた「旧型」コロナウイルスと「新型」コロナウイルスの区別もできないだろう。

 こうした怪しげなCOVID-19を理由として「ワクチン」の接種が始まると、深刻な副作用が顕在化する。血栓に伴う病気、心筋炎をはじめとする炎症、体の麻痺、免疫の低下、卵子や精子へのダメージなども明らかになった。今後、どのような副作用が現れるかは不明だ。

 そうした副作用を引き起こしている「COVID-19ワクチン」だが、製品のロットによって副作用の現れ方が違うと指摘されてきた。​ 早い段階から指摘していたひとりがファイザーで副社長を務めていたマイク・イードン ​である。政治家、官僚、医療関係者で「ワクチン」を接種していない人は少なくないようだが、安全なロットに関する情報を持っているなら、接種のパフォーマンスをすることが可能だろう。















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最終更新日  2023.01.16 01:38:06


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